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ホーチミンで漢方買おうとしてみたら?

食品

さて、note でもお話ししましたが、

 

 

ホーチミンで診てもらえるならこんな嬉しいことはないわけで。と言うわけで、ローカルのお友達に来てもらい、チャレンジしました。さて結果は如何に?

 

5区の漢方薬通り

 

ベトナムの漢方。それは北が中国の影響を受けて始まり、それが南に伝わったときには、全く独自のものになっており、今でも北と南ではその内容や傾向が違うんだそうです。

そりゃまぁ生えてる植物の様子も気候も大きく違うだろうから、当たり前っちゃぁ当たり前。もちろん中華漢方の要素も残っているし、同じ概念を持った薬もあるとは思うのですが、そうか。どうやら結構独自なもののよう。

 

 

で、漢方薬やさんが集まってるのが、やっぱり中華街近くの5区。同じ通りにいくつも似たようなお店が並んでいるようです。

が、各店、得意な分野があるっぽくて、ザクっと見ただけでも品揃えがかなり違う感じ。もしかしたら、奥に他の在庫もあるようですが。。。

 

 

それにしても…まぁそのあれだ。衛生面は大丈夫か?と言う状態ではある(;´・ω・) マレーシアやシンガポールの漢方医とはあまりに趣が違いすぎる。。。お店の人も「使うときは必ず一度水を通して洗ってねっ」と。

最初に見た上のそ店には、シナモンがもう薪のように積まれて売られてました。シナモンは、元業務用食材店のMega Marketなんかにもありますが、日本では製菓用などにほんのチョッピリが高額で売られているのに慣れてた身には衝撃(。-_-。)

でもそうか。シナモンも漢方の一部か。お肌のできものの治療に使うとかって話も聞いたことあったなぁ。

 

 

こちらは前のお店の数十m隣にあるお店。うん、やっぱり置いてるものが若干違う。

 

 

ベトナム語での名前すら書いていない。価格も聞けば教えてくれるが、そもそもこれがなんなのか、から聞かなきゃなので、私の場合はローカルの方抜きには難しい。。。

 

手軽に使えるものもあります

 

では、自分たちだけでは一切行く必要も価値もないかと言うと、そんなことはないのです。

例えばこれ。烏骨鶏スープのハーバルミックスだ!これはわかる!(笑)

 

 

そう、ホーチミンでは烏骨鶏がスーパーで買えたりするのでウッカリしそうですが、烏骨鶏のスープってのは史上最強級に滋養に満ちた薬膳スープ。

ややこしい漢方知識がなくてもそれを生活に安易に取り入れられるように、このような薬膳ミックスがあるわけですが、素晴らしすぎるわ。。。

あんなもん、日本で頂こうとしても出してるレストランが少ないし、自作しようとしたらなおさら困難。それがホーチミンでは「気軽に」作れちゃうですね?こんな贅沢あります?

 

あと菊花茶とかもポピュラーですね。ノンカフェインだし、目に良いとされているはず。あと免疫力アップだったかな。

あと、私昔、目が腫れぼったくなったことがあって、あーこれものもらいの前兆だ、と思った時に…

 

 

「これ飲め」と言われて、泥のように濃い菊花茶をどんぶりいっぱい飲まされたことがあり、ウゲーっとなったことがあったのですが、翌朝。目は晴れることなく中の膿が出て乾いたものがコロンと落ちて終わり、ってことがあったんですよね。

まぁこれは漢方に詳しい人の指示によるものだったので私の口からはこれをこうしたら良いとは言えないのですが、驚いたなぁ。

嬉しかったのは羅漢果。

 

 

この、カラカラに乾かされた球体のものは、割って煮出すのと、さっぱりとした甘味の飲み物になります。漢方、ではあるのですが、ライトな日常的なお茶の域にあるもので、中華圏の涼茶屋さんなどには定番であるお茶。

代替糖分と言われるほど甘いんですが、これに含まれるモグロシド、と言う甘味成分は人にはエネルギーとしては吸収されません。ので、糖摂取を控えなければいけない方などが活用しているケースも。

