フーコックに行くのなら、バリッとリゾートホテルに泊まるぞ!と思われてる方のチョイスに上がってきそうなこちらのホテルのレポをサクッと!
端っこ好きの我が家
我が家、端っこ好きなんです。
どこそこの最西端、とか、どこそこの最北端、とか。
で、今回はフーコックの最南端に行きたいね、ということで、こちらのホテルをピックアップ。
どんなホテルか、ということはあまり調べず、アコークラブ(我が家が加入しているホテルグループメンバーシップ)のグループホテルだったということと最南端ということが重なったので、無条件にトライ。
ちなみにこちらのホテルは、近くにある JW Marriott とベトナムの出資者が同じで、ちょっと他とは一線を画したエリアにあり、このように幹線道路から、その二つのホテルの敷地はこちらはこちらです、みたいなサインが出てる。
ここを入るともう、そこは JW Marriott と Premier Resort の敷地、くらいの演出感があります。その途中にも建設中のレジデンスになるのであろうビルがブワーッと並んでてもう…
それらももし同じオーナーだとしたら、「地球買えるんじゃね?」と言いたくなるような資産の持ち主に思えてしまう。
スケールの違うエントランス
広大なのは土地だけでなく、それぞれのホテルの敷地も相当広い。それに見合うように、エントランスからフロント、ロビーもななかもうだだっ広いw
の割に、置いてるインテリアがとてもセンスが良くてオシャレでもある。東南アジアのまだあまり開発が進んでない時期にとりあえず土地を買って話を進めてみた、的な雑なんじゃなく、色々と計算されてる感。
ウェルカムドリンクのも可愛らしく、スタッフも親切。
が、部屋に行く際には、フロントを過ぎてこんなエスカレーターをおります。
エ…エスカレーター…???(・∀・;
するとここがビラに続くスペースとなり、遠くの人はバギーに乗って移動。たまたま私たちの最初のお部屋はここからすぐ近くだったので、歩いて行きました。
ホテルなのに宿泊する建物が見えないというのはどういうこったwww
この時期だからか、本来二人には広すぎるお部屋が
さて、お部屋は一応区画ごとにエリアが分かれてて、それぞれに料金もちょっと違うんですが…
スタイルとして、めっちゃでっかいヴィラが充てがわれました。
本来なら6〜8人仕様のお部屋。
広い。。。
それを予約時に2人で申請していたので、3部屋あるベッドルームのうち、マスターベッドルームだけを使える形にしてのご提供。
まあこの1階のリヴィングスペースは何人で予約しても共有なので変わらんのだけど。
二人で一泊$200ちょいだったので、そんなない高いわけじゃないけど、ゴリゴリ安いわけでもないという感じ。
テト時期はもっと込み合うだろうけど、私たちが行った12月はまだ閑散としてるように見えたので、安くなってたのもあったと思われ。
これは、ベランダ側から見た同じスペース。広いわ。。。
階段を6〜7段登った所にある中二階みたいな所にもお部屋があるけど、ここは施錠されてました。
2名で止まるのにお部屋をあちこち開けられてはお掃除とかが大変でコストかかりますもんね。
というわけで、マスターベッドルームを使わせてもらえたのですが、ちょっと不便だったのがそれ、先ほどの中二階からさらに階段を登った所にあって、結構遠い。。。
例えば一般的なホテルの部屋だったら、二人で全く別のことをしていても目の端には入るし、「ねえねえ♪」と声をかければすぐに会話ができるのですが…
こちらだと、一人がベッドルーム、一人がリヴィングにいると携帯で会話することになる(-“-;)
大人数だとプライバーシーが保てていいんでしょうけどね。
そして、でた。またもやバスタブがむき出しに(-“-;)
下の写真の右手側にトイレとシャワー室が別にあります。
まあカーテンでベッドスペースと仕切られてるからなんとなくまだましですね。。。以前ご紹介したこちらよりは⬇︎
そのバスタブスペースが洗面台に区切られるようにして現れるのがデスクスペース。これはPC作業とかしやすくていいな、と思ったのだけど…
全体的に、コンセントが少ない。
そして部屋が広いので、電源撮れるところがあっても、自分が居心地の良いソファまでコードが届くとは限らない。
ので、もしなが逗留するなら延長コード、持って来といたほうがいいです。まあこんなホテルに泊まりに来て仕事すんなよって話なんですが(苦笑)
そして、ベッド。広々。そして採光が良いので朝とか目覚めが良さそうですな。そのベッドに寝そべった先のベランダに見えるのは…?
南国の海。
このヴューはよかったです。
ベランダスペースも広くって、置いてある椅子なんかも座り心地よく、夕日が落ちるのを眺めました。
残念ながらこの日は雲が出てたので、ジュー!っというところは見れませんでしたが…
夕日、綺麗。
ヴィラごとのプール
このヴィラには内湯、じゃなく、内プールがある。
そんなに大きくはないのだが、私のように溺れてると見間違えられる程度の泳ぎしかできない人間にはちょうど良い。
そして大勢で来ているときは、ガチで泳ぐより、水着でプールに浸かってきゃっきゃいいながら、たまに上がってプールサイドでビール飲んで…
みたいなことをする際の「アイテムの一つ」としての役割が大きかろうから、十分だと思う。
ただ…
このプールサイドにシャワーがない。もしかしたら欧米系の人、ベトナムの人は気にしないのかもしれれませんが、この手の場所にあるプールは塩素がガンガン強い。水から上がったらシャワーは必須なのだけど…
お伝えした通り、リヴィング=1階にはシャワーがない。そして一番近い中二階は閉鎖されてる。ので、濡れたまま、2階のマスターベッドルームに行かないとシャワーがないんである。ちょー面倒。
それもまあ、水から上がったら気にせず乾くまで外にいて、屋内の活動にスムーズに移行、という方も多いんだろうから、全く個人的な希望に対する不満でしかないと思うけれども…
「動線が悪いー!!!」と旦那さんはムイムイしてました(笑)いつもとても穏やかだし、少々のことはポジティブに捉える人なので珍しくて面白かったw
では本ちゃんプールはどうなのよ?
では、ホテルとしての本気のプールはどうなのよ?というところなのですが…
広い広い敷地の中程にプールエリアがあります。敷地内のどこかに行くときはバギーで移動するのですが、その通り道にみたところによると…
かなり広大。
もうなんか巨大な流れるプール的な(流れてはないけど)、それ単独で一つのアミューズメントパークとして成立しそうな勢い。
綺麗なんだけどさ。。。
これ、相当見世物になるな。。。絵になる人はいいんだが、ここにいきなり「アザラシが出没ー!!」とか騒ぎになっても困るので、ワタクシは自粛しておこう。。。
暑い時期、この半分水に浸かれる椅子は気持ちよさそうだたけどね。もっと人が多かったら、見世物っぽくならなくて済むのかなー。自分的には楽しみにくそうなプールではあった。。。
自分的に興味のある食事はどうだ?
さて、自分的にはホテルレポ=そこの食事のレポ的になってしまうわけだが、こちらの場合は…?
