最近のホーチミンはステーキ天国。なんだったら日本よりも焼き方オーダーが細かくできたりして優秀。そんな中、読者さんからタレコミがありましたので行ってみました!
ホーチミンのステーキ事情
あくまで私感ですが…ここ2年くらいの、ホーチミンでのステーキ・アベレージって、半端ないくらい上がってる。まぁ私が知らなかっただけってのもあるんですが…
それこそ7年前に住み始めた頃は、エルガウチョさんくらいしか思いつかなかった。それが、
以降、大躍進。もうなくなってしまったお店ですが、最初に遭遇した時は、そのロケーション、インテリアの素敵なアンバランスさと、お肉の安さ、安さに対する美味しさと、とびっきりのサイドディッシュに、圧倒的な興奮を覚えたものでした。
最初に食べに行ったのは、忘れもしない。バーベキューを昼間にやって、その帰り道に、一緒に帰ってた友達と、ちょっと一杯やってく?って話からなぜか肉を食べに行き、挙句にお代わりに大代わりを重ねて、一人300gとか食べちゃったと言うおまけ付き。
そしてあまりの興奮ぶりに、いてもたってもいられなくなり、その日の内に記事書いちゃったんだよな。。。
まぁ、それ以降はかなりお安いラインのお店もできてきて、今となってはあらゆる価格帯やお肉のグレード、選び放題。先日もローカルで人気の安ステーキ屋さんをご紹介したばかり。
そこに読者さんからタレコミが。安いのになかなか良いとこありますよ、と。ほう。
市内に6店舗の人気店!
この店名で検索すると、市内に6店舗もあることが判明!!エーーーッ、相当支持があるってことだろうし、そんだけ店舗があったら目につきそうなものやのに、全く知らんかったわー(・∀・;
それもそのはず。とりあえずタレ込んでくれた方が行ったと言う店舗に行ってみたんですが。。。通りはNguyen Trai。向かい側には幼稚園か何かがあって…
向かいにあるヘムの中にズンズンズン。ヘムと言っても、反対側の道に突き抜けてるから袋小路ではないんですが、横道があったり、結構お店がひしめいていて見逃せないとこ。
とこなんですが…
数十mは歩くので、最初に行く時は(どこやろか…)と、気持ち、不安になるかもしれません。でもNguyen Trai側から行くと、右手に見えてくるので怯まず進んでってくださいね。
うわー、日本の昭和の時代の洋食屋さんみたいな佇まい。嫌いじゃない。こう言おうの。しかし市内に6店舗あるってことだったけど、もしかしてここが一番古参だろうか、と言うくらいに古い風情。
レトロな感じやなぁ。でもロゴとか結構作り込んでる。ふむ。
昭和レトロな雰囲気満載、洋食食堂
中に入るとさらにレトロ。純喫茶的空気感が漂っている。ただし壁には結構ノスタルジックなホーチミンの昔の写真なんかもあって、この雰囲気を意図的に作り出そうとしているのか、でも本気で古いってのも相まって、それが意図的なのか察しかねる部分もあり。。
でもまぁ、古いです(苦笑)
空気感がと言うよりは、色々経年劣化してる間を感じる部分があるので古い。仕事の合間にヒョイっと入って食べるぶんには問題ないが、デートにはちょっと使いにくそう。(デートの相手はどこにいますか?)
しかしそんなことはどうでもよくなるメニューがこちら。
期待と不安が入り混じる激安メニュー
まず最初にサラダとかスープとかの前菜類があるのですが、数百円とかなり安い。サイゼ的な価格です。ただまぁ、ステーキにちょいちょいサイドもついてくるようなので、この辺はスキップして。。。
早速お肉のページへGO!って…
え。安っす!安っす!にどのくらいの量があるんか知りませんけど、ニュージーランドやオージー牛が、一人前119k!!600円くらい?どんなお肉を使こてんのや。。。
いやいや、先日もこう言う価格帯のステーキ食べたばっかりいやないか。 珍しないやん?と言うなかれ。この価格帯は「魔」の価格帯でもあって、肉質もさることながら、この価格帯の肉を扱う店のシェフの腕、と言うのもありまして、なかなかバラツキが多いんです。
まぁこんな価格だから手軽に楽しめることもあって、見つけたら結構あちこちで試してるrんですが、載せてないのもいっぱいある。ルートによってこの価格での仕入れはできても、それを活かすシェフがどんだけいてはるか、と言うお話で。
ちなみに。。。
ここ、ラムラックとかもあるらしい。ほおぉお。ほなら、結構期待できるかもしれんなぁ。ラムって牛より癖があるし、肉の選択眼、保管、調理法と3つ揃わないと難しい。
で、それをミスると匂いが出る。匂いが出るような肉を扱う店が、この食いしん坊万歳国民のベトナムにあって、6店舗も展開するような成功を収めるだろうか?いや、考えにくい。
リーズナブルとはいえ、ここ、ローカルご飯に比べたらそこそこの価格。言うたら、ファミレスはファエレスでお手軽やけども、サイゼじゃなくて、ロイホやで、みたいな感覚。セットもん食べたら2000円弱するとこで、全くまずいものを出してきたら、続かないと思いません?
