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【Ho Chi Minh】生活の中に生きる練乳のチューブ入りバリエーション! ~ Ong Tho

食品

ベトナムと練乳はとても密接な関係にあります。多分日本より。その老舗ブランドから、チューブ入りが!

ベトナムの練乳

練乳は牛乳に糖分を加えて濃縮させた、粘度の高い液状の食品。

英語でコンデンストミルクという場合は、無果糖のものを指すことが多いような気がしますが、日本語でコンデンスミルクというときは、加糖のものを示すことが多い気がしますね。

保存性の高い糖をたっぷり加えて加熱凝縮させた商品なので、これは乳製品ですが、常温でも傷みが遅い。つまり、冷蔵庫がなくても生活の中で支障なく使えるということ。

ベトナムでは冷蔵庫の普及が割に近年だったので、この商品は生活背景において日常品となるのに十分な条件を備えていたと思われますね。

プラス、ベトナムコーヒー!

ロブスタをメインとする濃厚なベトナムコーヒーは、濃い!苦い!!クセが強い!!

これに普通のフレッシュミルクを入れても、まぁ負けます(・∀・)
逆に日本のアラビカメインのドリップコーヒーに練乳を入れると、コーヒーが台無しになってしまうのでw、ベトナムコーヒーと練乳はベストバランス。

プラス、先ほど言った生活環境にもマッチしているため、生まれるべくして生まれた組み合わせなのだろうなと思ったり。

なので、スーパーに行くと、練乳のたなの広さ、そこに並ぶ商品のバリエーションの豊かさにびっくりしますが…

その中でも、Ong Tho(Thoおじさん、的な?)の練乳は、ベトナムの乳業会社の中でもあまりにポピュラーな VINAMILK から1976年に発売された商品で、大ベストセラー。

国内のみならず、最近は諸外国でも認知度が上がっている商品です。

チューブ入りだけじゃなくバリエーションも!

で、ちょっと遅くなったのですが、今年、Ong Thoからこんな商品が。

ぬおおおおっ。
チューブ入りは以前からあった気がしますが、なんか味のバリエーションがついてる!!

1本20kくらいの手頃な代物なので、ちょっとこれは試してみねば!

実食

オリジナル味

まあ、練乳ですw
Ong Thoの練乳の味を敢えていうなら、気持ち、軽めではあると思われます。おそらく本当にコンデンスミルクで、コンデンスクリーム(生クリームから作るタイプのもの)ではないんだろうなと。

それだけに使い勝手が良いというか、気軽に使えて危険というかw
ちょっと直に比べてないので確証は持てませんが、日本でよく使っていたポピュラーメーカーの練乳よりも、透明感があるような気がします。

チョコレート

とあるカカオ農園を訪ねたときに、練乳にパウダーココアをバフっと入れてネリネリしてくれ、

「こうして食べると美味しいんだよ!」

と悪魔の囁きをされたことがある。
しかしてそれはとても美味しかった。

なんて危険な味がするんだと思ってたけど、粉末ココアと濃度のある練乳は混ざりにくいので、まあ面倒臭いから自分で作らなきゃいいだけだけだよね、というのをストッパーにしてたのに。。。

なんてことだ。こんなものが。
でもちょっと味わいチープかな。

口に入れた瞬間、チョコレートというよりは、某チョコレート会社のチョコソースみたいな感じがする。廉価の。まあ実際廉価なので、これに高級路線だったり濃厚チョコ味を求めるのは野暮。

安いんだから、安い味を楽しむんです。
ってかこれ、コーヒーに使ったら、ちょっとモカ的な味わいになる?もしかして。やってみねば(๑•̀‧̫•́๑)

ストロベリー

そしてさらにチープな感じ(失礼!)を出しているのがこちら。
パステルピンク。キティさんがこの国に生息していたら、真っ先にコラボしていただろうと思われる。

で、味は。。。

おおお!
これはまるで、サクマのいちごミルクキャンディの味!あの三角のやつ!!

チープだ。チープだが、それがいい!という域のいちご味。コーヒーには合わないと思うが、パッケージにあるようにアイスクリームやヨーグルトに加えたり、トーストにお絵描きするにはいいかもしれない。

常温に置いておくとサラサラだから絵を描くの難しいけどw

チューブ入りバリエーションが語るもの

近年まで、練乳はコーヒーに使われるか、一部の料理日本のちょっと使われるだけな印象でした。が、ここへ来て、いちごミルクとショコラのバリエーション。

これは多分、バンミー以外のパン食(クロワッサンだとかブリオッシュだとか)がメジャーになってきて、合わせる食材が増えてきた、とか…

カラフルに食べるものを彩って写真を撮る文化(SNS映え)が強力なコマーシャルツールになり得る社会傾向があったりとか…

あとチューブになったことに関しては、なんと言っても使いやすさですよね。日本でもチューブ入り練乳が出た時はショッキングですらあった気が。使いやすすぎて。

缶の練乳は開けたらすぐ他の容器に移さないとだし、缶の切り口が危険だし、缶のまま使うのも不便だし。

もっと利便性や使いやすさを求める人が増えたということなのかなぁ、とぼんやり思ったり。

何もしなくても売れているトップブランドがそういう付加価値を付け出したというのは、市場が豊かに育ってるってことなんだろうなぁ、と素人ながらに推察する次第。

練乳なんて日本にもあるけど、Ong Thoはベトナムの食カテゴリーにおいて代表的な商品の一つであり、実際とても愛されてるメーカーなので、お土産にもありかもしれませんね。

ベトナムコーヒーをお土産に買われた方は、ぜひセットで(^・^)

 


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お店情報

Ong Tho
Coop Martに売ってましたが他のスーパーなどでも見かけられると思います!

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