一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】こ綺麗でキャッチーなデザインのコムタム屋さん! ~ Com Tam Top Mi

ベトナム料理:ローカル

ローカルフードだけど、こちらのお店から旅行者さんも手軽だし、楽しく召し上がってもらえるかも?!

Com Tamとは

Com Tamとは、割れ米のこと。
その昔、精米機の質がそんなに良くなくて、精米するときに、お米が割れてしまう率が結構高かったのだそう。

結構な量、割れたお米ができてしまうので、捨てるのは忍びなく、それも食べていたと言うのが、Com Tamの始まりと聞いたことが。南のほうの食文化だったかな?

しかしその後、精米の機能がどんどん良くなり、普通に作業しているだけでは、割れ米となってしまう率が低くなったのだとか。

しかし、割れたお米と言うのは、普通に傷のないきれいなお米を炊いた時とはまた違う美味しさがあります。最初は副産物として出てしまった。傷物のお米をもったいないからと食べていたものが、いつしかその味を求めるが故に、我米を欲するようになってしまったとか。

結果、精米段階ではほとんど出ることがなくなった割れ米を、意図的に作るようになったとか(笑)

口の悪い言い方をすると「くず米」なんて言われ方をすることもあるものが、わざと米終わってまで食べたいと思われるなんて、食べる工夫が上手なベトナムの方ならではのいきさつって感じがしますよね😁

Com Tam Suon

というわけで、Com Tam、と言うと、割れたお米のことを指すのですが、米田家食べるわけではないので、その割れたお米とおかずを合わせたものを、Com Tam+料理の名前で示すこともあります。

で、ポピュラーで人気のあるのが、Com Tam Suongと言う、ポークチョップを添えたもの。多くの場合はヌクマムをちょっと甘くしたタレに漬け込んだポークチョップ(Suon)を炭火で焼いたもの。この炭火の香りがたまらない。

道端なんかでも、ランチタイム前になるとよく焼いていて、その香りに誘われて買って帰って昼ご飯なんてこともよくあります。

しかし、かなりローカルなお店のことが多いので、旅行者さんにはちょっとお買い求めにくいこともあり、あまり強くお勧めする料理ではなかったのですが…

あら、なんかずいぶんきれいじゃない?
あまりしょっちゅう来るエリアではなかったのですが、たまたま通りがかりに見かけたこちら。

ちょうど小腹が空いてきたところだったので、入ってみることに。

旅行者さんウェルカムエリア?

自分の認識では、このエリアはあまり旅行者の方が気安いと言うイメージはなかったのですが、バックパッカー街の方向から見ればさほど遠くないエリア。

最近急に飲食店も増えているし、よく見たらお土産物屋さんみたいなのもある。意外と外国の方に人気があるのか?と思いつつ入店すると、

うぉう!
左右のウォールアートに加えて、天井にも描かれている。

テーブルは、竹を渡したもので作っており、ベトナム感満載。

でも、このウォールアート、壁に直に書いてる感じではないなぁ。こういう壁紙があるのかしら?

よくあるっちゃよくあるデザインだけど、天井にこんなに大きなバンミーが描いてあるのは初めて見たな(笑)

まぁ、旅行者さんじゃなくてもこういうのは嬉しいか。
何より屋内でエアコンが効いており、清潔感があるのも良い。

時間に制約のある旅行者さん、万が一にも具合が悪くなったりしたら大変ですからね。

メニュー

 

と言うわけでメニューですが、非常に見やすくできているので、やっぱりここは旅行者さん向けなのかなと思ったり。

表紙にあったデフォルトのメニューは、75k。
路上のお店からすると2倍かそれ以上の金額ですが、まぁありえない金額でもないです。普通に置かれてもこのくらいの金額はある。

ちなみにバンミーもあるようですね。

あと、ポークじゃなくて、チキンのセットだとか、

お値段をやっぱりちょっと高めかなあ。
ありえない金額ではないけども、どローカルのお店よりかはやっぱりちょっと高め。

ちなみに、今回頼んだデフォルトのメニューが75kだったから、お肉倍増なのかな。プラスちょっと練り物なんかもついて、倍額のメニューもある。

この辺バックパッカー街が近くて西洋人の方も多いのかもしれないな。確かに彼らにはデフォルトの量では足りないかもしれない。

もうちょっと小さいのもあるのね。
こんだけサイズ感にこだわるってかなり自信がある一品なのかな。

ちなみに、麺バージョンや、ライスペーパーで手巻きして食べるタイプのものもある様子。

ドリンクはこんな感じ。
種類は無いけど、お手軽価格。フレッシュココナツがあるのも嬉しいかも。

フレッシュココナツ、結構いろんなところで飲めるけど、いざ、どこで飲める?と聞かれたら、すぐに出てこなかったりするので、試したい人は見つけたときがトライ時かも。

綺麗で食べやすい!

