蘭州ラーメン、自分の経験値には少なく、日本でわずかに食べたくらいなのですが、なんとそれがホーチミンの街中に?!しかも街中価格にしてはお安め!
Nguyen Hueのすぐ近く
グエンフエ通りと言ったら、街の観光目抜きど真ん中。そんなところにあるお店は、おしゃれだったりお高めだったり。いい店もあるけど、わざわざそこに行かなくても。。。ってお店もあるんだけど…
なんとなんと。
拉麺、の文字。
でも日本のラー目ではなさそうだし、よく見てみると、Lanzhou の文字。
え、蘭州拉麺???!!!
自分が住んでたエリアにはなくて、東京に行った時、わざわざ池袋の、駅からそこそこ離れた場所まで食べに行った(今は移転しているらしい)。
牛骨出汁に、手延べのいろんなタイプの面を合わせるスタイル。それが蘭州では普通なのか、そのお店がたまたまだったのかは分かりませんが、自分的にはとても好みだった店。
さて、あれは蘭州ラーメンの代表格だったのか、それともオリジナリティあるお味だったのかは判別つきませんが、とにかく蘭州ラーメンには良い印象を持ったわけです。
だからこの店を見つけた時も大喜び!
でもこんな街中によく作ったなあ(・∀・;
メニュー
そしてメニューを見てまた驚いた。
安い。
いや現地に比べると高いそうで、中華系の方からは「たっけーよ!」って声が出てるそうなのですが、外国で別国の料理を出そうと思ったらそうなるよ。
そしてここは、ホーチミン市内でもとびきり家賃の高いエリア。それでこの金額はむしろ良心的すぎると言って良い。大丈夫か。
とりあえず、この店のシグナチャーは牛肉面と、紅焼牛肉麺というやつらしい。
個人的には高菜の古漬けが入ってるやつも食べてみたかったけど、ひとまず今日は。。。Cのピリスパイス系のにしとこうか。これでもベースのビーフスープの味はわかるはずだ。
麺の細さは選べるらしい。
ここは日本で行ったお店に似てるな。
でもどのスープにどの麺が合うのかは、ちょっとわかんない。
まあベーシックなものより、ボリューム感のあるスープだろうから 一番細い、a はないな。
すると、b か c ?
ああああっ、でも魅惑の e のフラットヌードルも好みだわねっ。d が、「ネギくらいの太さ」的な描かれ方してるの可愛いな。Leek だからもしかして青ネギじゃなく白ネギ的なものイメージしてる?
や流石にそれは太すぎかw
もし美味しかったらいつかまた試しにこよう。
サイドディッシュ的にトッピングにもできそうな具材があれこれと。肉類充実だなあ。これ、買って帰ってつまみにしてもいいかもしれん。
サラダと称する漬物系も色々とある。
ちなみに、上の段の一番左、M の泡菜というのは小さいポーションだったけど、麺についてきました。
80kってたいそうな金額だから、結構な量があるんじゃないかな。
量的に満足できる量なら、これも副菜的に家に持ち帰るのアリだな。しかしまあそれもこれも美味しかったら、だ。まずは食べてみなくては。
都度、手延べ麺!
入り口に製麺スペースがあったので、入った時からワクワクしてて「写真とか動画、撮ってもいいですか!」って勇んでたら、朝一番だったこともあって、
「まあちょっと待っててw
近くに座るなら麺作る時に呼んだげるからw」
みたいなジェスチャーされたw
すごく優しそうな麺点師さん。
で、こっちは子供みたいにワクワクしながら見てたのですが、なるほど、麺を平すのに、ちょっと工程がいるようで、
おそらくはまだ常温に戻しきれてない感じだったのかもしれない。開店ギリギリに行ったからなあw
なんて美しい。。。
流れるような作業風景。
そして滑らかに延びていく麺。そうなるまでの生地の仕込みが手間も時間もかかってるのでしょうが、それにしても延ばすの、それだけ?!と言いたくなるほど簡単に見える。
そうそう、技術のある方は本来難しいことを、素人が見ると簡単そうにやってのけるのはどの業界でも常ですわよね。
オーダーの麺の太さによって、1オーダーごとに作ってくっぽい。まぢか。いやでもあの素早さならそれも可能か。
さらには、茹で時間がめちゃくちゃ短かった!
まさかそんなに速いとは思わず、カウントしてなかったからざっくりなイメージでそのように思えただけかも。今度はしっかり見ておこう。
でも着丼がとても早く感じられたのは確かだ。これなら麺点師さん依存のオペレーションでも回るのかも。まあ何人いるのかって話はあるけど。
着丼!
というわけで、こちら。
おおおお。蘭州ラーメンのお姿だ。地味だけど、こういうのが興味そそられる。
大根が入ってるのは、蘭州ラーメンのチャームポイントの一つだわねえ。マストなものなのかどうかはわかんないけど、これまで食べてきたものには全部入ってたな。
そしてスープだけ飲むと、ちょっと塩が強い。
加えて、ちょっとか調味も強めに思う。私は別に化調反対派じゃないのでそれはそれなんだが、自分にはちょっと全体に塩と「調味料」のストラクチャが強いかな?と思ったのも束の間。。
麺が!!美味しい!
なんて生き生きした麺なんだ!
いやだっって、生きてる生地をあっという間に伸ばして、ささっと湯掻いたものだものな。ライブ感が満載であろうことは予想できたけど、え、こんなに違う?!
そして2番目に細い麺をお願いしたけど、自分にはわりに中太くらいの食感。
しかし生麺によくある、不要な存在感や重たさはなく、麺を楽しむ快楽がある。そしてスープだけ啜った時には強く感じた塩気も、この麺と一緒にいただくとちょうどいい。
プラス、卓上の唐辛子調味料。。。老干媽的な感じのものだったけど、これを足すと、麻の部分が程よく効いてて、スープにコクとキレが出る。
うん、美味しい。
慣れてきた頃に、スープだけ啜ってみたけど、やっぱり単体だとちょっとしょっぱい。が、麺を食べるにはこのスープだ。
下のピクルスは、麺に自動的についてくるやつだけど、予想以上に酢がちゃんと効いてて良い口直しに。
もしくは辛味のあるスープと一緒に、この酸味のある漬物を食べても美味しい。酸っぱ辛いの具合が良い。旨みもあってのものなので。
スープは麺を食べるため、という分量に接種を止め、半分も飲めなかったけど、この面は魅力。
何より、牛オンリーなので、ハラル仕様でもあり、ラーメンを所望されるムスリムのゲストがいる際なんかにも知っておくと吉。
やーっ、頑張ってほしいな。
そもそも5区の中華エリアでも、「蘭州」の文字はそんなに見たことがない印象。
ホーチミンにあっては、ただでさえも貴重な上に、アクセスの良い街中にあってくれるなんて、自分的にはこの上ないラッキーさ!
蘭州拉麺、試したことがない方は、よかったらお試しくださいね♪
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Lehaha – Lanzhou Ramen
83 Mac thi Buoi Q1
Time: 10:00 – 22:00
Spent: 160,000vnd / person
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント