一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【日本・東京 – 麻生十番】麻布十番の新しい鉄板焼きのお店は上質そのもの!おもてなしや特別な日のために! ~ 三笠会館 TEPPANYAKI 大和 麻布十番

ちぇりピク(ピープル)

帰国のたびに、お店訪問をさせてもらってる三笠会館さん。今回は、ちょうど帰国中に鉄板焼きのお店がオープンされると言うことで伺ってみましたよ!そしたらこれが、まさに「知っておくべきお店」!

麻布十番

素敵なお店が多いところなんですねえ。
古くからお住まいになってる方も多くて、住宅街的な要素もあると伺うのですが(すみません、都心の地理事情に詳しくないので聞き齧り)今回駅からこちらに向かった際の道すがら、興味惹かれるお店が多すぎて、なかなか先に進めなかったw

お店の場所に到着すると、このように階段を降りていったところに入り口が。そしてもう一つ、この入り口を左手に見て正面、ビル側にエレベーターもあるそうです。

その場合、店内の中ほどからの位置のご入店になるそうですが、これなら階段の昇降が少しご心配な方とか御御足の不自由な方がゲストにいらしても、安心してお誘いできますね。

大切な人と行きたい空間

地下に降りていく、という行程が、非日常へのステップとなっていることもあるのですが、店内に入ると、それはそれは落ち着いてて素敵な空間。

ランプシェードの金が品よく、そして空気の動きを受けてゆっくりと動いています。地下にいながらも、空間に「動き」を感じられるのは、広がりを感じられていいですよね。

鉄板周りのお席が臨場感があって良いですが、4人、またはそれ以上となるとお話がしづらくなるので、こう言うテーブル席もいいですね。

もしくはL字になってる部分を使わせてもらうと言うのも手かもしれませんが、そうなると今度は鉄板から離れてしまう方も出てくるので、時と場合によって相応しい場所を。

あとこちら、個室もあります。
大事な方の中でも、会話をあまり外の方に聞かれては好ましくない社用の場合でも安心して使えますね。

日本の高級ラインだと、割とあるのかな、個室。

ホーチミン、限られてるケースも多いから羨ましい。(個室がないわけじゃないが、あって欲しいと自分が思うところになかったり)

で、今回座らせてもらったのが、鉄板の正面。
そしたら鉄板を挟んだ向こうに、神々しいお肉が!!!

鹿児島の、うしの中山さんから取られておると言われていたか。
なんとこちらのお店、一頭買いをされてるそうですよっ。それでこんなに色んな部位のお肉が鎮座ましましておられるのか。美しい。。。(うっとり)

ちなみに、うしの中山さんの情報はこちら。

お恥ずかしながらワタクシ、こちらのお肉、きちんと認識した上ではいただいたことがなかったかと。楽しみ。

メニュー

まだ始まったばかりのお店なので、もしかしたら今後、すこずつとか季節によって変わっていくこともあるかもしれませんが、大体のシステムや価格感など。

こちらフリーフローサービスがあって、ドリンクの範囲により、スタンダードコース、プレミアムコース、ソフトドリンクのノンアルコールコースというのがあるご様子。

もちろんん、ノンアルコールも興味惹かれるドリンクがたくさんありました。私、食事の際にも水飲み動物なので、これはありがたいサービス。

そんなに飲めないわー、って方にはもちろん単品も。

カクテルなんかも豊富。
季節の果実とシャンパーニュ、なんて、デートの始まりに勧められたら嬉しいわねえ♪

食後酒的なものも充実。
グラッパ、リモンチェッロとか私大好きなんですけど、待って。何「ど桃」って(笑)

お店の雰囲気からして、自分にしてはちょっとかしこまってたんだけど、「ど桃」(笑)
好きだーw

お料理のコースはこんな感じ。
きちんとした場面でも使いたい一流の環境で、100年の歴史を背景に持つグループの信頼のお料理が、16,000円からあるのはありがたい。

もちろん自分には普段使いのお店じゃない。
ないがこれ以上の金額を出しても書けていないお店が少なくないので、こちらの安心感はありがたいし、素晴らしかったから今、書いてる。

いやいや、もっと気持ちを表したいので、という方には、上は、56,000円のコースもある。そこに至るまでに間に2つのコースもあり、場合に合わせたチョイスがあるのはありがたい。

ちなみに追加でアラカルトを頼むことも可能。
というか、これを組み合わせてその日の気分などに合わせたものを頼むのもありか。お店の様子をわかってからの中級者さん向けという気はするが。

で、こんなに素敵なお店なのですが、なんとお昼営業がある。
こちらはグッと身近で、8,000円。

例えば大事な方のお食事の場所を探してる時に、一切食べたことがないお店にお連れすることはないと思うんです。その前にできれば下見はしたい。そんな際に、時間的にも価格的にもありがたいコース。

もちろんお昼の内容って、夜そのままではないこともありますが、こちらのメニュー拝見する限り、お店のお料理の素晴らしさを感じるには十分なもののような気がします。

お料理!

旬彩前菜のワゴンサービス

今回ご一緒したお二人はお酒。
私はちょいと病み上がりだったため、ソフトドリンクに。

正直お酒とちょっと迷ったんだけど、ソフトドリンクにも興味惹かれるものがあったので踏ん切りつけやすかった( ・`ω・´)b

で、ワゴンで運ばれてきたのがこちら。

え。
何これ!!!

そういえばメニューに、10品ある中から3品選べると書いてあった!でも、こんなに素敵?!選ぶの大変じゃん!!

という方に、一品500円で追加することも可能だそう。
めちゃくちゃ追加したかったw 

でもその後のコースがどのくらいのボリュームかとか見えなかったので、グッと我慢。

というわけで、こんな感じで選びました。

1片を一口で食べるのはあまりにもったいなく、人目がないのをいいことに、一片を割ってチミチミいただくという行儀の悪いことをしてしまった。。。(「お客様、こちらのお店でそのような食べ方は。。。」と嗜められやしないかと思いつつ)

こちらはローストビーフ。
ローストビーフ自体は食べる機会がなん度もあるが、こんなローストビーフは、食べたことない。。。なんて品のある。その一方で豊かな旨み。

薄い、一辺ですよ。
そこにこれだけのふくよかさが詰まっているとは。。。

前菜からこんな勢いで書いてたらどうなんねん、と不安になってきたw
そしてこちらはフォアグラ最中。

うんっ、ここでさっきのノンアルコールを選んだ決断、あっさり吹き飛ぶw
「すみません、ワインをグラスでくださいw」

フリーフローにしなかった自分、えらいねっ(๑•̀‧̫•́๑)(偉いのか…?)

前菜というのは、こういうことのためにある。
お酒を誘い、またその後の食事のために胃を開き、こちらのお店の料理はその後どんなふうに続いていくのだろう?という好奇心のドアを叩くためのもの。

イントロダクションの中にすら緩急があり、穏やかんクレシェンドを含む流れ。うーんっ、美しい!

雲丹プリン

はいもうこの文字、最初にどのコースをいただくかを選んでる時から釘付けw

まあどのコースにも入っていたかと思うのですが、なんと魅力的なフラン。

濃厚でありながら引き際がよい。ほんの小さな一口を掬って口に運ぶたびに無言になる旨みの豊かさ。余韻を楽しもうとウットリしていると、スッと爽やかに弾くあと口。

え?え?と戸惑いながら次の一口を。うん、やっぱり旨みが素晴らしい。ウットリ…(す…っとなくなる)え??え???を夢中で繰り返してたら無くなりました。

少量のはずなのに、これ一品でどれだけ楽しませてもらったか。
やはりメニューの文字だけでも気を引くだけのことはある。美味しかった。。。なんならこれと白ワインだけでもしばらく過ごせる。。。(迷惑ですよっ)

 

ポルチーニ茸とトリュフ香る濃厚ポタージュ

スープです。
季節にふさわしく、ふっくりと温かみのあるポタージュ。

う…んまい…っ!
小さなカップの中に佇むまろやかな風味。

前菜の終盤から雲丹フランまでに見たクレシェンドが、小さな高みで広がりを見せ、一旦の落ち着きを感じさせるかのような一品。

そこに、ワイン。
なんという充実度。メインに行く前に凄まじい充実度。

気を沈めるために、最初に頼んだソフトドリンクで口の中と気持ちを沈める。

えっと。。。
ここ、鉄板焼きのお店だったのよね???
そのコースの序盤で、これ???

北海道産ホタテ貝 レモンバターソース

そして、鉄板焼きに突入です。
最初に素材を見せてくださるんですが、もうその佇まいが美しい。

ジューヽ(・∀・)ノ
これぞ鉄板焼きの醍醐味。

丁寧に丁寧に、素材と会話をするようにしながら焼いてくださるシェフ。

この厚みなので、熱の入れ加減、大事ですものね。
表面だけ焼けて中が冷たいなんてことがあってはいけません。

ホタテも同じように大事大事に焼かれて、レモンバターソース。
これまで続いてきた、手をかけられた「お料理」から、素材の味をダイレクトに。。。いや、こちらが思う素材の味をグッと引き出して、想像以上のお味に仕上げくれている感じ。

前菜のあの小さな一品たちですら、食べてしまうのを惜しむように時間をかけて食べてたものですから、こちらほどの素材のポテンシャルを前面に押し出したものとなると、ガラッと趣が変わります。

すかさず、この美味しいソースを残さないよう、パンを提供してくれるあたりも嬉しい(*´꒳`*)
お箸でいただいてたから、どうしようかなって思ってたんですよねw

楽しい。
そして鉄板焼きのお店なのでここからの展開も楽しみすぎる。

自家製ドレッシングの大和サラダ

出されたお野菜、葉の一枚すら気を使われてるように感じられます。

添えられてたものと思って、箸休めのつもりで何も考えず手を出してもハッとする。

野菜、ベトナムのものが味が濃くて好きだなーと思ってたけど、厳選して丁寧な手入れをされたものは、日本のものも素晴らしく美味しい。

ステーキ

そして主役。
いや、これまでのものも、一品たりとも添え物ではなく、どれもがとても美味しかった上に、一品ずつが作る流れも美しかったのですが、やはりお肉が花形です。

ちょっと!!!
何このお肉!!!

思わず柏手打って拝みたくなる😅
美しい。。。

サイドのお野菜もすごいのです。
なんて立派な椎茸さん。

椎茸ステーキ、とかってよくいうけど、これほどのステーキぶりを発揮した椎茸って見たことないかもw

そして他のお野菜たちも、鉄板の位置によって変わる熱をそれぞれに使い分けて丁寧に焼かれていきます。

ああもう見目に美しい。

そしてお肉はもちろん一層美味しそうに見えてくる。

というわけで、この日はこのような合わせに。

あのね、部位にもよると思うんですが、ビックリしますよ。
溶ける、とかいう簡単な表現じゃないんです。噛むと肉汁、脂が「溢れて」くる。

比喩じゃないよ。本当に溢れてくる。
質量保存の法則、どこいった?と混乱するくらいに、中から溢れ出してくる!

それでいて、程よい繊維の立ち切り心地はあるので肉を噛み締める幸せも、もちろんある。

一般に、柔らかいお肉こそが良いお肉、とよく言われてる気がします。もちろんそれはそれで正しいとも思うし、柔らかいお肉、美味しいですよね。ただ肉を食べている限りは、肉を食べているという実感も欲しいもの。

なので私、適度な喰み心地があるものが好きなのですが、これはその好みの喰み感覚がある上に、予想だにしなかった肉汁の溢れ方。まるでスープをいただくかのようなお口の中の状態に、ちょっと混乱をしてしまうほど。

もう無言。
3人ともひたすら無言。
没頭せざるを得ないのです、目の前の美味しいお肉に。

さらにお肉だけにあらず。
やっぱりこの椎茸、めちゃくちゃ美味しい。。。。小さめにカットされてもなおある厚み。これ、椎茸?って思いたくなるほどの味のボリューム。

他に添えられていたジャガイモンは長期間低音で寝かされ熟成されたもので、甘んまい。。。これ、ジャガイモか???と、こちらも疑いたくなるお味。

シャキシャキの青菜も風味よく水分が潤沢で、濃厚なお肉の脂を味わう合間に挟むとコントラストが引き立つし、お口もリセットされて良し。

なんだこの幸せ。
鉄板焼きって、そんなにいうほど回数重ねてるわけじゃないけど、こんなにも「料理」として昇華可能なものなのか?!

ここに至るまでの一品たりとも、コースの数稼ぎだったり、ひとまず入れときました、みたいな間に合わせ感がない、一品一品が貴重。突き詰められているけれども、こちらに肩肘張らせない懐の深さもあって、なんだここの食事体験。

美味しいやらびっくりするやらで忙しいw
一品ごとに終わるのが寂しくてチミチミいただき、あんなにゆっくり食べさせてもらってるくせにw

〆のお食事

〆のご飯、じゃなくて「お食事」です。
チョイスは、

・鉄板で仕上げるガーリックライス
・吉野の葛うどん
・吉野の鯛茶漬け
・吉野のトリュフ卵かけご飯
・三笠会館伝統のインドカレー
・銀座洋食三笠会館のオムライス
え、全部食べたいw
しかしここまでで結構お腹はいっぱい。食べられるかな?という思いも若干あった。絶対食べられるのはわかってたんだけど、そのくらいに満足度が高かったということで(-人-)
一方で、どれを食べるか真剣に悩めるくらいには胃袋に余裕があったというか、物理的には満足してたけど、気持ち的にはまだまだ美味しいもの食べたいという貪欲さが。。。(笑)
ってことで、今回は卵かけご飯にしてみました( ・`ω・´)b
ん?
んんんっ?!
トリュフ・卵かけ・ご飯!!
うんっ、そう書いてあったけど、トリュフオイルを使うとかじゃないんだ?!卵かけご飯に、トリュフのスライスぅ?!😳
はいリセット。
胃袋リセット。
マヂでこの時「ひゅっ♪」と胃袋がスペース空けたw
うそやーん!
おいしー!!!
本当に胃袋が楽勝状態にふっかーつ!
おいっし。。。。
良い卵に品ある本物のトリュフ。オイルでやり過ごす、ではなく本物のトリュフ。
卵とトリュフの相性がよいうことは数々の料理で知ってましたけど、そうか。。。卵かけご飯。。。トリュフをこんな食べ方するとか思いつきもしなかった。。。提供してくれる位お店も私は知らんかった。。。
なんてことだ。
これもすごく美味しい。。。
ということで、胃がリセットされたところで、デザートです( ・`ω・´)b

2種類選べるデザート

またデザートが2品選べるとかいうんだわ。
大丈夫ですよ?卵かけご飯で胃がリセットされましたから、受けて立とうじゃありませんか( ー`дー´)キリッ

チョイスは、

・抹茶のティラミス
・三笠会館のプリン
・ガトーショコラ
・本日のシャーベット
・鉄板で仕上げるクレープシュゼット(これは+1500円)
クレープシュゼットおおおお!
大好物ー!!
こんな美味しいお店に来てまでケチっても仕方ない。
追加しましょう、1500円。

はーい価値がある!
もう一品は抹茶のティラミスにしました。
そちらも美味しかったのですが。。。

クレープシュゼット。
実は関係者の方をホーチミンのフレンチにお連れして、クレープシュゼットを一緒に食べていただき、
「美味しいですね!」とおっしゃってくださったのですが、ちょっと待って。三笠会館さん、こんな美味しいクレープシュゼットお出しになってるなんて、釈迦に説法じゃないですか。お恥ずかしい。
いや、そのお店はそのお店で美味しかったとも思うんですが、もうびっくり。
 
大好物なので、メニューにあったら可能な限り頼むようにしてるんですが、ほんっとにこちらの、美味しかった。お酒、ガンガンいけるコンディションだったら、ここで新たに白ワイン頼んでたと思う。

一品たりとも

最初から最後まで。
前菜の小さな小鉢から〆のご飯、デザートに至るまで、レポにも手を抜けるところがなかった。流せるところが一品たりともありませんでした。

鉄板焼き、と聞いて、素材を焼くだけなんて思ってたら大間違いです。

確かに鉄板焼きのメリットを最大限に活かし、お店の歴史の積み重ねから築かれた信頼により、極上の素材を使われてるのは間違い無いのですが、鉄板焼き以外の部分も全てが素晴らしかった。

鉄板焼きをメインにした、素晴らしいコース。
これ、社用で良いお店を使う方はもちろんのこと、こちらのお店がある麻布十番がお食事先として候補に挙げられる範囲にある方は、ぜひとも知っておいてほしい。

東京の事情には明るく無いので、素敵なお店はたくさんあることかと思いますが、ここ、本当に素晴らしいので、知っておいたら何かの折にご利用されたくなることかと。

そうでなくとも、美味しいものをお好きな方は、ぜひ一度。
絶品です✨


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

三笠会館 TEPPANYAKI 大和 麻布十番
東京都港区麻布十番1-5-18 カートプランB1F
Time: 17:00 – 23:00(火〜土)/ 11:30 – 15:00(日曜のみ)

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