なぜか昔からベジタリアンレストランが多く集まる場所があります。お寺が近いからとか関係あるかな？で、知らないお店があったので行ってみましたよ(^・^)
ベトナム料理屋さん密集ヘム
このヘム、ザクっと見ただけでも４件のベジタリアンがあって、さらに数軒のベトナム料理のお店があるんです。もうベト飯アラカルト店密集地隊。
久しぶりに行ったらお店変わってたんですけど、やっぱりベトナム料理だったりベジタリアンが引き継いでた。
近所にオフィスとか多いんですかね。アラカルトという形態のお店、しかもベトナム料理ばかりがこんなに集まってるってすごいなと😅
で、このヘムの奥の方にあるってことらしかったのですが…
んん？
なんかピンクとグリーンのネオンサイン？私がGoogle Mapで見た様子だと、なんかちょっとシュッとしたシンプルなお店だったのに？？？
さらにそのネオンサインの下では、どローカルのベトナム料理屋さんが。いやまさかあれじゃないよな？？？イメージが違う。。。
と思ってたら、どうやら突き当たりを左に曲がるようでした。
何も、ない（笑）
が、めげちゃいけない。左って書いてたので信じて進んでいくと、ほどないところにありました。
これだ。
これだこれだ。
なんだこの南禅寺の湯豆腐屋さんみたいな雰囲気は。
和食屋さんのような店内
中に入ると、あらびっくり。
なんだか和食屋さんのようなのです。
ローカルの方がデフォルメしたイメージで受け止めた和食、ではなく、日本人が普通に日常で食べに行く和食屋さんの、ちょっといいとこみたいな感じ。
壁にかけられてる掛け軸みたいなのはベトナム書道だったり花文字みたいなのだったりするのですが、どこを見ても。。
和食屋さんっぽい（笑）
これは実は後でメニューを見るとちょっと理由がわかったりもするのですが、絶妙な匙加減のデザインだなあ。
ベトナム料理ベースでこういうデザインのところはちょっと少ないかも。
ちなみに２階はこの時間帯（10時くらい）は完全封鎖してて見にいけませんでした。混雑してくると使わられるんだろうな。１階も結構広かったけど。
メニュー
メニューがね、ローカルエリアなのに綺麗な写真付き且つ絵英語表記もあってわかりやすかったー！
デザインも綺麗だし、お写真も頑張ってる。
こういうところにコストを割けるお店なのですねえ。
ただここまで、綺麗な写真を載せてもらっててもなお、どういう料理かわからないものもあるw
で、ここのお店の特筆すべき点の一つが、寿司。
ああ、それでちょっと和的な感じだったのか！
そしてベジタリアン寿司。みなさん覚えておいででしょうか。
以前７区のお店をご紹介したことを。
おそらくフェイクの魚ネタは↑のお店で使ってるのと同じ。
その他の、野菜を使ったお寿司のバリエーションは少なめのようでした。
ぶっちゃけあのフェイク魚は蒟蒻的な食感で、味に工夫がそんなに凝らされてるわけじゃなかったので、ベジタリアン寿司で勝負するなら野菜を使ったものだろうと思うのですが、
ここは寿司専門店ではないようなので致し方なし。
その代わり。。。
バーガーとかある。
プラントミート、最近はかなり進化してるから、もしかしたら期待できるかも？と思ったけど、結構金額がすることと、次のページにあった。。。
お肉を「模した」商品がいきなりルックスダウンをしててどうなのかなと😅
ここまでめっちゃ手が込んでるように見えたのに、いきなり手抜き感がすごいw
ただベトナム料理になると、俄然頑張ってる感があるんですけどね。
米系レシピはベジタリアンメニューでなくともバリエーションが豊富なので、これは無難と思われる。
こちらもベジタリアンではないお店にもある料理。野菜の本領発揮。心なしか、途端にイキイキした光景に見えますね。
本領発揮。
もちろんいろんな工夫が凝らされることが料理だし、それを楽しむワタクシですが、まずそのままの状態を認めて、同ライン上のポテンシャルを伸ばすことって大事だなあと思ったり。
ところでベトナム料理のお店はドリンク類が充実してるの、いいですね。ノンアルドリンクが楽しいです。
デザートもあるんですが、朝の9時から通し営業なので、ご飯どきで混んでる時でなかったらカフェ使いするのもありかも知れませんね。
ちなみにお茶は、上記の写真のようなものが出てくるかと期待してたら、後述の様相のものが来たのでご期待されすぎませんようにw
や、お茶は美味しかったんですが。
Tra Cung Dinh
これ、キャンディーじゃなくてお手拭きねw
小さなパッケージを開けたら圧縮されたペーパータオルが入ってるので、添えられてる水にいちょっとつけてください。
どっぷりつけたら手を拭く時にびしゃびしゃになるので、ちょっとつけて染み渡るまで待って、足りないようだったらまた浸けるようにしましょう。
軽く１杯だけのメニューもあって、それだと30k未満という手軽さなのですが、メニューにあったティーセットを写真に撮りたくて、ポットを注文。が。
うわーん、全然違うw
まあお茶は美味しかったのですが。
Cung Dinhは、宮廷、とかいう意味だったかな。
非常に抽象的なネーミングですが、多くの場合、漢方的な素材を用いて、若干薬よりな風合いを帯びることが多いのが特徴。
なのでそういう薬くささが苦手な方には不向き。
自分には嬉しいのですが。
ポットのお茶、130kとか140kで、なかなかな金額だな、と思ったけど、この内容を知ると、圧倒的に、安い。私には。
Nem Padme
店名が冠された、揚げ春巻き的な料理。
北のスタイルだと、こういう四角い形になる。
ベジタリアンの名店、↓
でも外せない、というかこのメニューを食べたくてこの店に行くという人もいるほどの人気メニューで、見た目も似てる。さて、どんな感じなんだろう？と、好奇心半分もあって頼んでみたら…
あら美味しそう♪
hum…さんのよりもちょっと色が鮮やか、ニンジンやハーブの量が違うのかな。
皮はちょっと似てますが、こちらの方がフラジャイルかな？
そしてついてくるブンがツヤッツヤで綺麗！
そしてうん、割って中身を見てみると、きのこ複数種類、春雨、ニンジン、いろんな食材の食感がくっきりと輪郭を持ってて楽しい！
ちなみに麺はどのタイミングで食べるのかというと、同時です。
手元の小椀にそれぞれの材料を好きなだけ入れて、添付のソースをちょっとかけて混ぜて食べる。
ハーブはお好きなものだけをどうぞ。
ちなみにアップで撮るの忘れてましたが、手前んメインと奥のハーブ内だに描かれてるライン。バナナとスターフルーツの輪切りで作られてますが。。。
これ、どっちも私ん井は鬼門。
スターフルーツ自体は熟れたものは好きなのですが、この状態のものはかなり酸っぱく、時に渋いです。そしてバナナのスライスの方は渋いの塊です。
ベトナム料理のお美味しさのほとんどには同意するのですが、このバナナの渋さだけはよくわからん。
ちなみにベトナム人の友達に、これはそんなに好まれてる味なのか？と聞いてみるのですが、未だ「私好き！」と言ってくれた人には遭遇してない。食べるには食べることもあるけど、という消極的な意見多し。
ただしもちろん好きだ、もしくは気にせず食べているという日本人もいて好みの話だとはもうのですが、とにかく渋いのでご注意をw
まあ間違えて食べてもその渋さは数十秒で消えてくれるので、’その間やり過ごせば大丈夫なのですが。
Pumplin Curry
で、一品だけ頼むのもなんだよなあ、と思ったのでもう一品。
ジャジャン。
カレーです。
実はグリーンカレーというのもあって気になったんだけど、お店の人に「どっちが好き？」と聞いたらこっちだというので、今回はこちらに。
結構鬼門なんですけどね、ベトナムカレー。甘々なことがよくあるので。
おおっ、具沢山。
ベースはウコンというより、かぼちゃの色ですわね。ってことは甘いかな？と思いきや、おおっ。これはコクがあって諸々のバランスもとても良い。
そして、鋭い感じじゃないけど、あと口にサラサリと粒子の細かい辛さがじんわりくる感じ。美味しい美味しい。
そしてこれに具沢山の具材の数々。ニンジンやお芋さんはそのままとして、豆腐のキューブみたいなのは豆腐にあらず。
しっかりしてるから水を抜いたもおの？と思ったけど、そうでもない。豆腐を再構築してるか、豆乳に細工をして濃度と弾力と密度を上げているか。
そしてこれは菌糸のものかなあ。フェイク肉ですが、大豆タンパクはなく、ご覧の通りの繊維がしっかりとあるタイプ。
肉そのものとは言いませんが、牛のモモを角切りにして似た時の食感みたいな錯覚が。
以前、
で遭遇したフェイクミートに似てる。
もちろん味は動物性タンパク質のそれではないのですが、ソースの濃厚な旨味と相待って、実にたくみに感じました。
これは。。。
他の料理にも期待が寄せらるのではなかろうか。
お寿司にしようかとも迷ったのですが、今回はカレーを頼んで正解。このお店の料理のスタンスをちょっとだけ垣間見れたような気がします。
ここ気をつけて＆お気を確かに！
ところでこちらのメニューブック。
ちょっと気をつけて欲しいのですが、１品につき数字が２つ添えられていて、一つは価格。もう一つは。。。
Calo。
Kcal = キロカロリーのことらしい。
写真やレイアウトはわかりやすくて良かったのですが、文字の視線誘導とかはあまり上手じゃないみたいで、うっかり見間違いそうになるので注意。
そしてこのカロリー数なのだけど。。。
上記のかぼちゃのスープに関してはそのくらいかなあ？と思うのですが、例えば、
へっ？！このトリノ餌みたいなサラダで320kcal？
トマトとイチジクのサラダ・ハイビスカスソース添え
これ、盛り付け通りだとすると、トマトは100gあったとしても20kcalくらい、イチジクは50gくらいのものだろうから、せいぜい30kcalくらい。
でも表示には、320kcal ってなってて、添えられてるハイビスカスソースが化け物みたいにカロリーが高いか、実は写真はチートで、山盛りのトマトといちじくが丼で出てくるか。。。
他のメニューをざっと見ても、腑に落ちない数字が多かったんですよね。
下手したら100g基準で算出してるカロリー数を、グラム換算せずに足しちゃってるとか（それでも上のトマトとイチジクのサラダは数字が足りないけどw）なんかちょっとズレてる気がする。
まあざっと見、多めに出されてる傾向があるようだから、カロリーをたくさん摂らないといけない人以外には問題ないと思うけど、これ、ギョッとして頼むの控えちゃう人いないかなあw
目安にするのもどうかな？って感じだったのでカロリーの数字はあんまり取り合わない方がいいかも言いれません。もしくは多めで見積もって、実は少ないカロリーしか摂っていない、という流れを得るかw
ともあれ、店員さん達は親切で、何人か英語がわかる方もいてくれて助かりました。ちょっと興味深かったので、また来たいと思います。
運が良ければびっくり演出？
ところでお店を出た時、道路に出る前にちょっとしたポーチみたいなスペースがあり、そこにもテーブルが置かれてるのですが。。。
はっ、はい？！(・∀・;
雲海？！がある訳ないのでこれはドライアイス？！
グアアアア！私は地面から近いところに生息している生き物なので（訳：チビ）高み！どこか高みを探さないと、呼吸がああああ！！（大袈裟です）
いやでも、中央から外れたところのテーブルはまだマシでしたが。。。
中央のテーブルはもう霧に飲まれてる感じ。
すまん、これをロマンチックと捉える頭を私は持っていない。
脳裏に浮かぶのは、The Fog とか、The Mist とか不穏な映画ばかりである。心穏やかにベジタリアン料理を食べて、なんでこんな不穏な場面に遭遇してるの自分。。。（いや不穏じゃないから。。。）
とか具にもつかないことを妄想しているうちに、うわあああああっ、飲まれるぅぅぅぅ！！！（笑）
特にイベントをやってる感じでもなかったし、もしかしたらランチタイムに差し掛かってて、客足もボチボチ増えてるようだったので、ピークタイムにはやってるのかしら。。。
や、おもろい絵が撮れたので私的には「あざっす！」って感じでしたが、ちょっとびっくりしたw
どんだけのドライアイス、使ったんだろう。
最近Co2は削減方向の話しか気いなかったから、久しぶりにこんなに積極的に、且つ無意に排出している場面に遭遇した気がする（微々たる量ですが）。
細かいことは気にしない。
ベトナム、だなあ😅
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Padme Chay
290/28 Nam Ky Khoi Nghia Q3
Time: 09:00 – 22:00
Spent: 450,000vnd / person（頼みすぎです。Nemは持ち帰りました）
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