穏やかな朝食にぴったりのベトナムの麺。やんわりした空気が流れる中だと、優しい味のものが嬉しかったりしますよね♪
朝バンカンを食べたい人に
いうてもお店は8時からなんで、朝、家でゆっくりお時間がある人向けではあるのですが…
朝フォーの方は多いけど、朝バンカンの方はどのくらいいらっしゃるかな。私、好きなんですよ。
トロッとしたスープ、プニプニとした柔らかい麺、そこにカニの優しいお出汁。お気に入りのお店があるので、いつもはそこで頼むのですが、
たまには違ったところで頼んでみよう、と思い立ち、探してみました。そしたらここが気になった。
気になったのはオプションに「カニの身」があって追加できるところ。練り物もいろいろあるようだけど、思いっきりカニの身食べたい!と思った朝だったので(どんな朝だよ)ここいいなーと。
でも別々に頼む間も無く、とりあえずバンカンを頼もうとしたら、オプションで追加メニューがいろいろ出てきました。お上手。
メニューの並べ方ひとつ、誘導の仕方ひとつで売上全然変わってくるっよねー。そこできるお店とできないお店で、全然違う。もったいないよね、持ってるものが同じで、こういうテクニックのとこで差がつくの。
あっという間に到着!
5区にあるお店のようなので、Phu Nhuanの私の家まではかなりあるよなーと思ったけど、チャッチャと届きました。
きっちり漏れないようにベト式プラ&ゴム留めスープ、が、二つ…?
この日、カニの身と練り物その他を3品くらい追加したのですが、私的には具材だけがポロポロと別添えで来るのかな?と思ったら、その追加分もスープに入って来るという嬉しい誤算!
頼んだ具材を勘案すると、どうやら大きい方が追加分だったようだwww
しまった、スープが多すぎるw
ま、一つは取っておいて、明日の朝、卵でも入れてトロトロスープで楽しみましょう。
というわけで、麺と合わせると、こんな感じ!
うおっ、美味しそう!
バンカン、というのは麺の名前で、一般にタピオカ粉がメインになってることが多いのですが、たまに米粉が勝ってるものもあって、それは本当にうどんのような様相をしてたり。
例えば私が市場で買う、タピオカの生麺。
これをみて、バンカンの説明に「うどんのような」という形容詞がよく出て来るのガッやっと理解できたものです。だって、ホーチミン市内のお店提供でよく見かけるのは…
断面が円形で、気持ち透けて見えるようなプリプリ麺。コシはなく、口の中に入れるとプルツルとしていて、到底うどんのそれとは思えなかったので、なんで「うどんのような」という表現がされるのか疑問だったんですが…
バンカンにもいろいろある、ってお話ですね。
そしてバンカンは麺の名前なので、スープにもバリエーションがいろいろあり、たまに豚やチキンのスープのものなどもありますが…
なんと行っても、Banh Canh Cua とか、Banh Canh Gheというのが魅力的。どちらも「カニ」ですが、泥蟹を使っているかワタリガニ的なものを使っているかでしっかり区別がされてる様子。
多種類なカニが日常に存在するからこその、区分けですよね。日本でももちろんブランド蟹はありますが、カニはカニ、って感じですもんね。
それはそうとでっかいエビが入ってて、食べてる時に、尻尾を避けようとして気づいたんですが…
尻尾の先の先まで丁寧に残して殻を剥いたものが使われてた…これ…こういうお心遣いが嬉しいわ。。。
スープは少し色濃く見えますが、塩気を抑えたあっさり目。滋味のある素材からのお出汁で勝負をしている感じ。そう、朝にはこういう温かい汁物、優しいお味のものが嬉しい。
この、豚の尾っぽの部分だけがパンチがあると感じるものだったかな。ちなみにこれはオプションです。
これ、ごっつそうに見えるけど、骨の部分が多いので、お箸では掴みにくいため。。。
プラ手袋をして指掴みで( ・`ω・´)b
うん、これはちょっと欲張りすぎたw でも美味しかったですよ。
朝食にベトナム麺のススメ
一般に朝食には、炭水化物・脂質・タンパク質があるのが望ましい、とされています。この3つの様子が体に入って初めて代謝スイッチがはいるとの話も聞きました。(バランスよく摂らないと、代謝が始まってくれないとかなんとか)
で、よく考えてみると、各国のティピカルな朝食って、そういう構成になってますよね。
日本だったら、ご飯と卵と納豆で炭水化物とタンパク質、焼き魚なんかがあれば脂質も摂れる。洋式だったらパンと卵にベーコンなどなど。
でもこれに、温かい汁物があるとさらに体には優しそう。というか、個人的にはなんか温かいものが欲しい(笑)。日本ならお味噌汁、洋式だったらドリンクで温かいものかな?
中華系だとおかゆとかもありますよね。鶏粥とかだと、暖かくて炭水化物も資質(鶏皮など)もタンパク質も取れてしまうので、あれも理想的。
で、ベトナムの麺。
温かく、麺の部分で炭水化物、スープに滲んだお肉や魚介の脂に、程よい量のタンパク質。
加えていうなら、麺は粉にされた米から作られているのでグルテンフリーで消化しやすく、且つそもそものお米のGI値が日本米より低いとされてるので、食べてもあとが楽なんですよね。
お若い人には物足りないかもしれませんが(笑)、ちぇりさんくらいの年齢になって来ると、ちょうどいい。そしてしっかり食べた感もある。
MIという、中華麺になるとまた変わりますが、米麺のベトナム麺は、かなり朝食として理想的なんじゃないかという話。
よかったらバンカンもぜひ、仲間に入れてやってくださいませー♪
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Banh Canh Cua Ba Ba @ Grab Food
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