一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【ちぇりの独り言&Ho Chi Minh】知らないものは見えないし、この世にないのと同じこと。だから色々知れるといいねという話 ~

ちぇりピク(ピープル)

こちら有名なカフェなんだそうです。私、同じお店の別ブランチにも行って、そちらにも同じ特徴があったのに知らなかった!自分の目ん玉、節穴全開エピソードです(・ω・)ノ

デジャヴかと思った

先日、こちら↓のお店に行った後にぷらぷらしてて見つけました。

そう、店の前を通りかかった時に、デジャヴかと思った。以前、かなり前のことですが、全く別のエリアで行ったことがあるお店にそっくりだったから。

床がチェックになっており、レトロモチーフ。

あれ?私ここ来たことがあったっけ???いや、このエリアのカフェにはほとんど足を踏み入れたことがないはず。あれ??としばらく混乱しておりました。

が、まず同じ系列のお店なのね。店名が一緒だった。こういうこぢんまりした感じのカフェ、インでペンデントと思いがちだけど、そしてチェーンとまでは言わないまでも、繋がりのあるお店があったとは。

さ・ら・に。

こちら、資料館的側面があったんですってね?!
知らなかったー!ってか、今回も知らなかったー!

かわいー♪とか呑気にSNSにあげてたら、「ここってあのカフェですよね!」と人から教えてもらった。まぢか(・∀・)

戦時中の名残

知らなかったので写真を残せていないのですが、聞くところによると、

北ベトナム側(ベトコン)の秘密部隊が使っていた拠点

だったそうで。
具体的には、南ベトナムの中心地であるサイゴン(現ホーチミン市)内で秘密裏に活動していたサイゴン特工隊(Biệt động Sài Gòn / サイゴン・コマンドー)の重要な拠点の一つだったとのこと。

ほええええっ、知らなかった!
これ、ご興味ある方多いのでは?

ちなみに、

床下の隠し空間(Hầm nổi):
壁と床の間に作られた狭い空間で、紐付きの缶を吊るして秘密文書、薬、お金、金などを保管し、必要な時に引き上げるなどしていたとか。

クローゼットの下の秘密の地下壕(Hầm bí mật):
敵の捜索から逃れるための避難所。物資や武器を隠す場所としても使われていて、地下壕の出口は裏の通りにつながっていたとのこと。

そういえば。。。
注文後、席についてコーヒー来るのが待ってたら、店員さんがちょっと離れたところの床を指差して何か言ってたな。。。

「こっちの席に来るか?」と言ってるのかと思って、「こっちでいいよー」みたいな返事をしたんですが、そういうことだったのか…orz

知らないって怖い。。。

知らない人と知ってる人の違い

もうね。この時点で「知らない」私は多くのものを見過ごしてる。
物理的には、隠し部屋などが存在する、ということを見逃してる。その存在を知らないから、わざわざ知ってる人が促してくれてもなお、

「なんのことか理解できず」

機会を逃している。
それだけじゃない。ここがそういう場所だと知って、諸々を深く理解していたら、場合によっては言葉を選んだかもしれないし、話題にも慎重になったかもしれない。

実際のところ、ここは今は普通のカフェで、特に強くタブーがあるわけじゃないと思われる。しかしそういうルールの有無の話ではなく、

「どのように振る舞う人間でありたいか」

という選択肢を失う、じゃないな。
持てないまま過ごしてしまうことになる、という話。
それはつまり、ありたい自分を目指す機会を逃すということだ。

つまり、知っている人は、その全てを得る機会が持てるということ。
知っていたら、

・得難い資料を見ることができたし
・意図せず不用意なことを言ってしまうこともないだろうし
・選択の上、ありたい人間性に迎える機会を得られる
ってことになりますわなあ。
何が言いたいかと言いますと、
『知識は大事』
という話。
ないとダメ、という話ではないけど、ある方がより豊かに過ごせるものなんだろうなと。
全方位についての知識を深く、なんて無理だと思うんですが、個々人が好きなことの知識を深めて寄り集まってシェアできたらば、お互いに機会を増やせるだろうなと。つまり、
『人付き合いも大事』
当たり前のことなんですが、友達にこちらのカフェのことをいろいろ教えてもらって、全く知らなかった時に愕然とし、何故愕然としたのかと掘り下げた時に、痛感したのでした。
教えてくれる人がいてくれてよかった。
少なくとも次回この店を訪れるときは、この時よりも「ありたい自分」に向かえる姿勢で挑めると思う。

カフェメニュー

というわけで、今回はただのカフェとして利用しただけだったのですが、

メニューも雰囲気出しとるなあ♪
ベトナムコーヒーで40kだったのでかなりローカル価格です。

知ってる人なら、ちょっとした資料館も兼ね備えたカフェだというのに、なんと謙虚な。

レトロインテリア

店内はほぼオープンスペースでエアコンとかはなかった気がする。

ですが、特にリクエストしてどこかの隠し扉を開いてもらわなくても、目に入る範囲のインテリアや装飾品が可愛い。

ホーチミンの古い写真とかもあってノスタルジックさが渋滞。
そして茶色いフレームのシェルフとかが、なんかこう、おばあちゃんちにあったものを彷彿とさせたりして、なんかなじみを感じてしまう。

うん、図々しい話なんだけどね、人様の文化に触れて「懐かしい」とか思うのは。でもとてもチャーミング。

Ca Phe Sua Da

ということで、ベトナムコーヒー。
こういうところはフィンで出てくるのかな?と淡い期待をしましたが、普通にミックスされて出てきました。

お茶つきがデフォの店というのもありがたい。
カラフル水玉模様のグラス、かわいいですよね。以前我が家にもあったな(割れちゃったけど)

コーヒー、美味しかったです。
しっかり目の骨格ありつつ、コンデンスミルクとのバランス良くて、氷もたっぷり。

濃いから氷を少し溶かしたくらいの頃合いが、ゴクゴク呑めて美味しいかったりしますなあ。暑い時は。

これを飲んでる時。
自分がどれほど無知だったのかはまだ知らなかった。

いい歳をして、まだまだこんなことの繰り返し。
日々精進、ですなあ。

ご連絡は以下のLINE@に登録してメッセージで!

お店情報

Ca Phe Do Phu – Bao Tang Biet Dong Saigon
287/75 Nguyen Dinh Chieu. Q3
Time: 07:00 – 22:00
Spent: 40,000vnd /person

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