最近、ナチュラルワインでびっくりするような美味しいものに遭遇する機会が増えて、意識を改めてるつもりでもなお、驚くたびに(アップデートできてないなー)と反省するんですが、今回もしかり。
頂き物で、とても美味しいワインに出会えました♪
評判よくないことがあるナチュラルワイン
自然派ワイン、ヴァン・ナチュールなどとも言われる、文字通り、原料はなるべく化学肥料などのケミカルなものを使わずに育てたブドウを使い、工程にもいくつもの制約が課された製法で作られたもののことを言います。
とはいえ、まだまだ発展途上の分野でもあるらしく、定義はいろいろるようで、ビオワインファンの間でも、求めるものはいろいろ、というのが現状らしい。
でも…ファンが増えただけ、大進歩。
ぶっちゃけ、ナチュラルワインの名称が届き始めた頃(疎い私に届き始めた頃=ナチュラルワイン自体はある程度の歴史を積み重ねてたとは思うのですが)は、今以上に幅が広く…
というのは良い言い方で、遠慮せずにいうと、ブレが多く、それまで口にして来たワインとは随分と風味も違っていたため、
「美味しくない」
と感じることが、私の場合は多かった。
また同じような体験をした人も多かったのか、ワインの話をしてて、ナチュラルワインのナチュラ…くらいまで行った段階で露骨に嫌な顔をする人は、今も少なくありません。なんならそこから激しい罵倒が始まったりもしますw
なので結構センシティブワードなナチュラルワイン。
そして私もどっちかというと、そっち側にいた人間。
たまたま経験したものが残念だっただかもですが、水を飲むレベルならまだしも、レストランなどでそれなりの金額を払って飲んだ貴重な機会のものが全く合わなかった、とかだと、文句の言いたくもなりますよね。ナチュラルワインってー💢って。
でもここ5〜6年で、ホーチミンに来てからワインに接する機会が増えて、それこそワインのエキスパートにフランクに出物を教えてもらえる回数が増えてからは、もうナチュラルワインが美味しくない、なんていえなくなった(笑)
そもそも従来ワインにも美味しいもの・美味しくないものはあるわけで、ナチュラルワインであるというだけで切り捨てるのはあまりに勿体無い時代に入っていると私は見てます。
もちろん個人の体験による好き嫌いのジャッジは個人の権利なので「いーやナチュラルワインなんてワインじゃないわ」と言われる方がいらっしゃるのも当然ですし、そういう方の意見まで否定しようとは思いませんが…
私は美味しいものが好きなので、そこに可能性がある限り、そのカテゴリーごと切り捨てるってのはもったいなくてできなくて(^^)ゞ
オレンジワインって?
で、別レイヤーの話になりますが、オレンジワインってのも最近よく聞きませんか?
これ、オレンジでできたワイン?と誤解される方もいるようなのですが、ぶどうで作ったワインです。ワインの国の方が言われるには、そもそも「ワイン」と呼んでいいのはぶどうで作られたものだけだ、と。
ライスワインとか「○○(果物名称)ワイン」と呼んだりしますが、あれは便宜上の造語的なもので、正式にはツッコミが入る案件らしい。知らなんだ。
じゃあオレンジワインってなんなのよ?って話ですが、白ワインを作るブドウ皮ごとで作ったワイン。
赤ワインは赤ワイン用のブドウを皮ごと使うわけですが、白ワインは皮を取り除いて作ります。そして従来、白ワイン用のブドウの皮には、色素やフェノール、その他に好ましくない成分があるとされてきたので取り除かれて来たのですが…
白ワインとしては好ましくなくても、別物と考えるならありではないか?ってことなのかな。その色が黄味がかっていたりオレンジ色のような様相になることから、オレンジワインというカテゴリーが台頭して来ているという話。
オレンジワインの原料は、白ワインを作る用の品種のぶどうです。ただし皮付きのまま作る。これはもう、赤ワイン・白ワイン・ロゼと言うのと同じレイヤーで且つ、今後はもっとポピュラーになってくると思うので、ぜひ覚えておきたいですね。
でもどれから飲めばいいかわかんない
しかしながら、オレンジワインも、どれを飲んでも美味しいわけではないですよね。
赤・白ワインにもいろいろあるんだから、ナチュラルワイン、オレンジワインを切り捨てるな、と言うならまた、それらにも色んなものがあることを認めなければなりません。
しかもオレンジワインは新興勢。となると、確固たる地位を築いて来た歴史ある赤白に比べると、まだハズレも結構あるんじゃないかと思うのです。
ですが、これはイチオシ!
フーコックに行く直前にいただき物をしたので、浜辺で飲もうとフーコックまで抱えて来ました(笑)
最近、4P’sさんで提供され始めたという Gaia Cantina Giardino。
Cantina Giardinoってのは生産者名で、こちらなかなかユニークな生産者さんらしい。詳しくはこちら。
http://vinaiota.com/producer/2053
夜、海沿いのお部屋のデッキでいただいたのですが、おいっしーっ!
基本白ワインですから、香りは濃厚と言うよりさわやかで、ですが味にマロみがあり、酸味が上手に包まれている感じ。フルーティでいて媚びない甘さとふくよかさ。
喉を滑る際にも、サラサラと、というよりもマロく丸くトゥルリと撫でて行く感じ。
え、瞬殺。
このボトル、瞬時に空きます。
カテゴリーはオレンジワインなので、ご覧の通りの色味の深さ。テクスチャー自体はサラッとしてるけど、ポクっとした愛嬌と味のふくよかさがある可愛らしいワイン。
これは…ナチュラルワイン、オレンジワインに親しんでないだけでなく、なんとなくシチュエーション的にワインは飲みたいんだけど、どれ選んでいいかわかんないわー、というワイン自体にあまり慣れていない方にもおすすめ。結構好んでもらえるんじゃないかなー。
当たり前の事ながら、これがオレンジワインの代表選手というわけではないのですし、確固たる自分のお好みがある方には、その範疇に入るかどうかわかりませんが、まず飲んでみるには、とってもよい逸品かと(^・^)
ベトナムでは、やっと飲めるようになった逸品
聞けばこちらのワイン、日本では売られていたようなのですが、ベトナムでは4P’sさんが2年以上のやり取りを経て、やっと輸入にこぎつけたんですって!
4P’sさん…テト営業はするわ、ギフトボックス作られるわ、海外展開に合わせてクラフトコーラの追求はされてるわ…そしてワインの輸入の開拓も…
き、企業さんってすごいわね。。。
ワイン飲みながらダラダラしている自分をふと、振り返り…かけたけど、まあお正月だしいいやー、と引き続きダラダラしながらこの記事書いてますw あかん😅
や、ほんっと美味しかったので、私みたいに頂き物としても嬉しい。店頭でいただくのももちろん美味しかろう。ちょっとホーチミンに帰ったら、早速買いに行くか飲みに行こうと思います。
おすすめ( ・`ω・´)b
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Pizza 4P’s
各店
※まだウェブ上にあるメニューには載っていなかったようにお見受けしますが、お店では提供押されていることを確認しました
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コメント
I love the natural wines by the glass that 4P’s has, too! And the natural sake! Because I often dine alone, they are good options for me. I have preferred drinking natural wine (especially orange) for many years, and I was so happy to see that it was available at 4P’s when I moved here.
>Rhianna
thanks for your comment!
Orange wine is still new to Japanese community so yse, 4P’s is providing us good opportunity too!