卓上にはこんな感じでカトラリー。カバーされていて清潔感がありますね。

で、こんな感じで出てきました。
まあこ綺麗!!

別に洒落すぎているわけでもないから、ザ観光客向けって感じでもない。でも、小綺麗。というか、かわいい感じ?

食べてみると、おいしいおいしい!
もちろんここよりもおいしいお店は多分他にもいっぱいあるし、特段すごく個性的と言うわけでもない。炭の香りも穏やかで、ゴリゴリ尖っているわけじゃないけど、普通においしい。

ってか、お米がおいしかったわ!
確かに、割れ米。割れ米って炊くときに、お米の中から澱粉質が流れ出て、それが溶けたお水でご飯を炊くことになる=お米の粒の周りがうっすら澱粉質でコーティングされてることになるんだよね。

だから口の中に入れると、サラサラとすべるように喉の奥に落ちていく。いやちゃんと噛めって話なんですが、お米なのに独特の食感。噛んだときの食感は、普通の米なんですが、口の中での感覚というか。

ちなみに、かぼちゃの入ったスープがついてきました。
これが結構おいしかった。

ローカルのスープは、野菜のゆで汁みたいなうすらぼんやりした味のことがあったりするのですが…

こちらのスープにはミンチが入っており、おだしがしっかり。そこに崩れる。ギリギリの水分の多いローカルのかぼちゃ。

日本のかぼちゃのように煮物にしたら、確実にぐずぐずになってしまうやつだけれども、なるほどスープに使えば、煮崩れたところでそれはそれ。

一切口の中でお肉から出たうまみ成分と、かぼちゃが崩れて、ペースト状になる感じで、お口の中でかぼちゃポタージュって感じ。

そしてこのきゅうり。可愛くないですか?
ぶっちゃけ、つかんだきゅうりをそのままそこにドチャっと乗せただけでも、誰も文句は言いません。なのに、わざわざお花みたいにしてくれてる。

ベトナム料理ではよくあるんですよね。こういうこと。
可愛いとか綺麗ってのもあるけど、やらなくても良い手間をかける。何のために?

自己満足のためかもしれないけど、売り物としての価値を上げるため、お客さんに楽しんでもらうため。きっとそんな理由の方が多いんじゃないかと思う。素敵だなあ。

あ、豚肉でも充分ご飯は食べ進められるのですが、Com Tam Suonに欠かせないのが、ヌクチャム。

ヌクマムに甘みと薬味を加えたものですね。
アラカルトのお店だと、春巻きを食べる際に出てくるソース。あれです。あれとご飯の相性が、良い。

私なんぞは、もうおかずなくても米にあれかけるだけで、一膳分のご飯食べれてしまうほど(醤油かけて米食うみたいなもんだから、あまりやらないように。塩分過多になるよ)

 

器からスプーンですくって、米に最初はかけてたんだけど、

ええいめんどくさいってことで、ダバダバ。

あ、こちらのは、薬味屋唐辛子が別になって、卓上容容器の中にあったので、ピリ辛が好きな方はこちらをヌクチャムに加えて使いましょう。

いやまあ別にチリだけご飯に乗せてもいいんだけど。
ちなみに。。。

たったこれだけでもかなり辛かったので、最初は少量から使ってみることをお勧め。

見て。
最後の方。
美しい配分じゃない?

ここのお肉はあまり味が濃くなかったので、そのまま食べてたらご飯が余ってしまいがちですが、ヌクチャムやかぼちゃのスープのおかげで、バランスよく食べられました。

うん、おいしかったし映え事業所もあるので、写真を撮りたい人にも持って来い。旅行者さんにも優しいし、お食事の味もほとんどローカルの良いところを損ねていません。

道が渡らないといけないけど、ベンタイン市場からそんなに遠くないし、人気のチョコレートショップやスパイスショップもすぐ近くにあったりします。

と言うことで、ここ知っておくといいかもしれない♪

ご連絡は以下のLINE@に登録してメッセージで!

お店情報

Com Tam Top Mi
126 Nguyen Thai Binh Q1
Time: 08:00 – 21:00
Spnet: 100,000vnd / person

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へにほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へにほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました