マグロ好きになっったのはホーチミンに来てからのこと。特にこちららのお店があってこそ!たまの贅沢、魚好きな大切な人のおもてなしに、推し!
ワタクシとマグロ
日本にいる頃、あんまり仲良く無かったんですよ。
土地柄もあっただろうし、単に私がそんなに良いものに出会えてなかった、またはお金をかけていなかったこともあるので、決して日本に良いマグロがないとか言いたいわけじゃない。
それが、今は無くなってしまた、
↑このお店で、びっくりするようなマグロを食べて、「え、マグロってこんなに美味しい?!」となり、
紀伊勝浦に行った際には(食べてみるか。。。)と消極的ながらお手頃価格だったので試してみたら、
もう丼の中に沈没するかと思うほどの美味しさに驚愕。
この頃あたりから(え、もしかして自分マグロ、好きなんじゃね?)となってきた。
でもこの時点でもまだ、Maguro Studioさんには行けてなかったんですよね。一時期、確かおまかせだけの頃があったんじゃ無かったかな。
ひと頃のおまかせブームに辟易してまして(高っかいのに食べられるものがない、という経験を続けていくつもした)忌避してたんですよね。しかし、先ほどご紹介したShokuというお店も、
↑このイベントでも、Maguro Studioのシェフと遭遇。
そして、とりあえず私、この人の料理を楽しんでるなあ、と自覚。
そして聞けば、Maguro Studioさん、アラカルトも始められたという。いや、このシェフならおまかせでも食べてみたい。そんなことを思っていた時に、イベントのお知らせがあって行ってみたんですよ。

そしたらそれがすごかった。
割と定期的にやってるみたいだから、レポしとくね。都度趣向は違うと思うけど、ここ、行って損はないと思うわ。
イベントのマグロ三昧
場所
場所は、Sheraton Hotelがある通り。
あんまり派手派手しくしていないけど、もう何年あるかなあ。結構長いよね。もう4〜5年にはなるんじゃないか。
コロナでわちゃわちゃしてる頃に名前を聞くようになったので、大変そうやなーっと思いつつスルーしてた😅

上はホテルか何かかな。
そのロビーの下、地下ではないのだけど、ビルによっては駐輪場を構えるような位置付けのスペースに上手にお店を作ってらっしゃる。
マグロ解体ショー
で、この日はイベントだったので、目の前で大きなマグロを下ろしていくんです。私は2巡目の入店だったので、丸ごとのマグロは見れませんでしたが、それでも大きい。

そんなものを目の当たりにしながら、マグロの前菜三種。
これが小憎らしい手が入っていて大変美味しい。
部位も違えてあるので、それぞれに味わいが違う。

最初のペアリングは、西の関だー!
私の好きなやつ!
でも初手に持ってるのはいい度胸w
まあ脂ノリノリのマグロだしな。

うまいうまいと、ウホウホしている間にも、目の前のマグロがザックザックっと裁かれていく。その手際が良くて、しかし大っぴらに声上げたり、これ見よがしなことはせず、楚々と進められているのが印象的。
イベント、といっても、派手やかしいことをそういえばしてなかったな、Shokuさんでも。

というか、まぢで前妻からフルスロットル。
マグロオンリー。
でも初手に持ってきた酒もだけど、この脂。。。
この後に色々続くんだよね?

で、2品目にして持ってくるのが、メロンのキムチ。
Shokuの時代も、自家製でいろんなお漬物を漬けてたけど、このキムチが絶品。
ちょっと異色の組み合わせに思われる方もおられるかと思いますが、生ハムメロンで、塩気とメロンの組み合わせは証明済み。それのキムチ版と思ってもらえたら。

口を変えつつ、素材の旨み・重さを失速させずの絶妙な切り替え。
そして、刺身。
見て。

もうね、これ誰か絵が上手な人に描いて欲しい。
金の額縁に入れて飾るわ。美しい。
ペアリングのお酒は、南部美人。
いいね、こうやってカード添えてくれると、後で記事にするとき、楽だわー。

あ、美味しいですよ?
そんな心配そうにこっち見なくても、楽しませてもらってますってば。どうぞお気兼ねなく。
こっちは目を離せないけどなあ!!!
うはああああ!綺麗!
こんなの、日本で食べたらいくらすんねん!!
いや、その日本からこっちに入ってきてるわけですが。。。
日本だといいマグロは良いお店に貰われていくので、付加価値のつき方がえげつないのよな。もっちろんそれだけの腕を持った職人さんのところにいくので、当然だろうとは思うのですが。。。
腕はいいけど、その付加価値の部分で、ホーチミンだと調整をしてくれてるのかも。こんなレベルのマグロを出す店に行くことが、日本ではまずできないのでありがたい限りだ。

うんまあああああ。。。。。。
一人、だったんですよ。この時。だけど全く気にならなかった。
もう美味しさを堪能するのに大忙しだったので、人がいてくれても話す余裕がなかったかの知れない。
そして、寿司。

