世界的にも有数のハブ空港であるチャンギ空港。ビジネス的な要所でもありますが、そのエンターテイメント性も世界トップクラス。私なんかは、あえてのトランジット半日くらいを取って、空港で遊んで帰ったりします。
そんなチャンギの遊び方などは、ネットにゴロゴロ転がっているので、今日はまだチャンギをあまり使ったことがないと言う方に、知っておくと便利な小さなTips紹介♪
空港内Wi-Fiが繋がらない?!
到着時、迎えの方やご家族の方に「着いたよ!」と知らせたいとこですが、チャンギのWi-Fiは、電話番号を登録し、SMSで受け取ったコードがないと使えないようになってます。
で、ベトナムの国番号を入れるものの、なぜかこの日は圏外となるばかりでSMSが使えず。イミグレを通るまで通信手段を確保できませんでした。
まぁ到着時はすぐに外に出るから良いとして、問題は出港時。
やっぱりSMSは使えません。
そんな時は?
各所にあるインフォメーションセンターに行けば、パスワードを発行してくれます。チャンギのWi-Fiに接続すると、SMS / インフォメーションセンターでもらったパスワードを打ち込む画面がタブ違いで出てくるので該当の方に打ち込むだけ。
ただ1パスワード:1ガジェットなので、携帯とPCを繋ぎたいなら、2つもらっといた方が無難。携帯からテザリングをすると言う手もあるけど、電池の消耗が激しくなるしね。このパスワードは必要な分だけ発行してくれるようだし、もちろん無料なので遠慮なくリクエストしましょう。
空港内で調達できるSIMやWi-Fiルーター
イミグレをでたら、SIMを買おうと思ってましたが、結構高い!
まぁ3日間で$32なら、3千円くらいなのでそこまで高くはないけれど、今回は実質24時間くらいしか滞在しなかったので、ちょっと勿体無いなーと思ってたら、Wi-Fi機器をレンタルしてくれるシステムがありました。これが1日千円くらい。
で、実質は24時間だったのですが、その日数カウントがどうやら0時設定のようで、実際には2日分が必要でした。ので2千円。
で、ここでこのブログのディープな読者さんは思われたことでしょう。
「Air SIM、どうしたんな?」
そう、今回みたいにアジア周遊する時こそ使い倒したかった Air SIM。これを仕込んでくるのを忘れまして(苦笑)
で、仕方なくSIMを調達するしかなかったのですが、結果Wi-Fiレンタルという一番手間がかかる方法を選択することに。なんのために勉強してAir SIM買ってたんだよ自分。
ちなみにWi-Fiレンタルをすると、機器と充電器を持ち歩くことになります。まぁ充電器は部屋に置いとけばいいんですが、Wi-Fiルーターが結構重いし、今回行ったところはあまり得意分野じゃなかったのか、半分以上の時間繋がりませんでした(苦笑) 使えねー。
また出国時にWi-Fi機器類を返却する手間が必要です。万が一にも返し忘れたら$200の補償金を取られます。これは最初にクレジットカードにてデポジットとして抑えられてますんで、何が何でも返さないと大損です。ああめんどい。
ただ返せばリファウンドされて、2日分料金だけがその場で請求されます。
返却カウンターはアライバルフロアまで降りなきゃいけないし、うっかりセキュリティを通っちゃうともう返す手段がありません。もしも借りることになった方は気をつけてください。日数的に予算が合うようでSIMフリー端末を持ってるなら、SIM刺し変えることを圧倒的に推奨します。
空港タクシーの微妙なトラップ
空港から市内へ安く行くのなら地下鉄やバス、になりますが、今回はとにかく時間セーブしたかったのと、その後の旅のために荷物をガラガラしてたので(デイパックなら気にならないんだけど)タクシーを使うことを前提にしてました。
で、タクシー乗り場を目指したら、ポツンと止まってた立派な車。ごめん、私車種とかわかんないですが、けっこう大きな5人乗りくらいのリッチな車。そこで配車係の人が、
Would you mind if I recommend that car?
