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手作り ココナツオイル の美味しさを知ってますか? ~ Viet Quoc Bay

食品

ココナツオイル 今一度

 

ココナツオイルの有用性が色々言われて久しく、それは「そんなに良くもないで」まで論調が進むほど一般化し、よほどあのココナツの香りが嫌いな人でなければ、まぁちょっと試しに使ってみよか、と思われたことがある方は、結構いるんじゃないかと思われる。

そして、ココナツオイルは、料理はもちろん、肌や髪に使っても有効なことから、味は嫌いでも美容保湿剤としては使ったことがあるという人もいるはずで、そう考えるとマーケットの広さを想像せずには入られません。

 

※詳しくはこちらに

 

もちろんですが、ベトナムではココナツが非常に安価なので、それを原料にしたココナツオイルもとても豊富でお安いです。

 

 

スーパーなどに並ぶ、こんなパッケージ入り・アトマイザー入りのものですら150円。これはちょっと香りもついており、完全なる工業製品で、どのくらいの純度やクオリティの高さがあるのかは一概に測りかねますが、肌に塗った感じは問題なく、使いやすいものでした。

で、売られてるものは、だいたい透明のものが多いです。上記リンクにあるように、良質なものは一定温度より下で固化します。なので、良いものは日本の冬の常温では固形化してしまう(アトマイザーなどは詰まってしまう)という残念さはありますが、お風呂場などの暖かいところではすぐに溶けて元に戻るので、シャワーリンス的な使い方をするぶんには有効ですね♪

 

 

ココナツオイル どうやって作る?

 

そもそもココナツオイルってどうやって作るの?って話ですが、割ったココナツの中にある白い部分を、殻側に近い茶色い部分をうっすら残してガリガリ削る・または砕いてシュレッド状に。これに水を加えて絞ればココナツミルクが出来上がります。

 

 

このココナツミルクを一定温度の中で保管し、発酵させて分離させ、油部分を取ったのがココナツオイル。もしくは、加熱して分離させる方法もあるようです。もしかしたら他にも色々方法があるのかもしれません。

またココナツミルクでさえあれば作れるので、日本で市販されている缶詰や紙パックのココナツミルクからも、その純度が高ければオイルを作成することができるようです。(ただし自然のココナツ果肉部分を使ったものとの違いは出ると思われる)

で、これは東南アジアの多くのエリアで身近な手作り品として作られることもありますし、昨今の世界的なココナツオイルブームもあって、衛生的なインダストリアル系商品として作られることももちろんあります。というか、こぎれいな商品になってる大量ロットのものの多くはそっちかな?品質も安定しますしね。

しかし、手作りのココナツオイルって、めちゃくちゃ魅力的なんですよ。出会いは、ローカルにお友達が多い旦那さんからもらったもの。「友達が作ったっていうから使ってみるー?」。

気楽にくれたそれはなんと琥珀色。え?これココナツオイル?と思って香りを嗅ぐと…?

めっちゃくちゃ香ばしい!!(´⊙ω⊙`) これまでの市販の透明のココナツオイルの香りにはなかった風味。そして私はあまり透明なココナツオイルの香りが好きではなかったのですが、これ、なんかめちゃくちゃ美味しそうやん!!と、一気に開眼。その後、何度かお友達に補充してもらっていたのですが…

手間、すごいんですよ(´Д` ) 時間も手間もすごくかかる。それを買う、と言ってるんだけど、旦那さんがいつももらってきてくれる。いやだ。人の時間を搾取するようなことは嫌だー!!しかし売ってるとこ走らないし…と思っていたところ…?

 

 

黄金の手作りココナツオイル、ここで買えます!

 

我が愛する、Tan Dinh 市場にあったのです!!いや、よく行く市場はどこも愛してるんですがw、特に最近観光客の方をお連れすることが増えて、そうする中で見つけたんですが。。。

 

 

場所は。Tan Dinh 市場に向かって左脇、建物のすぐ横の路地の市場エリアに入っていきます。そこは果物コーナーで、美しく整然と並べられた果物がとても綺麗で、それを見るだけでも私は価値があると思ってるんですが…(な画面でええから買え)

その路地を20mか30mか行ったところに(すいません、方向と距離感のない女なんで、ざっくりそのくらいってことでお願いします)上記のお店があるんです。間口の狭い、小さなお店。

写真に撮っていなかったのですが、足元にはゴロゴロ、フレッシュココナツ。こちらではその中のジュースを売ってたり(ビニール詰w)、果肉部分のシュレッドを売ってたりと、とにかくココナツのありとあらゆるものを売っている。そして…?

 

 

これー!!!この金色に輝く液体、これが手作りココナツオイルに見られる様子!!そして工業系のものとの大きな違いは色だけじゃなく、その香り!!ここのお店のお姉さん、とっても優しい人なので、ジェスチャーで「香り嗅いで良い?」って聞いたら、大抵どーぞどーぞと言ってくれる。

お店に行ったら、ぜひ嗅いで見てほしい。めーちゃーくーちゃー香ばしいの!!

それはおそらく加熱式の方法でオイルを抽出していて、その際にシュレッドされた果肉部分が焦げて行くからだと想像。工業製品だと、発酵させるなどの非加熱の製法の方が多いのかな。まぁ酸化させないという意味では、そっちの方が良いのだと思う。

じゃぁこのバリバリ加熱=参加させてるのはあかんやん、と思われるかもしれませんが、そこは用途の違いですよ。これ、めっちゃ美味しいの!!

 

 

お気に入りは、シンプルなクレープを焼いて、それにジャリジャリのグラニュー糖とこのオイルをかけたもの。たまらん。これまで透明のココナツオイルをこんな風に食べようと思ったことは一度もないが、この香ばしい上質のキャラメルのような風味は格別!!

先ほども言ったように、加熱しているぶん、一定の酸化は進んでいると思われるので、非加熱のものと同じ、健康的な効果が得られるかは不明ですが、調味料や美味しい食べ物の全てが健康のために摂取されるわけじゃない(๑•̀‧̫•́๑)

あとねー、このオイルで焼いたフレンチトーストとか、ホットケーキを焼く・ホットケーキにかけても美味しい!!

市販のココナツミルクを加熱してっても、加熱度合いによってはある程度黄金色にはなるようですが、やはりシュレッデッド果肉を加熱する時の物ほどではない様子。ってことはこれ。。。

ココナツが豊富に採れる土地ならではの「美味いもん」ですがな!!!

 

 

お店のお姉さん、とっても優しい♪

 

最近は、お姉さんがいなくても、瓶を手に取り蓋を開けて、旅行者の方に嗅いでもらうなんてことを許してもらってる。なんだったら、買っていかれることもある。だってこういうのこそ、東南アジアならではのお品。

また、お姉さんがいない時には、商品の代金をその場において、商品だけもらってく有様。もちろん、隣のおばちゃんなどとも顔見知りなので「これ、よろしくね!」とやるわけですが(笑)、いいな、このゆるさ。ベトナム万歳。

 

 

ね、お店の人、かぁいらしいやろ?(*´ω`)

容器スタイルは瓶詰め、アトマイザー、タッパーボトル的なもの、と、正直手詰め感満載なので、飛行機に乗せるときは何重にもビニールに入れてしっかり縛っておくことを推奨。ここは手作り感のデメリットであるのでお伝えしとく。

もしくは、完全に乾かしたお水のペットボトルなどに移し換えるという手もありますね。スクリュー式のものなら幾分、安心。

お値段は、写真の一番右にある、タッパーボトル的なもの…おそらく120mlとか、そのくらいだと思うんですが、それで50k。安っす!!!(´⊙ω⊙`)

そりゃね、先方ご商売で、まとめて作られたりもしてるんでしょうが、ものすごい時間かかってるはずなんですよ。手間を手間とも思わないような働きぶりのベトナムの方にしてみれば、大したことではないと言われるの「かも」しれませんが、これ、自分で作ることを想像したら。。。

ワタクシ、その場に平れ伏しながら買わせていただきたい(๑•̀‧̫•́๑)

消費者は、お金を出して売ってくれる方への対価とする。その対価はお店が指定する権利を持つ(需要によって変えられる部分はあるにせよ)。だからそこに記されている対価を払えば、貸借りなしです。なしなんですんが。。。

金出すだけで、このような労力の結果をいとも簡単に楽しませてもらえるというのは、こんなありがたいことがあろうかって話ですよ。

お料理屋さんなんかでも同じ。お金を出すだけで、それを作る手間だけでなく、シェフがそこに至るまでに培ったものにかかった労力やその方のセンスを、金出すだけで楽しませてもらえるとか、消費者って、いいご身分だわぁ、と思います。

良いものを提供してくださる方には、ほんと感謝しかないですね。商売上はお金を払った時点でイーヴンになりますが、料理屋さんで食べたものをもい出すたび、そしてこういう商品を使わせてもらうたびに、ありがたいなぁ、としみじみ思うわけですよ。

こちらのココナツオイルは、そんなものの中でも私にとっては代表格。手作りの、黄金のココナツオイルを体験したことがない方は、ぜひここで試してみてくださいね。お店の方に言えば、気軽に香りを嗅がせてくれるし、アトマイザーのものをシュッと使わせてもらうこともできるでしょう。まぁ、それが商品にそのままなるんでw、あんまりガスガスは使わんといてあげて欲しいですがw

市場の隅の、小さな小さな間口のお店にある、外国人にはあまり知られていない(と私は感じている)極上の南国のココナツオイル。布を買いに行ったついでに、食材を調達しに行ったついでに、ぜひ試してみてくださいね♪

 

 

 

 

 

お店情報

Viet Quoc Bay
Sap 32, Cho Tan Dinh Q3

 

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フードアナリストちぇりのホーチミンの美味いもん

コメント

  1. ひろ より:

    ちぇりさんはじめまして。先週ホーチミンに行き、こちらのココナッツオイルのお店に行きました。お店のお姉さんにちぇりさんの記事をスマホで見せたらとっても嬉しそうに喜んでいらっしゃいました。ご自分が映っている写真をみて「きれいじゃないわ~」ってすごく照れてましたが、その画面を自分のスマホのカメラで撮らせて欲しいと言われ、嬉しそうに撮ってましたよ。ココナッツオイルもすっごいいい香りで、大きいサイズを2本買いました。使うのが楽しみです。blogでいいお店を紹介して下さってありがとうございました。楽しかったのでまたホーチミンに行きたいと思います。

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