韓国の方に言わせると、海外の韓国料理はイマイチなことが多く、ホーチミンもその例外ではないとのことなのですが、言うても、かなりの数の駅スパッツがおられるので、ワタクシ的にはとても楽しい韓国料理シーンなのです!
2区のあのエリアに!
以前ご紹介した、
こちらのお店のあるエリア。実は韓国系のクリニックなどもあって、実は韓国人街的なものだったりするのかしら?とか思ってたら、最近2区には韓国系のお店が続々増えてるんですってねー。
ただネックなのは、韓国料理屋さんって、メニューに英語も書かないことがある。ごめんなさい、ハングル全然わかんないし、Google翻訳も妙ちくりんなことになるので、なかなかハードルが高かったり。
ですが今回は韓国ごがわかるお友達が来てくれると言うので、喜び勇んで行って来ました!!が…
うわーっ、久しぶりだ。
この界隈で舗装されてない道!(笑)
あっちみてもこっちみて、まだ余剰な感じの土地が豊かだ(・∀・)(物は言いよう)
でも看板らしきものがありました。ハングル表示のお店が周囲に数件集まってたら判別するのが大変ですが、幸いにもこの界隈に韓国料理屋さんは1件だけだったので助かった…。
こんな看板も出てましたけどね。
うん、わからん。ごめんなさい(・∀・;
店正面に掲げられてる看板にかろうじて、Ogamjatang の文字はありました。でもま、この写真を頼りに、行かれる方はどうぞ。
シンプル店内、ちょっとした食堂感覚
ホーチミンで過去に行った韓国料理は、結構大皿ものが多くて大勢で行くイメージのところが多かったのですが、こちらもそう言う料理もありつつ、ランチタイムには一人でサクッと来られて食べて行く方もおられる感じで入りやすそう。
入り口すぐ右手に小上がりみたいなところがあって、可愛いお座敷スペースありました。椅子の方が楽だし、お店の方も奥に通してくださったのでそちらに行きましたが。
多分日本人が珍しいのかな。。。
結構、ギョッとした感じで恐る恐る案内されるなど(笑)。英語もぼちぼちな感じ。うぉぅ…やっぱり韓国語わかる人が来てくれることになっててよかった。。。
わかりやすいメニュー!
でもありがたかったのは、こちらのメニューがわかりやすかったこと!
写真入りー!!たっ、助かる!ヽ(;▽;)ノ
ちなみにやはり大皿料理がメイン。単価がかなり高く感じると思いますが、これ量が多いんですよね。なので一人で来ると、持ち帰り前提か、頼めるものが限られることに。
だから高級料理、と言うわけじゃなく、大人数で食べるべき料理、なんですね。それにしても…
上の写真下段に、卵焼き、チヂミがそれぞれ200kとある。他の料理に比べても、明らかに高い。何事か?と思ったのですが、
「ま、これ頼んでくれるな」
ってことだよね、と言う話で落ち着くなどw
作るのに手間なのか、単価を勘案したギリの価格で作ると手間ばかりかかって利率が低いからか。それでも頼むと言うのなら、この金額なら受けてやるよと言うお話で。
こっち側のメニュー真ん中は、日本でも人気のカムジャタン。ジャガイモが入ったお鍋ですな。それに海鮮が入ったものとか、バリエーションがある様子。
一番右には冷麺もある。その上は…なんとタラコの鍋だそうなヽ(・∀・)ノ
そういえばホーチミンで売られてる辛子明太子(ちゃんと出汁に漬けられた日本で食べられるようなタイプのやつ)も韓国製のが多いですね。日本のも入って来てるけど、単価が全然違うもんな。
タラの卵、結構韓国の方、良く召し上がるのね。ってかむしろ、こう言うチゲ的なものに活用するって、日本よりも日常的に食べてる食材なのかもなぁ。
パンチャン&迫力料理!