と、非常にうやうやしい感じで勧めてくれたのですが、絶対普通のタクシーよりーもグレードの高いやつ。でもまぁどのくらい高いものだろう?というのもあって乗ってみました。一応メーターで行くと言ってたし。
車の全体像を撮ってませんででしたが、こんな感じの革張りっぽい(それも確証ないんですがw)非常にリラックスできるシートで、あー高いバージョンの車だなーとは思ったのですが、ドライバーさんが実に紳士。
無駄に話しかけはしないけど、愛想はよく安全運転。お尋ねすれば街の様子を丁寧に教えてくれるし、何より、喋る英語が非常に丁寧で紳士的。何もかもがスマートなんです。
私はベトナムの素朴なサービスがとても好きなんですが、洗練されたものにはなかなか遭遇できない印象。一つは英語。一部でシングリッシュなどと言われますが、今となっては外からの情報も多いからか、シンガポールとはいえ、美しい英語を喋る方の方が多くなってるんじゃなかろうか。発音もですが、敬語に相当する言い回しを極自然に使われてたので気分良かったです。
通じるだけで良いのなら訛りなんかは気にしないし、カタカナ英語上等じゃねーかと思うんですが、そこにプラス、美しさが加わることでサービスの質が変わって感じられますね。ビジネスにおいては知性的な印象に直結する案件だろうなぁ、と思ってみたり。
で、この時の代金が $30。ピークチャージがかかる時で(シンガポールは時間帯によってメーターでも料金が変わります)$30-35と聞いてたので、この時はピーク時じゃなかったけど、まぁアリだろ、いやむしろこれだけ気分良く乗せてもらったからこれはこれでありだわ、と思ってたのですが。。。
「ちぇりさん、それボラれてます。一応こちらにレコメンドがかかって了承したのなら詐欺、とはいえませんが、通常タクシーよりちょっと高いんです。あたかもそれが普通のタクシーのように勧めたりすることもあってかなりのグレーゾーン。チャンギをよく利用する方の間では、気分が悪いよねともっぱらの噂」
とのこと。
あらら、気分良く乗ったつもりが、カモられた?w
ただホーチミンの相場の10倍20倍をふっかけてくるボッタクリに比べたら可愛いもので、だからと言って推奨するものではありませんでしたが、私はこれ、あんまり違和感覚えなかったなー。ただ高いだけならアレだけども、この時のケースだと余計に取られたのは$5くらい?4、5百円で、あの丁寧な対応を変えたのなら、あまりこれでヤイノヤイノは言いたくないかなと言う感じ。
ちなみに帰りはGrabで全く同じDoor to Doorを言ってもらったところ、
$19 でしたw
普通のタクシーがどのくらいになるかはわかりませんが、Grab だと、圧倒的に安いですね。これだけ差があるなら、あの高い空港タクシーは選ばないかも。あと、この時の車が結構良かったことと、運転手さんの感じも良かったので、行きのタクシーと変わらぬサービス。これは時の運ですが、次回からはGrabを使った方が良さそうですね。
色々自動化
今回はLCCのジェットスター利用だったのですが、チェックインカウンターが完全自動化になってました。いえ、サポートスタッフはもちろんいるのですが、チケットチェックインはもちろん、バゲージドロップまで自動。
わたしは今回、預け荷物がなかったので使えませんでしたが、これ、今後の主流になってくるのかな。
でもこれだと重さが明確に機械でしかジャッジされなくなるので、お目こぼし、みたいなのは無くなりますよね。それが本来当たり前のことなのですが、ちょっとのオーバーを交渉でなんとかしようとか思ってる方はご注意を。
あと余談ですが、イミグレーションも自動化してました。あのエリアは写真撮影禁止だったお思うので撮ってませんが、パスポートを機械に読ませて指紋の確認をしたらオッケー。
で、それは便利で良かったのですが、入国カードの版権。あれをマニュアルの出国イミグレでは返却していたと思いますが、ここでは人がおらず、返却口もなかったので返すタイミングがありませんでした。
まぁ先方としては出国データがあれば良いので必要ないのかな?だったら入国カードも簡易化してほしいなぁ(苦笑)
チャンギのフードコートはシステマティック
チャンギ空港には各ターミナル数カ所にフードコート的なものがあるのですが、今回の第1ターミナルのフードコートは、いつの間にやら、オーダーが全自動になってました。
ザクっと見回し、目星をつけます。そしてお店と何を食べたいかが大体決まったら、券売機でご注文。店やカテゴリーから目的のものを指定し、支払いは現金化カード。カードはさっと通すだけで認識してもらえるので現金が手元になくても超簡単。
注文は同時にお店側に通じており、発行された伝票を持ってお店の前に。そうすると、出来上がった順に、割り振り番号が表示されるので、それを待ちます。
番号が表示されるなり、呼ばれたら商品引き取りで、はい完了。
シンガポールのフードコートは、以外に金額が高くないのが良心的。と言うか市内の価格が高いので(チャイナタウンは程々でしたが)空港の価格が優しいです(苦笑)
味はまぁそれなりですが悪くない。
手元の現金を使い切っちゃったからと諦めないでくださいね。まだまだ空港でも食べられます( ・`ω・´)b え。そんなギリギリまで必要ない???え。。。???
