ホーチミンでは数々の飲茶のお店を紹介してきましたが、ここ、見逃してた。先日、夜の部はご紹介したのですが、こちらの’飲茶、ビュッフェだけどもちょっと待ったー!
広東系のさっぱり中華
先日レポしたShang Palace。
10年前ならたしかにちょっと物足りなさを感じたかもしれませんが、このお年頃になると、さっぱりな油加減がありがたいってことで、品の良さが売りの広東料理、美味しかった。
で、こちらでこんなものがありましてね?
月〜金(祝日除く)の10:30 – 14:00,
2人以上
お茶付き
で、ウォークインで入っても「このッビュッフェお願い」と言えば利用可能。
ただし!
お店の方からは、ビュッフェにしますか?アラカルトにしますか?と聞かれるはず。
この日はこちらをよくご利用なさってる方に連れてってもらう形だったので、全てお任せしたら「アラカルトで」と言われてるのが聞こえてきた。
あれ?ビュッフェじゃないの?あれ???
でもまあ連れてってもらってるので、オーダーごとは諸事を分かってらっしゃる方にお任せだ。なんならメニューも全部お任せしてしまった(笑)
この謎は、のちに解ける( ・`ω・´)b
メニュー!
点心の種類はかなり豊富。
1種類ずつ食べても食べきるのは難しそうだ。
あとこちらは、せいろの籠数でのオーダー以外に、お願いしたら人数分のピースでお願いできるよと、教えていただいた。
あと、さすがカントニーズ系。
要所を抑えたラインナップ。ハチノスやミノの抑えが秀逸である。ここの煮込みなどは先日の夜の部のお料理の様子から察せられるので、間違いなく美味しかろう。
当然ながら、腸粉は外せない。
1ページ分を腸粉に費やしているあたりに、広東料理であることのドヤリが見られて、良い(笑)
ちなみにこちらのメニューでよくあるのが、○○、というジャンルを、そのメニューが始まる前の開きにおいて、一拍置かせること。
確かにその方が心には入ってくるのかもしれんが、上の左、腸粉のペーッジはその前の開きにタイトルがあり、腸粉メニューの右隣にある、煎炸などの文字はその次の開きにあるものだ。
まあ次を開くと…
写真点数が多い時は見開きを使って次のページから始まることもあるようなので、あまり意図的なものじゃないかもしれんが(笑)
しかし冷製、水煮系、どちらも充実。
失礼ながら、常に混み混みという感じではなさそうなのだけど、そこはお店のノウハウがあって上手に回しておられるのでしょうな。
黄金脆豆腐、などもあるぞ。
珍しい。
そうだこの店は亀苓膏を置いてたお店。
https://cheritheglutton.com/shang-palace/
※参照
侮ってはいけないのであった。
飲茶のお店多しと言えど、他にはなかなか見られないメニューが散見されて大変楽しい。
単品でおかゆを食べにくるという手もある。
ここのピータンがゆなど、日常的にいただきたいものだ。まあ一人で来ると量がすごいから大変なんだけども。
ワンタンミーなどの、単価は高く感じるかもしれないけれども、これ、おそらく量がそれなりになる。生かしバリエーションに富んでいて美味しそうだ。
もちろんデザートもある。
今回は行き着かなかったが、非常に魅力的だわね。もうここのデザートレシピには全面的な信頼を置いているので、慌てず、次回ゆっくりいただきに来ようと思う。
いや、なんだ。
メニュー見るだけで充実しすぎてもう終わりそうな勢いだが、食べたもの食べたものっ(笑)
飲茶!
