いやー、今更のフーコック。なんと我が家はベトナム在住9年になろうかというのに、まさかの「初」。しかしそれも「機が熟す」ための期間だったとしか思えないほど充実の旅!
あまりに充実しすぎたので Over All は別にまとめる。ブログではとりあえず食い物だー!!!(それ以外に何も期待されてない気もするw)
身の周りでの Phu Quoc ラッシュ
国外に気軽に行けないので国内旅行。その流れはわかるんですが、最近周囲でやたらPhu Quoc が熱い!!
我が家が行こうとした直前にも仲の良い友達が何人も行っており、「うちも今度行くのよ!」というご家族は片手では足りず、期せずして旦那さん側、自分側のお友達が我が家と同時期に Phu Quocに居合わせ食事をご一緒するという奇跡。
天気も遊びも何もかもの機運が我が家に向いてた気がしてならず、「こんな相性の良い土地がるものか」ってな感動ぶり。
ええ、もう滞在中に次回の訪問決めて、もうチケットも取りましたよね。さらにそれまでの間にもスキあらば行こうじゃないかと画策中。
しかし相性というのはそれぞれなので、ワタクシが書くフーコックはちょっと贔屓目になってるところがあるかもしれません。素敵な偶然が起きすぎて、Phu Quoc Highになっているのは否めませんからw
なのでそこは差し引いて読んで欲しいのですが…
飯がアホほど美味いっ( ・`ω・´)b
Phu Quocといえばシーフード。
しかしそれが、他のビーチリゾートと呼ばれるところ(どうしても個人的にはあれらをビーチリゾートとは認めたくないw)とは雲泥の差だし、その差の根拠は、海の近くという地の利を超えたところにあると確信。
シーフード 以外 の料理のレベルも、唖然とするレベルだったんですよ…。
その筋の人(聞こえが悪いなw)に紹介してもらったお店も多かったってのもありますが、ホーチミンで月に1本、出るか出ないかのヒットネタが続出。口がアングリなったままで、物を噛むのも忘れるほど(忘れてない)。
日本を含め、東南アジア一帯で比べても出色と思われるホーチミンの美味いもん濃度を、今回に限ってはしのぐ勢い。でも、そんなに多くの人は、Phu Quocでシーフード以外のことを話題に出さない。
WHY? ƪ(・へ・)ʃ(⬅︎ 微妙に腹たつな、この顔文字)
数日の旅行だとシーフードに集中するのはわかるんですが、ホーチミンでも類を見ないレベル&環境のお店が多いのも事実。美味いもんに貴賎なし。陸海問わずに攻めますよー!
お友達に教えてもらったお店
というわけで、私たちの直前にこちらに行ったお友達に教えてもらいました。信頼の置ける方のオススメだったので、ホテル到着後即、こちらに(ほんまに間髪入れてなかったw)
西側に泊まった人がウロウロするであろうメイン的通り沿いにあります。
青い空に黄色の構えが目立ちますねー!
到着時はこんな感じで快晴の Phu Quoc。ホーチミンではこの時期異例の大雨になったそうで、晴れ男の旦那さんがお日様連れてきちゃったらしい(・∀・)(自分も晴れ女と言われるが責任回避)
Phu Quocは未だに開いてるお店が少なく、閑散としているという話も聞いてたのですが、刻一刻と状況は変わっているのかも。結構なお店が開いてたし、このお店に至っては昼から団体さんも入ってる盛況ぶり。
お店右手中央に調理場があり、基本的にはメニューから料理を選べますが、左手にある生簀のものはお店とは別管理なのか、自分で選んだ素材に調理法を注文するスタイルだったよう。
ただお店側には英語のできる人がいたけど、生簀側にはいなくて敬遠されていたので、お店側の人が助けてくれたwww 控えめな人はなかなか注文できないかも。
でもほとんどの魚介はお店のメニューに載ってるので、まずは卓上で注文して見て「自分で選んで!」と言われたら、素材だけ指差しでゲットして調理法はメニューから選びましょう。
ベトナムの多くの海鮮料理屋にあるように、キロいくらで明示されており、目の前で測って重量確認。チートはないので安心です。
ところで…
ベトナムのサンタさんは、プレゼントをプラコンテナで運ぶようです。実用的(・∀・)
豊富なメニュー!
