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【日本・三重 – 伊勢】人生2度目のお伊勢さん参り・良いタクシー運転手さんに当たりました😊

@三重

人生2度目のお伊勢さん参り。まさかまたこの地に来れるとは思ってなかったので感激感激。普段不信心なワタクシでも、ここは別格。

初めてのお伊勢さん参りは十数年前

10年ひと昔、なんて言葉がありますが、歳を重ねるごとに「10年なんてついこないだじゃん!」みたいになるから怖いですね。。。

以前、お伊勢さんにお参りにあがったのはもう十数年前。まだ日本で出張料理の仕事を細々と個人でやってた頃で、屋号を「キッチン猫の手」と言いました。

それこそ、親族が集まる時は台所のことが大変、とか、小さなお子さんがいらっしゃるママさんが誰かの家に集まるのはいいけど、料理屋片付け誰がすんねん、みたいなときに、便利に使ってもらえたら、というコンセプトの、お台所のお手伝いさんみたいな感じのお仕事。


※2024年現在は上記サービスはやっていません

作り置きの日常のご飯を作ることもあったし、節約したいから結婚パーティをどこぞの場所を借りて安上がりなお料理で、みたいな感じで大きなケーキを作ったりとか100人BBQをやったりとか。ああ懐かしい。

で、食べ物のことをお仕事にしているのだから、食べ物の神様にお参りしとかな、と旦那さんが言ってくれて、伊勢に連れてきてくれたことがあったのです。

まずお参りするのは豊受さま

食べ物の神様であらせられる、豊受大御神様。
伊勢神宮には、内宮・外宮とありまして、豊受の神様はは外宮におられます。

一般には、天照さんがおわします内宮がメイン、的な認識が多いご様子で、外宮は内宮の後に、とか、時間にゆとりがあれば、という位置付けのことが結構あるらしく、真っ先に外宮に伺った自分などは、観光課の方から、

「えっ、内宮にまだ行かれてない?!外宮から来られたんですか?え?!」

と大層驚かれたものです(笑)

そしてお仕事に関してのご祈祷をお願いしたのですが、事前にあれこれ聞かれるわけです。どういうことを願うのかとか、屋号は何かとか。

で、先ほどちらっと話した「キッチン猫の手」という屋号を書いたら、祝詞?をあげてくださる際に、大変恭しい空気に包まれていたのですが、

「むにゃむにゃむにゃむにゃ…「キッチン猫の手」のうんちゃらかんちゃら〜」

みたいにそのまま読んでくださってて、なんかもうふざけたネーミングを言わせてしまって申し訳ないやらお恥ずかしいやら😅

今回は、ラフにも程がある格好だったのでご祈祷はご遠慮したのですが、遷宮のことなどを考えるとやってもらっとけばよかったかなあ。

少しでも、ということで、今回は人生初のご朱印帳を分けていただき、最初のページに豊受さんの御朱印を頂戴しました。

あ、一応天照さんのも頂戴しました(-人-)(一応、じゃねーわ)
あと白蛇のお守りも。

伊勢神宮にはおみくじがないんですってね。
あったら引こうかと思ってたんですが、なかったのでその分お守りを。

清廉なる敷地にお邪魔する

普段は神社仏閣に程遠い生活をしているのですが、前回こちらに伺った際の清廉さが忘れられず、私ほどの不信心者でも、敬虔な気持ちになる以外の選択肢がないほど、ここの空気は澄んでいる。

その清々しさを、冬の空気のさらに澄んだ最中で体験できることは、なんとありがたいことか。

手水に触れるだけで、心の中まで洗われるようである。
うん、自分の汚れは、そんな程度で落ちる汚れではない気がするが、この場でできる限りの礼を尽くすべく、

右手で持った柄杓 で水をくみ、左手を清め、手を変えて今度は右手を清め、改めて右手に持ち替えてから左手で新たな水を受けてその手から口に水を運び、口を清め、今一度左手を。そして柄を流して杓を戻す。

これで間違ってないだろうか?と、若干自信がないくらいには日頃不信心。
どうか失礼がありませんでしたように(-人-)

いやそれにしても清々しい。
いつもは散歩が億劫に感じる自分も、流石に心地よい。

次の遷宮のご準備もされておられるご様子。
2つの正殿、14の別宮、さらには御装束・神宝などなどが新たにされると聞いている。大変なことであられるなあ。

そういえばもう12月だというのに、今年は秋が短かったとかで、秋の名残も残っていました。

 

美しや。

内宮にも

さて外宮だけでも結構歩いたのでどうしようかな?と思ったのですが、やはり一応、内宮にも(だから一応、じゃねーわ)

ちなみに内宮に向かう最初のところにある鳥居。
ここだけ鳥居を撮らせていただいたのですが、先日の冬至には、ここの真っ芯の真ん中から日が上るそうですね。ご来光。

冬至はそこから日が長くなっていく、前の区切りの終わりを迎えた日でもあり、新たに日を延ばしていく日でもあり。なので、この日を「お正月」と捉えていた時期が古代にはあったそうな。

なので、今年の12月21日の朝、またはその付近の日には、毎朝多くの方が日の出時間の7時半前後に集まり、一陽来復を祝おうとご来光を待たれるそうです。

冬至、カボチャを食べる日、という認識しかなかった。。。

それにしてもやはりこちらは、外宮にも増して別世界。
いや、下界の私たちと世界を同じくする者だとか思う方がおかしいのかも。

強くスピリチュアリズムの系統する人間ではありませんが(どっちかというと斜めにそれらを見てる方)、ほんと、この清らかさには何かを言おうとする気持ちすら湧いてこない。

