一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

Hotel Hopping マレーシア ~ Berjaya Hotel

@マレーシア

Berjaya Hotel in ブキッ・ビンタン

 

ブルジャヤ・ホテル、と読みます。
ほぼカタカナ通りの発音で通じます。
マレー語には英語のようにややこしいRとLの
違いなどがほとんどないため、カタカナ英語
の方がむしろ通じたりすることすらあります。

私が初めてマレーシアで発した英語がアメリカ
系のものだったため、キョトンとされたのを
思い出す。。。最近はまたレベルも上がってる
ようですが、きっちりカタカナ英語の方がよく
通じたというね。。。

さて今回はブキッ・ビンタン。
日本で言う所の「星ヶ丘」。
Bukit = 丘。
Bintan = 星。
日本とマレーシア、似たような地名のつけ方
してるのが面白いですね♪

ツインタワー以前から繁華街として栄えてた
エリアにあるホテル。休日に「街に繰り出す」
と言えば、このエリアだったんですよねー♪ 
靴や洋服、主に若い人向けですが、お買い物
スポットがいくつもある♪

ショッピングモールがあるということは、
食べるところもたくさんある、ということ
ですね( ・`ω・´)b

特にショッピングモール内にはフードコート
があるのが魅力。東南アジアは高い店より、
むしろフードコートなんかの方がコスパ良く
美味しく楽しめるところがあるってのが良い
ですよね。

併設のショッピング施設は相当使い甲斐がある
ので後日改めてご紹介しますね。ではホテルの
ご紹介に行きましょう。

 

Berjaya Hotel のクラブルーム

 

今回はクラブルームを利用しました。
これ、私も結婚するまで知らなくて、旦那さん
から教えてもらったのですが、平たくいうと、
「ちょっとええ部屋」。

なにそれ、鼻につくブルジョワジー。
と、思うなかれ。詳細はホテルによって
違いますが、多少の金額を載せることによる
ベネフィットが大変大きい。

 

一般に、

・一般枠とは別のクラブフロアでチェックイン
 (混まない)
・アーリーチェックイン、レイトチェックアウト
 が優先的(状況によるので確実ではない)
・クリーニングやプレスなどの無料サービス
・カクテルタイムサービス
・アフタヌーンティサービス
・クラブルームでの朝食提供
 (一般メインダイニングとは別で質も良い)
・Wi-Fiなどの通信環境が無料

などなどがあるようです。
(ホテルにより内容は変わります)

上乗せ金額はその時の状況と宿によるけど、
到着時間や帰国のフライト時間によっては、
お金を出してでもお願いしたいアーリーチェッ
クインやレイトチェックアウトが、よほど
詰まってる時でなければ優先的に受けられる
って、かなり大きい。

あと、クラブフロア専用のフロアがあるので
宿泊者、またはそれらの同意がないと人が入
ってこないので環境が静か。

限定人数だけのクラブルームでのサービスは
常に落ち着き、ゆとりがあり、配置された
スタッフも洗練されてることが多い。これら
を幾らかの上乗せで得られることが安いか
高いかはその人次第。

 

この日もちょっと早めのチェックインでした
けども、スムーズに手続き。待つこともなく、
さらりと入室。こういう場所に配置されてる
スタッフさんはたいていの場合感じ良く、
仕事の手際も良いので大変気持ちよくコトが
進みます。

で、お部屋。

 

広い広い広い広いw
中華系のホテルにありがちなんですが、
スペーシングや、広く見せるための工夫とか
ぶっちぎって、そもそも広いw

 

 

トイレなんか落ち着かないくらい広いw
飛び込み前転してジャンプ後便座に着地!
くらい派手なアクションしないと空間が
無駄で無駄でシャーないくらいに無駄に広いw

 

この写真奥に見えるのがバスルームへの入口
ですが、左のほうから行ってトイレ側からも
入ることが可能。中も当然広いんですよ。
なんならバスルームに私、住める。。。

 

お正月らしく縁起物のコイン(多分日本の
5円玉的な)とか、旅行者に嬉しい貸出
スマホなどもあります。

デポジットやらカードナンバー押さえてるから
ホテル側も無問題。というか、クラブルームに
泊まるような人、そんな心配いらんのやろな。。。
←すいません、貧乏性なもんでつい。。。

圧巻はこの景色。

 

奥に見えるのは、同じホテルの東館。
間のプールは手前の今回の部屋がある棟
との共用。ってか…

KLの中でもかなりの繁華街にこのプール構
えるってすごくない?!(・∀・; 向こう
までに距離、2区画ぐらいあんで?

