一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Phu Quoc – 西側】ラムシャンクに加えてダックコンフィもすごいってば! ~ Grandma’s Kitchen Bep Ba Ngoai / Coco Bar

@Phu Quoc

だーれがフーコックでラムシャクを勧めることになるかと思ったよ?!まぢでこの街、どーかしてるわ!(褒めてる)

興味なかったお店

2025年1月

正直にいうと、私のリストにはなかった。
宿の近くだったため&旧正月の年末年始も休まず営業してたことを、お出かけした旦那さんがチェックしてくれてたので、一度は行ってみてもいいかなー、くらいの反応度合い。

しかし旧正月2日目。
出かけるのはいいが、Grabの数がまだまだ少ない。デリバリーもままならなかったくらいには少ない。

ちょっと時間的に部屋に戻らねばならない時間が決まっていたため、遠出をするのはリスキーだな、と判断し、歩いて行けるこちらのお店に行ってみようということに。

お昼が遅く、そんなに飢えてなかったということもある。
もしはずしても、まあ今日くらいは。。ってな感じ(失礼だな)

ホイホイ、完全観光客向けってな感じの店構え。
欧米の方が止まってることが多いエリアなので、この店も欧米の方にとても人気らしい。

この日は特に、ニューイヤー直後ということもあって、ほぼ満席状態。その9割は欧米の方。さーて、この客層にウケてるお店が、吉と出るかどう出るか。

店内はあまりに人が多かったので撮影自粛。
しかし各所にこんな感じでベトナムの中部感を出しててフォトジェニック。

オープンスペースで扇風機だけだったのも欧米人好み。
今の季節(旧正月前後)は無問題。しかし暑い頃になるとちょっと辛いかな(・∀・;

メニュー

こちら、ベトナム料理かと思ってたんですよ。
見た目もそうだし、お店の名前に、英語では、

Grandmα’s Kitchen

とあるけれど、併記で、

Bep Ba Ngoai

ともある。ベトナム料理であろう雰囲気バンバン。
しかし欧米の方がよく入店しているのを見かけてはいたんです。

欧米の方に支持されるベトナム料理。
これは偏見でもありますが、ホーチミンでの事例を見てても、あまり良い予想ができなくて、こちらのお店をアンテナに引っ掛けなかったというのもあるかも。

で、メニューの表を見ると、うん、ベトナム料理ですね。
しかし…?

おおっ?!裏面を見ると、ベジタリアンメニューもあるが、パスタだと?ダックコンフィだと?そして…

ラムチョップだとおお???
左rないは、その上にラムシャンクの文字が!!!

しかし。。。385k????
そんな金額で、ラムシャンク????

正直ホーチミンでも滅多にリピートしたくなるものは少ない。唯一リピートしまくってたお店は閉業された。それがこの競合少なさそうなフーコックで???

これは行っとかな( ・`ω・´)b

あと何、カクテルのページの一番上の、ローカルレモンラム 55kってのはwww
ローカルのカフェじゃないんだからw

他のカクテルも安いねえ。
ってか、蒸留酒系のハードリカーも激安。。。こりゃー料理がどうのという前に、欧米の方から人気でるわw

そしてコーヒーなんか、おかしいおかしいっ!!ホットコーヒー15kって何よ?!そんなんローカルでも出してへんで今時?!このコーヒーもどんなもん出してるんか飲んでみなあかんな?!

衝撃のラムシャンク

で、まあ価格帯が全般に安すぎるくらいやから、一抹の不安を覚えつつも待つ。

待つ。待つ。

ほぼ満席だったから仕方ないなとは思ったんだけおd、40分くらい待ったかな😅
Google Map見てもこちら、割に待たされる感じ。なので時間にはゆとりある時に行ったほうが良いかもしれない。

混んでなければさほど待つことはないのかもしれませんが、レヴューを読み込んでいくと、どんなケースでもそれなりに待つようだし、何より。。。

こんな丁寧な仕事しよったら、そら時間かかるやろー!!!
こんなんがチャチャっと出てきたら怖いわ!!

うひゃ!!なんだこのオーラ!!香り!これが、385kだって?あり得んだろ!

ソースの艶がまたいい感じだ。ラムファットと合わさり、食べる前から「はーっはっはっは!!」と高笑いしたくなるほどのナリをしている。

ドヤ顔どころではない。
挑発にも近いものを感じる。ワクワクすんねー!

ってことでナイフで触れたら。。。
これ、ナイフ必要ないわ。フォークで十分。

とろっとろ。
口に運ぶと、ワーオ!

赤身の部分はしっかりしてるんですが、そこすらもしっとりしていて、口の中を滑るような滑らかさ。

肉の旨みが濃厚なところに、その旨味と拮抗する濃度のソース。自分が食べて来た中では結構脂は多めの方だと思うけど、それに伴う嫌な香りはなく、かといって綺麗すぎる行儀の良さもない。

うおおおお!!
ラームシャーンク!!

と、感動のあまり脳内ではこのポーズ。
(それショーシャンク)

まごうことなき羊の美味しさを遺憾なく発揮しながらクドいところがなく、しかし食べ終わりに鼻腔に(ふ…っ)と羊ならではの香りを残す。なぁんという色気!!

ここしばらくで一番興奮したっ。
これは、いいぞ?ラム好きの方ぜひ試されたし!ただし時間はかかるから、ゆっくり構えてられる時にね。

結構ボリュームがあるので、3人で分けても十分そう。他にあれこれ食べるんだったら4人で分けてもいいかな。

お肉のコンディションがいつも同じかはわからないけど、この日のファッティさ加減だったら、うん、4人でも楽しめそう。

またねー、サイドの揚げ芋、にんじん、ズッキーニなどなどが絶妙なのさ。

カリフラワーは茹でずにもっと思い切って焼いたほうが良いなと思ったし、とうもろこしは彩りだけになってたけど、それもすごく個人的&ピッキーに言えば、という話。マイナスにはならない。

いやーっ、震えたねっ。
フーコックでラムシャンク?!
そんなもん誰が想像するよ?!

しかも絶品。
フーコックっ、恐ろしい街っ!!

Bun Cha Gio

もう一品、Fried Spring Roll and Rice Noodle Salad ってのを頼んだんですが、ラムが外れた場合の安全牌、と思って頼んだこちらの方がリスキーだった😅

美味しいんです。ちゃんと調理もなされてるんだけど、なんと甘味がほとんどないBun Cha Gio。初めてこの料理を食べた方には何の抵抗も生まれなかっただろうし、こういうものとして食べると美味しい。

しかし甘めのヌクチャムをかけて食べることに慣れすぎてる自分には「違和感」があって、最後まで馴染めなかった。

揚げ春巻きとお野菜がたっぷり添えられた混ぜ麺に、何も手を加えてないヌクマムをかけて食べた感じ。

ベトナム料理を知らない人が食べたら、こういうものかと受け入れられるんでしょうが、こちらは私にはちょっと向かなかったかな。

しかしあの甘さが苦手、という声はよく聞くので、この味付けの方が好まれるケースも多いのかもしれないな?ホーチミンでは遭遇したことがないけど😅

兎にも角にもラムシャンクだ

おそらくはこちらのお店、ベトナム料理より、欧米系の料理の方が得意と見た。
キッチンの様子は全く見えなかったので、どちらの方が作ってらっしゃるのかは分かりませんが、おそらくオーナーさんと思われる人は、明るいバンデラスみたいな方でした。

常連さんも多いみたいで、彼と楽しげに会話を交わすゲストも多数。
2019年からのお店ということで、そんなに古いお店ではないようですが、COVIDを超えてそこにあり続けてるという事実には底力を感じます。

ここ、裏通りにあるのだけど、絶対再訪マストだわ。
ベトナム料理の様子はちょっとわからん。しかし欧米系の料理はかなり期待ができそう!

よく泊まる宿の近くなので、これは嬉しい発見だーヾ(@⌒▽⌒@)ノ

追記

こちら、Coco Barという看板も店頭にありまして、何かな?と思ってたら。。。

どうやら元々、Grandma’s Kitchenというベトナム料理屋さんがあって、CocoBarというのがあとでジョインしたみたいですね。

そして、Coco Barの営業時間は、夕方から?ってことは…もしかしたら昼にはラムシャンクを含むウェスタン系の料理はやってない?

まだ不明です。ランチにタリアテッレ食べに行きたいなと思ってたんだけど、もしかしたらないかもしれんな。ちょっとこの点、調べられたら調べてみます(-人-)

2度目来訪で確信したこと!

2025年2月

昼の営業は不安定

滞在中に2回行きましたー!
ほんとはもうちょっと行きたいくらいだったのですが、ここ、Google  Mapには日中も空いてるとのことだったけど、特にテト時期も重なってか、昼の営業はすこぶる不安定😅

2日間、偵察したけど、どっちもClose。昼は、お店に確認して行く方が良いようです。特に、当日チェックするの大事。前の日に「明日空いてる?」と利いてもキッチン依存なところがあるようで、ホールの方は2人とも「わからんなー」って感じでしたw

夜は営業してるようなので、ここで食べたいなと思ったら、夜に回しておく方が確実かもしれません。

フェトチーネがめっちゃうまい!

自家製生麺なんですよ。結構わたしの鬼門食材。
特に日本で「生パスタ、あります!」として、素人作りみたいなおいしく無いのによく当たってた時期があって、印象よく無いんですよねーw

乾麺にしてくれ、と何度思ったことか。
しかし世の中には美味しい生パスタもあるもんだ、ということをホーチミンに来てから知り、しかしながら過去の傷は大きく、試す際には(どっちやろな。。。)と警戒心バキバキで挑むのが常。

ええ、ここもそうでした。
しかし。

うっはあ。
これは。

イヤイヤ食べてみるまではわからない。ここまで来てもまだ警戒する、過去の傷って面倒ね。

しかし一口食べると…?
わーお、なんだこのボリューム感!みた通り、ヌードル1本がかなりのボリューム。これもうきしめんどころか、ほうとうやないか?!とか思ったのですが…

そこはちゃんとセモリナ粉と卵黄の旨み、またそれが醸す食感がしっかりと。しかしエッジーになりすぎず、たまに手打ちにある、シリコンを喰むような興醒めな感じがない。

またそのボリュームある面をポップリと包むたっぷりとしたクリームソース、チーズの香り、そこにアクセントを加える生ハム。

ちなみに具材は、サーモンか生ハムか、シーフードを選べるようになってました。しかし生ハム、かなりのグッドマッチング。

そして麺のボリュームがすごいので、ワフワフとかきこむというよりは、一本をぐるりとフォークで巻き取り、押し込むように口に入れたら、ムッパムッパとしっかり噛み締めて楽しむのが吉のパスタ。

うまい。これだけのボリュームなら、食べ飽きてもおかしくないのに、ひと口ひと口が、新鮮でうまい。塩がきつすぎないのも鍵かも。

塩梅、なんて言葉がありますが、あれはどれだけ塩をきかせるか、というより、どれだけ素材の旨みを引き出す塩の使い方をするか、ってことだなあ、というが大変よくわかる好例。うまい。

2度目にして断定

で、ベトナム料理も一品頼んでみたんです。
今回は持ち帰りで、揚げ豆腐のレモングラスフレークかけ。

で、納得しました。
こちらのお店のベトナム料理、前回も、Bun Cha Gioの会でも話しましたが、ちょーっとホーチミンで味わうベトナム料理ともハノイで味わうものとも傾向が違う。

気づいたのですが、この店の客層のメイン層は欧米の方。
思い出した、そうだこれ、ホーチミンでも欧米の方が多く集まるところにあるベトナム料理の味だ。しかもかなり振り切ってる。

ってことで、少なくとも自分には合わないなーと。

このお店は、自分にとってウェスタン系の料理を楽しむお店。
少なくとも、ここのウェスタン料理を食べ尽くすまでは、この定義で行くと思います。そして気が向いたら、またベトナム料理を食べてみるかもしれません。そこからベトナム料理は見直すとして、まずはウェスタン。
ちなみにこちらのシェフはベトナムの方のようです。
ただし、フランスでのご経験が長いっぽい。そこで料理やお酒に関するお仕事に長く携わり、今のオーナーと出逢われてベトナムに居を移してお仕事され始めたという話。
というわけで、欧米人ニーズをよくよく掴んだ結果が、テト期間中、毎日ようによくよくお客を集めていたのかと思われます。納得。
さ、次は何を食べようかなー♪

ダックコンフィが尋常じゃない!⬅︎NEW!

2025年4月

こちらのお店に行ってくれた友人から耳寄り情報。

「ちぇりさん、ダックコンフィがめっちゃ美味しかったです!」

なんだってえ?!

