ケンタッキーのチキン、美味しいですよね。私も大好き。ですが。。。Covid後から、ホーチミンのKFCが著しく全くもって美味しくない!ってことで、最近流行りレシピを試してみました!
ホーチミンKFC事情
私がきた頃からホーチミンにあったKFC。
ホーチミンの外来種ファストフードの中では古参なんじゃないかと思われ。
で、多くのローカルの方がご飯メニューを食べてて、鶏もものベト式照り焼きみたいなのが美味しかったんですよね。
おお、まだ記事、保存してたわ。
で、普通に美味しかったのですが、COVID後、仕入れが変わったのか、鶏がマヂで美味しくない!
これね、「まぁた、フードアナリストとか言う看板上げてるから、偉そうにカッコつけて言うてるんちゃうん?」とか言うレベルじゃないの。もう相当数の方も指摘されてたし、まずいというか、鶏に味がない。
例えるなら冷凍と解凍を繰り返してドリップで尽くして旨味カラカラになってる感じ。
COVID直後はまあ、色々大変だったよね。。。って感じで様子見だったんだけど、一向においしくならない(・∀・)
ケンタのフライドチキン、好きなんだけどなあ。。。
残念、とか思ってたら。
最近はやりのフェイクKFC
最近SNS界隈で流行ってる、KFCのフェイクレシピ。
あ、再現レシピっていうんですかね。かなり色々出てきてます。
で、自分が見渡す限りの中でいくつかピックアップした中で試して、一番作りやすくてそれっぽかったのが、こちら。
多少、作り手さんの姿勢とかお人柄的なものも自分の選択基準に入ってる気がしますがw(食材の扱いがあかん人とかのは弾いてる)、自分も実際試してみて、これがいいなあ、と。
ただし、味の好みはやっぱり変わるので、ちょっとアレンジはしました。ですが、衣の様子とかがめっちゃケンタ!
お店で買えないなら(買えるけど買いたくないなら)自分で作ればいいじゃない?ってことで、えこれ、お役立ち!
ベトナム在住アレンジ&下味
というわけで、上記の方の味つ部分のレシピはこちら。
鶏もも肉 3枚 塩 (鶏肉総量1.5%)
味の素 (塩と同量)
黒胡椒 小さじ2
白胡椒 小さじ1
鶏もも3枚って何gやねんw
塩と味の素の量は比率で出してくれてるけど、胡椒の量は定量。。。
日本の鶏ももだと、だいたい1枚300 – 400gくらいのものが多いかな。品種にもよると思うんだけど。
今回は300gってことで見積もって、800 – 900gくらいの鶏肉量ってことで考えとこか。それ以下だったら、胡椒の量も調節して作ってみたら、
自分には、ちょっと、しょっぱい🤔
のと、味の素、常備してなかったんですよね。
今調味料に含まれてるもの多いからね。
ので、加減して行き着いたのが以下。
塩 :鳥モモ肉量の1%
マッシュルーム出汁:鳥モモ肉量の0.5%(お好みでもうちょっと足しても)
胡椒(トータル):鶏肉100gに対して1g
※1 胡椒小さじ1≒3g / 鶏肉1枚300g ←胡椒3g=小さじ1
※2 元レシピにあるよう胡椒は白黒ブレンドした方が雰囲気出るが、ない場合はどちらかでも
ちゃんと崩せよそれ。
手を使うのは有効、より細かいところまで調味料がしっかり行き渡ると思うので。
手って結構表面構造複雑だし爪もあるので、一度細かい汚れや菌が入り込むと、洗うのなかなか大変。次の作業に行く前に、相当の時間と手間が洗浄にかかるので、ポリ手推奨。
んで、15分は放置。
できれば早めに作っといて、1〜3時間くらい置いとくといいかも。
衣
これがねー、今まで自分が試したことないレシピだった。
んで、作れたことがなかった様子の衣ができた。
ガリガリ衣が好きな人は、簡単なのでやってみて。
まず
炭酸水100cc
の割合でよく混ぜます。
シュワシュワです。
それに潜らせて、強力粉をまぶします。
自分は面倒だったのと、バッター量がちょうどいいくらいだったので、もうバッターの中に鶏を突っ込んで全混ぜしたのに強力粉をまぶしました。(雑)