さすが中華系、やることがでかい。。。
なんて大陸的なんだ。。。

 

 

Berjaya Hotel のちょっと良いサービス

 

お!
と思ったのがお部屋の中でのこのサービス。
金額的にはそんなに高くない、とはいえ、
ランク的には5つ星。ハイエンドなホテル
ですから、ミニバー、高い(´Д` )

そんな客の財布の紐を緩ませようって作戦
なのか、

 

ミニバーのコンボ、出してきたー!w
これは新しい!!(笑)

基本、ホテルのミニバーが高いのは承知。
だから、外のコンビニとかで色々買ってくる人
いると思うけど、お仕事や疲労で旅の途中に
それがままならぬこともある。しかしビールは
飲みたい。そんな人の財布の紐を、ちょっと
でも緩めるこのサービス。

どうです、ホテル業界の方。
結構イケるんちゃいますか?w

それでもお酒は高いけど(ベトナム比で
考えるとチビりそうになりますぜ)、
気持ちお安くしてくれるこのサービス、
ちょっと面白いなぁ、と(^・^)

 

Berjaya Hotel のカクテルサービス

 

さてクラブルームのお楽しみ、カクテルタイム。
珍しくこちらはティータイムがなかったので、
胃袋の準備は万端でしたよ( ・`ω・´)b

ってか、クラブルーム…

 

広い広い広い広い(´Д` )

まぁかなり全体がかなり大きな箱でしたので、
メインダイニングが広いというのはわかります
が、ここ、クラブルームや。クラブルーム自体
も、ここが埋まるほど多いんかいな。あの広さ
の部屋を揃えてその数やったら、どんだけデカ
いホテルなんだ。。。

ちなみにに、このホテル自体が日本人には
あまり知られてないのか、箱のデカさから
考えて団体客が多いのか、クラブルームを
利用する日本人客はかなり珍しいと言われ
ました。そもそもこの日はここ使ってる
クラブルーム客全般が少なかった。旧正月
元旦だったのになー。

そこでちょっと心配になったけど、杞憂よ
杞憂。ここのお料理、ちょーいいわ。

 

ワイン、ビールはもちろんのこと、カクテルも
そこそこ揃ってて、ビールの価格の高さを気に
せず楽しめますw

 

明らかに丁寧さが出てるパイ(冷凍生地だと
しても仕込みがお見事)やホットディッシュ
も結構揃ってる。

 

フィンガーフードにグラスプレゼンも美しく、
数え切れないほどの種類、というわけじゃ
ないけど、実食するには十分すぎるほどの
バリエーション。そしてそれらのどれもが
いい面構え!

そう、クラブルームでの食事の楽しみは、
この面構えの良さ。メインダイニングでは
出せないグレードの素材を使い、いかに
華やかに、そして楽しんでもらえる酒の
友を出すかがワクワク度合いを増してくれる。

 

ここは本当にホテルによって様々ですが、
食べる前の段階で、こちらのお料理、
かなり良さげと踏みました。

 

サーモンをクリームチーズソースでまとめた
カクテルなんかは、一品として「うんま!!」
と目を丸くするレベル。

 

あと、出してるもののバランスが良い。
炭水化物やコールドカッツだけに偏らず、
色々と工夫がある。あれは全体を見通して、
見た目、味わい、コスト、調理プロセスを
総合的に考えられる人のラインナップ。
すげえ。

コールドカッツはさすがにベトナムの方が
上でしたけども、押さえるところは押さえて
あるのと、とにかくチーズは質が良かった。

 

