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【2019年5月のイベント】ホーチミンのお茶処・Scarab Saigon さんで新茶会!

カフェ

さて、LINE@にて告知・募集したScarb Saigon さん主催の、新茶会に行ってきましたよ!!これがアータ、すっごいお得だしすっごい美味しいし。。。

次回こういう会が開催されることがあったら万障繰り合わせモード推奨( ・`ω・´)b

爽やか新茶のウェルカムドリンク

さて、お馴染みのScarab Saigonさん。図らずも知った顔が参加者の中にいてくれてホッとするなど。

でも考えて見たら、ここでのイベントみたいなのには出たことなかったな。到着して見て、ずらりと並ぶお茶のセットを拝見し、あーなんかイベントだイベントだ、みたいな(笑)

そもそも最近、私用のための時間がなかったしな…orz

そんなバタバタの毎日だからこそ、美味しいお茶で一服。
この歳で知るってのもお恥ずかしい話なんですが、美味しいお茶ってほんと美味しい(語彙力

そしてこの日は、なんと水出しの煎茶でお出迎え。やだなにこれ。すごい爽やか。すごい甘い。

あ、甘いって言っても砂糖の甘さじゃないよ、もちろん。お茶の甘み。お茶の旨み。そして新茶ならではの初々しさというか爽やかさというか。

お茶の成分には殺菌作用があるなどと聞きますね。ひやりと口に溜まり、するりと喉を滑り落ちていくごとに、なんだか体の中が清められる気がします。

悪いものが清められすぎて、ちぇりさんが全部いなくなったらどうしよう、などと心配したのは内緒です(。-_-。)

そういえば、面白い話を聞きました。
お茶の成分に関しては、カテキンだなんだというのが研究され流布されておりますが、昨今は、水出しで作ったお茶にのみ含まれる成分ってのが見つかり、それが免疫力をつけるのにとても良いと言われてるようですね。

日本でもこれからの季節、そしてホーチミンは一年中w、水出しのお茶が美味しいシーズン。これは試して見たくなるかも(^・^)

今更ながら、お茶の入れ方

この日は新茶の淹れ方、引いてはお茶全般の入れ方につながる基本を教えてもらいました。

ざっくりは知ってるつもりだったんですが、まぁやってないし(マグカップにお茶パックに閉じ込めた茶葉を放り込むという乱暴さ)ちゃんと意味を知るのは大事。

と言いつつ、我が家に急須がないんだけどね(苦笑)
買おう。なんか良さげなの。

そしてこの日使った茶葉がこれ。お茶を入れるときは1人分2g目安だそうですが、1回最低使用量が5gくらいとのことで、この日は3人分を淹れることに。

まー、茶葉の香りを嗅ぐだけでいい香り!旨みを感じる!お湯注がずに、そのままスーハーしていたいくらい(←怪しい

そしてプロフェッショナルのデモンストレーション。急須を温め、お茶を淹れるためのお湯の温度を下げます。

お湯の温度を下げる際には、沸かしたお湯を湯冷ましに取って更に湯飲みに注ぎ、それを茶葉を入れた急須の中に移すんですが、昔はこれ、

「ぬるさが必要なら水入れたらええやん?」

などと思っていたのです。あれです。外国人が、「すり鉢なんか使わんと、とっととフードプロセッサー使ったらええやん?」という合理最優先主義の発想。

しかし、ものにはちゃんと理由があるのです。すり鉢で当たるには「食材に熱を持たせないようにし、鮮度と風味を保つ」という理由が存在します。

またお茶の場合は、都度、キッチリ急須の中のお湯は切りきることが大事=キッチリ用意した湯飲み茶碗分のお湯量であることが大事。それをいちいち計量カップで測るのも風情がないし手間もかかる。

そこで飲む湯飲みに入れてそれを急須に移せば、量がキッチリわかるという話。そして湯のみも温まる。そして温度のちょうどよくなる一石三鳥。

とはいえ、その温度というのも、エアコンの風に当たる場所にいるかとか、そもそも器がどのくらい冷めているのかとか、お湯の量にもよりけりなので、ここは経験ですなぁ。

お茶をよく淹れる方ならではなのTipsなんかも教えてもらえて「へーっ、ほーっ」の連続。まぁ如何に自分が普段いい加減にお茶を淹れてるかというのがまざまざと。。。

しかし、それにしても綺麗な色だと思いませんか?美しく美味しく淹れた新茶は爽やかなみどりが深いのに透けており、実に清々しい。

そしてこれ、急須からは都度、急須を振るようにして最後の一滴まで絞り出すのですが(そこまでしてなかった。。。)、その一滴が加わるか加わらないかで、湯飲みの中の色が変わる。

え。そんなに?というくらいの影響力。

お茶の一滴にこんなに味と意味があるとは。
ね。知らない人間は見逃すのよ。見つけられないの、美味しさを。他のことでも同じ。知らないと、色々便利なことや楽しいことを見逃してるんだろうなと思わされる一コマ。

知らないって、勿体無い(。-_-。)

いただいてみましたよ

というわけで、第一煎をいただきまたが。。。

んっま〜っ、なんと味の深いことか!それでいて軽やか爽やか。更にね、先ほども言いましたように、急須からの1滴2滴でも味が違う。

周りの方がされていたのでちょっとご相伴にあずかったのですが、座っている場所によってお湯の温度が変わる=お茶の温度も随分違い、同時に飲み比べてみると、え?こんなに変わるの?!という御驚きが。

ワタクシ、Vetter(日本人向けフリーペーパー)さんで食品食材の比較記事を書いているので、「同時に比較することの楽しさと重要性」はわかってたつもりだったけど、こんなに如実に差が出るものも珍しい。

2煎目でも大変美味しく、さすが美味しいお茶は3煎目も。。。と思いましたが…

お茶の成分というのは、1煎目でかなりの部分がお湯に溶け出すそうですね。2煎目がその残りからいくばくか。

でも3煎目になるとほとんど体に良いとされるものの有効成分はないそうです。色も味もまだ出てるから、も、3煎目意向を飲む理由にはなると思いますが、どうせなら名実ともに良いものを体に入れる方が良い、と考えるなら2煎目までということらしい。

更に。。。

都度、急須にはお湯を残さないようにする、というのは聞いたことがありましたが、これ。1煎目を淹れ終わって2煎目のためのお湯を注ぐまでの間。

急須の蓋はずらして中を蒸らしすぎないようにする。

し、知らんかった。。。(・∀・;
余計な蒸らしや加熱が入ると、お茶の色が悪くなったり風味が落ちたりするそうです。。。ただの形だけの「作法」じゃなくて、こういうことには意味があるのね。。。

そして知らないが故に、美味しさを逃していたのでした。ああ勿体無い。

新茶なので、出がらしのお茶っぱが非常に柔らかくて美味。3煎くらいまで淹れたものであれば、どこに柔らかめのポン酢をかけておひたしのようにしていただく、というのも良さそうな。

そのまま食べるなら柔らかい塩。いえ。何もなくても大変美味しかったですが。新茶を楽しむ時の醍醐味。出がらしでも茶葉が美味しいって素敵だわね。

お食事ターイム

さて今回の新茶会、会費は500kドンでした。もうね、ホーチミンで新茶をいただける、さらにはプロフェッショナルに指導を仰ぎながらなんて、それだけで十分元を取った気になってたのですが…

花籠ランチがついてきた( ̄ー ̄)
いつもの通り、美味しいご飯、お惣菜。

ズバ抜けて派手やかな何か、とういわけではないのですが、相変わらず一つ一つ丁寧な印象。ホッとする味。

お味噌汁もお出汁がちゃんとしとると美味しいわいねー。この手の定食についてくる味噌汁、まぁいい加減に作ってるものが多いから、日本でも。

ベトナムでこんだけのものを継続するって、かなぁり大変。正直なところをいうと、実際私が伺った際に、ほんの気持ちだけ気になることがなかったわけではないけれど、ご報告すると即座に対応されておられる。

任せっきりでずっと確実に安定、なんてのは滅多とない話で、ベトナム、ホーチミンで人を使われるというのは、かくも大変なものなのか、と垣間見る思い。

もちろんそれは私が [壁]ω・) こんな感じで見てるからで普段はそんなのお客に見せないようにされているわけですが。。。頭が下がりますなぁ。

お土産までいただいた

で、ご飯まで頂戴した上に帰り時にはこれ。

あーっ、左の美味しいやつ!!フレーバー緑茶というのは、あまり好まないのですが、こちらの、素材にこだわられてるせいか、「ちゃんと美味しい」んよなぁ。

そして右側のは何ナニー?と開けて見ると。。

新茶(≧∇≦)
こんなに美味しいのかと知ったばかりの、新茶!!

これは旦那さんと一緒に飲もう。でも急須買わねば。なんならガラスのテイーポットとかでも大丈夫ですよ、と言ってもらったけど、急須がいい。

Scarab さんを象徴するもの

ところでこの日。こんなものが配られました。

新茶の淹れ方インストラクション。これ、日本語とベトナム語で書かれてました。

それもそのはず。今回12人くらいいらっしゃったのかな?参加者の中で、なんとベトナムの方が5人!!すごくないですか?!

中にはもうお茶のスペシャリストと読んで言い方までいて、私、その方の近くに座ってたもんで、色々日本茶のことを習いました( ̄ー ̄)

ベトナムの方が興味を持って、日本文化を好み、理解してくれる方がいて、そんな方達が集ってくれるお店というのは、もうそれだけですごい文化貢献をされていると思われる。

そもそもこんなイベント、行きたくても行けないタイミングの方が多かろうから、実際に参加できてる方ってかなり絞り込まれてると思うんですが…

その中の約半分弱がベトナムの方。すごくないですか?地元に根付いてやっていかれようとするお店の姿勢が見事に現れていらっしゃる結果じゃなかろうか、と、私なんかは感心しきり。素晴らしい。

何はともあれ

こんな感じでとても会費が500kとは思えない内容!ってか、これで儲けようとしてないよね( ̄ー ̄)

日本にいても私にはなかなかない機会をもらえた上にこの待遇。今回は2日間のワークショップということで逃した方も多かったかと思いますが、次回、こちらでまた何かイベントがある時には、ぜひ参加して見てくださいませ!

きっときっと、美味しいお茶の世界が広がると思いますヾ(@⌒▽⌒@)ノ

↓普段は一応貼ってるCMですが、今回は千茶荘さんの期間限定の新茶見つけたので、ピンポイントで貼って見ましたよ( ・`ω・´)b

お店情報

※こちらのお店は既に閉店しています

Scarab Saigon
27 Nguyen Trung Truc Q1
Time : 07:00 – 22:00(平日)23:00(週末・休日)
Spent : 350,000 vnd 

 

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