観光地の流行り店なんて美味いとこねーだろ、とか言わない。少なくともローカルの人が多く入ってるお店では、好みはあれど、そんなにひどいとこは少ない。
ましてや、こちらは私に教えてくれた人が、ホテルの人に教えてもらった「ローカルに人気のあるお店」だという。調べたら、日本語発信の Phu Quoc 情報にもよく上がってくるお店のようです。
いきなりチャーハンから入るメニューがベトナムっぽいですなw ベトナム、なぜかチャーハンが序盤に出てくることが多いんよね。美味いからいいんだけどさ、炭水化物最初に入れると満腹中枢刺激されるから、その後に頼むオーダー減るぞwww
さらに麺とかおかゆとか続くしwww
この辺は食べたくても、時間あるなら、あとで再度オーダーする方が良いです。じゃないと最初の方に出てきてしまう。
そして腹ペコだとそれを我慢しきれずに食べてしまう➡︎満腹になる➡︎食べたかったものが食べれないじゃないか!!みたいなことになる。美味いけどなっ、空腹時に魚介をふんだんに使った麺や米!(危険)
野菜なんかも結構メニュー序盤に出てくる。焦らすなー。
そして若干タイトルのところに漢字があるのはありがたい。涼拌類。冷製のアペタイザーってところか。
料理用語に縁がなく、何がなんだわかんないって人は、うっすらと網掛けで紹介されてる写真のものを頼むのも手。全ての写真がない場合で、あえて写真アピールしてるやつは、店がオススメしてるやつか人気実績があるもののことが多いから。
貝なんかは種類ごとにいろんな調理法で紹介されてるのだけど、そもそもどんな種類の貝なのかがわからないとどうしようもない。
ですがここのは大体の察しがつくようになっている。観光客が多いお店とは聞いてるけど、コマーシャルに走りすぎない良い具合のメニュー構成。お見事。
しっかし、それにしても種類が多い。
そして人気は、エビ・カニ・シャコ・貝類。ちょっと離れた席を見てると、大きなお皿にひたすらワタリガニを山積みにした皿を無言でワシワシ食べてるテーブルもあったなw
ただいくら海岸沿いだからといって、伊勢海老系はやっぱりそれなりのお値段なので、時価になってます。ご注文の際には価格の確認を。
まあ旅行だからね、金のことなんか気にするなー!という人は、頼んだ料理が出てきた時に、お値段の当てっこゲームなどするのも楽しいかと( ・`ω・´)b(豪気っ)
そういえばウチワ海老食べ損ねた。
下の写真の左下のやつ。これ、結構名物だそうで、時期がいつかわからないんだけど、Phu Quocのはなかなかの味覚だと聞いている。
大人数いるときはお魚の姿蒸しなどもいいかもしれない。ここの調理技術はなかなかのものだったので、大物でも美味しく調理してくれそう。
そしてイカはどこで食っても美味しいよなー、ベトナム。生も美味いが、漁場が近いところは冷凍を咬ませてないところが多いので、万が一にも生食があったら注意。
街の寿司屋や日本食屋さんではアニサキス対策のために冷凍のものを使っていることが多いと思うが、海岸沿いは鮮度だけを売りにして冷凍工程を咬ませていないことも多いので注意。まあ生食はほとんどないと思うのだけど。
ちなみに加熱調理しているものは問題ないことが多い(加熱の仕方にもよるけど)ので、炒め物や揚げ物を食べるときはそんなに神経質にならなくて良いけど、例えば酢漬けのものとかはあまりしっかり加熱していないケースもあるので気をつけて(酢でアニサキスは死にません)。
ってか、上の写真の右下気になる。ホルモン系じゃねーか!!!しまった見落とした!
まあ二人じゃそんなに食べられなかったんだけども、メニューが面白そうなやつばっかり。。。うーん、これも食べたい。
あと、シーフードだけってのはちょっと…って方も心配ありません。実はフーコックでの外食先には肉料理も豊富。
日常食にあまりに海鮮がありすぎるせいか、外食産業においてはお肉料理もかなり需実していそうというのが今回の感想。実際、すんごい美味しいお店多かったし。
そしてこれを食べたい時には海鮮料理屋に行け、というカエルなんかもありまして。ベトナムのカエル料理は、美味いぞ?
