Tan Hai Vanといえば、24時間空いてて、バックパッカー街やベンタン市場からもさほど離れていないってことで有名&人気のお店。そちらが拡張してたので行ってみた!
フェイクかと思ったら拡張!
みなさんもこちらの通り、通ったことがあるかもしれない道路沿いにあります。
元からあったのは下の写真の古い方。もう看板の色が褪せ切ってますね(笑)
で、すぐその右となりに…ん?同じ名前のお店?
ベトナムあるあるの、流行ってるお店と似た店名、または同じ店名のフェイク店を作って二匹目のドジョウ、または間違い客を狙ったやつか?!
と思って近づいたら…
普通に本物が拡張しただけでした(・∀・)
念のために間違いがないように古い方に最初は足を運んだのですが、「こっちのどうぞ!」っと導かれるなど。
いやでもこうして導かれてフェイク店に連れて行かれたこともあるからどうだろう???と、まだ疑心暗鬼で恐る恐る。
でもどうやらメニューも以前来た時と同じくのようだったので、ホッと安心。
怒涛のメニュー
これまでは二次会的に来てて酔っ払ってって、写真が撮れてなかったり、味覚も今一つ自信がなかったりだったので記事にしてなかったのですが、こちらのメニュー、半端ないんですよ。数が。
以下はかなり削ってお届けしてますが、それでも多いので、不要な方はザーッと飛ばしてみてくださいね。
最初は「は?」というメニューがきます。
欧米風のアペタイザー。
フライドポテトとか、スープもパンプキンスープとかですよ。
え?(・∀・)
ここは中華では?と思いつつメインのステーキメニューなど眺めてると、もうここどんな店なの?と不安になってくるかもですが…
パスタの項目を見てさらに不安になるかとも思います。欧米のか方も多いエリアだろうけれども、中華を謳っててこれはどうなのか。
しかし一方で24時間営業という側面を鑑みると、いろんなタイプのニーズが生まれるのは想像に難くなく、見よう見まねだけの寿司に手を出してないだけいいかな、とか思って見たり(笑)
でも心配召されるな。
やはりメインは中華で、ちゃんと点心メニューもあります。だからちょい食べもできるんですね。
わた石のように、15時くらいに小腹がすいたからとおやつに入ることもできる。お茶と点心をちょっとだけ、なんんて、まさに飲茶の本懐ではないか。(飲茶の…本…懐…?)
チャーハン系とか見るとちょっとホッとするよね(笑)
メインコース類は、150k前後と割にお手軽。
多分ちょっと大きめの皿。Ech=カエルだから、苦手な人は気をつけて。
餃子類も豊富です。
Ha Cao=焼売とかエビ餃子系は水餃子とは別扱いなのねー(笑)
腸粉もある!
ううう、食べたいけど今回はちょっと違うかなー。近くまた食べに行かねばっ。
おこさんにも嬉しいんじゃないかと思われる肉まん系=Baoも色々と。
スープ麺はすごい種類豊富。
あああああ、トップにある鴨麺食べたい!
価格、ちょちょぎれてますが、90k前後のものも多く、路上よりは高いけれども、エアコンの効いた快適な環境で食べられるのだから全然アリな金額かと。
スープは、メニューの最初の方にあった西洋風のものとは別で、中華系だったりベトナム系だったり。
そして、おかゆ。
そう、飲んだ後の〆におかゆ、なんてことができるのもこの店のいいところ。朝粥とかもね。
朝に、薬膳スープとかもいいなあ。
一番上は、烏骨鶏のスープですよ。どのくらいの量か、とかどのくらいのクオリティかとかわかんないけど、166kはローカル店に比べても安いです。
一方でアワビ料理などの高級料理もあり、店内の様子からもちょっとしたおもてなしにも使えそう。
ナマコとかね。
日本人は主に生のナマコを酢醤油を食べることが多いかもですが、中国は干したものを戻して煮物やスープに使うことが多いですね。
ちなみに漢方的には、造血作用、疲労回復や、滋養強壮、疲労回復、冷え解消、免疫力アップ、老化防止なんかにいいらしいですよ。万能薬かいっ(笑)
エビ、だけにとどまらず、ロブスターなどの景気ものも。
もちろんカニも。
エビもカニも、下に調理法が書いてくれているのがありがたいですね。どちらも時価です。市場価格+重量で金額が決まり、そこは必ず確認してくださいね。
そして、調理法を指定してオーダーするというスタイルです。
ちなみに東南アジアということで、エビ蟹は安い!というイメージをお持ちの方がけっこういらして、実際安いものもあるのですが…
ホーチミンは海から遠く、また外国人需要も多いことから、この手のお店で頼むとそんなに安くはなく、「接待用だな」と感じるラインの価格のことが多いので、金額は必ず確認してから頼んでくださいね。
金に糸目はつけねーぜっ、という方はフリースタイルでオーダーしていいと思うんですが、ベトナムではしっかりと料金を確認することは別に失礼には当たりません。
むしろ、それで会計時に悪印象を持たれたり、トラブルになる方がよろしくないと私は思ってます。
はいはい、北京ダックも楽しめますねー。
チキンになるとさらに調理方法が増える。
ナマコと海鮮チャーハンってなに。美味しそうなんだけど。
ビーフもあれば、揚州チャーハンも気軽に食べられるのがベトナムの良いところ。むふ。
ああ、お豆腐料理も豊富だねえ。中華の豆腐料理というと、麻婆豆腐くらいしか思い浮かばないこともありますが、土鍋で煮たもの、あんかけにしたもの、中に詰め物をしたものなどなど。
で、これらがまだメニューの「一部」なんですよ。すごい量ある。
美味しかったらここ、相当使えそうですよね。なんか老舗すぎて知られすぎてて、自分も(ま、いっか)みたいになってたけど、改めて見るとすごいな?
Mi Xa Xiu
で、今回は汁物を食べたかったので、チャーシューメン。といっても、ベトナム式のあっさりのやつww 。
ベトナムの、というか、中華圏の叉焼は時々朱に染められたものがあり、それはスパイスによるところでもあるけど、意図的に着色されてるものもありますね。縁起物かな。
それが滲んだスープになってる。本来のスープは澄んだ色なんですが、叉焼の色味もかなり出てる。
ただこのスープが…美味しい。
すごく丁寧。安定感もあるし、出汁感もいい。
こういうのは路上で食べてこそ!っとか言いたいのですが、やはり屋内のちゃんとした調理環境と、たくさんの他のメニューと共用できる食材を揃えられるので、ホテル、こういうアラカルトのおお店が強い側面もあるんですよね。
専門店は専門店ですごい部分はあるのですが。
ああ、それにしても美しい。
ただエビも…出汁を取る際に使われてるかもしれません。確証はないのですが、少し感じたので、アレルギー的なものがある場合はお気をつけて。
麺は大好きなウォリュウォリュ麺だ。
細いけど縮れてるので、スープがサラッとしてても程よく持ち上げる。
でね?チャーシューの量がすごかった!
プラス、すんごいジューシー!!
ほのかな甘みも好きだったんだけど、すごくジューシーな仕立てで、噛むと脂も相まってジュワー!っと!!
あらら、こんだけお肉が入ってて麺質も良くスープもTidy。わお。これで90kならむしろ安いと言って良いのでは?
Shanghai Guo Tie
焼き餃子かな?と思うものがあって、しかも2つってことだっので、ちょい食べできるかと思って頼んだら…
え。
でか。
羽?が生えてる???
お、重いwww
そしてかぶりつくと、わー!憎々しい!ミンチだけじゃなくエビも練りこんであって、肉々しくはあるけど、よくまとまってて弾力もあり、いい感じ。
タレがねー、また美味しかったのよ。こういうの大量に仕込めるお店の強みよね。家で都度作る程度の量では出せない感じの。
とか言ってて、もしかしたら既製品かもしれんけど(笑)、こういう配合のタレ、あまり遭遇したことがない。
うんうん、美味しい!
多すぎるかなと思ったけど、ぺろりよぺろり。
あらー、この日頼んだのはどれも当たり!
Guiling Gao
亀苓膏です!
以前他のお店でも食べたけど、私好きなんです。ただホーチミンのはどっちかというと仙草ゼリーの配合が過多なところが多い。その方が食べやすいから通りなんだけどね。
こちらのは…うん、悪くないけど、やっぱりちょっと仙草ゼリーが少し多めかな。もっと苦くてもいい。でも美味しかったです。つるんぺろんつるんぺろん。
素面で、軽めの食事をしただけですが、うん、満足。これはもっとちょいちょい来て色々食べてみねばなりません。
24時間営業ってのも、覚えておくといいですね。旅行者さんのフライトによっては変な時間につくこともあり、空腹だったり待ち時間があったりするとき便利かも。
ベトナムに来たのに中華?と思われるかもしれませんが、ベトナムのローカル麺もありましたし!
しかもどれもそれなりに期待できそう、となると、もっと活用したいですよね!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Tan Hai Vang 新雲海
164 Nguyen Trai Q1
Time: 24 hours
Spent: 250,000vnd/ person
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