世界的にも評価の高いあのホテルのアフタヌーンティが、すっかりグレードアップしていました！
煌びやかさの価値
日本や諸外国に比べると、グッと敷居を下げてくれて楽しみやすいホーチミンのホテルシーン。厳しい時期を越えて、今年はビッグネームがオープンするとの話もありますが…
すでに素敵なホテルもいっぱいありますよね。その中でも群を抜いてるのが、The Reverie Saigon。目につきやすいので煌びやかさがまず、その特徴として取り上げられやすいかもしれませんが…
煌びやかさも色々。逆にシンプルなものが良い、といっても、何もないシンプルさもあれば、最先端のデザインの粋を凝らしたシンプルさもある。煌びやかさも同じこと。
いろんなホテルを泊まり歩いて、遅まきながらやっと最近気付いたのですが…こちらのホテル、ただキラキラしているわけではなく、本物が持つ威光が光を放っているのではないかと。
これまでは客としてなんとなくサラリと表面を見ているだけだったのですが…
今回は、まず入り口で「あれ？」となりました。
そう、どちらの施設でも設置が標準となった消毒液。もし、次回こちらのホテルに行って、この球体の消毒液ディスペンサーを見かけたら、ぜひ使って見てください。
他所で使うのと、あきらかに違う。
尋ねて見たら、やはり、どこでもが簡単に使えるものではなかったようで、さすがのひとこと。ベタついたり香りが強かったりで、消毒しても洗い流すこと必須なのに、全くそれを感じない。
食事に来ることが多い自分的にはとてもとても嬉しいお心遣い。ではありますが、消毒液一つにここまでのお気を遣われるのかといろいろ尋ねて見ましたら…
宿泊に関しても、途方もない安全対策を取られているようで（一流とは…）と思わずにはいられない。
そもそも、このホテルを作られるにあたって、オーナーさんが「デザインはイタリアにあり」とされたとのことで、イタリアのデザイナーのどなたか、だけではなく、著名なデザイナー陣が特別チームを結成して、このホテルを創られたとのこと。
デザインの粋を集めたその様相はホテル内各所に見られるのですが、エントランスからそれはもう華やかで。
天井のこの豪華なヴェネチアングラスで描かれているのはベトナムの形。メインエントランスを飾るのは、貴重な青い大理石に金の装飾、そして大きな孔雀石。
孔雀石って、その石の中に孔雀の羽のような模様が見られるんですよね。孔雀は不滅・再生の象徴とされ、各国・各宗教上でもポジティブなパワフルさを備えるシンボルとして知られているわわけですが…
そういえば、このロビーに着いた瞬間、スタッフさんが話しかけるより先に「こんなに歓迎していただいたのは初めてだ」と感激していらした旅行者さん、いらしたなあ。
あの方は多分、そこにある諸々の価値をお分かりになっていたんだな…。
私なんぞは長らく、「キラキラしてて綺麗ー」くらいにしか思わなかったのですが、一流は一流を知る、とうことなのか。
今更そんなことに気づくのもどうかと思うが、考えて見たら、Condé Nast Travelerの読者投票というような権威あるランキングで、世界４位、アジアで１位に選ばれるわけがない。しかもオープンしてからたった2年という短期の間に。
ものの価値、というのは、それを理解する人がいて成立するもの。理解できる人間がいなければ、正当に評価されることはない。
教養や経験を持つというのは、こういう部分で楽しみを持てるってことでもあり、人様のもてなしの心を理解した上で受け止める礼儀を持てる、ということなのねえとしみじみ。さ、精進精進。
充実のアフタヌーンティ
さて、過去にも何度かご紹介したことがあるんです、こちらのアフタヌーンティ。読まれたことがある方もいらっしゃるはず。それが最近、コンセプトを新たにされたとのことだったので、いただいて来ましたよっ。
なんでも今はアフタヌーンティにテーマをお持ちとのことで、今回は Flower & Tea. お花とお茶。アフタヌーンティなので、お茶はつきものですよね？と思ったけれども、お菓子においてのテーマということで…
ふふふ。お紅茶やコーヒーとは別についてくるドリンクも、こんなに愛らしく。（内容はその時々で変わる可能性があります）
はいもう、見目からしてグレードアップ。
華やかで見目のみならず、手が美しいことが瞬時に見て取れますな。華やかなのは場所柄のせいだけではなく、ケーキの一つ一つがとても華やか。他を知る方が見たら、すぐにわかるその違い。
特に、Savory系が充実してる！甘いものももちろん好きなんですが、ポイント高い。特にホーチミンのホテルのそれは工夫を凝らしたものが多くて、とても楽しみ。
と、その前に。
スコーンが、生まれ変わったという話を聞き、とてもとても楽しみにいただきました！焼きたてのホカホカでご提供♪アフアヌーンティの要ですもんね、スコーン♪
サクッとフォークを入れあらほろっほろに割れてくれます。生地は口の中で風味豊かにほどけ、そこにソースがしっとりと。そして今回のテーマはお花とお茶、ということで、こちらにはアーティチョークのお茶が使われてるんですってよ♪
スコーンに添えるクリームにあれこれ工夫を凝らしてるケースはよくあるけど、なるほど、生地にお茶を。なんて贅沢な。
って、いろんなことに感激しすぎてたら割ってから食べるまでの写真忘れてる…😨
ちなみにこの日は、ホイップクリームにイチゴのジャム、そしてピーナツバターが添えられていたのですが、このピーナツバターがビターなカラメル的なビターさもあっって、もう…万が一にも発売されたら大瓶で買いたいっ（危険だからやめた方が良い…）
それにしても…
ここにまとめきれていないものもありますが、かくもバリエーションに富み、味の方向性がそれぞれ違い、全くもって飽きがこないハイティータワーも珍しい。
何度もいうが、Savoryが全体の半分というのもとても嬉しい。
またそれがとても凝っていて、マッシュルームタルトに細かく挽いたお茶が使われていたり、赤い半月状のカナッペは、カモミールクラッカーにビーツとサワークリームのペーストにウナギ（？！）、スモークサーモンサンドにはスモークをかけたお茶を混ぜたマヨネーズ…
一つ一つはフィンガーサイズで軽やかなのに、それぞれの存在感たるや。
スイーツにしても、アールグレイのチーズケーキやライチのお茶のゼリー（お花のシュガーチップがあしらわれててとても可愛い♪）…
そして、ハスのお茶のマカロン。なんて可愛らしい。そして繊細な。
華奢でフラジャイルな食感に、丁寧なチョコレートシートの口どけ、ハスの実の食感のコントラスト。マカロンがこんな風に素敵にドレストアップされていて、しかも美味しいってのは珍しいかも。
飲めるなら是非とも一緒に楽しみたい
また、ホーチミンのアフタヌーンティには、基本のセットに加えてシャンパンやスパークリングワインをオプションで合わせることができるケースが多いのですが、こちらはさすがの、
アルフレッド・グラシアン。
フルーツの爽やかさと、ふくよかな風味を併せ持つ喉越しが爽やかな品の良いシャンパン。これをの空間でいただく幸せ。
ワタクシ、優雅さに近いとは言えない人間ですが、だからこそ、たまのこういうシーンが染み入ります。サービスの方も親切で、でも決して気取る必要がなく、気の置けない友達と優雅なひと時。
違う国にあったとしたら、もしかしたら恐れ多すぎて近づくことすらできないかも。でも…ホーチミンのこちらなら、この格式を持ちつつも、懐深く受け入れてくれる。
小さいお子様がご一緒してもらえなかったり、一定のドレスコードはあるのですが、こんな機会ってどこの国にいてもできる、ってものではないと思うんですよ。さらには制限時間があったり、人が密になりすぎるということなく。
正真正銘、優雅な時間を楽しむ機会がここにある。
これを楽しまない手はありませんよね。
今後がますます楽しみな Cafe Cardinal のアフタヌーンティ
さらに嬉しいことに、今後こちらでは、今回のようにテーマを決めたアフタヌーンティが展開されていくそう。
そういえば、市内各所のホテルのアフタヌーンティーは一定のメニューが続く、というスタイルが周流ですが、なるほど、季節のフルーツなどを取り入れての期間限定のアフタヌーンティ。楽しそうですね♪
ご案内はこちらに。
そうういえば、同じ会場で朝食やビジネスランチも楽しめます。
ホテルで朝食やランチなんて贅沢ー、というか、日本にいる頃は、そもそも住んでた地方にこういうホテルがなかったので別世界みたいに感じてましたが…（笑）
気軽に旅行に行けない今、こんなホテルが身近にあってくれることは、この街に住んでいる人のアドバンテージ。旅行に行けるようになったらどうしても外に目が向きがちになるでしょうから、楽しむなら今のうち。ゆったり楽しめそうですしね♪
ともあれ、格段にグレードアップされたアフタヌーンティ。まずは楽しんで見ていただきたい♪次のテーマに変わっちゃう前に、ぜひぜひですよー(^・^)
無料で入会できるWMCメンバーシップがお得です！
こちらのお店も含め、The Reverie Saigon 内および関連飲食店などで使えるメンバーシップがお得なのでお知らせ。
お店またはホテルのフロントで申し出れば、身分証なども特に必要なくその場で入会でき、会計前なら、その日から割引特典を受けられます！
ご連絡はインスタやDMやLINE＠のメッセージで！
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Cafe Cardinal
22-36 Nguyen Hue Q1
Afternoon Tea : 14:00 – 17:00
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