他国では結構ゴリゴリに水分抜けるまで火を入れたり、元の味がわかんなくなるくらい濃い味付けにしてたりするが、ベトナムは、カエルをちゃんと生かす調理をしてるケースが多いので、ここのもきっと美味しそう。
500円もしないものなんでね、旅行者さんとかは話の種に頼んでみるのも良いと思う。そーんな癖のある味じゃないから。
海鮮料理屋になぜかあるものといえば、ホビロンも。孵化仕掛けのアヒルの卵。ウゲー!という声が聞こえてきそうですが、私の中では卵料理上位3つに入るやつ。
これ、旅行者さんが探そうと思っても、意外と簡単に見つからないことも多かったり。実は、海鮮料理屋さんによく置いてあります。
豆腐料理なんかもあるので、シーフード、食べ疲れた人には優しいメニュー。
オフショア豆腐。なんかスッゲー働かされてる感のある豆腐料理(意味が違う)
とにかく幅が広い。メニューはまだまだあるのですが、キリがないのでこの辺で。
自分が調理場担当だったら、勘弁してくれーって思うほどの幅の広さ。それをかなりの大箱でさばくのだから大したもんだ。
実食行きます!
Goi Ca Trich – Phu Quoc名物?生魚のサラダ!
なんせ宿について間髪入れずに飛び出したくらいなので、なんの前知識もなかったのですが、ピーン!時て頼んだこちらのメニュー、どうやら Phu Quoc 名物の料理のようで!
はいきれー!!
小雪が注いだような美しさ。これは生魚のサラダで、新鮮なお魚を活かせる料理。
え?鮮度安心信仰はやめろと言ったばかりじゃないかって?そうですね、大きな魚やイカの生食には気をつけましょう。
しかし小魚の場合、アニサキス症の心配は極めて低いことが多いとされています。アニサキスが帰省していることはあるのですが、小魚にはそれに沿った小さいアニサキスしかおらず、そいつらは生命力が非常に弱い。
小さなアニサキスを寄宿させてる小魚が大きな魚に食われることにより、チビ・アニサキスは大きな魚に入り込みデカくなって影響力を増す。つまりチビ魚にアニサキスがいても、大きな影響は少ないことが多い、という話。
詳しくは、こちらの方が詳しく解説してくださっています。
もちろんリスクは完全なゼロではありませんが、日本でも小イワシ、小アジ、キビナゴなどは冷凍されずに流通されていることが多く、危険視されていないことからも、小魚の生食は、さほどの忌避案件ではないと私は思っています。
が、もちろん判断は個々にお任せ致します。
ところで…チラッ[皿]ω・)
お皿の下に覗いてるものが。
はい、これ、薄めのライスペーパー。水で濡らさずに使うやつです。どんな薄さかと言いますと…?
こんな感じ。
水で濡らして使う奴はプラスチックくらいの感覚がありますが、これは集めのオブラートといった感じ。包む食材の水分と唾液で自ずと柔らかくなりますので、そのまま食べます。
好きな葉っぱや付け合わせの野菜、そしてお魚の酢締めをターップリ乗せて…(2人だと食べきれないくらいの量だったので、一度に4〜5片乗せて巻いたりしてたw)
うんまっ!!!うんまっ!!!!
青魚で、メニューにはHerringと書いてったのですが、ニシンじゃなくてイワシ…???
ですが、小さめということもあってか、青物特有の脂の酸化臭はほとんどなく、「爽やか」。青魚食べてなかなか感じることがない「爽やか」という感想が口の中を駆け巡る!
それでいてお魚の旨味はそこにあり、甘酸っぱい三杯酢的味わいは日本人的にガッツポーズ(๑•̀ㅂ•́)و✧
しかも見て、この綺麗なさばき。手開きじゃないの。ちゃんと刃物を使って綺麗にガンバラ(腹部分の小骨)もスキ取り、丸ごと全部をベロン♪と食べられる。
一皿に、何十尾いたんだよ…何十尾さばいたんだよ…そしてどのテーブルにもこれが運ばれてたんだよ…。
それをこのピーナツたっぷりの甘辛ヌクチャム(ヌクマムに甘みと酸味、薬味を足した美味しいやつ)に浸して食べる。ヘブン。
またこのピーナツがもつ脂と煎ったことによる香ばしさが、全体を飽きさせるに食べさせる要。ほんと、こういう絶妙な組み合わせは日本食にも応用した方が良いと思う。ヌクマム以外はどれも身近な素材だし。
雪のように注いだココナツシュレッドは、Phu Quocの特産のものなのか、みずみずしく柔らかく、あまりジャゴジャゴしないし香りも強くないので、ココナツ苦手だなーという人も大丈夫かも(^・^)
Muc Chien Nuoc Mam – イカのヌクマム炒め
これは旦那さんのリクエスト。旦那さん、海老カニ・アレルギーなんでベトナムの美味しいイカはシーフードのテーブルに必須。
特にこのヌクマム炒めはお気に入りみたいで、ヌクマムって言っても甘辛炒めみたいになってて、これ日本人の口にも合うんじゃないかと(^・^)
で、こういうのの何が美味しかっていうと。一緒に炒めてるネギや玉ねぎまでもが美味しいこと。薬味てきな役割もあるんだろうけど、これ自体がまた絶妙な火加減になってて美味しいんだわ(^・^)
ちゃんとソースがしみるくらいには加熱されてるんだけども、シャクシャクした食感もあって甘い。ごにゅんごにゅんした食感のイカと対照的なシャクシャク野菜。進む進む。美味しい美味しい。
ビールにも合うしお米にも合う。お米今回は食べてないけど絶対会う。これで丼作ってくれたらいいのに(・∀・)
Tom Tich Xao Toi – Bo Toi シャコのガーリックバター炒め
という訳で、私の最大目的はこいつだ。
でっかいシャコー!!!
うふふふふ。
こんな風に水槽の中でばっちゃばっちゃ元気にやってるのを指差しでお願いします。
ばっちゃばっちゃ。
これ、陸で会ったら嫌だけど、水中にいる分には美味しそうだな。
お店によって食べ良いようにという手入れ方法はいろいろなんだけど、ここは背中の真ん中に切り目を入れてくれてるタイプ。もう手でバリバリ観音開きに剥くといいと思う。
やーもう、からの中に身がビッシリ。しかもそれがしっとりしてて、ふっくらしてて、すんごい美味しい!!
これまでブンタウのシャコがコスパよくて美味しいなあと思ってたんだけど(他地方でも色々食べたけど、あまり美味しいのにまだ当たってない)ここの、すごい。。。
見てもう、尻尾の先までみっしり身が入ってる。尻尾の形に身がついてるもんw
やーっ、美味しいっ。
もう一本頼めばよかった!!ペロリ!!霞のように、ペロリ!!!
Oc Buu Hap Sa – 巻貝のレモングラス蒸し
タニシ、タニシと言われれて「えータニシぃ?気持ち悪い!」という方も多いですし「泥臭くて不味い!」と言われる方もいらっしゃいます。
まずこいつは巨大なタニシのような風貌ではあるけど、その学術名をリンゴガイとするもので、タニシとは別物だそうで。リンゴガイ、と聞くと美味しそうですよねw
そして泥臭い、というのはお店によります。つまり調理法や料理人の腕による。泥臭くないものに関しては、むしろ物足りないくらいのあっさりさ加減で、綺麗な味、と言っても良い。
泥臭いのに当たったら、それはこいつのせいじゃなくて、仕入れや調理法、店がのこの貝の調理法が残念だったと思ってあげてください。この貝は、悪くない(๑•̀‧̫•́๑)
確かに臭いの素養ってのはあるんですけどね。だからレモングラスなどの香味野菜を使って調理する。でも素材がどんなものであれ、どういう調理人さんに巡り会うかによって成果は変わる。
良い巡り逢いのものに会うと、幸せになれます(・∀・)
そしてこのお店のものは、良い巡り逢いのものでした。あっさりだけど、スープは臭みがなく貝の旨味は滲んでて、うーんここにブンがあったら浸して食べたいw
美味しかったですよっ。
盛りは良いけど食べれちゃいます
結構大皿で出てきたし、盛りが良いので、こりゃ食べきれないなーと思ってましたが。。。
あれ?
