久しぶりに一緒に飲んだ方に教えてもらった町中華。ホーチミンでもちょっと久しぶりなタイプのお店で、いろんな意味でグッときたわよ!
久しぶりの5区!
5区はまだまだ肌感が掴めなくて、あまり自分的な開拓が進んでいない5区。とある飲み会で五位一緒させてもらった方に教えてもらったので行ってみました♪
ヘムの中、とはいえ、かなり広いヘムのご様子。
入り口にはホットポット屋さんがあるのですぐにわかるかな。
で、このヘムの中を入っていくと、程なくして左手に。
お店、かな?と言う佇まい。
ですがちゃんとお店でした(笑)
店内が。。。
で、久しぶりだったのが5区であると言うことだけではなく…
えーっと、店内がですね。
なかなかお久しぶりなタイプでした。
これ、ダメな方はダメだと思うので言っておきますね。
写真にはとても写せませんが、たとえば扇風機のファンにこびりついてる埃は、おそらく5年は掃除してない感じ。
入り口にあったドリンクが入ってる冷蔵庫は、ドアのガラスが油でベッタリと。。。
不思議と床やテーブルは割にスッキリしてるのですが、店内に霧散した油が歴史的に積み重ねられてる箇所がいくつかある😅
テーブルの上がベタベタだったら私もちょっとアレなんですが、そこは大丈夫だったのでわたし的には、美味しければあり、の基準。でもダメな方もおられるレベルだったので、お知らせ(-人-)
ホーチミン、基本的な衛生概念は日本に比べるとまだまだ、と言われますけど、埃云々は、割と綺麗にしてるところが多いので、私も久々の(お、おぅ。。。)案件で、逆に新鮮だったな。。。(笑)
メニュー
メニューです。
察するに、この店に来る常連さんは、あまりメニューなどみないのでしょう。
「お母さん、アレある?」とか「いつもの!」みたいな感じで頼まれているのではないかと予測。
紙自体がヨレヨレで、メモみたいなのも書き込まれてるし、数を入れる欄は修正テープで消されてる。水性ペンで書き・消しができるボード、買って差し上げたい。。。。
で、ここの目当ては、焼き餃子。
Sui Cao Chien,というのが焼き餃子で、ニラと高菜ヴァージョンがあるらしい。
ニラで( ・`ω・´)b
で、他にも複数頼んでみるなど。
壁にこんなのもあったから大人数で行ってまるごとのお魚つつくのもいいかも。やすいな。そんなに大きくないのかもだけど、それにしたって、250kって。
青島ビールが!
5区には中華料理屋さんがあるのですが、メニューには青島ビールがあるものの、頼むと実際には品切れです、みたいなお店の多いこと多いこと。
でもここには、ありました♪
お茶は卓上に大きなポットで用意されてて飲み放題。良き。
ご飯!
餃子!
で、今回こちらに伺ったお目当ては、羽餃子!
うおおおお!まさかこんなタイプとは!羽付き餃子、でも丸い!
卓上にある黒酢、醤油とともに、添えられた生ニンニクの微塵切りや唐辛子などを独自にブレンドしてタレを作ります。
そして食べてびっくり。
羽根は、思うほどバリバリではなく、本当に羽。軽やかで薄く、羽自体は儚げなのですが、下!!本体の餃子が、ジューシーっ😆
棒状でも、日本の餃子みたいな形ではなく、どちらかというとゴロッとした感じの、しかも水餃子的な食感。これ多分、一度茹でるなりした餃子を羽生地と一緒に焼いてるって感じかな。
そして美味しい肉汁が、じゅわああああっ(^・^)
味的には「ふおおおお!」となる感じではないのですが、美味しい。そして気がつくとあっという前に目の前から餃子が蒸発してしまうマジック。
意識しないうちにうっかりなくなる食べ方って、それだけ体が受け入れてるってことなんですよね。「ふおおおお!」となるのは、体との親和性は低く、その差で「ふおおお!」となるんだと思うので。
梅菜扣肉
はいこれ、嬉しい量ですな♪
二人で十分たっぷりではあるのですが、少な過ぎず、また多過ぎず。
これ、ベトナムではそんなに高価な食材は使ってないので、さほどの価格でなくても、大皿にドーン!と盛られてくることも多いのですよね。
このくらいの量がちょうどいい。そしてあまり甘すぎもせず、しょっぱすぎもせず、なんならこれだけでもいけるけど、もちろん白いお米に乗せて食べても大変美味しい絶妙ライン。
薄広い形状であることも食べやすい。たっぷりのタレにつけて、底に敷かれてるなものと一緒にコメの上に広げ、まるでノリで巻くように、このお肉で白米をたっぷり巻いて食べても至福だろう。(この日は米を頼まなかったけれども)
しかしこれも、どこかで食べたことがあるような知ってる味。とてつもなく珍しいものを探しているなら別ですが、こういう料理は日常ご飯に、実に嬉しい。
麻醤麺
最初、ジャージャー麺にしようかと思ったのですが、麻、という文字を見て、うっかり麻辣と勘違いして頼んでしまった。
ら、麻醤なので、こんな感じ。
うん、あまり心躍る感じではないw
ないが、どうしてもこの麺を試してみたかった。Google Mapでどなたかが食べているのをみた時から気になってた。
うどんほど太くないし、多分腰もない。でも乾麺ではなさそう。手打ちかな。と言って、変な硬さもなさそうだ。かくして…
ああ、ふるっふるとした輪郭の感触がとてもいいのと、トゥロトゥロ口に滑り込んでくる滑らかさ。
程よい噛み心地はあるのだけど重たさはなくて、食べやすい!そしてソースがよく絡む。
ところで麻醤は、ごまだれのこと。これがあまり調味料を混ぜていないがちのゴマペーストで、一口二口ならいいけど、1人前を全部一人で食べるのはちょっと飽きるかな?
でも心配召さるな。
卓上には美味しいサテ(当柄調味料)もあったので、それを足せば麻辣系になるし、先ほどの…
先ほどのお肉を煮た梅菜っていう料理の煮汁に浸かってる葉っぱの漬物を混ぜたりなどすると、コクある味にいろんな味のプラスアルファが加わって美味しい美味しい。
ちょっと行儀悪いかもだけど、こういうことができるのも家庭的なお味のお店ならでは。
おいしさの浸透圧
全体の衣装で言うならば、美味しさの浸透圧が「ちょうどいい」。高すぎもしないし低くもない。
たとえば普段滅多に食べないとんでもなく美味しいものの美味しさの浸透圧はとても高いが、そう言うものって日常からそんなにしょっ中、摂取すべきものではない。
たとえば経口補水液。日頃からの脱水症法予防のためにと思っても、あれは本当に必要な時、体が飢えてる時に速やかに水分を吸収させるためのものであって、常日頃から飲むものではない。
日常的に心がけるのは、適度な塩分の食事と適量のお水の量。汗をよくかき、水分補給が余計に必要になる時は、時折、スポーツドリンクみたいなアイソトニック飲料。
ここの食事はその「日常的」なものにある浸透圧。
近くにあったら通ってそうだ。そしてメニューを見ずに注文したい。
「おばちゃんいつものと、今日は…豚肉のなんかある?」
みたいな感じで。
店内の一部に積もる油よごこれは気になるがw、そういえば日本でも中華に関しちゃ、汚い店ほどなんとやら、という話もある。
全体的にそれだと困るが、ここのように一部のことは放置するけど他は気にかけやっている、というタイプが許容範囲かどうかから、まず人を選ぶが、そこを潜れば実に懐の深い店になると思われます。
っちゅーか餃子、新境地。
5区は餃子のバリエーション、多いなあ!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Tiem My Hoa Ky
835/3, Tran Hung Dao, Q5
Time:11:00 – 14:30 / 17:00- 20:00
SPent: 140,000vnd / person
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