いや、そうだそうだ、前回ラムとどっちを食べるか迷ったんだった、と思ってそれを目当てに行ってみた。

旧正月時とは違ってこの日はかなり空いており、ゆっくりと店内撮影。
フーコック、なんかたった2ヶ月でも急激にお店が増えてたりして、客が分散してる印象。

このお店とかは特に大通りからちょっとだけだけどはずれてるから、通りがかりに偶然見つけるってことが少なさそうだもんなー。

まあ欧米の方向けの宿とかが多くあるエリアなので、そういうコミュニティにを取り込むチャンスはあるんだろうけど、いかんせん、この時期はそんなに人手がなかったようだ。

ダックコンフィ

もとより私はダックコンフィが大好きなんだ。メニューにあって、よほど他に食べなければならないものがない限りは、それを選ぶ。

最近でもワインとフレンチの名店にて、大絶賛したのは記憶に新しい。

というわけで、コンフィと今回は、カプレーゼサラダ。

はい美しい!

どうしても店内が薄暗いので写真に若干の修正をかけざるをえないけども、まーっ、テーブルに持ってこられた時から、それはそれは素晴らしい香り!

周りがサリっと香ばしく、安価はトゥルトゥル系だ。

つまり、ホーチミンで大絶賛していたSecret Wineさんのものと系統は同じ。

ですが価格も違うし、こちらのものは味の印象も少しカジュアルな印象。どちらも素晴らしく美味しいが、ちゃんと価格なり、土地柄のポジショニングなどが順当に反映されてるお味で、それもまた良い。

安かったりお店の雰囲気のカジュアルさがありつつ一流店の味ってのは違和感あるし、逆もまた然り。それぞれの領域というのがあって、最適解は変わるもの。

きちらのコンフィはそれをフルに魅力的に体現しているかのようだった。素晴らしい。

今この文章を書きながら正確に口内に味を再現しているが、おあずけ食らってる大型犬のごとく涎垂らしてる。

カプレーゼ

カプレーゼは、ぶっちゃけワタクシ、モッツァレラにそんなに魅力を感じない人なのでハイハイって感じではありましたが…

興味がないの上で、驚いた。

非常にふんわりとした食感でミルキーさの濃厚度合いはそこまでなかったものの、口触りの良いモッツァレラを使われてました。

これ極上のになるととてもミルキーで愛らしかったりするのですが、なかなかそういうのに遭遇できない中にあって、ここのは愛嬌のある食感。

ちょっと塩を振っていただくと、安いモッツァレラにありがちなゴムみたいな食感んではないため、非常に艶かしく、しかしそこはフレッシュチーズなのでいやらしくなりすぎず、美味しく食べられてくれました。(食べられて…?)

デザート!

これは日替わり的なメニューだったようなので、いつもあるものではないようなのですが。。。

チョコレートチーズタルト。
どんなにどっしりしたものが出てくるかと思いきや、アマンディーヌ的な生地の部分にココアを生かして、クリームチーズはその上をうっすらとコーティングする程度。

そして上にはダークベリーのソースを敷き詰めててちょっとこれ素朴なフリしてかなり美味しいんじゃないのなんだよコーヒー頼んじゃうぞ!

と、うっかり我を忘れて頼む予定でなかったコーヒーまで頼んじゃいました。
洗練された、とか言うんじゃないけど、がっつり食事を締めにかかってるのがわかる。

こう言うリズムを感じるスイーツを作る方であれば、他のスイーツも美味しいことであろう。日替わりだったら次回は別のものになってるかもだけど、きっと頼もうぞ。

胃袋が空いていれば。。。

大事なことなのでおさらい

さて、ここでもう一度皆さんと一緒に復唱しておきましょう。

「ベトナム料理は、ここでは食わんでよし」

日頃から、美味しさは人それぞれ、と申し上げておりますが、そしてこちらのベトナム料理を美味しいと思われる向きもおられるかとは思いますが、このブログの読者さんで、なんとなく日頃からちぇりタヌと舌がちょっと似てるなーと思ってくれてる方は、ここのベトナム料理は食べんでいいと思いますw

その分、洋食系の方に全振りしましょう。
フーコックでなんでウェスタンを食べなあかんねん、と思われるかもしれませんが、間違いなくコスパが良すぎる。特に、ラムシャンクとダックコンフィは間違いない。

わー、自分次回はラム食べるの?ダック食べるの?選択肢がどれも強ツヨでやっぶわいです!


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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Grandma’s Kitchen / Coco Bar
118/3 Tran HUng Dao, Phu Quoc
Time: 12:00 – 15:00 / 17:00 – 22:00
Spent: 300,000vnd / person

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