味的にはくどくなく、ちょっと黒糖のような風味もあり、効能にはいろいろあるとされていますが、自分的には咳止めにも良いと言うことで、漢方文化圏に行った時は下流の羅漢果などを買い込み、愛飲してました。

ちなみに優しい甘味と風味があるので、煮物などに使っても中々いけます。ダイエット食材としても活用できますね。

 

 

貴重な漢方もリーズナブルに買えるようです

 

ベトナムでは街中でも結構見かけることが多い霊芝。これが、今回行った周辺ではメイン漢方な感じで売られてました。形のままのものとそれをカットしたもの。

 

 

あれ、刻んで煎じて飲むのですが、カットするの中々大変らしいですものね。

 

 

 

そう言えばかつて霊芝がサルノコシカケ科に属していたからと言うのもあるのですが、私、かなりこの二つを混同してました。今は霊芝はマンネンタケ科に属しており、霊芝とサルノコシカケは別物、とされてるんですってね。アップデートできてなかったわ。。。

ジンセンもあるようです、大きなものは高め、小さなものは休めと言う傾向があるらしい。

 

 

ただしこれらは薬効が高い、とされるだけに、他のハーブ類や漢方類、西洋行くなどとの兼ね合いがないとも言えません。一定の指導を受けて理解をし、常用している方が証文品の補充として買うのならまだ良いのですが…

体に良いと聞いたから、と言うだけで、適正かどうか不明なまま使うのはやめましょう。良いお薬も、使い方を間違えてしまえば薬効がない、だけならまだしも、悪影響をもたらしては本末転倒。

特に、妊婦さんなどは、漢方による影響がどう出るかわからないので、専門医からの指導がない場合は控えましょう。

 

 

漢方医が診てくれる医所もあります

 

さて、そんなこんなで漢方薬を見学してると「ちゃんと脈診、取ってくれて処方してくれるところがあるよ」とお店の人が教えてくれました。

そうそう、専門の先生に教えてもらってから使うに越したことはないですよね。せっかくローカルの方も通訳さんとしていてくれるわけですし、これはチャーンス!と思ったのですが…?

 

 

「外国の方は食生活も生活習慣も違うし(旅行者の方は特に)続けて来られないので診ることができません」

なんだそうです。えーっ、そんなしっかりしてんの?!(´⊙ω⊙`)

とか言うと、一見でも診てくれるシンガポールのはしっかりしてないんか?と言うツッコミが入りそうですが、もちろんそうではなく…

調べたところによるとベトナムの漢方、特に南部の漢方はかなり独特の進化を遂げているようなので、大陸系のそれとは別物。

なので対応できる範囲も違うのだろうと思われます。だからもちろんのことですが、大陸系漢方がダメという話ではなく、むしろベトナム漢方の源流は大陸系かと思われるので、その違いを自分たちも自覚しているというか。

もし、診てもらえるのならそんなありがたいことはないのですが、自分の立ち位置を知り、無責任には解放しない、という点に於いて、非常に驚いたし、素晴らしいなと。

おそらくは、現地の人の中には非常に頼りにされてる方もいらっしゃるのっだろうな、と、それだけ、患者側の選別をしているということは、特化してケアしているということでもあるでしょうし。

 

いやー、見直しました。
できればこんな風に活用できますよ!という記事を書きたかったのですが、診てもらえなくても、私、まさかそういう返答が返ってくるとは思わなかったので意外&感動しましたよ。

そんなわけで、中国大陸系の漢方のようには使えないかもしれませんが(長く住み、生活スタイルや食事などもベトナムのローカル化し、ベトナム語もできる方には利用できるかと思われる)お料理や日常の漢方としては使えるものもあるかもです、というのが、ホーチミン5区の漢方通りに行った感想。

少し、肩透かしかもしれませんが、使える素材も色々あるので、ご必要な方は覗きに行ってみてくださいね♪

 

 

 

 

漢方通り情報

だいたいこの辺でいろんなお店が点在してます。

 

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