個人的に鬼門だったお菓子のお店にやっと行ってみたのですが…?
ミルクレープ
ミルクレープの「ミル」はミルフィーユの「ミル」。
ミルフィーユ=フランス語で「千の葉」という意味だったと思われる。つまり千葉。
ではなく…
ミルフィーユは、千枚のクレープ的な意味。
文字通り、薄く焼いたクレープを何枚も重ねてカットしてケーキとしたもの。
自分が焼くスポンジに納得がいってなかったコドモ・チェリゴンは沸きたった。スポンジを美味しく焼けなくても、ホットプレートかフライパンがあればケーキが作れる、だって?!
というわけで、早速焼いたのですが、その頃手元にあったレシピは生地を寝かしてもっちりとした仕上げにするクレープのレシピ(今のようにレシピをネットで手軽に集めることなどできなかった)
もっちりレシピのクレープが20数枚、重なったところを想像してほしい。
切り分けにくい、どころかフォーク刺さんねーよ(・∀・)
隠してスポンジ作りに勤しむようになり、ミルクレープは到底自分の手に負えるものではないという判断になったコドモ・チェリゴン。まあ子供のやることだしな、と己の未熟さを憂いていたのですが…
これ、結構お店でもやってるとこあって、ミルクレープ、作るだけじゃなく食べることも結構鬼門だったのです。
なのでこちらみたいなお店があるよ!と聞いた時も好奇心半分、敬遠真半分。で、ズルズル引き伸ばしていましたが、先日友達といる時に提案したら乗り気になってくれて行ってみました。
多分一人だったらいってなくて、提案したくせに「いやでもっ、ミルクレープって難しくてっ、私も行ったことないから美味しいかどうかわからなくて…っっっ!」と引け越しになってた次第。
さて結果は?
タンディン市場の北側エリア
このブログでもちょいちょい紹介してますが、このエリア、最近賑わってますよねえ。次々に素敵なカフェやレストランがオープンしてます。
それも結構絞り込んだ印象のところが多くて、個人的にはとても楽しみにしているエリア。ってか現在進行形であちこち掘ってます。
ピンクの教会やタンディン市場のちょっと上ね。
以前は、Cuc Gach Quan くらいしか日本人に馴染みのあるお店はなかった気がするのにね。
そしてこの周辺にはハイエンドなお店もできてたりして、プロの目から見ても結構注目エリアなんでしょうねー♪
平日の午後に満員御礼
店は角地にあって、比較的わかりやすい場所にあるのですが、それにしたって驚いた、平日の午後に満員御礼。
なので店内写真は撮れなかったのですが、小さなスペースだけどもセンスよくまとめられてて素敵なお店。
あまり、じっくりゆっくりって感じじゃなかったけど、チャーミングなお店でした。
そして本当にミルクレープしかおいてない😳
お店のラインナップとしては8種類くらいあるようですが、この日はその中の5種類がショーケースに並べられてました。
3人だけど4つ?
この日は3人で行ったので、3種類頼もうとしたら何かキャンペーンをやってるってことで、Buy 3 Get 1 、ってことで、4種類がテーブルに並びました。
FBを見てみると、12月のプロモーションとしてやってるようですね。
要項部分を翻訳してみると、
・他のオファーやデリバリーパートナーと合わせて適用されません
・請求書1件のみに適用され、分割請求書には適用されません
・ ケーキを丸ごと購入されたお客様には対象外
大変、これは楽しまなくちゃ(^・^)
結論先に知らせちゃったw
各種ミルククレープ
ここの美味しさを知った上だったらおまけで増えるのは嬉しかったのですが、これが残念だったら大変だなー、などと不穏なことを思いながらトライしてみましたよっ。
タロとブラックベリー
タロ、と聞いて重たそうな印象を持ったのですが、味わい的にはそこにベリーが加わってることで重たくはなりすぎず、タロで落ち着きを醸し、肝心のクレープは…
えっ、軽っ!!
ちゃんとグルテンを抑えたタイプのクレープだ!!
だから簡単に切れるし、食べ口も重すぎない。
おおおおっ、これ、美味しいミルクレープだ!
最初から疑ってかかるのは失礼千万な話ですが、人間、自分の経験からつい、試してもいないものを「○○ってこんなものよね」と思い込みがち。反省反省。
ティラミス
市松模様的にコーヒーポイントを入れてるこちらはティラミス。
これがねー…
ミルクレープなんだかんだ以前に、味わいとして美味しかったの!
他のミルクレープに比べると、この市松模様を醸すためか、ちょっとクリームの量が多かったのですが、美味しいクリームだから量の多寡は関係ない。
むしろ嬉しい。
これは美味しい!
クレームブリュレ
ブリュレスタイルは、しっかり表面カリカリにしてくれてます。
カスタード的な優しさが、おそらくは万人に好まれる味ではなかろうか。
もしもこちらのケーキを手土産に持って行く場合で、複数買う時には必ずこれを一つ入れておくか、これを複数+αで構成するのが良さそうな気もする。
パイナップル&烏龍
珍しい取り合わせだなと思ったのですが、ウーロン茶が思いのほか効いてて甘さはかなり控えめ。
他のシリーズとは明らかに甘さの傾向が違ってて、甘いのがあまり得意でないか方がいる場合には、これもチョイスに入れとくといいかも。
パイナップルはそこまででしゃばってなくて、ウーロンと組み合わせる動機も気になったけど、この仕上げバランスにした経緯も気になる。
美味しくないわけじゃないのですが、かなり抑えめな味わいで、ちょっと意外な感じすらするくらい。個性的だったので、甘いものを求めてる方には物足りなさが残るかもですが、個人的には好きなバランス。
結局全部無くなりました(笑)
で、なんだかんだ言いながら、ランチ直後だったのに結局エクストラの1個まで綺麗に無くなりました(笑)
それにしても、このクレープの生地は完全にレイヤーにするための生地。好きだなーと思いつつFBサイトを見てみたら、
https://www.facebook.com/layerscakeryboutique
わー、トップページに商品じゃなくて生地だけの写真。
単にデザイン的な理由でこの写真をピックアップしたのかもしれませんが、もし私がお店に行く前にこちらの写真を見ていたら、この写真が理由でお店に足を運んでいたかも。
レース状になっているのは、グルテンを抑えた生地である証拠。でもよくこなれてて、風味はあるけど口への重たさを醸さないやつだ。
この写真を見てから食べに行ったのだったら、重たいのでは?という心配は全く取り払われていて、期待だけがあったかも。
そこをアピールしてるのかも、というのは私の深読みなだけかもしれませんが、このトップ絵はとても意味があるし、チャーミングだなと感じました。
うん。美味しかった、という理由だけじゃなく、こちらのお店のこと、好きになったかも。
他のケーキ屋さんにはない魅力のある店。
ミルクレープ、よろしかったらいかがです?(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Layers Cakery Boutique
5F Tran Nhat Duat Q1
Time: 07:30 – 22:00
Spent: 100,000vnd / person
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