おや…?(・∀・)
おやややや???ヽ(・∀・)ノ
ちぇりさんはこれに巨大シャコ1匹追加。魚介類ばっかり、よーこんなに食べられたなー!!!(笑)
油分が少ないってのはあるかもだけども、結構な盛りだったので、食べきれたけど2人で3皿くらいがいっぱいいっぱい?お若い方ならもう一品追加くらいだろうか。
いやーっ、美味しかったですよ。これでお会計、666k。3000円くらい。安いもんだー!!
初手から満足、大満足。教えてくれた先人の存在のありがたさよ。特にシャコは美味しかったし、他の魚介類も味付け、調理とも我が家の口にはとっても合ってた。これは行ってみる価値ありだと思います!
おすすめーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
今も健在シーフードの人気店!
ホテテルの方に聞いても、フーコックに精通していらっしゃる方に聞いても、まず間違いなく名前が出てくるこちらのお店。
そういうお店って、何となく名前聞いたことあるだけの人が、大して食べてもないんい人が良いって言ってるから良いって言ってるだけじゃない?と思う方もきっといると思いますが、私も美味しいと思います。
実はこちら3回目の訪問。
味も安定してるし、英語こそそんなに通じませんが、観光客慣れしてるので、なんとかかんとか。
まずはこのニシンの和え物。
うまいわね。いろんなお店にある、フーコック定番料理の一つなんだけど、あちこちで食べた結果、この店のが私は一番好きでした。
特に今回食べたのは肉厚で脂も乗ってて、それをさっぱりとした甘酢的なヌクチャムで敢えてて、ココナツの白も雪が降ったように美しく、ベトナムらしさもありながら、どこか日本人の下にもしっくりくる美味しさ。大好き♡
イカも外せない。
前回はヌクマム炒めを頼みましたが、今回は Sweet & Sour、甘酢にしました。甘酢って言ってもあれですね、酢豚のソース的なやつ。
牡蠣はシンプルに焼いたものを。
殻がすごく厚くて、岩牡蠣的な雰囲気のもの。ちょっと身の部分が小さめに見えますが…十分食べ甲斐あります。
用意されたライム&塩胡椒の呼称が粗挽き。さすがフーコック。
今回ご一緒したご夫妻が、カエルを召し上がったことがないというのでカエルの唐揚げ。ここはちゃんと皮付きで揚げてくれるようです。カエルはグリルでも唐揚げでも、皮付きが美味しい。自分的には価値が雲泥の差でついちゃいます。
そしてもちょっとなんか食べたいねーってことで、おかゆ!
メニューにはおかゆセクションがあるわけじゃなくて、お魚コーナーのところに、お魚料理のバリエーションん一つとしてありました。
CA BOPってのは、どうやらスギのようですな。スギ、という名前ではあまり意識したことない方が多いかもですが、日本の冷凍食品や外食産業によくある白身魚のフライだとか諸々の加工品にはよく使われてるお魚。白身で旨味があって美味しいです。
ので当然、おかゆも美味しいですわな。
もしかしたら干したのを使ってるのかなー?という気もしますが、優しさとしっかりのお出汁味を兼ね備えたこの味、日本人にもとても馴染みやすいと思う(^・^)
添え物の野菜にもやしがついてたのはちょっと意外でしたが、これもまたよし♪
そしてこちらも、食べたことがないと言われる方がいたので、Ca Keo。
ニュルニュルしているので「ドジョウ」と呼ぶ方も多かったのですが、ドジョウ料理、と記事に書いたら、「ハゼですよ!」と教えていただいたいた経緯あり。
相変わらずすごい顔してますが…
白身で大変品のある味。今回はヌクマムに甘さとピリッと効かせた甘ピリ辛味。はいビール。はいはいビール。ぐびぐび進む。
味も、すごい安定したまま。
まだまだたくさん食材も料理もあるのですが、もう3回来て、その間、激変しててもおかしくない中、これだけの安定感を感じるのかだら、きっと何頼んでも美味しいんだと思う。
もうご存知の方も多いかもだけど、現在も美味しさ健在だったので、再掲!
行き始めて4年目!相変わらず美味しい!⬅︎NEW!
こちらのお店に行き始めて、もう4年になるのかー。
言うても年1〜2回行くくらいなので、通ってる、とも言えないのですが、そろそろお店の方にも覚えてもらって、愛想良くしてもらってます(^・^)
今回はフーコックで偶然ばったり会った、ホーチミンの大好きなお店のシェフご家族とご一緒に。ほんとにセレンディピティを運んでくれる方だわ。
お子さんが二人いらっしゃるのでどうかなーと思ったのですが、とりあえず最初はこのニシンのサラダ。
そして食べやすいかな?と思い、はまぐりのレモングラス蒸し(定番)
そして、シャコー!!
