たまーに無性に食べたくなる、旅先で美味しかったあの味、みたいなのありません?私はこれ、台湾旅行で知って以来、たまになんだけど無性に食べたくなって作ります。レシピが潔いですよー!
材料も組み合わせもとてもシンプル!
完全自己流であれこれやってた上でこのレシピに行き着いたんですが、味付けは超シンプル。ただ各工程のポイントだけをしっかり抑えるのが美味しさのコツ。
さっ、もう早速行きましょう!
材料
鶏もも肉(骨なし) 1枚
塩胡椒 適宜
タピオカ粉&小麦粉 各大さじ山盛り1ずつ
揚げ油
レモン汁 1/2個分
はちみつ 大さじ3〜4
鶏肉の下準備
鶏肉は、洗って使う時はこちらの記事で書きましたが、気をつけながら洗ってくださいね。
そして水気をよく拭き取ります。
そして、通常の炒め物なり揚げ物なりにする時よりも、結構しっかり目に塩胡椒をします。
あっ、ちょっとしょっぱいかしら?くらいの量でいいです。でも最初の塩胡椒は、鶏肉からの水出しの意味もあるので適当に。
量でいうと…ちょっと多めの大さじ1杯分くらいを、表と裏に分けてまぶす感じかしら?🙄
その後、キッチンペーパーで全体を覆って軽くラップをし、冷蔵庫に20分以上置いておきます。
時間がある時にここまでやっておいて、あとは作る時まで冷蔵庫で放置、でもアリかと。
こういう時、
このキッチンタオルが便利ですね。
塩をしたことにより、鶏肉から結構水分が出てきます。これ普通のペーパーだと結構くっついちゃうんですよね。取れば済む話ではあるのですが、もしも上記のキッチンタオルがあれば便利です。
もし布を使われた場合は、使用後の布の殺菌を十分されてくださいませ。カンピロバクター、怖いですからねっ(๑•̀‧̫•́๑)
粉まぶし
この料理は基本は「唐揚げ」ですので、粉をまぶします。が、その前に。
かなりですね、塩胡椒が水が出るのとともに落ちてると思いますので、またここで軽く塩胡椒を。「そんなに?!」と思われるかもしれませんが、ここが薄味だと美味しくないんですよー。
で、塩胡椒をしたら、今度は溶いた全卵をしっかりまぶすのですが、両面に卵をつけたら5分ほど、ゆっくり放置するのが吉。
パッとまぶしただけでは、表面をさらっと撫でるだけでお肉となじみにくいんですよね。なのでちょっとだけ時間を置いてあげる。そうすることで卵とお肉が馴染んでくれます。
で、そこをなじませてる間に粉の用意を。
同僚のタピオカ粉と小麦粉を合わせます。
そんな神経質になる必要はありませんが、だいたい全体が混ざるようにガシャガシャっとやって、
しっかりと卵をなじませた鶏肉をバフンと。
少し粉を押し付け気味に、丁寧につけてあげましょう。裏表、だけじゃなく、お肉が少し割れてる部分なんかにも丁寧に。
お肉の表面にムラなく粉をつけておくことで、水分がしっかり衣の中にキープされ、お肉がしっとりジュシーに仕上がります。
ちなみにこのレシピの場合、タピオカ粉だけだと、ちょっと粉粉しくなってしまうのと、小麦粉だけだとクリスピーさが今ひとつ、ってことになるので、同量ずつ混ぜたのが、私の中ではベストです(๑•̀ㅂ•́)و✧
揚げる
たっぷりの油であることに越したことはないのですが、油も貴重。処理も大変。
と言いつつ、あまり少なすぎる油で調理するのは、実は高等技術。節約調理的なもので「鍋底から1cmの深さの油で…」とかでやってるケースがありますが、調理はできる。でも美味しく調理をしようとしたら、結構難易度高いです。
あと一度にたくさんは食材を調理できないので(油の量が少ないと温度が不安定すぎるため)時間がかかり、結局時間も光熱費もたっぷりかけてしまうことに ( ꒪⌓꒪)
ってことで、ほどほどがよろしいかと。
で、今回の場合は、180度に温めたサラダ油、「鶏肉が被る程度」。
ということは、深さが必要なので、私は鶏肉がギリギリ入るくらいの直系の深さのある鍋を使います。
180度能古程度の量の油に鶏肉を入れても、すぐに温度が下がるので、最初から上の写真のようにジュワー!とはなりませんが、オイル煮をする、くらいの感じで温度が上がるのを待ちましょう。
そしてある程度衣が固まるまでは、あまり触れない!菜箸とかで触れると衣がズルッと外れます。せっかく綺麗に衣つけたのに、はずしちゃったら勿体無い(๑•̀‧̫•́๑)
たっぷりの量の油の中だったら全体が油が浸かると思いますし、広い鍋を使ってる場合であれば、中華料理によくある、「油をかけながら」油に浸かってない部分を調理していくわけですが…
深鍋だとこうして円を描くように揺することで、表面に油がかかってくれます。ただしこれ、あさいお鍋でやると油が飛び散って危険ですので気をつけて。
なんでもいいです。やりやすい方法で全体に油が行き渡るようにしつつ、じっくり揚げましょう。IHなどで180度設定のまま行くと、10分以上はかかるかなー。
全体がきつね色になって、菜箸で叩くとカツカツ音がするくらいにカリッとなるまで。火が強すぎると、衣は揚がっても中が生、みたいなことになるので気をつけましょう。鶏肉はしっかり調理(๑•̀‧̫•́๑)
揚がったらラックの上でしばらく落ち着かせます。
この工程、よく「油を切る」という言い方されますが、蒸気を逃す工程でもあるんですよね。
キッチンペーパーに油を吸わせる、という様子をよく見ますし、私も量や物によってはするのですが、その場合、キッチンペーパーをボウルやバットなど、通気性のないものに置いて使ってるケースが。
ある程度の油も蒸気もキッチンペーパーが吸ってはくれるのですが、どうしても蒸気がこもってせっかく揚がった衣が「しょぼん(´・ω・`)」となりかねないので、できれば、ラックの上で落ち着かせるのが吉かと思われます。
また、揚げたてのお肉は、肉汁その他が衣の中で大暴れしています。これが落ち着かないと勿体無い。少し冷ましてゆっくり落ち着かせて揚げることで味が安定、より旨味を感じやすくなるので、
蒸気を逃しつつお肉を落ち着かせてあげる
という工程を必ず持ってあげるのも、コツ。
ソース
で、お肉を休ませて揚げてる間にソース作り。
レモン半分を絞って、そこに蜂蜜を混ぜて、ハイ出来上がり。
え(・∀・)
実は、お肉のソース、お料理としてのソースなんだから…と思って、なんか旨味足して見たり塩気足して見たりしたこともあったんですが、それら全ーんぶ要らんことでした。
旨味は鶏肉の中に。そして覚えてますか?しーっかり塩胡椒しましたよね?あれと口の中で合わさると、非常に美味しくなるのです。
ソースに旨味とか塩気が入ると、過剰になっちゃう。
ので、ソースはレモンと蜂蜜混ぜるだけ。
だばーっヽ(・∀・)ノ
はい、これで出来上がりです♪
技術は不要なのです、一つ一つの工程のポイントだけ抑えたら誰でもできちゃう。
出来上がり!
ということで、こんな感じ!
本当は、周りに半月に切ったレモンスライスをいっぱい並べたかったんですが、今めっちゃ食材が貴重なので割愛w
色気も素っ気もありませんが、これがおいしー!
ソースね、ちょっと多い?と思っても遠慮せずにダバーットかけてください、そしてカットしたお肉に都度、たっぷりまぶしながらお召し上がりください。めっちゃ、んまいっす。
料理に果物合わせたり、甘い食材を合わせるのに疑問を持たれる方は、蜂蜜ぅ????と思われるかもしれませんが、あれです。中華の甘酢あん、ありますよね。あんなイメージ。
甘酢あんにレモンは使わなことが多いかもしませんが、酢の部分がレモンで甘みの部分が蜂蜜です。構成要素としては、そんなに突飛じゃないんですよね。ただ、肉の部分に塩気がしっかりないと、ただ変に甘い肉に成り下がってしまうので、肉への塩胡椒、大事(๑•̀‧̫•́๑)
ってことで、よろしかったらお試しください。
いつもの唐揚げとはちょっと違う趣のレモンチキン。美味しいですよ!
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
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