どのお家にも定番家電アイテムってあると思いますが、我が家でにあるものの中の一つが、Magic Bullet。話題に出すと「買おうか悩んでるんですよねー」という声をいただくので我が家での使い方のあれこれなど。
マジックブレッドではありません
正式名称は Magic Bullet 。
たまに「マジックブレッド」って言われてる方がいるのですが、それじゃ魔法のパンになっちゃう。それはそれで美味しそうだけど…(笑)
そんなの些細なことじゃないかー、と思われるかもしれませんが、違う名前だと正確な検索ができないし、それでもGoogleさんは親切なので、
「マジックブレットではありませんか?」
と聞いてくれたり、類推される商品を表示されたりするのですが、的確・ベターな選択肢が減るかもしれません。
まあ、Magic Bullet で検索しても、その名の通り「魔法の弾丸」とか出てきたりするんですけどね(笑)
こういう言い間違いって結構あって、誤字の女王ワタクシに言われるのも心外かと思いますが、「ピザのクラフト」とかもあるなー(正しくはクラスト)。元の意味がわかってないとやらかしがち。
私がやってたら是非、笑って指摘してやってください(-人-)
どういう代物?
カテゴリーとしてはコンパクトミキサー、になります。
ジューサーミキサーはちょっと場所を取りすぎる感。フードプロセッサーは、ある程度の大きな容量がない時は使いづらい。
その中間よりもかなりコンパクト寄りなのが、マジックブレット。日本だと、Shop Japanさんがお取り扱いになってます。
https://www.shopjapan.co.jp/products/MGTD-00000/
もちろんいろんな通販サイトでも出てるとは思うんですが…ベトナムにもあります。Lazadaでゴロゴロ出品されてる。ただ…
日本の販売価格に比べると、1/3くらいだったりするんですよね(・∀・;
なので本当に正規品かどうかはわからないのですが、見る限りはそれらしいものが販売されているようです。
かなり昔にホーチミンのデパートで実演販売してるのを見たことがあるんですが、その時でも1,000kくらい、つまりは日本の半額くらいだったんですよね。
実演販売してたから本物、とは言い切れないのですが、それも見た感じでは自分が使ってるのと遜色なかった記憶。
そう、我が家は結婚したときに買ったのですが、もう14年、保ってますね…。
日本で買ったものなので変圧器を使わないとだし、毎日使ってるものなので壊れたら困る!と、予備まで買ってるのですが、予備のパーツの一部こそ使えど、メインモーターの部分はずーっと使わないままスタンバイ…
むしろ使わなさすぎてダメになってないかな。そろそろひっぱり出さなくちゃ。。。
ちなみにLazadaではパーツ売りとかしてて、別に予備を1セット、買う必要なかったw しまったwww
パッキン、探してたんだよね。
やだ、買えちゃう。
何にそんなに使ってる?
全容はどんな感じ?
セットの中には大きな、普通のジューサー的容器もあるんだけど、それは私はほとんど使ってない。邪魔だし、一人分、または二人分なので、小さいので十分。
なのでスタメンはこんな感じ。
大きいカップ、小さいカップ、刃が2種類。そして本体。
本体のロゴ、もう擦り切れとるやないかいw
すんません、貧乏くさくて(笑)
刃は2種類あって、左の+をメインで使ってます。
右のータイプのやつは、細かい粉にする時に有効。
色んな調味料を混ぜたりジューサーとして使うには、+の方が向いてます。
そんなこんなで、もうまぢで大げさじゃなく毎日使ってるんです。例えば…
ジューサーとして
まずは朝のジューサーとして。
最近ポメロのジュースがマイブーム。ポメロじゃなくてもその他の果物があれば、朝食がわりにとっても便利。
まあ生フルーツは体冷やすし代謝落とすし、朝一番のフルーツジュースとかスムージーってどうなの?というのはあるけど、単に美味しいので飲んでいるw
刃に当たるところに固い氷が当たるとロックすることがあるので(クラッシュ氷くらいなら問題なし)先に氷→ポメロの果肉を入れるのがスムーズみたい。
はいかわいー。
ピンクのクマちゃん、はいかわいー(Magic Bullet には何の関係もないですね)。
そしてこのふわふわ感。15秒くらいだとまだつぶつぶ感がかなり残ってる感じですが、25秒〜30秒回すと、かなりサラサラ。細かく砕いてくれてるけど繊維質は健在なので、それを摂りたい人には良いですよね。
もちろんポメロはそのまま食べるのも美味しいのですが、例えば食事を食べたらそれでお腹がいっぱいになって、デザートとしてのポメロが食べられない、というケースもあろうかと思うのですが…
ドリンクにしちゃえば一緒に摂れちゃう。
無理して摂らんでもええがな、という声が聞こえてきそうですが、バランスを考えると摂りたい時には、野菜や果物、ジュースにしちゃうの、おすすめ。
薬味の粉砕
めっちゃよく使ってるのが生姜のすりおろし。
生姜は、
2種類の方法で保存してるんですが、冷凍は保存のため、ってのもあるけど、このすりおろしのために意図的にやってる面もあります。
角切りにして凍らせた生姜を小さいカップに入れ、グワーッと10秒〜15秒。その際、量も水分も少ないと、うま全体が回ってくれないことがあるので…
回し始めたらモーターのボディとカップ部分を支えるように持って、例えるならバーテンダーさんがシェイカーを振る感じでちょっと揺すってあげると綺麗に混ざる。
量が少ないとこんな風に容器の内側に散って張り付いちゃうんですが、これを見にスパチュラでかき集めると、フワッフワなの!!
