なんか最近ビーフウェリントンがあちこちで見かけられるようになりましたが、ここは料理のレベル高いのにお手頃価格でおすすめよ!
ビーフウェリントン
店名にもなってるこの料理は、牛肉のフィレ、またはその他の部位の塊をパテとデュクセルで包み、それをさらにパイ生地で包んで焼いたもの。
ステーキと違って、肉の火入り加減がカットしてみるまでわからないので、緻密な条件出しと精査が必要になる料理。
※↑の写真はイメージでこちらのお店のものではありません
これ、突き詰めとかないと、もう引き返しようがない状態=カットしてから「あ〜あ…」となることもあるので、お店で出すにはきっちりとしたレシピを割り出しておかないと大変なやつ。
ただ見目に豪華で、ちょっとした特別な席にあってくれるとゲストウケもよく、またフィリーな一品としてメインを張るのにふさわしい逸品でもある料理。
身近なところでは、↓こちらのお店が、カジュアルにこの料理を提供してくれた走りだった気がします。
ハイエンドなお店は、そもそもデフォのメニューとして手持ちにあったりしたようですが、その後、ローカルのあちこちが手軽な価格で出すよになり、グッと身近になった感。
ただバラつきも多く、形だけ整えてるものも少なく買ったのが正直なところ、でもここのは美味しかったですよ!
Ngo Thoi Nhiem の端っこに
Ngo Thoi Nhiem の、特に番号が大きくなる西の方ともなると、
などなど魅力的なお店があるエリアですが、こちらのお店。つい最近見つけて気になってたので、早速友達を巻き添えに食べに行ってきました!
え。ここ???
でもメニューボードが出てるから間違いじゃなさそう。
どうやら1階・2階はカフェで、3階からがThe Wellington Bistroさんとなる様子。
が、頑張って3階まで上がりますw
すると…?
あらぁ♪
こじんまりだけど可愛い空間!そして窓のデザインよ!
小さなスペースでも、いや多分小さなスペースだからこそのデザイン。可愛い(^・^)
メニュー
というわけで、メニューです。
今はクリスマスシーズンなので、一部、シーズナルメニューになってるようですが、差し替えられるようにバインダー式のメニューになってますね。
お目当てのビーフウェリントンはこちら。
え、お安い。
確実に2人前はある量です。
そして二人でもこの量を食べると他の料理があまり食べられないw
クリスマスウェリントンは、プロシュートなんかも使われてるようですね。
そして気になるスターターが驚きの価格。
キャビアとパテの前菜が89k????
もちろん本物のキャビアではないはずですが、お手並み拝見。
ってか、値段。
チーズガーリックブレッドが45kってのはいいとして、なんだよ具沢山スープが45kで、ビーフタルタルが159k、だと…?
どんなのを出してくるんだろう?🤔
そしてパスタもローカル価格。
FBで見て気になってたステーキ類は、ちょっと特徴的な提供のされ方をしているらしい。
そして、安い。
そして、ミスジだ!!(((o(*゚▽゚*)o)))
好きなんですよ、Oyster Bladeって部位。
赤身肉で肉の味がしっかりして脂っこくない。おばちゃんには体感的にも嬉しいところw
2人以上で行くならコンボもあって、エビやソーセージと組みあせてる様子。賑やかでいいね。
他にも鴨肉、サイコロステーキ、サイドのポテトもウェッジズとフレンチフライがあるなど、こだわりが。
ベトナムはジャガイモ美味しいですからね。こうやってこだわってくれるととても嬉しい。
ドリンク類、ワインの赤はJaco’s Creek。カジュアルだけど安定のお味のやつだ。しかもグラスだと99k、だと…?
モクテルにもこだわっていて興味深い。
こちら↓
で、ノンアルのペアリングが、時にアルコールよりも料理に合うことがある、ということに気付かされてから、俄然ソフトドリンクにも興味を持ち始めたワタクシ。早速トライすることに。
さて(^・^)
ビーフタルタル
159kでどんなものが出てくるのかと思いましたら…?
やだ、結構しっかりした量が(´⊙ω⊙`)
この日は4人で分けたのですが、前菜には十分な量!私は一人でも食べちゃえますけど!(笑)
そして味が、良い。
もしかしたら、ですが、完全生肉ではないかもしれない。ローカル相手であることを考えても、生肉のように感じる程度にスロークックで火を入れてるか、もしくはヴィネガーでしっかり〆られてるか。
どちらにしてもケッパーなどとの味のバランスがとても良く、とてもとても159kとは思えない仕上がり。
え、ごめん。
ちょっとなめてた。
チーズガーリックブレッド
こちらただのガーリックブレッドじゃなくて、さらにチーズをトッピングして焼いてるもの。
パン自体の塩気は控えめだだけど、それはこれらの薬味やチーズをガツンと引き立たせるものだからだったかもしれない。
チーズはおそらくチープフレンドリーなものだと思うけど、しっかりと焼くことで特性が生きてて美味しい!!こりゃつまみにいいわね!
うん、ここのシェフセンスいい!!
キャビアとパテ
で、興味本位で頼んだキャビア。これがねー、悪くない。
もちろん本物のキャビアじゃなくて、チョウ鮫じゃない他の魚の卵…ランプフィッシュか加工品か。
そもそも89kとかで本物のキャビアが食べられるわけないじゃないですかw
なんだけど、え、いや普通に美味しいですよ。
本物のゴリゴリのキャビアでないからこそ、優しい味わいで食べやすく、初心者さんにはむしろこっちの方がいいのではないか説。
パテも大変美味しく、え、この前菜はマストじゃない?
ってか、安っすい!!フェイクだったとしても安い!!これがローカルの底力。。。
ビーフウェリントン!
クラシックな方を頼んだつもりだったのですが、クリスマスバージョンが来てしまったようなw
うおーっ、フィレの真っ芯!美味しそう!
火入れの希望も一応聞いてくれたので、ミディアムにしてみました。ちょっと賭けだったんですけどね。通常ならミディアムレアでお願いするところを、ちょっとチャレンジしてみたら…
見事にミディアム。
ってかこれ、低温調理咬ませてるのかな。すっごく柔らかくて、すっごくお肉の味わいがしっかり閉じ込められており、ソースともよく調和してた。
えええええ。
小ぶりのビーフウェリントン、これからちょいちょい食べに行きたいレベルじゃない?!
マッシュルームソースのステーキ
そしてこちらはステーキ。
お友達のリクエストでもあったのだけど、私も大好きなマッシュルームソース。
ミスジは火入れを間違えるとギシギシになっちゃいますが、こちらのは…?
うおっと、こちらも低音調理咬ませてるのかな。
柔らかいのと…肉をブロスにつけてから焼いてる?
肉自体に旨味が仕込まれてる感じです。
高級店の肉だけ勝負、って感じではないし、仕込みと火入れの加減で気持ち歯ごたえが足りないか?という気はしましたが…
そこは野生動物の私のいうこと。
一般的には柔らかくて美味しい、という評価になるのだと思います。ってか値段も値段だしね。
229k。
これで各々丁寧なガロ煮的野菜類とフルセットになってこの価格、いや、十分でしょ!!!
イメージとして
お店の位置付けイメージとしては、ローカルのお若い方がちょっと頑張ってデートや特別な時に利用するって感じの料理。
いや、最近のホーチミン傾向を考えたら、割りにこれを通常の生活時の食事とする方も多いかもしれませんが…😅
少なくともローカル飯よりは特別感ある。
でも同価格帯の、同類料理を提供する他店よりも、この店のシェフは圧倒的にセンスがよく感じられましたよ!
あ、ポメロソーダ、美味しかったです。
微かなビターさと甘すぎない爽やかさ。肉と、合う。
ので、飲めない人も、素敵ディナーをノンアルで雰囲気を持って楽しむことも可能。
あららー、これはいいお店見つけたわ!
クリスマスだから、と言わず、日常の中の食事で、「今日はちょっと肉食べに行くかー!」(でも1万円とかのレベルではなく、普段よりちょっとだけいいもん、というレベルのやつ)みたいな時にもぜひ使ってほしい。
クリスマス特別メニュー
とはいえ、時節柄特別メニューも素敵そう。
キャビアの前菜に、サーモンサラダ、ビーフウェリントン、トリュフソースのフライドポテト+デザート。これで、899k(2人用)
ホリデーセットというのもあって、こちらはスターターが、ガーリックブレッドとお野菜サラダの組み合わせか、キャビアとスープの選択制。
メインはビーフウェリントンとパスタ。
デザートはアイスクリーム。こちらは2人で699k。まぢか。
まだ食べていなものの方が多いですが、ここのシェフなら下手を打たない気がします。
普段より、ちょっと良いランチを食べたい時に、クリスマスの下見がてらにどうですか(^・^)
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
The Wellington Bistro
42 Ngo Thoi Nhiem Q3
Time: 11:00 – 15:00 / 17:00 – 22:00
Spent: 430,000vnd / person
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント