一時帰国中は魚を中心とした和食を目指しがちですが、続くと辛い!そんな時には町中華!
大森駅から歩いて5分
大森駅から歩いて5分。昔ながらの商店街の入り口から伸びる、これま昭和な小道がありまして、そこに入るとすぐにあります。
入り口のドアにはメニューが多数貼り付けられてて、いいぞ、これ中国の方がやってるお店じゃないか?という雰囲気満載。
果たしてその通りで、しかし日本語が流暢な店員さんが迎えてくれました。
店内はシンプルですが、壁に中華系と思しき墨絵があったりして、町中華ならではの気楽且つ軽い異国情緒が漂います。
入った時点ではご覧の通り空席がありましたが、なんと言ってもここは駅の近く。会社帰りの方が寄れる時間帯になると、なかなかの混み具合になってきます。
メニュー
まずはこれ。
おいおいおいw すごい安いなw
まずはとりあえず、ここから数品選んで他のメニューをじっくり見てみることにする。
うおおおお、若い頃に出会いたかった食べ放題w
飲み放題もついてこの価格は、どうなってんだ?って感じだわねw
やっすやっす。
飲み放題とかつけたら、ホーチミンでもきつい価格帯。しかも小学生は半額とか。
で、料理が60種類?!
おかしいんじゃないのか(・∀・;
こんなのがあるからホーチミンでも、500kとか600kで飲み食べ放題を求める声があったりするのだな。。。ローカルならまあ、飲み放題というシステムはないにしても、ビール飲んでる分にはそれより安く収まるけれども。
しかもなんだよ、この品数の多さ。ドリンクも豊富。
安い飲み放題はもっと絞り込んでおくべきではないのかw
いやいや、そういう「べきべき」事項をぶった切ってるところに食べ飲み放題の意味があるのかもしれない。それにしたって安すぎな気はするが。
どちららにしても、最前線にはいないワタクシの胃袋。
素直に単品メニューを見ていきましょう。
中華の定番冷菜がいっぱい!
あと、町中華にあってくれないと困る、まである餃子!
これがバリエーション豊富です。
そして中国の方は餃子は焼かない、水餃子だよ!なんて言われていたのは今は昔。地域によっては食べるところもあると聞くし、ホーチミンでも普通にガチの中華系のお店に焼きがあったりします。
ってか、餃子も種類多いな。
旦那さんが甲殻類アレルギーなので、我が家は自ずと絞り込まれていきますが。
炒め物も、安いぞ!
多分多少量を加減した皿だと思われるのですが、700円台で色々あってくれるのは嬉しい。
ああああっ、麻婆春雨がある!!!
これと白飯ってのもいいなあ!
ニンニクの芽の炒め物もいいですねえ。意外と、日本人が思うところのニンニクの芽が、ホーチミンでは見つからない。
炒めものがたまたま安いのかな?と思ってたけど、麺料理もおやす目だ。食べてないのでえ予測でしかないのですが、多分これ、なかなかな量があると見た。
飯物ではレタスチャーハンがあるぞ?!
ってか、おこげもあるじゃないか!乾燥させたお米をお揚げてサクサクにしたところに、中華餡をじゃじゃー!っとかけるんだ。
他にも色々あったんだが、宴会時にはコースもある様子。
なんかかなり派手やかなコースにしても、6000円とか7000円なんだなあ。しかも50名まで受けられるとか。2階とかにもスペースあるのかな。
いいな。高級店のコースじゃなくて、町中華のちょっと良い料理のコース。興味津々。
そしてそれだけでなく、さらに壁にもいろんなメニューが。メニューブックを作った後に、あれこれ加えていったのかな。
さ、そろそろ食べようか(^・^)
お食事!
カキフライ
300円メニューの中の1つです。
そんなんどうせ、とか思ってたんですが、そしてどっちか厳密にははわからないのですが、充分美味しかった。しかも4つもついてくるんだね。
ビール飲みながら2人で他の料理が来るまでにちょっとつまむ感じだったので、十分満足。
そして続く料理が。。。ビールのつまみばっかりやないかーい!w
餃子
まぁ、まずは餃子。これを食べてきたと言っても過言ではない。別にこのお店の餃子の評判を聞いたとかでは無いのだけど、餃子が食べたかった。
結構大振り。羽がいい具合についていて(つきすぎているのはあまり好きではない)食べ応え満点。
1人できてたらこれ、主食にしてしまうかもしれない。
軟骨の唐揚げ
見返したらこれも300円恵だわ(´⊙ω⊙`)
軟骨の唐揚げ。キャベツの千切りまで添えてもろて、よろしいんやろか。
からあげ、というかフリッターみたいになってましたが、どっちでも美味しいのが軟骨唐揚げのいいところ。揚げる腕さえあれば。
ってか安い。
回鍋肉
回鍋肉です。
意外とホーチミンで見ないのです。
中華自体そんなに頻繁に行くわけじゃないし、ホーチミン市内の中華は特殊なところがあるから、ビンズンとかに行ったらあるのかもしれない。
しかし日常では素敵じゃないので、結果としてあまり食べる機会がない。そういえば家でもあまり作らないなぁ。
久しぶりに食べたことも相まって「これこれこれ!」、変なテンションの上がり方してしまった。
特段何かが素晴らしい!と言う感じでもないが、ただただ素直に美味しくて、ガツガツ食べてしまった😅
麻婆茄子
ベトナムで茄子をしょっちゅう食べているからか、茄子がとても恋しくなってしまい、マーボードーフではなく、マーボー茄子を注文。
はい、おいしい。
これもやっぱり特段特筆することがあるわけでは無いのですか、そして、家庭料理でもなく、確実にお店の味ではあるのですが、なんだろう。この親しみのある感じ。学生の頃から食ってます、みたいな雰囲気ある😅
うまい。素直にうまい。
口の中で、あーおいしいなと認識するよりも早く体の方が欲しがり気がつくと箸が動き、無心に食べていると言うタイプのおいしさ。
この満足感。
あまりにあっさり食べてしまったので、文章までさらっとしてるけど、なんだかとてもおいしかったんだ。体中で満足したみたいな。
というわけで、の滞在中、もう一度行ってしまいました(笑)
二度目の訪問!
と言うわけで、久しぶりにホッピー飲んでみた。
別にすごくおいしいと言うものではないが、たまに飲みたくなるんだよな。
黒酢チャーハン
今回声を高くしてレポートしたいのはこれだ。
黒酢チャーハン!!
そんな頃、世の中にあるのかっ。
米のひとつぶひとつぶがつやつやと光っており、一見味が濃そうに見えるが、その実、酢が持つ旨味が凝縮されたものがまぶさっている感じ。
塩気はそんなに強くない。
だから口に含んで、じっくりじっくり味わって食べられる。というか、食べたくなる。
なんて事だ。もともと黒酢は大好きだけど、チャーハンのメイン調味料として使うなんて発想はなかったなぁ。どこの地方の料理だろう?
とにかく家の近くに氷を作ってくれる店があったら、ちょいちょい家ではビールと一緒にいただいているだろう。最もだめな組み合わせだけどやっちゃうと思う。おいしい。
野菜いため
前回の回鍋肉がおいしかったから、また頼むと言う手もあったのですが、今回はお肉を別に頼んで、それが結構濃そうだったから、あっさりとした野菜炒めに。
うーん、シャキシャキ!
もやしなんて別に値切りをしているわけでもないのに、すもやしなんて別に根切りをしているわけでもないのに、すんごい元気さ。
他の野菜もシャキシャキしてて、がじゅりがじゅりと噛みしめると中から、野菜それぞれの果汁がブシャっと滲み出る。
軽い塩胡椒が合わさって、お口の中がまるでスープを飲んでいるかのよう。聞こえるかもだけど、ほんとにそうだったの。美味しかったなあ!
豚の角煮
見てくださいよ。この美しさ!
高級中華にある澄ました品はないけれど、まず美しい。愛嬌がある。艶り艶りと誘ってくる照りも好ましい。
青梗菜がただの飾りではなく、しっかり食べる用として耐えうる量が使われてるのも魅力だ。
彩りのためでもあるけれど、脂も味わうこの料理。栄養的にも口の中を洗うためにも、さっき入れた小松菜って本当によく合う。
口いっぱいにほおばったときの充実感たるや素晴らしいのだけど、くどくはなく、フルリフルリと愛嬌を振り撒くような油の弾力とお肉部分の味わい深さよ。
なんだかとても幸福になる味である。
小籠包と焼売
これは手作り、なんだろうなぁ。
少し無骨に見えますが、食べてみてもそのとおりで、おいしいのだけど、小籠包に求める繊細さのようなものはさすがになかった。
小籠包に関しては、ホーチミンで散々甘やかされてるからちょっと厳しくなってるのもある。
しかしこの肉シュウマイはすごかったぞ。
物おすごい迫力。
一口では噛みしだくのが大変なくらいの大きさで、2つ目はおとなしく半分齧って食べましたw
これだけのボリュームなので、酢醤油+からしがっつりでいただくと大変な幸福。これで白飯、かき込みたいわw
今回も大満足
やーっ、2回目も大満足。
お客さんも結構たくさんいらっしゃってて、ちょうど谷間の時間に行ったら、軽く2回転はしてそうな勢い。
まぁ、駅前だし、これだけ安くて、美味しかったら常連さんもつくわなぁ。ただの旅人の私たちですら、直近で2回行ったんだもの。
店の真ん前はこんな感じの雑居ビル。
昭和だねぇ😅
この店がどのくらい前からあるのかわからないけど、この雰囲気の中にあって、とても馴染んだというか、この通りが成立するために、必要なお店の中の1つなんだろうなぁと思わせる風情と、落ち着いた味わい。
すごく特別な時のための店と言う感じではなく、本当に日常の、しかもこれだけ安かったら頻繁に食べに行きたくなる。身近なお店。
量を食べたいわけじゃないけど、友達何人もたくさん読んで、いろんな種類の料理を食べてみたいなー。大森まで出てきてくれる人がいれば、だけど(笑)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
王府家宴(おうふかえん)
東京都大田区大森北1-35-9
Time: 11:00 – 15:00 / 17:00 – 23:00
Spent : ¥2,000 / person
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