フライト情報は個別にチェック
早めにチェックインした場合、まだゲートナンバーが決まってないことがありますね。セキュリティを通過しても、どのゲートを目指せば良いかわからない。
そんな時にフライト情報一覧をチェックするわけですが、あれ、探すのが結構大変だし、移り変わる画面をぼーっとしばらく見てないと見つからないことがありますよね。でもこの機械をみつけたらラッキー。
チケットのバーコードを読ませるなり、該当フライトナンバー入力するなりすれば、サクッと結果が出てきます。もちろんその便についてだけなので、他に紛れることもなく明確。
私がよく使う空港ではあまり見かけたことがなかった記憶なのですが、こう言うの普通になってきてるんですかねー。
セキュリティ後のお水問題
国際線では液体の機内持ち込みがアウトです。これはどこでも一緒。なのでイミグレ前のセキュリティチェックで、持ってるお水類は排除されます(規定内の分量・パッケージであればOK)。そこまではどこの空港も同じ。
で、イミグレ通過後、ゲートに到着前、またはゲート場所で売られてるならそこでお水を調達できますが、マレーシアやシンガポールは、さらに各ゲートにてセキュリティチェックがあります。
で、お水が弾かれるんです(´Д` )
せっかく買っても水の泡。
レガシーキャリアであれば機内でお水をいただくことも可能ですが、LCCだと、買わなければなりませんし、買うのは良いとしても、買えるタイミングというのが離陸後結構後になってから。
乾燥した機内、喉があまり強くなわたしはお水が手元にないと心もとない。特にお子さんがいらっしゃる方は、離陸時の気圧の変化で耳が痛くなった時の対策で、お水を持っておくと便利。水を飲み込むことで自然に耳抜きができるケースが結構あるので。というわけで…?
ゲート前で滞在している間にどこかで買ったお水の容器を、セキュリティ前直前で空にして持ち込みます。若干水滴が内側についていても問題ないです。
そもそも空のペットボトルを空港に来る時から用意しておくという手もありますが、嵩張るし、チャンギ空港内で長時間過ごすのが常のわたしとしてはイミグレ後【 】ゲートに入る前に絶対ボトルを購入するので、それをお手洗いやウォーターサーバーに流してからにし、最終ゲートのチェックをくぐります。
もしくは、マイタンブラーを持っているなら、もちろんそれでもOK。ただし、セキュリティ前は空にして通ること。
ゲート内には大抵ウォーターサーバーがあるので、そこでボトルにお水を入れる。これで機内に入った瞬間からいつでも手元にお水があります。
いつでも時間通りに離陸するとは限らず、場合によっては機内に乗ったまま1時間待つ、という自体は結構あります。下手をしたらもっと長く。機内でいつでも自由に飲めるお水があるというのは結構大事だと思ってて、こういう手段を取っています。
快適さは自分でも確保できる部分もあるんですね( ・`ω・´)b
世界有数のハブ空港
チャンギ空港は世界有数のハブ空港であるだけでなく、そのエンタメ性の高さでも評判だとは冒頭にお告げした通り。
いたるところに、下手をしたら日本にある空港のラウンジよりリッチな雰囲気のオープンラウンジが各所にあり、当然電源も確保され、非常に快適に過ごせる場所があちらこちらに点在します。
もちろん時間帯によっては混むこともあるのですが、空港全体が非常にウェルカムな体制を整えており、空港に来ることが一つの目的たり得るレベル。
休憩所だけじゃなく、積極的なエンターテイメント(映画や植物園、その他のアミューズメント)にも溢れており、ただ通過するだけがとても勿体無く思える空港です。
その辺の情報はあちこちで発信されているし、利用ターミナルによっても内容が変わるので、都度、ご自分のフライトに合わせて楽しんでみてくださいね。
シンガポールや香港の空港を知ってしまうと、日本の空港、もっとがんばれー!と思わずにはいられなくなりますが(苦笑)良いものを知らないと、何をどう求めて良いかもわかりませんからね。機会があれば、ぜひ、チャンギ空港、快適に、色々見ていって欲しいと思います♪
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チャンギ空港
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