ホーチミンでホイアンや中部を感じられるスポットはいくつかありますが、Le Thanh Ton にあった「あのお店」、こんなところにリニューアルしてましたよ(^・^)
最近株が急上昇中ストリート、Phan Ke Binh
Phan Ke Binh通り。そこは街中からはほんのちょっと外れており、と言って、そんなに遠くもなく、ただしかなりひっそりとした感じの通りになっています。
Nguyen Din Chieu 通りと Dien Bien Phu 通り、と言う大通りを繋ぐ道なので、そこそこ車通りはあるのですが、この通りの名前を言うてもすぐにピンとくる日本人はそんなにいないかもしれない、などと想像したり。
でも…?
我らが Fresh Catch さんがあったり、私の超絶お気に入りのカフェがあったりもします。
それにこんなかわいいカフェのこともレポしたことがあったなぁ。
そしてモロにこの通り沿い、と言うわけじゃないけど、大店のこちらもある。
なにこのエリア。めちゃくちゃグルメランドやないけー!!!
めちゃくちゃ入りにくい外観
そんな通りにこんなお店があるんです。もう社用で使ってらっしゃる方は多いかな?
入りにくいわー。ものすご入りにくいわー。
カジュアル店の場合、その内容や価格帯にもよりますが「店内の様子がわかる」外観デザインって結構大事なんです。特に日本人に関しては、客が入っているのが見えるか否かは、お店の内容によってはかなり影響する。
こんな、窓もなく、一切の光も閉ざすようなところに「あっ、ちょっとここ入ってく?(^・^)」とはなかなかならないわけですw
当然ながら、これは意図的。冷やかし客は来るなよ?と言うお店の姿勢。接待用やろなぁ、某私が全く支持しないお店みたいな(どこのことや)。
と、気にはなりつつスルーしてたのですが、読者さんとご一緒した時にやっぱり気になる、との話が上がったので行ってみることに。
こ言う時に、人様からの人押しってありがたいね。自分のためなら(あとでいっか)と思ってても、そんな風に言われると(穂な行っとこか)となるので不思議。
拒まれない気合を持って参りましょう(笑)
店名の通り、ホイアンの建築物をモチーフにした建物なので(これが移築ものか、新しくデザインされたものかはまだ聞いてません)ご覧のように、店内側には木漏れ日を溢れさせる細かい細工の素敵なデザイン。
実はこの建物の中に、別の、さらなる高級店「OPUS」と言うお店があるそうなので、どちらに行きたいかははっきり伝えた方が良いです。Hoi An Senseの方でもなかなかなのに、そっちに連れて行かれたら、悲鳴をあげるのはお財布だけじゃすまなさそう(・∀・;
エレベーターに乗り、恭しく連れて行かれた先は…?
はいこれ、きたーっ。The お接待(・∀・;
でもご心配なきよう。ここ、安くはないけど、全く手が出ないと言う価格帯でもありません。
で、あれば、こう言う雰囲気をそのくらいで楽しめるんだったらラッキー!って話ですよ。
ベトナムお得意の「店内に池、そして鯉」。これ、なんか風水的にも縁起が良いとされていると、チラと聞いたことがあります。
そしてお金持ちの間では、数億円とかの単位の鯉がやりとりされてるとかなんとか言う三面記事も見かけたような。
……あやかりましょうっ(๑•̀‧̫•́๑)
しかしこれ、ビルの上とは思えない開放感だし、隅々までなかなか凝っていらっしゃる。
そして流石にこう言うお店なので、英語の堪能な方がおられ、実にスマートな対応をしてくださいました。接待利用可能レベルのお店を普段使いする贅沢。これはめっけものかも。料理が美味しければ。
あのお店の系列のようです
お名前から察してたのですが、こちら、Le Thanh Ton にあった Hoi An さんがグレードアップ移転したお店のようですね。と言うことは…???
うん、私の推さないあのお店の系列なんです。となると、料理が気になる。Le Than Ton にあった頃の Hoi An さんは高かったけど料理はそこまで悪くなく(なんて消極的な言い方なんだ)本家の「あれ」よりは人に勧めやすかったのですが…
おや。ランチは2セットあって、199kか299k。えーっ、意外に安くないか?(´⊙ω⊙`)
もちろん昼でも単品を頼めます。そして単品類はこんな感じ。
スープがなー、どのくらいの大きさか微妙。一人分の小さいお椀でくるのだったら高いし、他のお店によくある、この価格帯だったら洗面器みたいなので出てくるパターンだとお安い。
あ、上の写真の上部はアワビやツバメの巣を使った特別料理らしいので、桁が違うのも納得。ちょっとプレミアムなお料理だってことで、そこは外しておきましょう。
諸々の料理は200k前後からなので、まぁ通常のローカル料理から考えるととんでもない。が、接待用と考えると、まぁこんなもんか、と言う気もします。
と言うか、お接待に22kのフーティウ屋さんを使うわけには行きませんから、むしろ、ある程度の価格がついてくれてるとこの方がありがたいケースもありますわなぁ。
ちなみに。。。
日本語メニューもありました!
わたし、外国で日本語メニューを出されると、なんとなくその地の情緒がそがれるような気がしてあまり好まなかったんですが…
自分がいる時ならいざ知らず、自分がご紹介した後にその方達だけで行く時、特にご旅行者の方なんかには、これはありがたいですよねぇ。
頑として写真は載せない方針のようなので、そこがまだハードルを上げてますが、これ、お店としてはかなりの譲歩なんだと思います。
肝心のご飯!
さて肝心のお食事です。ここがダメなら、どんなに雰囲気が良くても台無し。
まずは器のセッティングが可愛らしい。中部らしい柔らかな色合いの食器が使われており、良い感じ。(←器の褒め方が雑)
そして初手は、スープ。これは299kのセットですね。今回はそれ+単品を頼みました。
スープ、美味しかっったです。ホーチミンのこの手のスープは、路上のお店のものでも美味しいので、ここが特別美味しかったと言うわけではありませんが、比較対象を持たない人にも素直に受け入れてもらえる味。
日本で言う所のかきたま汁のような感じで、この日は Sup Cua、つまり蟹のスープだったので、ご旅行者の方などにはちょっと豪華に感じるかもしれません。
路上で15kで蟹スープが売られてることは伏せておきましょう(笑)
そして前菜。
ほっほー!!!飾り切りの人参の塔が出てきましたよ!これは演出用のやつだから、多分かじっちゃいけないんだよねっ。ねっ(๑•̀‧̫•́๑)
に、しても。。。他が綺麗。ホーチミンでは遭遇することが珍しいホワイトローズ(右下のお花みたいに作られてるエビ餃子)もあるし、エビのちゅるんぱ(蒸したでんぷん生地の中にエビが透けてるやつ)Banh Bot Loc Tomでしたっけか、正式名称)もある。
サクサクエビせんべいに載せて食べるヌクチャム仕立てのサラダも(これ、日本人に好評ですよね)揚げ物もあってバランスが良い。これ…見目にも良くて、いい感じじゃない?
味もね、悪くないです。スープ同様、飛び抜けた何かは感じませんが、普通に美味しい。裏を返すとベトナム料理って安くても高くても一定の範囲内のクオリティをキープできてることが多いので、価格を見るならその他の部分を加味しないとなんだよね。
ここなら雰囲気とプレゼンテーション。とりあえずセットランチに中程までで、それは十分クリアしている感じ。そしてメインは…?
ブンチャーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
の、豪華版(笑)
私が在住者とは知らない店員さん「これはオバマさんがハノイで召し上がったお料理で…」と解説してました(笑)
なかなかのボリューム。そしてホーチミンではつけダレの量がケチ臭いことが多いのですが(ハノイ行った時どんぶりで出てきてびっくりしたわ)
ここのはターップリ。具材のお肉もターップリ。お野菜も綺麗だったし、Bun (麺sの種類)もプルプル。ほぉ。
ちなみにメインは、Con Hen(コムヘン・しじみご飯)か、ブンチャーを選べ量です。199kのセットのメインは、Cao Lauと言うホイアン名物の麺一択。それもホーチミンではそんなにメジャーじゃないので惹かれるけど。
そしてデザート付き。
豆花。とうふぁん♪
ジンジャーシロップをかけて食べるなめらか豆腐、美味しいですよね。これも道端アイテムですが、こんな可愛い食器で出てくると、また格別。
ちなみに単品料理の方は、魚の煮物を頼みました。
川ナマズの煮物を食べることが多かったので、それが出てくるかなーと思ってたら、これ、鮭っぽい?コ、コストかかってますね(・∀・;(ホーチミンでは鮭、高いんです)
お味も普段私が食堂でがっついてるようなのとは違い、上品な感じ(。-_-。) それでもやっぱり「ヒョエー!!」と驚くような美味しさではなく、「あら美味しい♪」と冷静に言える程度のものですが。。。
品が良い(=ヌクマムの質が良くてあまり強くきかせていない)ので、ベトナム料理に慣れてない方も食べやすいかも。
総表:ここのランチを楽しむなら
と言うわけで、こちら、2人で行った時は上記のようにセット+単品でもいいですし、単品がセットくらいの価格するのと、それぞれの料理に結構ボリュームがあるので、2コース違うのを頼み、シェアをすると言う形でもいいかも。
ホイアン名物のランタンがあしらわれていたりして、きっと夜だともっと美しく、民族音楽も夜は入ると聞いているので、おもてなしにはぴったりかもしれません。
ただまぁ勝手を知るにはランチ、便利よね。社用であれば全然お安い金額で下見できるので、お仕事でお店チョイスが欲しい方にはおすすすめですよ♪
ところで店内に小泉元首相のお写真を発見しました。はいこれ、やっぱり「あれ」の系列ですね(あれ呼ばわり。。。)。相変わらずあちらは支持しませんが、こちらはほどほど、良い感じだと思いますー(笑)
あ、こちらアイドリングタイムがあるので、ランチタイムご利用の際はお時間、お気をつけくださいませー。
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お店情報
Hoi An Sense Restaurant
12 Phan Ke Binh Q1
Time : 11:30 – 13:45 (Lunch )
17:30 – 22:45 (Dineer)
Spent : 400,000 vnd (コーヒー追加したのでちょっとプラス)
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