この時もしバッター量がたっぷり過ぎる場合は長時間つけることで若干塩気が抜ける可能性があるのでお気をつけを。
で、粉塗すところ、写真撮り忘れた(・∀・)
ただ本当に、強力粉を塗すだけです。難し事はナーンもいらん。
ただ、動画では一回しか衣つけてなかったけど、どんなふうになるか予測がつかず、薄い気がしたので、2度付けしたのも作ってみた。
バッター▶︎粉▶︎バッター▶︎粉
さあ、同違いが出るか。
揚げ
ケンタのフライドチキンは圧力かけて揚げるとかなんとかで「家庭ではできない味!」って事だったけど、この再現レシピでは無理に圧力かけることにこだわらず、2度揚げ、って手法で乗り切ってる様子。
最初は、130℃でじっくり5分ほど。
しかし家庭用の小さな小さな揚げ鍋で温度をキープするって結構難しい(´Д` )
まああまり温度が高くならないように130℃以下120度くらいまでの間でなんとかするってことで。ここのポイントは「低音で火を通す」だ。
全然勢いがなくてやる気のない泡が「あぱぱぱぱぱ」と出てくるくらいで(だっ、大丈夫か。。。)となりますが、ここは鶏に火を通す、くらいの気持ちで。
油にしてはかなり低い温度ですが、湯で炊くよりは高い温度で調理してるので、しっかり加熱はできます。
で、油を切る。
この段階ではアルビノの唐揚げ。おおっ、なんかちょっとそれっぽくなってる?
ちなみに粉、1度付けのがこちら。
2度付けのがこちら。
こっちの方がそれっぽいな。衣が花咲いとる。
え、なんか光の加減で白く見えるだけなんちゃうん?と思われた方に、こちらが対比。
2度目は180度で2分ほど。
ただこの時に時間は重要ではなく、1度目で火は通ってるので、2度目は衣がカラッと揚がって美味しそうな色がつくまで、が目安。それがだいたい2分ですよってことで。
ただあんまり低めで長くやると、肉の水分飛ぶし衣も硬くなり過ぎるので、温度と時間の目安は大きく外さないように。
そしたら。。。
出来上がり♪
おおおおお!
それっぽいのできてるやん!
実際頃もガリッガリで美味しかったです(^・^)
こんな衣、今までトライしようと思ったこともなかったわ。
そして味は、胡椒がポイントやなあ。
ベトナム在住で故障を大量消費したい人には、リストに入れておきたいレシピじゃないだろうか。しょっちゅう食卓にでてきても問題ないどころか嬉しいレシピやし(^・^)
ちなみに
動画のレシピでは、2度上げした上で、ラップしてレンチンすることで、ケンタのあのちょっとシナっとジトッとした感じの衣を再現、というアクロバティックなことをしてたんですが、
あんまりジトっとならなかった(・∀・)
そして我が家のレンジ、設定変えたら落とせるんだけど、出力800wだったんで、肉の水分飛んでもたw
衣ガリガリ、中の鶏肉はジューシーに仕上がってるままで食べる方が、我が家には合ってたようです。
レンジ工程、トライするなら出力は600wに合わせた方が良いかも。
衣の粉
そういえば、衣の粉。
強力粉なんか家にないわー、という方も多いのでは。ホーチミンだと、オールパーパス(中力粉的な配合のもの)が多いしね。強力粉、狙って買わないと売ってないところも多いし。
で、強力粉・中力粉・薄力粉、全部でトライしてみたんですが、中力粉まではそれなりに「っぽい」ものができます。
薄力粉は流石に「あんたもうちょっと、シャンとしい!」と、はたきたくなるくらいには弱々しかったかも。まあそれも、
「これはこういうもんです!」
と言い切ったらそういう料理で通るくらいには美味しいんだけど、中力・強力と比較したらって話ね。
しかしこのフェイクはすごい。
実際にはもっといろんな工程もあるし、スパイス類もこんな簡単じゃないから、「再現」っていうのは、ケンタに失礼かなって思うけど、「っぽい」ものはできてると思う。
し、このタイプの衣、自分で作ろうとしたことなかったので、経験値アップ!
簡単だし、おすすめよん♪
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント