ホーチミンの日本食、かなり細分化してきてますが、東北炉端、という響きを冠するお店があり、とても美味しかったとの話を聞いたので行ってみました♪
Le Than Tonのビルの中
この周辺にお仕事辛味でよく行かれる方には使いやすいかも。
いつかご紹介した、ビュッフェのお店のすぐ近く。
目立つ場所にあるのでビル自体はすぐにわかるのですが、お店はその2階にあるので、ちょっとわかりにくいかも。
まあビルの外には、メニューが掲げられているので、探せばすぐにわかるのですが。
どれどれ、どんなメニューが?
ランチメニュー
ランチは平日、月〜金の11時から14時。
週末はやってないので注意 ←うっかり行ってしまってから気づいた人w
炉端焼きのお店とは聞いてたのですが、ランチにもしっかりそれがあって嬉しい。美味しい焼き魚、食べたい(*´꒳`*)
でも他にも唐揚げやカキフライ、エビフライ、牛バラ焼き?などもある様子。
かと思ったら、なんだかお蕎麦も充実してるな?
もしかしてへぎそば的な?!と思ったけど、あれ新潟か。
新潟は確か東北ではなかったような。
すんません、私の脳内地図、自由がすぎるのでごっちゃになってる(・∀・;
エレベーターで2階へ!
エレベーターで2階に上がり、ドアが開くとすぐにこのご様子。
ああ、いいな。お店の暖簾。
初めて入る方とか(ここかな???)とちょっと戸惑いながらお店に向かうところがあるので、こうやってまず目に入るところにお店のロゴがあり、安心させてくれるのはおもてなしとして素敵。
そんなに広くはないのですが、カウンター席があり、広くスペースをとった反田の壁際にテーブルがいくつかある、という感じ。
少人数で行くのに適してる感じですかね。
窓の外には緑が見えて、Le Thanh Tonの喧騒は全く感じない。
夜になっても同じだろう。
界隈はちょっとワサワサしているエリアではあるけど、ここなら表通りだし、店内まで入ってしまえば、あの喧騒が苦手な方でも落ち着けそう。
カウンターの中に囲炉裏?的なものを仕込まれてるのか。なるほど。
汁物に+60kでお蕎麦に!
というわけで、まず最初はお店の顔でもあるらしい、炉端焼きのお魚定食をお願いしたんですが、頼んだ後で気がついた。
定食の汁物が、60kプラスでおそばに変更できる、だと?!
お蕎麦もめっちゃ気になってたんです。でも定食食べたら流石に食べれまいと思ったし、無理して食べておいしさ半減させても失礼。そう思って、定食が美味しかったらまた近く来てみようというつもりだったのですが…
なんということだ!
かけそばだろうけど、ベースがわかるのはありがたい。
店員さんを呼び止めて、まだ間に合えば、と思って変更を希望。無事、変更してもらえました(*´꒳`*)
炉端に火を入れ、イワシを置いて焼いてくれるご様子。
ごおおおおおっ(笑)
お魚、サラマンダーとかでも美味しく綺麗に焼けるけど、炭火に勝るものなし、ですよね。
お魚のグリルはあちこちに見かけるけど、こうやって目の前で炭で焼く醍醐味を楽しませてくれるお店は少ないから嬉しい♪
焼き魚定食
汁物をお蕎麦に変えてもらった定食はこんな感じ。
いやいや、お魚さん、もっと手前に出ておいでw
イワシー(*´꒳`*)
頃合いに美味しいそうに焼けとらっしゃるねえ♪
ふと、目を引いたのはキャベツのサラダ。
手斬りのご様子だけどとても丁寧。トマトのヘタも取ってくれてる。
トマトのヘタ、あった方が見栄えはいいけど、衛生面を考えると絶対とっておいた方が良いですもんね。
そういうクリーンさと、手斬りの良さをたたえた風情。小さなお皿ひとつにも、なんか優しさを感じるなと思って食べてみたら、うん。
オーバードレスとにならないドレッシングの控えめさ。
美味しい。これ私単品あったら丼いっぱい頼みたい。
こういうサラダを出してくれるお店の料理はきっと美味しいに違いない、と、1人ワクワクしていたら。。。?