これ、旦那さんが甲殻類アレルギーだから、蓋入りだとなかなか頼まないんですよね(食べればいいじゃん、と言われるのだけど、1尾だけ調理させるのも気が引けましてw)
で、運良く前回もテーブルについてくれたお姉様がやってきてくれ、いつもの見事なシャコ剥きをやってくれました。これ、素人がやるとゲジゲジになって無駄を出しちゃうんですよね😅
ハサミ一本でお見事です。
そして今回頼んだ5本全部やってもらいましたw
はい美くしー!
はい、箸先が重いー!!(笑)
ほんっとこの、シャコをお口いっぱい頬張れる幸せが我が人生に到来しようとは。。。ベトナムご飯の醍醐味の一つよねーっ。
そして今回はカニも頼んじゃった!!
Xao Meと言って、タマリンドソース炒めで!このソースも南国ならでは!
カニにいろんなソースまぶすの、シンガポールのチリクラブとかが有名だけど、ベトナムのかにも美味しいよー♪お店にも寄ろうけど、ベトナムの中では高級食材でも、価格的には全然アフォーダブルだし。
しかも見てよ。
ねえこれ見てっ。
なんという、幸せ。。。
玉子、みっしり。。。そしてここのタマリンドソースがね、ご覧のようにベッタベタではなく、ちょっと控えめジャストな量が全体によく絡んでるんですが、味の方もジャストなんです。主張しすぎない。甘すぎない。品の良いタマリンドソース。
待ってタマリンドソースなんてベッタリゴッタリでなんぼ!みたいなとこが多い中、何この品の良さ。ちょおおおおお堪能しました!!!
そのシェフご一家はこちらのお店はお初だったようで、僭越ながらオーダーなどさせていただきつつ、楽しんでいただけたようで何よりでした。
Mi Xao(焼きそば的なもの)も、これはこの店だからと言うことではなく、ベトナム飯のデフォとして、麺を茹ですぎず、足す調味料と調理度合いも考えられた茹で方されてて、食感ウォリウォリ。
特にこちらのお店のものが優れてた!と言うわけではなかったですが、美味しかったです。あと牡蠣のお粥も食べました。写真何故か撮ってなかったw
多分ね、Phu Quoc、ほかにも美味しい海鮮料理屋さんはあると思うのです。思うのですが、もう馴染んじゃったし、安心感があるのでついついここに来ちゃう。
どなたかお連れするにも安心してお連れできる場所があるって、ありがたいわあ♪
ちなみにシャコは2,000k/kg、5尾で800gくらいだったかなあ。カニはちょっと単価それより安くて(多分・ちょっとここよく確認できてない)で3杯1.3kgくらいだったか。
他の料理+ビール+ココナツフレッシュジュース諸々込みで、4,000k くらい。大人4人、お子さん二人の6人勢だったから、ちなみにシャコや伊勢海老、カニなどは、結構それなりのお値段、どこでもするし、ここは観光地なのでま、順当かなと。
多分もっと安いお店はある。
でも自分はここがとても気に入ってるし、毎度満足なのでよし( ・`ω・´)b
素敵な偶然で出会えたホーチミンの方と一緒にエビ🦀カニわしわしできて、とーっても楽しかったのでしたヽ(・∀・)ノ
ナマコ発見♪⬅︎NEW!
