パン作りを頻繁にしている最近ですが、パンと合わせるものをあれこれ考えてまして、先日偶然手に入ったパイナップルがあったのでジャムにして見ましたよ。「あれ」と組み合わせたら大人の味に！
パイナップルはイガイガして苦手！という方に
パイナップル、美味しいですよね。この時期、実際に手に取って目で見て買い物できないので、果物はあまり買えてないのですが、ホーチミンではパイナップルってお野菜扱いなところもあるんですよね。
私がよく行く市場には、果物エリアでなく野菜コーナーで売られてるし、お鍋の酸味漬けにもパイナップルが使われてる。ええ、野菜やお魚と一緒に鍋にパイナップル、入ってることがあるんです。
目で見て買えないからといって、お野菜を全く買わないわけにはいかないのでいくつかのお店から買うのですが、その時偶然パイナップルを売ってるお店があったから買って見たんです。
パイナップル、ホーチミンだと安いんですよね。でもイガイガするから嫌い、という方もおられます。あれはパイナップルが持つ酵素がタンパク質に作用して傷つけちゃうからって話を聞いたことがありますが…
酵素って、熱に弱いんですよね。なので生のパイナップルを食べるのは苦手でも、加熱しちゃえば無問題。で、私は別に生のパイナップルも嫌いじゃなかったのですが、パンに合わせるものが欲しかったのでジャムにしました。
手抜きレンジのジャム作り
切ってみると、
わあっ、ひまわりみたい♪
…じゃないわっ。
お買い物代行の品もそうだったけど、目で見て買えないお野菜や果物、傷んでるものが多くてほんと残念。これ、外から見てもわからないのでお店の方も意図してやってるわけじゃないんですよ。
単に流通が滞ってて、賞味期限を長く持ちがちで手元に届いた時は悪くなくてもギリギリラインですぐ傷んだり、味が著しく落ちてたり。自分で選んでたらまだ納得もいくんですけどねえ。。。
というわけで、傷んでるところをそぎ落として使いました。しょぼん(´・ω・｀)
砂糖の量は後でも調整できるので、カットしたら全体にざっくりまぶさるくらいの砂糖をかけて20分ほど放置。そのままぴっちり蓋をするかラップをかけてレンチン10分。
量が多いともうちょっとかけた方が良いかもですが。今回はパイナップルの1/2個分くらいしかなかったので結構すぐ。
で、加熱後は冷めるまで蓋やラップを取らずに放置。こうすることで、加熱時に出た水分がまた戻って行くので。
パイナップるは繊維がすごくしっかりしているので、煮崩れることにはなかなかなりません。もちろんこのままをコンポートとして楽しんでもいいのですが、ジャムが欲しかったので…
崩れぬのなら、崩してしまえホトトギス。
ブレンダーでガーッと砕いて、ハイジャムの出来上がりヽ(・∀・)ﾉ
そこに！
先日、ジンジャーエールのシロップ作った時に余った絞りかす！とかいうと失礼だけども、おろした生姜を砂糖と煮詰めて絞ったもの、これって殆どジャムみたいなもの。なので二つをあわせちゃう♪
様子を見ながら好きなだけ。
特にパイナップルと生姜の風味って合う気がする。
生姜だけでも結構スパイシーですが、これにさらに胡椒とかプラスしても美味しいかも。
で、早速パンに使って見ました。
下の写真の手前の渦巻きのやつ。チェダーチーズ巻き込んでみました。
奥さん大変。
これ、大人の菓子パン。
ジャム包み込んでもいいんですが、このタイプだと全体にまんべんなくジャムやチーズが行き渡るのと、ちょっと露出して焦げたとこがまた美味しいんですよね。
ちなみに整形は簡単。
幅広めの縦長に伸ばした生地の片側にチーズとジャム。それをパタンと縦半分に閉じて、上下を切り離してしまわないように、スケッパーなどで切り目を３本ほど入れ、ネジネジ。
あとはこれをグルっと丸めて、巻き終わりを生地の下に入れ込んでから２時発酵。
ぱんって、複雑そうに見えても成形手順を見てみると、意外と簡単だったりするんですよねー。不器用な私でもそれっぽいものができるのが嬉しい(^・^)
ともあれ、大人のジャムシリーズ、大人の菓子パンシリーズ、ちょっと開発していきたいな。これ、インとかにもめっちゃ合うよ。もっと小ぶりなの作ってポイポイっと食べれるようにしたらおつまみにも！
………めっちゃ危険やな…（糖質にゅーにゅー…）
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