「ちょこっとつきます」と書かれてたお刺身。
うん、量は確かにちょこっとかもしれんけど。。。
何気なく白身を食べて驚いた。
めちゃくちゃ上等な刺身やんけ!!
白身は何気なく口に入れてしまったのちに気づいたので、赤身をまじまじと見つめていたら。。。
い、いや、「ちょこっと」とは言いつつ、こんなのセットランチつけて良いお刺身なんか?なんかの間違いじゃない?というレベル。
口に含んだ後、ちょっと両手合わせて拝むくらいありがたいお刺身だったわ。美味しい。素晴らしく美味しい。え、夜、来なきゃっ。
↓の写真はお漬物。
ごめん、これも何気に食べてしまった後に「ふおおおおお?!となったので量が減ってます。もっと盛ってくれてます。
何種類かのお野菜の、浅めのお漬物だったのですが、これも美味しい。
なになになになに。お前の上のものはどれも何気ないものだけど、ものすごく気配り手配りがされてるものばかり?!
あまりにさりげないノノばかりだったから、油断しまくって、口の中に入れてから「ぬあああ!!」と驚愕するものばかりで、ちょっと写真のタイミングが雑な感じになって申し訳ない。
でも、骨も可能な限り食べてしまいたくなるほど、質の高い定食でした!
シンプルなだけにそれが際立ってる感じ。美味しかった。。。
一点、ご飯がもうちょっと艶ってたら嬉しかったけど、まあそこは個人の好み。そしてこの唐辛子味噌?みたいなのが辛くて美味しかった♪
おかずそれぞれが美味しすぎて、おかずとして食べるというより、単品で口に含みたい場面が多かったのでご飯が少しあまり気味?と思ったけど、この味噌のおかげでガツガツとw
お蕎麦!
汁物の代わりにつけてもらったお蕎麦(+60k)、これがまずお出汁しっかり。ベースに、わりに食べる直前に鰹とか、なににかお出汁の部分を追いかけてくれてるのかしら。
軸の味に、新鮮な出汁の味が感じられるような美味しさ。
麺は輪郭のしっかりした、そしてつるーっとした食べ応えのあるお蕎麦。乾麺だろうとは思われるけど、きちんと選んでくださってる印象。
確か、蕎麦の鴨付け、あったなあ。
食べに来なければw
おそばまでいただいて胃の収まりがとてもよかったので、もしかしたらアッサリ目に感じることもあるかもしれませんが、美味しかったから胃の収まりが良かっただけかもしれん。
ええもん、いただいた。
そんな食後の感想を持つお店。
人気のお店みたいで、日本人はもちろん、ベトナムの方をお連れになられた日本人グループだったりでお昼時には続々お客様が入っておられました。
私はこの日ランチ開始時間の11時に行ったのでゆっくりできましたが、周りにオフィスとかも多いしな。ピークタイムに行かれる際にはお気をつけを。
夜のメニュー
気になったので夜のメニューも見せてもらいました。
単価がしっかりしてるのは、多分大きさがそこそこあるとか、物自体が日本からのええものなんでしょうね。
きりたんぽ味噌とかもあるのか。
そしてお野菜系なんかはとってもお手頃。真ホッケとかあるの、いいなあ。しかも1人に優しい半身設定とかある(多分結構大きい)
あーーー!山形のだしとかある!!
豆腐に合わせてあるようだけど、米と出してほしいw
いや、そのお豆腐の頼んで一緒に。。。(お行儀悪いことはやめましょうねw)
酒盗のバーニャカウダとかも惹かれるわねえ。
ベトナムの方にも喜んでもらえるんちゃうかしら。
だし巻き、揚げ物、ああああああっ、炭火で焼いてくれる焼きおにぎりあるんかっ。
そしてエビフライやカキフライには、いぶりがっこのタルタルソースだと?!あああああああ!!!!
お酒の価格はこんな感じ。
もっと他にも日本酒の揃えもありました。
なんとまあ、いくらジャンルが細分化されてきたとはいえ、こんな素敵なお店までできてくれたとは、ここ最近の日本料理事情 in HCMC、すごいですね。
まずはまたお蕎麦食べに行きたいですが、夜のお魚の炉端焼きも気になるうううう!
日曜日に昼飲みしてきた!⬅︎NEW!
日曜昼飲み!
旦那さんが興味持ってくれたから、日曜昼飲み。
日曜日は、15時から営業してくれてるんだよねー(^・^)
ちなみに土曜日は17時からなので、昼飲みできるのは日曜日のお楽しみ。うひひ😁
お通し
こちらの名物にもなってるかのように、あちこちから評判を聞くこちらのお通し。50k。
これ、ベトナムの方には説明した方が良さそうだけど、出していただけて嬉しい一品。
きのこたっぷりで、丁寧に、そして結構「おいさ!」って感じでしっかりと出しが効いたお椀。
ああ、これで酒飲める。。。
初手に胃袋を温めてくれるのも良い。
こちらのお店を推してくれた方も、このお出汁が大好きなようで、大いに感想を言い合いながら盛り上がりました。
また、こちらのお店に来たことがある別の方も、とてもお好きみたいだった。出汁で酒、美味しいですよねえ。
山形だし豆腐
だしはだしでも、こちらは出汁じゃなく、山形のだし。
以前、見様見真似でそれっぽいものの自作もしました。
あくまで「なんちゃって」なので、山形の方、大きく違ってたらごめんなさい(-人-)
こちらのお店のはコロコロとした賽の目が心地よく茄子とキュウリと昆布?
お豆腐としっとりなじむ…わけではないので(笑)、1人の時は、添えられたスプーンでそれぞれを掬って同時にどうぞ。
取り分けて食べる場合は、平皿だとサラサラの調味料が流れてしまうので、小さなお椀とかあってくれると嬉しいが、箸休め的にいただくには嬉しい一品。
なす田楽
ナス田楽。炉端焼きとのイメージがとっても重なるい一品だし、我が家茄子、めっちゃ大好きなので、もちろん注文。そしたら。
でっかでっか!!
こっちのあのでっかい茄子、一本丸ごと出してくれるんかーい!(笑)←とても喜んでる
少し甘めのお味噌が良い。
それ以前に炭火で丁寧にじっくり焼かれた茄子の香ばしさよ。これは家ではなかなかできんこと。
家庭的な料理に見えて、炭火とか家では扱う機会が少ないやつや。にひひ。
私は九州の人なので甘い味噌も嬉しいが、もしあまり得意でない方がいたら、一味とか七味とかもらってもいいかもしれないね。r
とろイワシ
焼き魚の中で、一番身近で、そして金額もお手頃なこちら。140k。
ホッケなどもとても魅力的だったのだけど、昼にいただいた鰯がとても美味しかった、という話をしたら旦那さんも興味を示したのでそちらに。
焼かれてる焼かれてる。
小さなヤグラのように組まれた炭火を放して充てつつ、じっくりと焼いてくれます。
これがねーっ、見事っ。
まるまるしているイワシさん。香ばしそうな焼け目は全体に満遍なく薄く美しく、「お見事!」と声が出る美しさ。もうこの見た目で一杯飲めるw
で、これ、日本からの鮮度キープされたやつなのかな。まーっ、内臓までとっても新鮮で、真子も入ってた。
身の部分が美味しいのはもちろんのこと、丁寧に焼かれていたせいか、頭の部分もパリッパリでおいしくて(硬い口の部分も外してくれてたのかな)。。。
中骨と尻尾しか残らんかった(・∀・)
私、秋刀魚とか鰯とか、ハラワタの部分好きなんですよねー。ただそれって鮮度がないと食べられないし、無理に食べてもおいしくないし。
わーっ、この楽しみをホーチミンで味わえるとか!
