ベトナムはインスタント麺大国でもあり、味のバリエーションだけじゃなく、麺の種類もとても豊富。そんな中でもカニ出汁を得意とされるのがこちらのメーカー！
VIFON！
メジャーなインスタントメーカーの中でも、その実力で１区画を作ってる感があるこちらのメーカー。販売所品も多く、また販路も広いため、結構あちこちで見かけるメーカーなのではないかと思います。
以前このブログでも、
この麺が好きだー！と書いたことが。
というわけで、今回は別バージョン。以前↑のはペロペロ平麺でしたが、今度はBUN！
押し出し系の断面が丸い米麺で、ホーチミンではなんならフォーよりよく見かけたり多用されてるんじゃないかと思われるやつ。
お店では生のものが使われることも多いですが、乾麺として製造されたものもその特性が良い方に働いて美味しいことが多い気がします。
というわけで、今回はこちら。
Bun Rieu Cuaというのは、小さなタガニをすりつぶし、炊き上げ漉して作るという、それだけ聞いても気が遠くなるような作業の末にできるスープ。
その前にはもちろん、タガニの選別、美味しくない部分の除去、炊き上げるにも相当の時間がかかる上に、炊く際にできるタンパク質の塊は具材としても使われるっため、丁寧なアク取りや作業が求められるという…
実に、ベトナムらしい料理。（※とにかく手がかかるが美味しいものを食べるためだからそんなものは厭わないという気概を個人的に勝手に感じるものを「ベトナムらしさ」の一つだと思っている）。
でも…？
インスタントなら作り方は簡単！
そう、インスタントならそれらの御膳だてが全てなされているため、食べたい人がとても簡単に食べられるんです。
しかも麺に関しては、米麺は小麦粉を主体とするものよりもとても再現率が高い。インスタント麺としてとても有利なのだ。
VIFONさんお得意の、粉末スープ＋トッピング＋レトルト具材＆出汁の構成。私は米麺は別茹でするのが好きなので、茹でてる間にスープを作ります。
ものによりメーカーにより、規定量のお湯で作ると薄いことがあるので、ちょっと濃いめに作って様子見。濃い分には後で薄めるということができますからね（薄いものも煮詰めるという手はあるけど香りが飛んだり時間かかるので面倒臭い）
ああ、いい香り。
そしてフライオドオニオン的なものや、カニのジャゴジャゴした感じの細かな具材がレトルトパックの中に結構入ってて、ごろっとした大きなものはないけど具沢山。
これ、卵とじにしても美味しそうだなあ。
麺がまた秀逸！
そして沸騰したお湯の中に乾麺を入れ、一煮立ちしたところで少し放置し、好みの硬さになったらざるにあけて良く水気を切り、スープに投入。
うっわ、麺がこれ、そうめんみたいに細いのに、噛むとちょっと、ほんのちょっとtだけ「むち(・∀・)」という食感を歯に残す、とってもええやつやん！
乾麺にすると、米麺の中にはこういう表情豊かな食感を出すものがあるのがまた面白い。なんでも生に価値がある！って人には「生麺」ってのがどうやらとても響くらしいが…
この食感は逆に生麺じゃ出せんやつや。乾麺ならでは、インスタント麺ならではの美味しさ！しかもスープ、カニ出汁を優しいママに放って置かず、程よいスパイス感で飽きを遠ざけ、最後まで美味しい美味しいと食べてしまった！
これは、良い！
以前のBanh Da Cuaといい、VIFONさんはやっぱりカニ出汁に強い気がする。同社の他の商品にも美味しいものはあるのだけど、なんだかんだ「うおっこれは！」と思うのは海鮮系。
これ、レタントンのファミマとか気軽なところに売っていたので、きっとあちこちのスーパーなんかにもあると思います。カニ出汁好きさんは、ぜひお試しアレ(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Family Mart – Sky Garden Le Thanh Ton
20 Le Thanh Ton Q1
Time: 24 hours
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