夜のバースペース
ウェルカムドリンクのバウチャーがあったので、夜、バーに飲みに行った。
こんな感じでバギーで移動。
もちろん歩いてってもいいんだけど、平気で10分以上は歩く距離あるので、自分のヴィラの場所によってはバギー一択。
特に今回泊まったお部屋の一つは「入り口に近かった」ので、奥の方に集まる諸々の設備には必然的に「めっちゃ遠い」ということになる。げっそり。
そういえばプールにバーが併設されてて、なんだったらバリとかにもよくみられるような、水中でバーカウンターに直接アクセス、というのがあるそうなんだが、割と早い時間にしまってたので、通常のバーへ。
と行っても、レストランスペースの一角をバー仕様にしてある感じ。
全体のお客さんが少ない上に、そこそこ遅めの時間だったのでちょっと閑散。
ちなみにバウチャーで飲めるドリンクは制限があるらしく、とりあえず飲みたいものを飲みたかったのでバウチャーは使わず、普通のオーダー。
価格帯的には、カクテル類が1000円前後と、ベトナムの5つ星ホテルの一般的な価格帯。
この会場はビュッフェなどが行われるメインダイニングになるらしく、相当広い。そして1テーブルごとのスペースもゆったり。
なので、団体様とかには良いと思われる。
で、カクテル。
うん、かなりイマイチ。
そしてそれは、別の要因があったからかも知れない。
BGMがひどかった。
DJらしき人が入ってたんだが、音量も音バランスも悪い上に、途中でぶっつり切って次の曲を流し始めて曲を繋いでるつもりらしかった。
あんなもの、中学生でもしない。せめてフェイドアウトさせながら移行するだろう。
ものすごく質の悪い人に音を任せて店の雰囲気が保てると思っているのか、誰も注意しないのを見るにつけ、それらをジャッジできる人がいないのか。
別に極上スピーカーであることや、世界チャンピオンみたいな人を呼んでこなくても良いけれど、音楽に無礼な人は本当に嫌いなのでわたし的には心象最悪。それがカクテルの味を落としたのかも。
ただ、よもやアレを連日入れてるとは思いたくないので、日によっては良いDJさんがいるかもです
朝食は?
朝食会場は別にあります。
翌朝、そこに出向いて驚いた。
これまた広大なスペースに人、にゅーにゅー!!(たくさん!)
ホテル全体の敷地が広すぎて、まばらにしか人が見えてなかったので(ガラ空きじゃん)とか思ってたけど、この日は週末。
最近は海外からのお客さんが少ない分、Weekend Buisness と行って、週末を国内で謳歌するお客さんが多く、特に家族やグループで動くのにこういう場所は最適なのか。。。
ワッチャワッチャ。
かなりのスペースに、如才なく食べ物は置かれてるんですが、どこもそれなりに混んでいて、この時期にこのビュッフェスタイルは…というのと、子供が野放図に飛び跳ねてるので、その子たちにぶつからないようにするのも気をつけないと。
逆に、お子さん連れには気兼ねなく連れて行けるホテルだとは思うんです。ただ、ピーク時間はいつだったのかわかりませんが、8時くらいはピークもピークだったようで、あちこちでおめあてのものをもらうのに並ぶ始末。
あと、大人数対応するためか、広くて色々置いてあるように見えて、同じ内容のものを繰り返し置いてあるのも特徴。
このジャムとかも、レイアウトをばらけているので、あたかもいろんな種類のものが置いてあるように見えますが、せいぜい4種類くらいのものだったかと。
大人数をこなすことに注力しているので、サラダも勢いこんな感じで、大盛りにできる単品の皿を並べる感じ。
ホットディッシュの、特に麺類のところはずーっと大渋滞。わたしも一応確かめたくて、朝食会場で並ぶ趣味は一切ないのですが、並んで食べたけどその価値は無し。
あとこのカスレ的なものがすごく残念だった。これも大人数をこなすことに注力しすぎて、鍋を開けると…
「キャベツが蒸されただけのやつ」「人参茹でただけのやつ」「蒸かし芋だけがゴロゴロ入ってるやつ」など。もちろん調理されたボーコーとかそういうのもあったんですが、サイドにしても手がかかってない。ホテルで食べる甲斐が」見えてこないんです。
ベトナムの5スターで、こんなチーズの出し方してるところもあまり見かけないし…(これは他のホテルが優秀すぎるというのもあるかもだけど)
気になったのは、このオートオレンジジューサーくらいのものかしら。上のストッカーにためてあるオレンジが自動でゴロゴロ落ちてきて、カットされてスクイーズ。これは見ててちょっと面白かった。
あとお茶コーナーが充実してたかな。
例えば、朝はあまり食べなくても良くて、シリアル程度+フルーツ+お茶、ということならいいと思うんですが、あまりの喧騒に、5つ星もリゾートもへったくれもないのを残念、と思う人には向かないかも。
平日ならさほどでもないかも?と思ったけど、月曜日はダメでしたね。外から見ても人がいっぱいで、その日は朝食食べなくていいや、と回れ右したくらいには、わたしには合わなかった。。。
我が家みたいな2人だけの滞在者で、落ち着いて楽しみたいというニーズを持つ人には、ちょっとこの朝食スタイルは残念かな、という印象。
でもこれはホテルが悪いというよりは、このホテルがどういうところかを見極めないで、場違いな予約をしてしまった自分達に非がありますな。だってここを選んだ理由が「南の端っこだから」だったし(笑)
いや、失敗失敗。
そういや以前もフィリピンでこういう大型リゾートに泊まって大失敗をしたんですよ。行って見ないとわからないこととはいえ、安めの大型リゾートホテルにはありがちな傾向かなーなんて。
大勢で騒ぐとか、質を求めるよりも環境を楽しむこと優先!な場合には、逆にいいと思うんですけどね!
ダイニングからの脱出
あと、これは経験するまで想像もしなかったのですが…
お部屋から、行きたい施設に行くためのバギーはいいんですよ。
呼んだらだいたい来てくれるし、ちょっと時間がかかる時も「あと10分くらい」とかって言ってくれるしそれが正確だから、バギーが来るまで部屋の中でくつろいでればいい。でも…
ダイニングやその他の設備から撤収するタイミングって、重なることが多い。ましてや先ほどの店内の様子。すんごい人数がいるわけです。すると、1台のバギーにのれるのはせいぜい10人。
なので、掃けない掃けない…orz
朝食に2泊中、1度だけトライした時は、20分くらい経ってもちっともくる気配がなかったのでなので歩き始めたら、マーフィーの法則発動で、その後すぐに乗れたらしいのにシューっと追い越されてしまう事態が発生…orz
幸いにも、一度乗せてもらったフリーのバギーの運転手さんに遭遇して乗せて帰ってもらえたけど、下手したら30分とかそれ以上、平気で待たされることがありそう。混む季節になるとさらに。
広くてもバギーがあるから楽チン、と最初は思ってたけど、専用のバギーがあるならともかく、共用である事を考えたら、不便ではある。。。
インルームダイニング
で、ダイニングが気にくわないからと言って、歩いて出れる周りには何もないどころか、そもそも敷地内から出るのも大変なくらいの広さ。つまり…
「ホテルの敷地内で食え」
というのが前提の陸の孤島。どうするか、と言いますと?
インルームダイニング。
これ、わたしは泊まったホテルでは可能な限り楽しんでみる。だってダイニングでいただくのとは、サービスのスタイルも、なんならレシピも変えなくてはいけないので、ホテルの姿勢を見るのにとても有用なのです。
ちなみに Covid の影響か、こちらではお皿などでの提供は今しておらず、こんな感じのデリバリースタイルでお部屋に持ってきてくれます。
メニューはかなり限定的ではありましたが、それなりにチョイスがあり、主にファミリー層向けのものが多かったです。
以上。(お察しください)
ここで頼むなら、まあこれなら…というのもあったのですが、それはまた別の機会に。
総評
というわけで、あくまで我が家としては、再訪はちょっと厳しいかなという感じ。
ですが、これがお友達グループ10人くらいで、とかなると話は別です。めっちゃ安く楽しく、あのヴィラ使えると思います。
あと、お部屋の押さえ方によって楽しみ方も全く変わってきたりします。そりゃ、街の数区画分くらいの敷地があるんだから、どこもが同じ条件で楽しめるわけじゃないですもんね。
その辺も念頭に置いて、お部屋を選ぶところから綿密にやり、滞在中の食事の確保に工夫を加えたら、かなり楽しいものになると思われます。
その辺の傾向と対策は、リゾートホテルにありがちなこと、ってことでまとめて、また後日。
ひとまずは、こちらのホテルを抑えようと思ってる方のご参考の一つになれば(^・^)
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