えへへ。
さて今回紹介する、Hu Tiuというのは麺の種類の一つ。
日本人にも馴染みの深いPhoは本来北の食べ物で、それに南部地方で匹敵するのが
Hu Tiu と言えるかもしれません。ポピュラーな物では、Hu Tieu Nam Van
と言う料理が南部では人気。
丁寧に取った豚骨出汁に干しエビやその他のお出汁を加えて作ったスープで
頂いたり、濃いめのタレで和えて食べるドライタイプのHu Tiu など、
色んなスタイルが。
米から作られているという点ではPho と同じだけど、Phoに比べるとコシがある。
麺を作る際に、米粉をから作った生地を蒸してカットした後に一度感想させる
ことで、輪郭のハッキリしたコシを生み出すんですね。
またBo Khoというのは、ベトナム式のビーフシチュー。朝食の定番メニューで、
ベトナム式のフランスパンをつけて食べたりするのですが、日本のビーフシチュー
とは違い、サラリとしたテクスチャーなので麺にかけて食べたりもします。
インスタントのこのHu Tiue Bo Khoは、先に説明したHu Tieu麺に、Bo Kho=
ベトナム式ビーフシチューをスープにして食べると言う設定の物。
これが。。。よく出来てる(笑)
且つ、そんなに頑丈でないながらも、麺がプラスチックのケースに入っており、
他の物と鞄に詰め込まれがちなお土産にするなら、気持ちだけでもちょっと安心。
乾燥米麺の再現率はかなり高いので、即席麺の具合が良い事に関してはあまり
驚かないのですが、スープの味わいが秀逸っ。サラッとしたテクスチャーにも
関わらず、折り重なる旨味の層と程よい加減のピリ辛風味。微かに感じるトロみが
麺によく絡んでて、トッピングはチョットした乾燥野菜とアラレ程度なのに、
Bo = ビーフの旨味がしっかりとあるので物足りなさが無い。むしろ充実しまくってる。
もちろん、お野菜やハム、あれば炒めた牛肉なんかを乗せるともっと美味しいのは
わかるのですが、如何に手をかけずに美味しいかってのがインスタント麺の醍醐味
だもんね。スッピンで、しかもライトな米麺が主体の料理だと言うのに、
こんだけ充実感があったら、ほんと充分でしょ。
これで6200ドン。30円ちょっと。安い(^^;
お店で色々ハーブや香辛料を使いながら頂くってのには及ばないけど、
ほんっとこれ、秀逸。ベトナムの米麺は再現率が高いから、インスタントに
向いているとは思っていたけど、スープもこんだけ充実してると、
常備食にしたくなるなぁ。外にも食べに行きたいお店がたくさんあるのに
困ったもんだ(笑)
ちなみにベトナムの即席麺の作り方には、
「丼に乾麺を入れてお湯をかけて蒸らしてスープ」
となっているものが殆どですが、個人的にはちょっとお湯を沸かした中で
クツクツと炊いて麺を戻すのが好きです。
また湯で湯も、日本の小麦乾麺のように油で揚げた物ではないっぽいので、
麺を湯でたお湯は捨ててスープ用に新たなお湯を…ということをしなくて良いようにも
思いますが、稀に、製造工程で必要とされたのであろう打ち粉やその他の、ちょっと
酸っぱい香がしたり、そのままだとスープの味をジャマするなー、と感じるものが
あったりするので、スープ用のお湯は新たに別に涌かして注いでいます。
例えば麺事態に味がしみ込ませてある様なタイプ(チキンラーメンみたいなの)で
あればもちろん、湯でたり戻したお湯をそのまま使わないといけないのですが、
もしもスープが別添えの場合は、
・湯で湯は捨てる
・スープのお湯は新しいモノを使う
を基本としているので、味の感想はその手順の上での物である。
ということをご了承ください。湯で湯をそのまま使った場合は、ちょっと
感想と食い違いが出て来るかもしれませんので悪しからず。
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