すまない。
細かい写真は撮ってないんだ。
あまりの美しさに呆然として、夢現で食べていたら消えてしまった。。。
ここの店はね、Shokuの時もそうでしたが、シャリがとても素晴らしい。
おそらく高額なお店のシャリには美味しいものもあると思うのだけど、私の手の届く範囲だけでいうと、高価格帯のお店でも米をまともに炊けていないケースがあったりする。
そんな中で、ここのシェフはシャリを食わせる貴重な方だと思う。
ちなみに、ベトナムの方です。
ここで一拍、火の入ったものを。
すき焼き風の焼いたマグロ。
この黄身の色は、光卵さんですかね。

またほぼ満席のイベントで忙しいにも関わらず、カウンターの中の人たちの手が一才弛まないのがすごい。このマグロの火入れもお見事でした。
ここで出てきたお酒、私は存じませんでしたが、ちゃんと合わせてきてる。
ベトナムでは日本酒のチョイスが限られていることが常なので、その中からやりくりしているのだと思いますが(選べるだけありがたいのですが)、ソムリエさん、と言っていいんだろうか。よくよくお勉強されっていらっしゃるとお見受け。

しっぽ。

そして、肉ぅ!
こちら、和牛も扱っていらっしゃるのですが、ここで出してくるカツサンド。もおちろんおい惜しいのだけど、これも脂を楽しむものだ。
そこまでのマグロと、Fattyな和牛。
区別がつかない人はいいないと思うけど、なんというシームレスな切り替えかw

いやもうカッコつけるつもりはなかったけど、まぢ拍手出たw
艶かしさと繊細さ、そして楚々とした手際から繰り出されるなんともいえない色気のある味。こりゃすごい。
驚くべき事実
ここまででコースは終了。
本当に大満足だったのですが。。。
なんか、周りがめっちゃ追加を頼んでる。
このコース自体もお安いものではありませんでした。2,800kだから1.7万円くらい。自分的に金額だけ見ると大贅沢。

↑あまりにも美しいですが、加工してません
ただ、内容を思うと、非常にお得だったと思う。
同じ内容を東京のええとこで頂いたとしたら、到底こんなもんではすまなかっただろう。大満足である。量も十分だったし。
しかしお店の方は、私にも他のオーダーを勧めてくる。
やー。。。結構お腹はいっぱいなんだが、やっぱり内容考えると、ここで追加オーダーするのが礼儀かな。。。じゃ、じゃあお刺身をちょっと。。。
オーダーしあら出てきたのがこれ。

ちょっ、多いって😅
と思ったけれども、出てきたものは仕方ない。

椀ものを挟みながらゆっくりいただく…
って、なんという丁寧な鰹のお出汁!
私、元は鰹のお出汁が得意じゃなかったからこそ、敏感なのです。
丁寧なものとそうでないものの違いに。
ここの、美味しい。。。

そして、デザートはさっぱりと果物で〆。

で、お会計の時に、追加分が入ってないことに気がついて、「追加分が加算されてませんよ」とお伝えしたら。。。
なんと。
この日のイベント。
一通りのコースを終えた後は、それまでに出てきた皿のどれでも、いくらでも、
食べ放題
だったそうですよ。
は?
マグロの、食べ放題?
しかもあのレベルの?
は?
もちろん食べる側のキャパがあれば、ですが。。。
アホほど安いやん😅
まあ私はせいぜいお刺身を追加した程度でしたが、なんならコースの最初からもう一回やり直してるんじゃね?ってくらい頼んでる人もいましたw
なーんてこった!!!
これまでの実績を知らないので、ここのイベントがいつもこうかはわからない。でも次回のイベントの告知を目にしたら、ぜひコンディションをしっかりと読み込んでみてほしい。
額面はそれなりでも、もしかしたらとんでもなく価値のあるイベントになっているかも知れない。
え、すご。
単品・大トロ炙り丼食べてみた
で、後日。
ランチがあると思って行ったら、休日中でランチやってなかった。普段も平日だけなのかな。
しかし口はすっかりマグロ。
ということで、レギュラーメニューの中にある丼ものを見てみたら。。。

あるには、あるな。
ってか、ここ。
〆のメニューこんなにあったんか。
価格見て一瞬サーモンに逃げようかと思ったけど、この日は休日。っして連休でも旅行に行けない理由もあって居残り組だったので、ここはちょっとええもん食べよう、ということで、Grilled Otoro Donというのにしたよ。奮発!
そしたらこれが大正解だったのよーっ。
見目は決して派手じゃない。派手じゃないんですが。。。
見る人が見ればその質の良さが華やかさとして移ることかと思います。
うおお。これが6枚とかあんの?それだけで代金取られても文句言えない堂々感。