いつものお店
夫婦二人じゃ、品数全然食べられないのであまり来ないんですが、フーコック初、と言う方がいらっしゃる時には大抵こちらにお連れします。
あら、こんなスクリーンもあったのね。
まずはビールを頼んで、と。
定番のシャコ
シャコよねー。
言うほど安くないです。この時は、2,000k/kgくらいでした。
ただこれ1尾が200gくらいなので、2尾だと400g。この皿の上だけで800kくらいですな。
安くはないが、言うたらこれ、伊勢海老とかあの辺のクラスに君臨する甲殻類の強者。日本で食べようと思ってもなかなか食べられないわけで、一生に一度くらいは食べといてもええんちゃう?と私なんかは思います。
ってか、私は何度も食べてるけど。
殻まで綺麗に剥いてもらって、思う存分口いっぱいにシャコを頬張れると言う体験を、日本人の一体どのくらいの割合の人が経験できるでしょう。
シャコが好きで、小指サイズくらいのものでもチマチマ剥いて食べることを初夏の楽しみにしていた自分などからすると、もうこれを喰む時には、いつも
この世の栄華極まれり
といった心地になります。
ちなみにこいつ、ホーチミンの名のある店で食べたりすると、軽く倍くらいはすることもあるので、海辺の土地へ行って、納得できる値段なら食べておくのはむしろ経済的。
まあちょっと今回は単価も高めだったかな?と思ったけど、いいんです。
選んだらちゃんと計りに乗せて、重量を確認させてくれるわけで、こちらが納得しなかったら断ればいいだけ。選択権がこちらにある以上チートではないし、何より旦那さんから、
「大好きな旅先には、しっかりお金をお落としましょう」
と言う教えをいただいている。
まあ旦那さんは甲殻類アレルギーでシャコ食べられないのですが、ワタクシがその使命をしっかり果たすと言うことで( ・`ω・´)b(世界で一番テイのいい物言い)
フーコック名物!!ニシンのサラダ!
Herring、とあるので互換的にはニシンですが、ベトナムには自分たちが知ってる魚に似てるけど、実は「うっそピョーン」と言う類似の魚が結構あるので、正確には不明。
でも青魚ですね。
それを丁寧に開いて処理したものを調味料で若干〆めて、玉ねぎやパクチー、その他の野菜たっぷり混ぜ合わせたもの。
際hその頃は大事大事に、1回こうやってライスペーパーに巻く時には1尾分、とか巻いてましたが、こちら結構嵩があって、チマチマ食べてても埒が開かない。
ので、もう2尾3尾とまとめて巻くようになりましたw
でも絶対そうした方が美味しい!
酢〆の青魚をたっぷりの野菜とライスペーパーで巻いて食べる。
このストラクチャは、いかに魚が好きな民族と言われる日本人でも、なかなか思いつくものではない。
まあココナツなんかは日本になかなか育たないので近いレシピを考えつく方が無茶って話なんですが、この食べ方、アレンジしたら色々できそうよねえ。日本式のものもできそう。
イカのヌクマム炒め
イカも、ベトナムで美味しい海鮮素材の一つ。
これ、こうやって炒め物にしても揚げ物にしても、なんなら寿司ネタとして生でいただいても美味しいやつある。
もちろん調理をする人にもよるのですが、
馴染みのお店では、どんな調理法にしてもらっても外すことはまずない。
このヌクマム炒め、調理後にはヌクマムの強い香りはかなり飛んでしまっており、旨みだけがガッツリ残っている状態。そこに少し甘みを加えて、日本人が好きな甘辛味。美味しい(^・^)
ナマコ!
で、シャコの重さを確認する際に、そばにこんなものが置いてあった。
うおおおおお!ナマコだ!
でもこれ多分、干しナマコを戻したもの。何、そんなものも置いてるんだ?!
300gだけお願いしました。
調理法は任せるわー、とお伝えしたら、これまでにご紹介した、青魚の酢〆、甘辛イカ、ガーリックシャコなどを勘案してか、
塩系のあっさりした出汁で炊き上げてくれました。
このセンスよ。。。
これ自体はそんなとっぴな味でも難しい調理方法でもないけど、全体のバランスな?考えてくれてないとこうはならんやろ、と言うかんじ。
干しナマコ、それ自体にそんなに味があるものでもなく、どちらかというとプリコリュねっとりした感じの食感を楽しむ食材。
だから味は結構自在に入れることができるのですが、オイスターソース味とか多いんですよ。だからそれが来るかな?と思ってたら、塩系。
気が利くわあ。
そういう「あうん」な感じのとこ好きよ。
ってことで、相変わらず美味しかったです。
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
開始位置
お店情報
Quan Ra Khoi
131bis Duong 30, Thang 4, TT. Duong Dong, Phu Quoc
Time : 10:00 – 23:00
Spent : 333,000vnd / person
シャコや伊勢海老、カニをガッツリ食べると、一人1,000kくらいが目安ですw
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