圧倒されるほどの清廉さ。

それを写真で表せないのが稚拙なところですが、お伊勢さん参りね、機会があったら一度してみるのも良いと思う。

食べ物以外でこんなこと言うことがない自分でも、また改めてお伺いしたいと思うし。

うん、紅葉綺麗。
景色が多く、御神大に関わるものを撮ってないのは恐れ多いから。そもそも、一般の人が参る場所ではなかったこちらに、気軽に入れてもらえるだけでも、と言う話。

そもそも、伊勢神宮、とも言わなかったらしいですね。
新宮、といえばこちらのこと。そしてこちらに参ることができるのは、天照大神の子孫である天皇とその周辺だけだったとのことで、庶民がお参りに行くようになったのは、江戸の頃に庶民に大流行してからとのこと。

まあ親族でなくともお参りするケースはあるので、よその方が祀られてるところに伺うことには、そこまで違和感を感じませんが、そこでパチパチ、祀られている碑、そのものを写真に撮るのは憚られるわけです。いえこれは自分の感覚でルールとかは存じ上げないのですが。。。

少なくとも本殿直前のエリアなどは、写真は控えるようにという注意書きがありました。

それらには日頃の無事や、良きことがあったら、その巡り合いに対するお礼を申し上げに行く場所。

そも思えば、色づく木々や青い空、浮かぶ白い雲が澄んだ空気の中に見られるだけでもありがたい感じがしますな(^・^)

内宮と外宮を繋ぐ交通機関

さて、内宮と外宮を繋ぐ交通機関は、バスかタクシー。
なのですが、バス、激混み。ものすごい長蛇の列。しかも本数が少ない???

朝夕は1時間に1本とか、ピークの時でも1時間に3本、4本。
しかしピーク時、とも思えない平日ど真ん中のお昼頃ですら、バス2台?3台でも足りなさそうな人数が列を成している。バスが来ても、1本2本と乗り過ごさないと自分の番はやってこない。

そして料金が、片道520円とのこと(2024年12月時点)
結構高い。

距離的には4〜5kmで、歩こうと思えば歩けなくはありませんが、内宮にしろ外宮にしろ、入ってからがまた歩く。移動にも1時間〜1時間半かけて歩いては、かなりの疲労となるでしょう。

となると、我が家は(主に私の希望にて)タクシー利用。
片道1800円〜2000円くらい。バス2人分よりかは高いが、時間と体力の温存を思えば十分に価値がある。もしも3〜4人くらいのグループだったら安上がりとも言えるかも(4人乗れるかはタクシーによると思いますが)

あんなに待つ人が多いならもっとバスをバンバン出せばいいのに、と思わないでもないですが、日によって偏りがあるとそうもいかないんでしょうね。

伊勢西村ハイヤー

で、おそらくはいくつかのタクシー会社さんがあると思うんですが、今回内宮からホテルまで乗った際の運転手さんが素晴らしかった。

控えめに「よろしかったらちょっと、お伊勢さんのことをお話ししても良いでしょうか?」と断った上で、お伊勢参りのあれこれについてお話しくださった。

なんでも伊勢神宮について説明をするための資格をお持ちでいらっしゃるそうで、非常に興味深いお話をいくつもしてくださいまして。

タクシー会社は、伊勢西村ハイヤーさんだと思います。
最初個人タクシーかと思ったのですが、検索をかけてみたらこちらの車と同じでした。

運転手さんのお名前を聞かなかったのは大失態。

お伊勢参りはお願い事をするところではない、くらいのことは私も承知していたのですが…今回の記事にもちらほら書いた、おみくじがないことであったり、本来は下々が参ることができる者ではなかったことや、お賽銭も下々がして良いことではなかった、と言うような、

「え、そうなんですか?」

みたいなことをいくつも教えてくださった。
当時の日のご来光のことも、こちらの方から教わりました(-人-)

しかし時は流れて時勢も変わり、特にお賽銭などに関しては、してはいけない、と頭ごなしに言うのではなく、なんと言っても戦後、遷宮のためのお金が国の税金から降りなくなったか少なくなったかで、遷宮の費用を工面するにも大変であられよう、と言うことで、そこをお支えする気持ちを否定するものではないのではなかろうか、と言うような柔らかい言い方をされていた。

うっかり私もお賽銭をしたクチだったので、ちょっと救われた気持ちになったものですw

どれくらいかなあ。10分、あったかなかったか。
その道のりの中で、伊勢にまつわるアレやらこれやらの金言の数々。彼の方はガイド料をとってもいいのではなかろうか。

伊勢西村ハイヤーさん。
良い運転手さんを抱えておられる。

彼以外の運転手さんもそうなのかは存じませんが、長くその地でお仕事をされておられれば、他所ものよりは何かとお詳しいのではないでしょうか。

や、なんか宣伝みたいになってますけどw、単に私が乗せていただいた10分くらいの中でお話しいただいたことが、非常に興味深く、実に楽しかったので、そう言う体験をお求めの方にはいいかなーと。

ただ自分たちだけで回るのではなく、詳しい方にご一緒していただくのは、旅をより面白いものにし、知識を分けていただき、体験をより価値のあるものにできると思います😊

次回はじっくり、ああ言う方にお願いしてみようかな、と思うくらいには好きです、お伊勢さん。機会があれば、ぜひ一度。


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