ホーチミンではあまり見かけた記憶のなかったミートパイを発見しました!ボリューム満点、そして馴染みのある感じの味で、こりゃポスト・ピザの座に代えて活用できる???
珍しいパイの宅配?
小さい頃、パイといえば「パイの実」やら「源氏パイ」のイメージくらいしかなかったのですが、育つにつれ、世の中にはバターを織り込んで層にしたものばかりでなく「練りパイ」というのがあることを知りました。
バターは使うのですが、ダイスにして小麦粉などと混ぜ合わせすぎないように和えたものを水でまとめる。それを数回折りたたみ伸ばすことで、構造としては、折りパイをなぞるものになるのですが、当然ながら、均一ではないため、もっとざっくり。
家庭ではこちらの方が圧倒的に扱いやすい生地なので、アップルパイやらキッシュの記事にも使ったり。
そんなパイのお店があった!と言っても、お料理系です。甘いのじゃない。Danistani の名物料理だと書いてある。え。どこですって?Danistani???
大変失礼ながらちっともイメージが湧かなかったのでググってみると、日本語的には「ダゲスタン」と読むらしい。
ロシア連邦を構成するカスピ海沿いの少数民族が為す共和国だそうで、うん、ごめんなさい。初めて聞いた。どうやらパイ料理はそこの国の名物らしい。
メニューの一番上に来ているのはほうれん草とチーズのパイ。一番に来ているからにはご自慢なんだろうし美味しそうだな、と思ったけど、この日はがっつり食べたい感じだったので、ミートパイにしてみました。
ちなみに、200kドン以上というお値段からも想像できるように、こちらはかなりの大きさらしい。お一人様用には、Kurze という種類の、これもパイらしいけども小さめのものがあるようです。これも250g くらいあるそうだからなかなかな量っぽいけど(・∀・;
あともっと小さなポーションの料理もあります。これは皿型のパイとは様相が違ってますが、おつまみなんかには良さそうねー。
そしてなんかお菓子がある。ほんまか?ほんまにこんな綺麗なケーキあるんか?(笑) と思って頼んだら、そこそこ綺麗だったし味も悪くなかったです。甘い、のは甘いんですが、甘いもん食べたいと思って頼むんだから、頼もうとした人には満足の味(笑)
デザート、なぜか写真が保存されたかったので先に報告しときますー。あ、上の写真の一番下のピンクのお花みたいなのは、マシュマロみたいなやつでした。また写真にはないけど、カリッカリのメレンゲもある。
書き物で行き詰まった時にガリガリやってると幸せでした(笑)
さてミートパイの登場です
予告時間の小一時間内には届きましたが、あまり早く作れるものではないので、食べたいと思った時には計画的に早めの時間に頼みましょう。冷めた分はオーブンで焼き直しができる料理ですし。
ああ、こんな感じで配達されるピザ、ありますね。もしや、ピザが蓋された感じできたりするのかなーとか思ってたら…?
でぇけええええ!!!(・∀・;
片手で箱を持つとずっしりとする。そしてこの手作り感溢れる様相。ホームメイド感が満載ですね(笑)
しかしそれにしても重い。これは測ってみなければ!(๑•̀‧̫•́๑)
……ななひゃくさんじゅうごグラム…?(・∀・;
確かに、200k以上というのは、高級ピザ並みの価格ではあるから、量はそこそこあるだろうと踏んでたけれども。。。まさかここまでとは。。。
あ、箱ごと測ってるからちょっとサバ読み?!にしたって、せいぜい50gくらいよな。。。で、でけぇ。。。
切り分けてみるとこんな感じ。
1/6サイズくらいを切り取ってみたのですが、刃先、ずっしり。。。ああ言うたさ、ミートパイが食いたいと。そうは言うたが。。。
こんなに肉がぎっしりとは(・∀・;
生地は練りパイではなく、イースト系の薄い生地。ただしイーストの種類や粉にはそこまでのこだわりがないようで(それが本場のスタイルなのかと思われる)、いわゆる、家庭で作ったピザ生地的な。
正直に言います。生地に関してもフィリング部分に関しても、可もなく不可もなく、といったところ。ただし、日本人が食べられないハーブやスパイスも、さほど強くは使われてないので、食べやすいっちゃぁ食べやすい。
が。ちょっとパンチがない。ので…?
モディフィケーション!
あまりに素直な味すぎて、ちょーっとつまらなかったので、ひと手間かけてみることにしました。
ほうれん草とチーズのパイがある、と言うことは、食材としてチーズをお持ちなので、トッピング別料金でいいから、ミートにもチーズを加えられるようにしてくれたらいいのになー、と言うのがとっさに浮かんだので、チーズを詰めてみた。
三角ピースにカットして、上部をぴろっとめくりあげたら結構スペースありますんで、スライスチーズでもピザチーズでも。ごってりさせたかったからまず、下ろしたグラナパダーのもかけた。豪華版(๑•̀‧̫•́๑)
で、250度くらいのオーブンで、5〜6分だったかな?これはオーブントースターでも大丈夫だし(焦げが気になる場合は途中でアルミ箔をかけて)、上面のカリカリを求めないなら、フライパンで弱火にかけて蓋をして加熱してもいい。
この場合、蓋をしないとチーズが溶けない。そして上面が焼けないと言うデメリットはあるけど、本来はもう完全調理済なので、安全性的には無問題。そして出来上がったのが…?
はーい、おいしそー!!!(≧∇≦)
チーズはプワプワとろっとろで、生地の部分はパン生地をカキカキにした感じ、例えるならグリッシーニ的硬さがあるけど、そもそも薄いので口に触りすぎると言うこともない。
且つ、水分が抜けて味が凝縮されてるのか、塩味も上がってうめーじゃねーか!!(´⊙ω⊙`)
好みでオリーブオイルをかけたり、タバスコやチリソースをかけて食べてもいいかも。ほとんどピザ扱いですが(笑)、肉肉しさがたまりませんぞ(*´ω`)
冷凍保存もできそうです
焼き直しの仕上がりから見ると、これ、カットしてラップでぴっちり包んで冷凍保存もできそうです。時間があるなら自然解凍してオーブンかトースターかフライパンで焼き直す。
レンジはかけすぎると生地がガッピガッピになってしまうので、ラップした上で解凍モードか弱電力で様子を見ながら。そして焼き直し。180度くらいで凍ったままの元をじっくり焼く、って手もあるけれど、それは20分くらいかかりそうよな。。。(やってないから時間は目安)
しかし。。。ミートパイと同じくらいの金額を誇る、ホーレン草とチーズのパイってどんなんだろうなー。どんだけホーレン草使ってるんやろ。気になります!
Dag Pie the Best Pie In Town
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