一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ha Noiから車で小一時間】憧れの、Dong Tao 鶏に会いに行ったよ買ってきたよ!

食品

ドンタオ鶏。14年ベトナムに住んでても食べる機会がありませんでした。それが、ファームに直接行って調達できた?!

Dong Tao鶏とは

聞いたことがあるでしょうか。
主に北の方で育つ、とても特殊な鶏。

タイトルにはハノイ、としてますが、正確にはハノイ近郊の Hung Yen 省Dong Tao 村が発祥の希少種とのこと。

いやー、よくぞこの村で育ってくれたって感じですよね。
だって、Dong Tao鶏、ですよ?ドンタオ!

フランソワって名前の村だったら、この鶏、Ga フランソワになってたかもしれないんですが、それじゃどーもイメージが違う。どうみてもこれは、Ga Dong Tao(๑•̀-•́๑)

 恐竜みたいな、赤くゴツゴツと肥大した「脚」が何よりの特徴で、かつては王室への献上品としてのみ育てられていた「ロイヤル・チキン」。

つまりは高級品(・∀・)

ホーチミンであまり見ないのは、産地が北だから、ということもあるけど、庶民のワタクシの生息域で見かける料理ではないから、ということもありそうだ😅

過去にあったチャンス

実は。。。10年くらい前だっただろうか。
とある、日本人経営のベトナム料理屋というのができたことがあり、そこで「予約をすれば」ドンタオ鳥を食べられる、ということをメニューに発見し色めき立ったのですが。。

とにかくそこの料理が残念で(´Д` )
とてもそんな高級食材を任せられない。。。と機会を見送ったことを思い出す。

しかし自分、そのんなに執着してたわけじゃなかったので、特に自分から積極的に調べっることなく今に至ったという流れがありました。

それがですね。

食材マニアさんがいうことには

今回、ハノイでご一緒したのは、

の御仁。
彼、キノコのためだけに雲南省に行ったりする方なんですが、中国各地にも飛んでおられ、その途中にハノイにもよく立ち寄られるそうで、私よりもよっぽど何度も、ハノイにいらしているらしい。

 

私もそれなりにお気に入りのお店があったのでご紹介をしようと思っていたが、どっちかと言うと彼から教えてもらったお店の方が今回は圧倒的に多かったし、充実していた😅

そして今回、「ドンタオ鶏のファームに行きません?」とのお誘いが。

え、食べに行きませんか?じゃなくてファームに行きませんか、だって?行く行くー!!そんな機会、これから何度あるかわからないじゃないか!

しかしどんな経緯でそのファームのことをお知りになったので…?

「あー、前回なんとなく見つけてフラッと行って、見せてもらえますか?と言ったら入れてくれたんで、連絡先交換してたんですよー」

って、アポ無しのウォークイン?!
それでよく入れてもらえたわね?!

しかも御仁、ベトナム語ほとんどできません。食材の名前はわかるけど(←シンパシーしかない)

と言うわけで、今回は連絡を取って一緒にお邪魔させて貰いました!

ハノイから車で40〜50分

目指すは、Hung Yen。
車で40~50分ということだったので、Grabで向かいました。

前回も行きはGrabだっったけど、帰りは捕まらなかったので、ファームの方に呼んでいただいたとの事でした。

時期とかもあるかなぁと思うので、とりあえず今回はクラブで行ってみることに。40〜50分なら、ホーチミンからビンズンの手前側に行く位の時間かしら。

とか、なんとか言ってる間に到着しました(笑)