まずは小籠包。
何は無くとも小籠包。ここのは蓮華ごと蒸されてるので、アチチ!となるので要注意。
当然スープもお熱いが…
やはりこちらも品が良く、使ってる豚ひき肉も脂少なめのものを使ってるようだ。旨味はスープににじませて、脂を抑えることで食べやすく。
あー、今の自分の(年齢的)コンディションを考えると、ベストかもしれない。いや今まで数々の飲茶に対して「これまで食べてきた中で最高かも!」とか言ってるので、すっかりオオカミ少年なんですが😅
あと、こちらはエビの扱いを得意としておられるらしく、どれも魅力的。
あのプリプリとした食感には賛否あろうが、もう「あのプリプリが美味しい」と刷り込まれた日本人が、その価値観から解放されることは難しかろう。私もプリプリ大好きだヽ(・∀・)ノ
これはシーフードクロケットみたいなもの。下のマヨサラダが異色ではあったけども、こちらもさっぱり。揚げ物なのに。つまり危険なやつ。
こちらは焼き小籠包的なやつ。
あちち、おいしい、あちち、おいしい。
茹でダンプリングをタプタプのタレに浸したやつは、辛いことが多いのだけども、それは自分で調整してねって感じで、こちらのお皿は非常に穏やか。なんだったらお子様でも行けるかも。
ここまでの生地の食感から密かに期待を高めていた腸粉は、これまた飲み物。ベロンごっくん、ベロンごっくん。いつかこの皿、一人で飲み干してみせましょうぞ(やめれ
こちらも湯葉巻き。
中はエビ。
エビぷりエビぷりのエビづくし。
そして小籠包のリピート(笑)
小籠包が美味しいお店に出会うと、もうこの小籠包だけでお腹いっぱいにしてやりたい!という野望を抱くが、店に行くとついあれこれ食べたくなるので、その野望がかつて叶ったことはない。
締めはデザートに、おかゆ。
え?デザートじゃない?スープ?え?
さて、程よくこれで腹が満ちた。
さあお会計をしましょうか、って段になって、今日連れてってくださった方がなぜ、アラカルト、と指定したかの謎が解けたのです!
ビュッフェを選択しないという選択
お会計、なんと一人、270k。
いや、488k++ だったから、まあ500k、超えるよね?なんで、270k????
と思ったら…
この程度の食事っぷりだと単品会計した方が安いとのこと。え、それにしても安っす!!!
そういえば某5つ星レストランで飲茶のオーダービュッフェを頼んだ時、似たようなことが。もう8年前の話なので今は料金もシステムも変わってると思うけど…
ビュッフェのつもりで食べてたら、「単品計算した方が安くなるから」と計算し直してくれたという事件。
さすがに、食べ終わっての時点でそれをやるのはって感じだから、あのサービスはちょっと行き過ぎだったと思うけど、なるほど、こちらのお店もそれがあるから、最初に選択させてくれたというわけだ。
特にこちらを使い慣れてる方だと大体の目安がわかるので「今日は単品にした方が安い」と判断してそちらの選択をしてくださったと。
なーるほどー!
まあ自分の以前の食い部活みたいな人たちと行くと、ビュッフェの方がやすかっただろうと思われるのだけど(笑)、確かにこのくらいの品数だったら、ビュッフェ価格の半額近くだ。
感覚でいうと、この日の倍を食べるのは結構大変な気がする。もちろん人による。大学生の集団とか連れて行くなら、有無を言わせずビュッフェだろうが、お年頃(どんな?)なメンバー中心だったら、アラカルトで頼んでても、ビュッフェ額の枠を出ることはない気がする。
ここはグループそれぞれの判断どころだが、ならばアラカルト指定しておいて、食べ進むのが順当、というケースも多そうな気がする。もし、ビュッフェ学を上回ったとて、大した金額ではなかろう。
なんならゲーム感覚で、どれだけビュッフェ額に近づけられるかにトライしてもいい(笑)
ビュッフェ=お得、ではないことがあるのがベトナムだ。
いや、ビュッフェでも十分お得に感じるんだけどね😅
(個人的にはアラカルト指定が良い気がするけど、ビュッフェ額をオーバーしても責任は置いかねるのでご了承をw)
・点心は人数分の個数で注文可能
しっかしここの飲茶、美味しかった。品があるし、食べやすい。雰囲気的にもお味的にも、おもてなしに向いている。
ホーチミンはほんと、飲茶天国ですなあ♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Shang Palace (飲茶)
19-21 Ly Tu Trong Q1
Time: 10:30 – 14:00
Spent: 270,000vnd / person(ビュッフェ形式の場合は488,000vnd ++)
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