すりおろすよりもはるかに口に触る繊維質が少なく、水分も分離しない。結果、ふわっふわのすりおろし生姜ができる。
労力も殆どかからず、美味しいものができてしまうので、我が家で生姜を接収する機会が格段に増えるなど。
もう、そうめん食べる時とか信じられないい量をツユに入れて食べてます。手ですりおろしだと、そうしたいけど、面倒だったり疲れてすりおろすのを諦めてた感があるwww
大根おろし
知ってる、鬼おろしとかでやったほうがザクザクふわふわで美味しですよね。なのでそれとは別物、と考えて欲しいのですが…
まずホーチミンで手に入る大根は、日本の夏大根に近い。辛かったりちょっと苦かったりしがちですよね。それを取り除く処置をして、私はほぼ毎日のようにいただいてます。
まず大根の皮は厚く剥く。まあこれは日本でも同じなんだけど、皮のすぐ内側、ちょっと中心部のみずみずしい部分とは色が違いますよね。密度が高く色も乳白色みが強い。
ここは苦味やエグ味の元なので、がっつり厚く剥きましょう。農薬系も気になるし。そしてここにあるエグ味は煮たり下ろしたりした時に、本来エグくない全体に影響したりするので、ケチらず取り除くのが吉。
荒く切ってカップにいいれ、お好みのオイル(私はオリーブオイルを使う)をチロっと。これ、オイルの量が増えるにつれ、辛みが弱まります。
オイル入れすぎると、辛味がなくて腑抜けるので、最初はちょっとだけで様子見を。後で入れても辛味は和らぐので、少しずつ。
私はここにレモンを落とすのが好き。もしくは塩レモンとか、ライムパウダーとか、そう言う柑橘系の酸味。
で、生姜のところで書きましたが、回しながら、本体部分とカップの部分を支えてシェイク。
ある程度の重さがあるので私は両手で持ってます。が、撮影ができなくなるので写真は片手で。
言うても、そんな激しく揺する必要はなくて、要はカップの中の食材を刃に当てるのが目的なのでそのつもりで、軽く振るくらいで。
で、10秒〜15秒くらいで出来上がり。一度砕けて水分が潤沢にみちる状態となれば勝手に回ってくれるので、まず少量を砕いたのちに、追加の大根を加えると楽にたくさんできますね。
おろし金を使ったものより、繊維が細かくなりふわふわです。水分も分離しないので、例えば焼き魚の上にキュッと絞って乗せる、と言うような時には向かないかもしれませんが…
わがやではもう大根スムージーというか、汁物みたいに、一人ずつお椀に入れて食卓に出してるw
単独で食べても美味しいし、納豆+ご飯にかけて混ぜても良い。肉ものがあれば、大根おろしをたっぷりのせて食べても良いし、焼き魚には言わずもがな。
鍋物を食べる時など、もうポン酢に大根おろしを入れる、ではなく、この大根おろしにポン酢や醤油を少々落として、それをタレとして食べる。たっぷり。我が家の大根消費量、半端ない。
少量ホイップ
カップで収まる範囲の量なら、ホイップクリームが簡単にできる。
特に凝固補助処置をするとあっという間。あっという間すぎて、うっかり気をぬくとバターができてしまうほどに分離するので、よほど気をつけて見ておかないとってくらいのスピード。
序盤、液体状態が続くのですが、固まりすぎるとあっという間なので、そのタイミングを見逃さないよう、5秒回しては止めてまた回す、みたいなのを繰り返しながらタイミングを逸さないように。
超ラク。
シソやバジルのペースト
これも、本職さんからは怒られるやつw
本来ならナッツも薬味も葉っぱも全部、すりこぎでゆっくり丁寧に潰すのが吉。でもまあ我が家用なので…
綺麗な葉っぱをより分けて洗って乾かし、それとオリーブ油、ナッツ、塩コショウ、ライムを足してガーッとやって濃いめのペーストを作り置き。
そこから用途に合わせて、粉チーズと、さらにオリーブ油を足して見たり(パスタ用)、スープに落としたり、クリームチーズと合わせてサンドイッチにしたり。
冷凍しても劣化がないので大変良い。
ちなみに柑橘系の酢を入れると変色がかなり抑えられる気がする。
特にライムパウダーは効果的!な気がする(笑)
余計な水分も足さなくて良いのでライムパウダー、優秀。
ジンジャーエールシロップ作り
ジンジャーシロップは以前ご紹介したとおりですが…
生姜とちょっと多めの水を入れてガーッと。
それにチリと砂糖を入れて煮詰めたらOK。お好みでシナモンなど。
砕くから、まあよくエキスが出ること出ること。
楽チンよー。
粘度の違うものを合わせる合わせ調味料
味噌なんかの粘度の高いものと酢や醤油などの粘度の低いものを合わせる場合、合わさりにくかったりしますよね。
手で混ぜ合わせる時は、固いものの中に柔らかいものや水分を少しずつ混ぜていくのが鉄則。水分に固いものを放り込んでも、まー混ざらないのは皆さんご経験あるかと思います。
ですが、マジックブレットを使えば一発。超簡単。
炒め物の合わせ調味料、焼肉のたれ、唐揚げのつけだれなどなど。生姜やニンニクを細かく刻んだりすりおろして加えたい場合も、醤油やその他の水分類と一緒にガーッとやったら、はい終了。簡単。
ベシャメル(ホワイトソース)を滑らかに
最近作ってなかったので写真がなくて恐縮ですが、ホワイトソース。何が面倒って、ダマにならないように気をつけるってとこが面倒ですよね。
でも…マジクブレットの手順を加えたら、はい簡単。
ダマになる原因となる工程は、バターと小麦ををじっくり炒めて作ったルゥに牛乳を加えるところ。
粘度の差が大きいところに持ってきて、水分を急速に吸収する小麦粉のルゥとの合わせを間違えるとダマダマになってしまう。ので、ダマになる原因を潰しておきます。
バターと小麦粉を炒めて作った半固形のルーと牛乳をマジックブレット容器に入れて、ガーッとやります。牛乳は全量でなくてもいいですが、たっぷり目に。混ぜた時点ではサラサラですが、加熱することで凝固していくので問題なし。
ルゥが全体に細かく散っているので、よく混ぜながら加熱すればダマになりにくいです。煮詰めながら牛乳を足しながら濃度調整で出来上がり。楽チン。
アイスクリーム素材ブレンド
素材2つで作るアイスクリームのベース作りは、このマジックブレットがないと始まりません。
材料2品を入れて、
混ぜるだけ。
少量だけをつくるならこれがベスト。
大量に作るなら大型ブレンダーでもいいんですけどね。小回りが利く、というのがマジックブレットの利点。
お好み焼きの生地作り
山芋おろしも含めて、なのですが、お好み焼きの生地作りにもとても便利。
山芋なり、以前ご紹介したズッキーニを主原料としたところに卵や小麦粉、粉末の出汁などを加えて…?
ガーッと。
それを刻んだキャベツに混ぜる。素早い。あっという間。
特に山芋が入る場合は、すりおろす手間がかなり省けて楽チンです。色気はないし、粘り気という意味では、丁寧にすりこぎとすり鉢で当たった方が圧倒的に良いと思いますし、自然薯だったら熱は大敵ですしね。
茶葉の粉末化
茶葉を粉末にしてお菓子や料理に使うことが結構あるので、先に説明した、ー形状の刃を使って粉にすることが良くあります。
ぶっちゃけ、これはお茶の道のプロの方には噴飯もののやり方かと。なぜならモーターを使えば熱が生じ、せっかくの茶番お香りに影響してしまうから。もちろん品質にも。
その道のプロには禁忌のやり方かと思われます。
が、素人が家で間に合わせのために使うには十分。
簡単なところでいうと、色んな種類のお茶で茶塩が楽しめるし、ホットケーキの素やマフィン生地に入れても、風味の変わったお菓子ができる。
素早くがっつり茶味を出したかったり、水出しをしたい場合なんかも良いですね♪
砂糖や塩をさらに細かく
ホーチミンでは日本よりも粉糖が身近にあるものらしく、スーパーでも、普通のグラニュー糖とあまり変わらぬ価格で買えたりします。
がっ。ただでさえも調味料の在庫の種類が多い我が家。よほど必要に迫られないと買わないのですが、でもさっと液体にとかしたい時など、粒子が細かい方が良い。
そんな時に、Magic Bullet(ほとばしるCM感)
左が砕いた後。
右がグラニュー糖です。
かなーり細かくなってるのがお分かりいただけるでしょうか?
ただ、粉糖として売られているものほど細かくはないので、舌触りは違います。でもグラニュー糖よりは水溶けが良い。あと飾りに茶こしでふるって落とすのにも十分。
緊急時の対応としては十分使えます。(粉糖が必要な緊急事ってなんだ?)
砂糖の応用で塩も可能
以前ブログのコメントに、日本で見る雪塩みたいな粒子の細かいサラサラの塩がこちらにないだろうか?とのお尋ねを受けて、砂糖の応用を考えやって見たらできました。
砂糖と同じようになるだけなので写真は割愛しますが、かなり細かい、サラサラのお塩になります。
これもまた料理や食べる時の添え塩のバリエーションとしてかなり優秀。しかもベトナムには美味しいお塩が多々あるので、粒子の細かさまで心配しなくて良いとなると、かなり強み。
私は天ぷらに添える時の混ぜ塩として使ったり、塩釜をする際に細かくした塩を使ったりします。あ、塩釜とかあまりしないですかね?簡単で美味しいんですけど(^^)ゞ
もちろんコーヒーも挽けます
粒子の大きさの調整などは難しいかもしれませんが、コーヒーミルとしても使えます。
これもやっぱり、あまり長い時間やりすぎると、熱を持ってしまって香りが飛ぶため、短時間x数回で挽くのがよろしいかと。
買うときに粉に挽いてもらっても、使い始めは良いのですが、どうしても使い終わりになってくると香りが飛ぶし湿気も入る。
ならば、機械でガーッとやるのが乱暴だとはいえ、豆で買って都度挽くというのが全くダメというわけでもないと思うんですよね。
細心の注意を払って豆を扱いたいという方には向きませんが、手軽に引き立てを楽しみたいという方には、向いていると思います♪
煎った大豆をきな粉に
気持ち粗めにはなりますが、煎った大豆を細かく粉砕することで、きな粉(・∀・)
きな粉、一袋買っても全部使い切るほど、我が家では頻出しないんですよね。なので必要なときに必要なだけ、こいつで作る。
ちなみにいろんなお豆さんできな粉もどきが作れます。色も色々、風味も色々。楽しいですよ(^・^)
色々使えるのはわかったが、そのほかは?
洗うのが簡単
容器が単純構造なのと、刃がついてるパーツはスクリュー型ですがシンプルなので、油脂分がないものに使った場合であれば水洗いでもさっと落ちるし、スポンジ&洗剤を使う場合でも、さほど危なくありません。
このズボラな私が14年間毎日のように使える理由は、そこも大きいと思ってます。
少量混ぜるのにちょうどいい
例えば合わせ調味料。
例えば1〜2人分のコーヒーを挽く。
大きなブレンダーでもできることかもしれませんが、容器に付着するロス分や、たったこれだけのためにこんな大きい容器使う?という心理的なストレスが少ない。
日常のちょっとしたことに使いやすいってのも大きいかなー。
バーミックスと買うの迷ってるケース
これは、どんなものによく使うか、によると思うんですよねー。
例えばポタージュを作るために炊いた野菜を熱々の状態で潰す、とかになるとバーミックスの方が向いてると思う。私は豆乳メーカーで作っちゃうからそこは問題じゃないだけで。
あとは大体出来ること似てる気がする。
大きく違うのは、バーミックスを使う場合、適宜な容器が必要ということ。
浅い容器でやると食材が飛び散るおそれがあるので、バーミックスより少し大きな径の深い容器が必要。その点 Magic Bullet だと、ほぼ密閉状態でやるので食材が飛び散る危険は少ない、かな。
保管に必要な体積は、バーミックスの方が若干小さい気がしますが、存在の圧的には似た感じかなあ。商品にもよると思いますが。
ただ大量のものを、例えば鍋の中で砕くとかならバーミックスの圧勝。マジックブレットにも大容量のミキサー容器があるけど、私のように使わなくて普段しまい込んでる人には面倒臭いw
少量ずつ何回も分けてやればできないことはないのだけど、それが熱いものの場合は火傷の危険もあるしね。
というわけで
細かく言い出したらもっと色々使い道はあると思うのですが、とりあえず、日頃よく使ってる用途を、ぱっと思いつくだけ書いて見ました。
慣れもあるし、どういう料理をいつもメインに作られてるか、などにもよると思います。というか、そもそも料理をする頻度がどのくらいかってことにもよると思うんですけど…(そもそもが過ぎるなw)
我が家では大活躍してます。
手元にないと、どんなことに使えるかイメージ湧きにくいかと思うので、簡単に書いて見ましたー♪
ちなみにもし今持ってるのが不具合となったら、ベトナムで買ってみたいと思います。使えるやつだったら安いよなー。
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