ドンタオ鶏の「Dong Tao」は、この村の名前なので、近づいてくると、それらしきインディケーションがちらほらと。

おそらくは最盛期は旧正月前なので、今は一番落ち着いている時期かもしれませんね。看板を掲げていても、特に鶏がいる様子がない場所がいくつかありました。

普通の鳥は、いた。
ちょっと斜めですみませんが、目指していたのは、こちらの場所↓。

ね、今回伺ったのはこちらのファーム。

今回は、前回伺ったことのある個人が事前に連絡をしてくれていたので、のこのこついて行った身としてもちょっと安心。

政府認可の Han Minh  Farm

農道とまでは言いませんが、民家が多少ある位の穏やかな田舎道に事務所があります。こちららしいいたって、シンプル。

どうやら農場主さんは今こちらの事務所どうやら農場主さんは今こちらの事務所におらず、ちょっと待っててと言われたので、

特に大きな取引予定があるわけでもない。ただの野次馬根性で来た外国人にお茶とお菓子を出してくださり恐縮至極。

おい、このひまわりの種、大きな。
ローカルの方の間でしばしば出てくるひまわりの種。別にベトナム特有のものではなく、東南アジアでは実にポピュラーなお茶請けというか、おやつだったりしますが、こんなに大きいのはなかなか見ないかもしれません(笑)

そして、ふと見上げると、たくさんのサーティフィケーション。
そう、Dnog Tao鶏は、シャンパンのように国からきちんと認可を受けたものしか名乗って、売ってはいけないと言うルールがあります。

ちょっと調べただけなのですが、こちらはトップクラスのブリーダーとしてローカルの間でも評判が高いらしく、正直、たまたま知り合いの方が知っていたからと言うだけで、連れてきてもらうにはありがたすぎる場所。

こちらファームでは、ドンタオ鶏の中でも特に足が太く、美しい個体を育てることで定評もあるとか。

過去には1羽あたり4,000万ドン(当時のレートで約20万円以上)の値を付けられても「まだ売りたくない」と断ったというエピソードが残っているほど、その品質にはこだわりがあるようで。。。

ならば、どんなに怖い方かと思いきや、めちゃくちゃ親切。
まだ若そうに見えたのですが、意欲に満ちていて、一緒に働く方達と非常によさげな関係を持ちつつ、自らファームに出て、汗を流していらっしゃるご様子でした。

今時、 市場には交雑種も出回っていますが、ハンミン・ファームは「純血種(Thuần chủng)」の保存と育成に力を入れている農家としても信頼されているそう。

そしてこのファームは、地元のドンタオ村でも「名門」の一つとして認識されていて、単に食肉を販売するだけでなく、種鶏(親鳥)の販売や飼育技術の指導なども行っているんだとか。

いや、ほんとごめんなさい。
もっと調べてから行けばよかった。後から調べれば調べるほど、このファームの素晴らしさがどんどん出てくるんですけど😅

4月は閑散期

最盛期はやはり旧正月前で贈答品としてやりとりがされる時期らしい。
初夏のあたりからどんどん増やしていくそうなので、ちょうど4月は閑散期。ではあったのですが…

もうね、そこかしこにいらっしゃる😅
日本人の私としては、幻の鳥位の勢いで珍しいものだと思ってたのですが。。。

めっちゃいるw
でも同行した御仁に言わせると、前回来た時=最盛期だった頃に比べると圧倒的に数が少ない、との事でした。

確かにまだサイズとしても少し小さめ。
ちなみに、育成期間は、ブロイラーがたったの1.5ヶ月位なのに対し、ドンタオ鶏は6〜8ヶ月、贈答用のもっと大きな立派なものになると、なんと12ヶ月〜15ヶ月というから驚き。

そりゃ高くなりますよね。
ちなみに、ベトナム在来種の鶏で地鶏、私がよく記事上で呼んでいる、Ga Ta でも、育成期間は4〜5ヶ月なんですって。そりゃあ、味が違うわ。

割に体が小さい頃から、足だけはとても立派なのですが、恐竜みたいに見えながら、性格は温厚な子が多いのか、もちろんこちらも気をつけてゆっくり近づいたのですが、怯える様子もなくとってもいい子!