しかも決して高くない金額で。(良いお店に行ったら食べられるのは知ってるけど、日常遣いにはできないので。。。)
仙台牛タン炭焼き
最近市内のあちこちで見られるようになった牛タン料理。
こちらのは仙台牛タンとのこと。仙台的な調理法の牛タンってことかな?
全体に、タン先の部分を使っているのか、硬めです。
ニッシニッシと噛み締めながらいただくタイプ。
それが、良い。
酒を飲む時には、こういう噛み締め美味い系が嬉しかったりしますよね。
例えばジャーキーとかのように、しっかりと口に残って噛み締めた時に旨みがニジニジと染み出すようなのが、口に酒を含んだ際にとてもうれしい。
柔らか系の牛タンを望む人や、ご家族で来られてて小さいお子さんが食べる場合には、小さめに切ってあげた方が良いかも。
お刺身3点盛り
3点もり、とかいうと、3種類が2切れずつ、チラチラと乗ってるくらいかなーと思ってたんです。550kkくらいだったし。
そしたら!
いや盛りすぎやろ!
チープなお魚と違いまっせ。綺麗でとっても美味しそうなやつ!えー!
これはお買い得だわ。
焼いたお魚も美味しいが、お刺身も美味しいんかーい!
いやランチの時にちょろっとついてきたお刺身もとってもおいしかったもんな。
思わず日本酒。
かーっ!これ、ホーチミンで楽しめるんか!!
先日の日本帰国で、良いつまみちょろっとと日本酒をチミチミやる、というのの楽しみ欲をガツンと高めてきたばかりなので、これは嬉しい!
ガーツガツ食べる感じじゃないかもだけど、いいものとチキっと。いいねえ!
三陸のカキフライ!秋田いぶりがっこ入りタルタルソース
え、もう三陸の牡蠣、って言葉も、いぶりがっこタルタルって言葉ももう、パワーありすぎて頼まざるを得ないw
でっかいのが3つも乗ってる!!
丁寧な衣付。
細かめのパン粉。ワクワク。なんかもうメニュー名だけでもワクワクしてたのに、実物を目の前にしてさらにワクワク。
タルタル、どさーっヽ(・∀・)ノ
まーもうこの牡蠣の味が濃いのなんのっ。
カキフライの醍醐味。ぎゅっと味が詰まってて、ビールでも日本酒でも美味しいわーっ。
そして小さく刻まれてるけどゴリュゴリュするいぶりがっこの食感、香り。こーりゃ上等なカキフライだわ。ンマっ。
きりたんぽ
はい、きりたんぽ。
私、本場で食べたことないんですが、お米から自前で握って作ってるご様子のもの。
長期保存できるお土産タイプだともっと堅かったり、お米の風味も違うのですが、こちらは炊き上げたお米から作りました感。
自分の経験値の無さから、ついつい焼きおにぎりを連想しがちですが、そこはちょっと潰してることと、甘いお味噌が全体に塗られて焦がされてることで、おにぎりとは違う美味しさが感じられます。
お味噌は田楽に使われてたお味噌と同じかな。どちらもとてもボリュームがあるので、何人かで分けて少しずつ、ならいいですが、もし一でくることがあったら、自分はどっちか、になるかな。
ってかそもそも、どっちもボリューム満点だし他にも食べたいもの多いしで、必然的にどちらかの選択になるかもだけど(笑)
いやーっ、それにしてもお腹いっぱい。
そして上等なアテで、日曜昼飲み。
それをホーチミンで味わえるなんて。
良い時代になったもんですなあ!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
東北炉端ろっけん
15/1 Le Thanh Ton Q1
Time: 月〜金 11:00 – 14:00 / 17:00 – 23:00
土曜日 17:00 – 23:00 / 日曜日 15:00 – 23:00
Spent: 268,000vnd / person(@ランチ)
1,000,000vnd / person(@昼飲み)
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