テイクアウトのお店から初めて、今は素敵なレストランを構えるまでに。チャーミングなヘムの中のピザ屋さん、何かと可愛らしいお店です♪
このヘムの中は盲点だった
場所は Da Kao。
ワタクシ流に位置情報をお伝えするなら、飲んだくれの聖地、
https://cheritheglutton.com/cccp/
ロシア料理のCCCPがあるあたりの道路の向かい側にあるHEM。みなさんきっとよく通ってると思うんですが、結構盲点なエリア。
そもそもこんな綺麗なヘムがあるってのも気づかないケース多し。ここの店の話をすると、大抵「そんなとこに店あったっけ?」と言われる😅
またこのヘム、そんなにお店がないから、他のお店に行った時に見かけた!みたいなケースも少ないのよね😅
表の大通りにはいろいろあるんだけども。
で、この愛想のないヘムをズンズン奥に進んでいくと、右側にあります。
あら可愛い♪
南国っていうと原色でカラフルなイメージを持たれる方もいるかと思いますが、ベトナムは、もちろんそういうお店もあるんだけど、意外にこんな感じでアースカラーで可愛くまとめてるところも多い。
中に入っての感じいいわー。日中から間接照明使って、おしゃれだこと♪
カフェにしても、こういうこじんまりしたお店にしろ、内装のセンス良い方多いよなあ。
平日のお昼だったんですが、この後も続々お客さん来てた。人気なんだなあ。
元々テイクアウトのお店が別にあって、そこから始まってたようだから、知名度はすでにあったのかもね。
こじんまりしてるお店の印象があるんだけど、着実にファンを増やした上でレストランを出されたということか。手堅い。
メニュー
ピザがメインのお店なのですが、軽いスターターなどもあります。
パスタも定番。
イカの詰め物とか、チキンハリッサなんかもあるところは流行りに乗ってる感じかしらね。
で、ピザ。
Marinaraが最低価格で158kですが、200k前後が主要価格帯のようです。
最近は、300k以上のピザ屋さんも出てきてるので、決して高いわけじゃないけど、全体で見るとやや、平均より高めの金額。
美味しかったら全然許容範囲の価格帯。
スープやフムスなんかも取り入れてるのねー。
中東系のレストランもたくさんあるので、フムスとハリッサは珍しくないのですが、ピザ屋さんで一緒に出してるところはそんなに多くないかも。
ドリンク類も、ちょっとおしゃれにしてある感じ。
ベトナムの方の間ではまだコンブチャって人気あるのかしらね。日本人的には、つい昆布茶を連想するから紛らわしいんだけどw
あ、お酒もあります。
ワイン、かなり市場が広がってる気がするよね。実際に若い方達にどのくらい飲まれてるかはわかんないけど、当たり前のようにドリンクチョイスに入ってる。
まだまだお若い方がボトルを入れるに至るまでには届いていないかもですが、ワインのチョイスも広がってるし、目にするバリエーションも広がっている気がします。
実は昨今の世界事情から、これまでさほど大きく無かったマーケットだったベトナムが輸出先として有力視されているという話もチラッとあって、(ごめん、数人からしか聞いてないので真偽不明ね)機運が巡ってきてるのかしれません。
このビールのラインナップ、知らんなあ。
今度飲んでみるか(^・^)
ピザはハーフ&ハーフで!
突き出しに、ピザ生地を活用したパンが少々、オリーブオイルとバルサミコ、そしてオリーブの和物!おおっ、これはワインがあったら楽しいな♪
生地は加水率高めの、外パリパリ、中ムチ❤️系のサワードゥ。
モチモチってよりも、ムチ❤️
ムチムチでもムッチリ、でもなく、ムチ❤️
なんか、可愛らしいヽ(・∀・)ノ
で、今回はハーフ&ハーフにしました。
マルゲリータと、5種のチーズ、だったかな。2人とかだと、これやってくれるのありがたいよねー。
マルゲリータはトマトソースの加減を見るのに、初見の店では必ず頼みたい一品。フレッシュなトマトソースで、酸味もマイルド。
モッツァレラも確かこちらのお店の手製では無かったか。FBとかで手作りしている動画を見たよ。
ただこの土地のミルクで作るものなので、割にあっさりめ。ミルキーさはそんなに強くなく、またトマトソースもあっさりめ。
もう半分は、5 Cheese Pizza。
5種類のチーズだなんてゴージャスだわね?と思ったのですが、これも。。。
かなり、穏やか😅
3チーズとかでも、もっとブルーチーズの香りが立ったもの、ゴーダの風味が香るものなどの経験が多かったので、これはちょっと拍子ぬけ。
でもいいの、ここのピザは生地で食わせるタイプだわ。
そして過渡期にあるベトナムのピザ市場にあっては、まだ個性的な絵ピザの需要は限られる。このくらいの方が断然間口が広いと思う。
事実この日も、学生さんかなあ?職場の仲間?わかんないけど6人くらいのグループの方たちが、楽しそうにピザを分け分けしていらした。
10年前にはなかなか考えられなかった光景。こんなヘムの奥の店にローカルのお若い方達がピザを食べに来るなんて。
それもこれも、「アジャスト」された味わいを足がかりに広めてくれた先駆者があってこそ。パイを大きく取ろうと思ったら、このくらいの穏やかさを目指した方が有利な気はする(必ずしも正解ではないこともあるけど)
カルボナーラ
トマトソースはピザの方で確認したので、パスタはカルボナーラ。
こちらも十分なソースの濃度にジリッとした口当たりが美味しいベーコン。バランスいいです。
でもやっぱり塩は控えめ。
これに黒胡椒をもちょっと強めに降ると物足りなさがなくなるかな。
いや、個人的にはこういう味も好きなのです。かなりベトナムの方の好みの味に慣れてきてるので。でもこれが一般的な日本人には「物足りない」と受け取られがちなのはわかるw
おそらく日系のお店には見られない塩の控え方ですが、バランスはすごく良くて、きちんと作ってるからこそ、塩が淡めでも美味しくいただけるということを忘れてはいけない。
だからそれを自分は、美味しい、と感じる。
決して塩を控えれば良いという話ではないことをお伝えしておく。塩梅は大事だけど、塩が薄くても食べさせるためには技術が必要だからね。
まあうん、お酒が入ったらもうちょっとクッキリした味を求めるかもしれないけどw、先が楽しみなお店だなあ、と思いました。
サワードゥにある優しい感じも、最近はこういう表現は怒られるのかもしれないけど、女性的というか、しなやかでカーヴィだけどパッと微笑むような愛らしさを感じる、素敵な個性のあるピザでした♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
En’s Kitchen – Italian Cuisine & More
109/11 Nguyen Binh Khiem,Q1
Time: 10:30 – 21;30
Spent: 350,000vnd / person
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