というか、ファームの方がいつも優しく接しているのかもしれませんね。むしろこちらに興味を持って近づいてくるまでありました。

ご飯を食べている子たちもいたのですが、何だったら「あんたも食べるぅ?」と、言う声が聞こえてきそうな位フレンドリー。

抱っこさせてもらったんですけど、抱えると頭をこちらの体に預けてきたりして、めちゃくちゃ可愛い( *ˊ꒳ˋ* )

そして、この足。
まぢすごい。

すごくおとなしかったのですが、鶏にはない動物臭みたいなものが強く、抱っこしているときには気づかなかったのですが、手を話した後、の福屋手にかなり強い匂いが残っていました。

雑穀などを食べていて、あの匂いになると言うのはなかなかだな。肉の様子にも、ニワトリとは違うものを期待してしまいます。

働かざるものが食ってますけど

ちょうど伺った時間帯は、ランチタイム前。
いえ、狙って、その時間に行ったわけじゃないんですよ?ほんとなんですよ?!

かんぱーいヽ(・∀・)ノ

皆さんは午前中の仕事を終えて、暑い中汗だくになって戻っていらっしゃってました。そこに働かざるものが、紛れ込み一緒にご飯を食うってどういうこっちゃ?!

と、思いましたが、せっかく勧めてくださるのでいただくことに。
それより何よりみてくださいよ。絶対美味しそうじゃないですか。これを断る方法を私は知りませんでした。。。

ビールもどんどん飲んじゃうわ〜w

 

さすがにこの場に出てきていたのは、ドンタオ鶏ではなかったですが、シンプルな唐揚げ、揚げ豆腐、干し、大根の煮物(これがめっちゃ美味しかった!)、そして青菜のスープ。

完全なる家庭料理。
そして私は、ベトナム料理の真髄は、家庭料理にこそありと信じている人間。つまりこれは、私にとってこの上ないご馳走なのです。

やだ、ご飯も進むぅ!!
間違いなく、この日、世界で一番図々しい人間だった自覚はあります。でも、止められなかった。。。(笑)

食後には、濃くてめちゃ美味しいお茶。
緑茶ですな。

北には、茶所があるので、そこのおいしいお茶なんだとか。というか、おいしかった。すごい何杯もおかわりしたわw(だから図々しいって😅)

  

ニャンコもご飯食べてのんびりと。
横をドンタオさんが、のっしのっしと歩いてましたw

見た感じ、多分鶏の方が強い。
ハム照さんちのヒヨちゃんみたいなものか。

ああ、平和。
ドンタオ鶏さんたちものどかだったけど、この猫さんのリラックスっぷりよ。トイレに行くのにも台で行ったけど、全く起きなかったわね。

良い、農場だなあと思える要素の一つでしたわ。
こちらも満腹で、ゴロンとしたかったw

うっかり買ってしまいました

さて今回は、一緒に行った御仁が事前に、1つ買って帰ると言うリクエストはしていたご様子。私もそれは聞いてたのですが。。。

なんかこんなによくしてもらって、何も買わずに帰ると言うのも愛想がない。そして、旦那さんのお声が聞こえた。

「ちぇりさん、よくしていただいた方にはきちんとお礼をするんですよ。そしてその機会はまたすぐくるんですか?こないですよね。千載一遇のチャンスですよ?何を迷ってるんですか?」

私は元来貧乏性なので、金額をメインに考えてしまうが、旦那さんは「機会損失」や「義理」を大事に考える。

ああ。。。このようでありたいものだ。
と言うことで、私には少し高価な買い物だったけど、この時は相談せずに会ってしまいました。ましてや私には初体験の食材だったしなぁ。

で、でかい。。。
U Muoi。塩むしですな。
鶏でもよくあるのですが、黄色いのがターメリックの色。ゆでるよりも味が抜けず、素材が持つ本来の味が凝縮される調理法。4〜5kgはあったかな。

真空パックにはなっていたので、あまり心配はしていなかったけど、持ち帰る際、発泡スチロールを用意してくれ、氷もたくさん入れてくれました。

と言うわけで、冷え冷えの状態で、ホテルまでもっち帰れました。
20日間は、余裕で賞味期限があると言う事だったので、このまま泊まったホテルの冷蔵庫に保管し、ホーチミンまで持ち帰りました。

いやあ。。。。赤ちゃんくらいの大きさがあるな。。。(苦笑)

いざ開封!

というわけで、開封。
うはははは。すごいな、この足。
そしてこの足の部分こそが、珍味として美味しい、なんて声も聞いたので、すごい楽しみだったんだけど。。。

これ、どうやってカットするかなw

全く扱ったことがない食材だったし、骨構造も調べても出て来ないんだわw

魚とかだと、扱ったことがないものは、顧客を調べて、脳内で想像しながら刃を入れていくのだが、ひとまず足の付け根の部分を捻って関節を緩ませて、そこでは手切り落とす。

後は、そぐようにして、骨の周りの肉を落とし、結構硬いだろうと予想していたので、少し小さめにカットしました。

えーっと、↑これで片足分。
どんだけからデッカいんな😅

味は?

で、お味なのですが、これがうんまい!!
ハムのような仕立てになっているので、純粋に鶏の味だけと言うわけでは無いのですが、実に奥深く、その体が示しているとおり、骨太な味。

足の部分で割合が多いのが皮の部分ですが、その皮が全くブヨブヨしていない。どころか、コリコリとしている。それでいて、噛み切りにくいと言うこともなく、ザクザクと小気味よい。

脂っこくもないので延々食べられる。
カットする際、包丁にはめっちゃ脂を感じるのですが、食べてみるとクドくない。不思議。多分脂の質が良いのだろうな。

胸の部分は白いが、他の胴体部分は赤みがかっており、まさにジビエ。しかし流石にその性質と調理法から、胴体部分の旨みは深いが、食感に関しては、少し油を足すなどした方が食べやすかったかな。

足の部分、美味しい。
これは珍味なり。

さすがドンタオ鶏の評価基準が集まる部位。
脚の太さと美しさ。そこで価値が決まるらしいのですが、さもありなん、と思わせる味。

時に、貴重・希少な食材はそこにのみ価値が全振りされるケースがあったりしますが、これは希少さもあり、美味しさもあり。

そりゃあ珍重されるわけですな。
大変おいしかったです。

価格帯

美しい脚を持つ個体は、一羽で数百ドル(数万円)、過去には2,000ドル以上で取引された例もあるとのこと。

そこまでじゃなくても、旧正月の頃になると、1羽が7万円とかすることもあるらしい。それでも、富裕層の間では「ステータス」。ってことで、奪い合いになるのだとか。

今回買って帰ったものがそんなに大きくもなかったし、時期もかなりはずしているのでそんな価格ではなかったですが、おそらくはよくわかってなさそうな外国人が見て、そこで商売しようなんて思ってなかたんでしょうね。

手の届く範囲の価格を提示して頂き、大変ありがたかったです。
時期により大きさにより価格は変わってくると思うので、ここで今回の値段を出すのは控えますが、ご興味ある方は問い合わせていただいたらお値段確認することができると思います。

事業拡大中らしい

ところで、この事務所からたった数十メートルのところに。。。

新しい鶏舎が建設中でした。
今でも十分名声を得ているご様子のこちらのファームですが、さらに大きくなるようですね。

日本人的に、Dong Tao鶏を多用することはないかもしれませんが、機会があったらぜひ触れてみてほしいベトナムの食文化の一つ。

巷では、もはや盆栽や骨董品を愛でるような感覚で取引されているとも言われるDong Tao 鶏。経験してよかった食材だったし、ファームにお伺いできたのは、本当にありがたい機会でした。

大した商売になる相手でもない物見遊山な私たちにも、親切に接してくださったファームの皆さん、ありがとうございました。そしてこちとのご縁のご相伴に預からせてくださった御仁にも感謝。

良い経験させてもらったー!

 

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