そもそもチーズはそんなにバクバク食べない
方なんで、上質なものが数種類あってくれれば
満足。素晴らしい。

チーズと果物を組み合わせたカナッペもおいし
買ったなぁ。実にリッチな味わいだった。

 

あとラム肉のシェパーズパイ!!
イギリス・オリジンのレシピだけど、ムスリム
国らしくラムを使っているのが素敵。むしろ
これラムが良い。うんまい。すんごいこっくり
したラムのラグーにマッシュポテト。

男性曰く、
「盆と正月が一緒にやってきたようだ…」www
これはメインでガッツリ食べたいほどの味
でした。ってか。。。

レベル高い(・∀・;
なんでこんなホテルが旧正月の元旦に、クラブ
ルームとはいえ空いてるの?一般フロアはすご
かったようだけど、他国に比べりゃさほど高く
ないわけだし、まだ知られてないだけなのかな?

 

 

こちらのカクテルタイムは、ただのベネフィ
ットに収まらず、夜の食事として大変優秀な
お料理を並べてらっしゃる。イヤらしいけど、
これ2人分、外で食べたらいくらすんの?
というレベル。

ね?こういうのを考えましたら、実はそんなに
高くないどころか、逆にお得なことも多い
クラブフロア。いやー、朝食への期待が高まる!

 

 

Berjaya Hotel のクラブルーム朝食ビュッフェ

 

 

ビュッフェエリアはそんなに広大ではないの
ですが、やはり、カクテルタイムの時に見た
ように精鋭揃い。どのお料理も面構えが良い。
見ていて、一つ一つのお料理に「おはよう♪」
とかご挨拶したくなるほど、どの料理も目力
強いw

 

ハム、ソーセージなどの定番は、なんの変哲
もなく見えますが、ウォーマーの温度に相当
のお気遣いがありました。まぁ定めてしまえば
あとは設定するだけですが、それができてない
ホテルの多いこと多いこと。

すぐ干し肉みたいになってるか、逆に不要な
水分足すことで味を抜いてしまってるとかね。
たかが練り物なんですが、扱いで全然味変わる。

 

狭い空間を上手に演出するお皿選びも良かっ
たわ。シンプルだけど全体に流れを作るような
配置をしていて、見てて楽しい。

 

トマトは軽くマリネする、葉っぱにはチーズと
ブラックオリーブ。どちらも難しいことじゃ
ないけど、その一手間でグレードが上がる。
美味しさも上がる。トマトなんか切ったまん
ま出してたって誰も文句言いませんって。
なのに敢えての美味しいひと手間。

面白かったのはこれ。
こんなん、私のマレー料理データにないぞ。
なんぞこれ???と思ったら。。。

 

 

Warab Enabというレバノン料理だと。
そら知らんわ。そっち方面、ほとんどわからんw

ネットで調べると、Warak Enabの方が多く
使われてる名前っぽい。少し酸味のある
葉っぱごと噛むと中に柔らかいご飯が。
これは面白い。

 

  

 

ウォーマーの中のステーキなんてどうなのよ、
と思ったところ、添えられてるソースがハーブ
バター。赤身の肉の、加熱後多少の時間経過に
よる硬化とパサつきを補う、まさにこういう
提供時のためのソース。お見事。柔らかかっ
たし美味しかった。

 

 

焼き置きのパンケーキもビュッフェでは鬼門
だし、最近ホーチミンでもビュッフェにおいて、
どんどん手が抜かれてるアイテムですが、
水分量と焼き方が正しい(釣り合っている)
ものはしばらく置かれたものでも表面のキメと
湿度にそれが表れる。

ここの絶対うまいやろ、と思ったら案の定。
恐らくは溶かしバターの配分と合わせ方が
この上なく正しいために水分を失っていない。
断面がその証拠。 

 

このしっとり断面は溶かしバターがないとでき
ない。パフパフのやつに加えるバターはごく
少量のはず。しかし、あれは加えた時点から
生地の粘性を増して膨らみにくく悪さをするので、
加えるタイミングと混ぜ方が大事。