写真じゃちょっとわかりにくいかもですが、ぱっと見は少しこじんまりに見えるんです。人によっては(少なっ)と感じるかもしれません。
そもそもが夜あれこれと食べた後の〆に当たるものだしな。
しかし、ですな。

美味しさ指数が半端ない!!!
特にやはり、ここはシャリが美味しい。なんならシャリだけ延々と食べられる。
赤酢さえ使っておけば「うまいシャリなんやで」という風潮が私はあまり好きじゃないんだが…(白しろシャリが生きるネタにまで赤シャリ使ってたり、ただ赤酢使ってるだけで米酢の配合が危うかったり)
そうだよね、赤酢ってこうやって作るよね、というのを改めて知らしめてくれるというか。

そこに、軽く、ほんの軽く炙られた大トロ。
脂がフ…ッと緩んで滑らかさを醸すだけでなく、そもそもが鏡面みたいに仕上げられた包丁で切りつけられてるお刺身。
一体何が口に入ってきたのかと思われるほどの滑らかさ。

それでいて、味は舌を滑るのではなく、ゆっくりと、シャリ大津積み込んだ後に上ことで、それらがゆっくり混ざる。シャリの温度にまで気を遣ってくれているので、完璧だ。
最初は少なく見えた。その量も、旨味の重さに、食べ終わると、あーこれでちょうどよかったのだなぁと納得の設計。
お味噌汁は以前別の店で頂いたときには思ったけれども、カツオが非常にバランスよく引き立てられていて大変おいしいお出汁。

ベトナムでは、器に直接口をつけて食べるとしないマナーがあるようなので、お味噌汁にも、レンゲがついてくることが多いです。
日本人としては苦笑される方もおられますが、後に行って和合に従え。この日は周りにベトナムの方ばかりだったので、倣って私もレンゲでいただきました。
食べ終わりましたのですが、ちょっと感動してしまって、席を離れられず、気持ちを宥めるためにアイスクリームを注文。
この日は、ゆずと抹茶とヘーゼルナッツがあったのですが、ヘーゼルナッツをピックアップ。
すると、何かゼリーのようなものも付いてきました。

アイスクリームもおいしかったのですが、なんとこのゼリーがですね、とあるものでできている。ほとんどアルコールは飛ばされていると思いますが、お酒が完璧に無理、またはお子様は控えられた方が良いかもしれません。
とてもおいしかった。

アイスクリームは、魚の油を堪能した直後だったので、さっぱりとするゆずがやっぱりよかったかなぁと思ったのですが、少しコクのあるヘーゼルナッツのアイスクリームを食べても手を、このゼリーでお口がさっぱり。
うーん。
できてから、もうかなり長く経つお店に対して今更大騒ぎするのも恥ずかしいことですが、こんなにいいお店だったっけなぁ。
例えば、この日のメニューは、グランドメニューから選んだものなので、ランチにしてはもちろんちょっとお高めです。
しかし、連休中にどこにも行かなかったと言う大義名分があったのと、ちょっとお疲れ気味だったので、何か確実においしくて良いものを食べたい。そんな気持ちがあったので、全くもって正しい回答でした。
日常であれば、お仕事で大事なことをもてなしたいが、そんなに大仰にするまでもない。しかし、ローカルのご飯と言うわけにもいかないと言った場合に大変頃合いなのではなかろうかと思われる。
残念ながら個室等は無いようですが、1部だけ4人席をカーテンで仕切ってもらえるところもあります。そういう意味では、VIP待遇は難しいかもしれませんが、お味の上で素材の上でおもてなしとなると非常に使い勝手の良いお店かと思います。
次回セットランチも、食べに行くぞー!
ちなみに
総シェフの話が出たので、もしかしたら板場を探される方がいらっしゃるかもですが、多くの場合、特にランチタイムは、総シェフは他の店舗やミーティングなど、お忙しくされていることが多いです。
結果としてこちらのお店の頂に立つ方は、白い作業着をシャキっと着られた、ベトナムの方にしてはとっても背の高い職人さんのお仕事になることが多いです。多分ひと目見たらすぐにわかる位には背が高い。
この方、決して仕事中に逆にお愛想言えるタイプでは無いのですが、黙々と確実に無駄なくお仕事をされる。
私はよくカウンターに座るので、そのお仕事ぶりを目の当たりにすることがあるのですが、実に実直、実に職人。必要なことを滞りなく、速やかに美しく仕上げる。ベトナムの方によるこういうお仕事ぶりを見られると言うのも、いろいろな意味でわたし的には価値がある場面。
Maguro Studio、と言う店名の響きに、いささか抵抗感を覚えたことがあると言うのは事実ですが、今ではすっかり大ファンになっております😁

お店情報
Maguro Studio
19 Dong Du, Ben Nghe, Sai Gon
Time: 11:00 – 14:00 / 17:00 – 22:00
Spent: 800,000vnd/person(レギュラーメニューの単品丼を食べた際)






コメント