と言うわけで、期待がかかる中実食
近くに用事があって、10分ほど歩いた後だったので、ビールはやめて、ソーダチャン(レモンソーダ)。最近日中汗かくくらいの状態の時にビールを飲むと、脱水症状一直線で具合悪くなりますねん。。。まずは水分入れてから。
ちなみに旅行者の皆さんへ。レモンソーダを頼んだ時には、別添えならいいのですが、すでにシロップなりお砂糖(しかも氷入ってる温度なのにグラニュー糖!w)が入ってくることが結構あります。
甘いの、または溶けないグラニュー糖をジャーリジャーリさせながら飲みたくない方は「No Suga」「Khong Duong 」と言って通じれば、無糖で出してきてくれます。7年前は「うそやん、砂糖なしって美味しくないって」と、リクエストしても聞き入れてくれなかったのですがw、最近は割とどこでもすんなり聞いてくれるように(笑)
そしてステーキ。今回はニュージーランド産のものにしてみました。お前どんだけ肉の味がわかるねん、と言う話はあるけど、ラムの美味しい国だし、何と無くイメージが良い。
そういえばここ、ソースの種類が結構あって、無料でどれか一個選べるんです。
撮り忘れて、さっきのメニューからの切り出し写真なんで、斜めっててごめんなさい(´Д` )
バーベキュー、グリーンペッパーコーン、クリーミーチーズ、レッドワイン…、まっ、マッルベリー?!洒落たもん置いてるなー!
マッシュルーム、クリーミーガーリック、ペッパー、Dijonマスタードソース、ブルーチーズ。。。ええとこ来てます。こう言うチョイスの中には、肉に対してアホやらかすような人は思いつかないチョイスもあるので、結構期待はしてたんですが。。
おーーーー!!結構なボリューム!!どやろ。200はないけど180gはありそうかなぁ。切り出し方が上手だし、お願いしたミディアム・レアの弾力もそこにある。ちゃんと焼き方知ってる人やな。そしてソースは今回、ブルーチーズを。
でも言うほどStrong な味ではなく、非常に肉とマッチしてた。そしてこの焼き方。
はい、お見事。ベトナム人のシェフの場合、レアを注文してもウェルダン出てくることがある。あれは注文を全く無視してるわけじゃなく、ご本人がレアを食べつけなくて、びびった結果の火入れなんだろうなぁ、と予測してるが、ここは違う。
ナイフがすごくラフなので切り口の繊維が乱れてしまうのがもったいないけど、そもそもそんな高級なお肉というわけでもないけど、ここは粗野さを楽しみたいとこ。
ただお肉の味が、いうほど粗野じゃないんですねw そんなに濃くもない。そらそうやわ。最低でも150gはあろうかというものの店での売値が600円。肉の質にどうこう言える価格帯じゃない。
ですが、赤みでありつつ、非常に良い弾力をもっていて、焼き方も良いのか全体が、ふーっくらと仕上がっており、滑らかな中にも噛んだ時に程よい繊維を断ち切る感覚があって、「肉喰っててる、今、自分、肉喰ってるわーっ!」という実感が湧き上がる。
肉を食べる時ってもちろん味覚への刺激もあるけど、「肉喰ってる感」も大事じゃない?ガルルルル!!ってなる瞬間が欲しくて食べてるとこがある(え?ない?)。味わいも悪くないけど、むしろそこがここまで満たされる600円は、なかなかない(๑•̀‧̫•́๑)
ヘーッ、こら続くし店舗展開もするやろな。味だけでいうと、
こちらの安値ステーキの方が圧勝だけども、ボリュームと食感、勘案したら、今回のお店の方が良いかも。サイドのフレンチポテトも揚げたてで美味しかったわ。一点、パンだけが残念だったので、あれはそこらで売ってるBanh Miにしてほしい。。。
安うま 万歳・別店舗にも行ってみました
というわけでステーキはなかなかだったのですが、最初に書いたように、店が古いw 例えば奥様方、お若いお嬢さんが着飾ってきらびやかに登場するようなとこかない。もしかして、この店舗だけが古いんかもしれんな?と思って、Pasteurにもあるってことで行ってみたけど。。。
すんごいヘムの奥の奥の奥。周囲は工事がバンバンされてて店にたどり着くまでの呼吸で1年分の粉塵を吸ってしまいそうな勢いかつ、外観だけだったのですが、店舗はあまり今回行ったとこと変わらぬ様子。
察するに、あまり大通りに面したとこや繁華街でなく、わかりにくいけどお安めの物件を選ぶことでコスト抑えて、とかいう戦略があるんかな。日本でも郊外専門の喫茶店チェーンとかあるもんね。
まぁ6店舗全部行ったわけじゃないのですが、外観も制服も統一してあったし、あまり店舗による差はないのかもしれません。
なのでおしゃれさは求められないと思いますが、知っておくと便利やわー。例えば、Topping Beef さんもお手頃だけど、最安値ならこのお店と張り合えるけども、メニューの最安値を頼みたくない気分の時もあるじゃない?見栄、ってわけじゃないけれど、自分のテンションキープしたい時に、その店にあるちょっといいもの頼みたくなることもある。
ですが、こちらのお店だと、ベーシックな牛ステーキの価格アベレージがこんな感じ。なので別に安いもの頼んでるって感じはしない。ごく普通。そも点は楽。
ええとこ教えてもらいましたー♪ これで日常から簡単に突如の肉欲、満たせます(๑•̀‧̫•́๑) 肉好きの方は知ってて損はないと思いますよー♪
手づくりブルーチーズ生タイプ200g×2箱【ドルチェタイプちーず】青かびチーズ≪北海道小林牧場物語≫ほっかいどうこばやしぼくじょうの高品質生乳で作られた乾酪
|
お店情報
Bonjour Resto
150 / 18 Nguyen Trai Q1
Time : 09:00 – 22:00
Spent : 152,000 vnd / person
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑ イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
コメント