お肌にも油分の多いクリームを使うと保湿力が
上がるように、パンケーキも油脂がシットリの
鍵になるけど、頃合いが難しいんよね。

 

オートミールのピーナツバター煮なんてのも
あった。ねっとりとしてるので、そこにサラッ
としたミルクを加えていただくんだそう。

オートミールのおかゆは長年私のエネミー
でしたが、これは美味しい!!オートミール
にしては食べられる、じゃなく、喜んで
能動的に食べたい美味しさ。びっくり!

そしてこれだ。
エッグスタンドで作ってもらったポーチド
エッグ。エッグベネディクト風で提供され
ました。

 

ご覧の通り、ソースが数種類。オランデーズ
ソースをかけて終了!としか思ってなかった
ので、まずそれが新鮮。

 

マレーシアなので気持ち硬めではありますが、
半熟卵にオランデーズソース、バルサミコを
煮詰めたソースにハーブ香るオリーブオイル。

どれもが出しゃばらないボリュームで、食べる
箇所により絶妙に表情を変えつつ1つの卵を
味わう悦楽。トロトロのほうれん草ソテーも
ある意味ソースの役割してる。 

うわーっ。うわーっ。
エッグベネディクトはここまで、という概念の
中で、その枠線をいかに埋めるかだけを考えて
いた自分のレシピ、ちーせーちーせー(・∀・; 

エッグベネディクトには更にそれの上がある。
奥がある。いとも軽々それをやってのけてた
のが今朝のダイニング。すげえ。

シェフともお話ししましたけれども、私が思う、
「良いシェフ」の要素を多数備えたお方でいら
して、私、すっかりファンになりました。

こんだけの美味しいもんを食べて、飲める方は
好き放題飲んで、しかもゆったりと落ち着いた
空間で、お買い物施設へも直結。お部屋は快適。
こちら2人で1.5万円ちょっとだったとか。。。。

え。

念のために5月末くらいの平日で検索してみよう。

 


※5月末平日・大人2人で見積もり

 

えーーーっ(・∀・;
2人で朝晩、豪勢にやったら、食事代だけで
そのくらいになるやん。しかも街のど真ん中。
駅からもすぐ近く。

せっかく旅行に来てるんだからローカル
フードも食べたいわって方には、それも
楽しみやすい場所にあるし、プラスアルファ
でそちらで楽しんだら良いわけで…

ちなみにクラブフロアじゃなかったら、
この4割減くらいの価格なんです、ただ、
大箱なんで、メインダイニングでの食事は
時期によってはかなりの混乱混雑があると
思われ、当然ながらグレードも下がる。

それでもここの監督をしているシェフは
下手なことしないと私は信じますが、行っ
ていないのでなんとも言えない。チラと様子
だけ伺いましたが、うん、大混乱だし、
旧正月で特別混雑してたにしろ、通路にまで
席を作られ、優雅ではなかった。。。

 

それにしても、なんなの一体このホテル。
まだ知名度が上がってないとか?
部屋数があるから、単価下げてもやってけ
るんか????

ネームバリューはないかもですが、実利は
ガッツリ。初KLとか、街歩きをプラプラしたい、
とりあえず便利な場所で、駅近で、飯がうまい
とこが良いなら、こちらおすすめ!

あ、メインダイニングはわかりません。
が、この価格帯なら、クラブフロア、行っ
ちゃいましょうよ。試したことがない方
いたら、お試しするにも良い価格。

いやーっ、ここブキビンタン界隈だったら、
定宿決定。何よりあのシェフにまた会い
たいわーっ(^・^)

 

 

 

 

 

Berjaya Hotel Times Square
https://www.berjayahotel.com/kualalumpur/?_ga=2.79112594.700415562.1518970713-381073552.1518970713

@マレーシアホテルSTAY
ちぇりをフォローする
フードアナリストちぇりのホーチミンの美味いもん

コメント

タイトルとURLをコピーしました