パンチャン
韓国料理屋さんに行くと出て来るお惣菜。文化とはいえ、いつもかなりの数に圧倒されて、出て来た瞬間に、「あ、もうこれと白ご飯だけで十分です」と言いたくなるほど(笑)
これ、客には嬉しく、日本だとよほど良いランクのお店でしか見ない(出て来ても数品ちょろっと)ことが多かったので、ホーチミンで韓国領売りを楽しむアドバンテージだよなぁとは思ってましたが…
これ、お店にすると大変ですよね。
いくら作り置きができるお惣菜だとはいえ、ものすごい品数。そしてその質が悪くて、数が少なくても、韓国の方からはクレームの種。無料で出してるものだとしても、みなさん結構厳しいんだそうで。
私なんかはあまりに多いと恐縮してしまって、むしろこれチャージ取ってくれた方が心置きなく食べられるんだが、と思うのですが、こちらのはほどほどの内容と数で胃心地良かったです。さあ、右の胃心地は誤字か意図的か。(いらんこと言わんでいい)
ちなみにこのパンチャン、もっと欲しいものがあればお代わりお願いするのもアリなんですってね。そして日替わりというか、その時々で変わるので、上の写真はあくまで参考程度に。
カムジャタン
そしてこいつだ!!カムジャターン!
数少ない、名前知ってる料理だから威張って言っちゃう!(笑)
じゃがいもゴロゴロで、お肉の定義もあるのかなぁ。豚の骨つき部分のところが入ってることが多い気がする。
っちゅーか、これで一番小さいサイズ。この日は5人いたから良かったけど、2人で行ったら詰みますな。。。まあ持ち帰ることもできるんでしょうが。
辛味は、多分リクエストできるのだと思うんですが、この日は何も言わずにデフォでお願いしたら、じっくり味わえる程度には辛味を抑えてくれてました。
ちなみに最初にちょっと味わって辛すぎたらジャガイモを足してもらうとか、逆に辛味が足りなかったらリクエストするとか、韓国のお店はお客様対応フレキシブルが信条のお店が多いのだとか。
すごいねー、と言ったら、韓国に詳しい方曰く「リクエストが多いねん、韓国の人」とのことw 日本人は割と出されたものを粛々といただくこと多いし、お店も「これがうちの味です!」という職人気質のところがあるから、なるほど文化の違いかなーと思ったり。
一人分ずつ取り分けてくれてこのボリューム。うわー!!と思いますが、実は骨周りのところなので、十分楽しめる量はあるのですが、そこまでめちゃくちゃ量があるわけでもないです。
でも他に料理をあれこれ頼むなら、7〜8人で分けてもいいくらいですね。。。
そしてお肉が煮しめられて、どんなに硬くなっているかと思いきや、ふにゅんふにゅん(・∀・) 箸でホロホロ外せるくらいの柔らかさで、スープに出尽くした出汁ががっつり戻ってきている旨味。
意外に甘さは控えめで、出汁と薬味の風味で食わせているスッキリ系。へー!!!!ここでもちょっと驚いたわけですが、次ですよ次っ。
まさかのアンコウ・チリ炒め!
さて、聞いて驚け。
上のメニュー写真一枚めの左肩。なんか赤い炒め物がある、と思ってたら…これ、アンコウなんだそうです。そう、あの日本で冬に珍重される高級魚、アンコウ!
それを炒め物にする…だと…?もちろん単価はそれなりです。700k。ちなみに同じ写真の右肩に書いてある650kというのは、アンコウの代わりにタラコを使った時の価格だそうで。
いや、この場合は絶対アンコウ。アンコウの炒め物など、ワタクシ史上初めてですっ。
ちなみにこれよりもうちょっと少なめのお皿がもう1皿来ました。わー(・∀・)
あまりに多すぎて、これこそ本当に10人前くらいある勢い。カムジャタンを食べたというのもあったけど、これだけでお腹を満たすにはちょっと単調なところもあるって、結局二人がお持ち帰りするほど余らかしてしまう量でした。
が、アンコウ!!!
ゴロゴロのぶつ切り的なものにしての炒め物!!!なんという贅沢な!!
韓国では素材の下処理にとてもとても手をかけるそうで、むしろ魚や肉の癖をよくよく抑えてから調理に入る傾向があるそうで、なるべく素材の風味を残そうとする日本食とはちょっと違うセオリーのようなのですが…
おかげで、魚臭さというのは極力少なく、そしてアンコウのブリンブリンの食感はそのままに、大きな体の各部位の味の違いを楽しめて、これはなかなか興味深いっ。
下処理仕切ってるぶん、魚の味わい的にはこちらも意外にあっさりで下が、なんせ脂が乗っているので食べ応え満点だし、皮の部分のネットリ加減はお肌が喜ぶコラーゲン。
経口摂取ではそんなに役に立たないと聞くけど、気合いよ気合いっ、プラセボよー!!!(フードアナリストにあるまじき暴言)
ちなみに麺のように見えるものは、なんとモヤシ。
濃いソースに混ざってたら浸透圧であっという間に水分とられてへのへのになるんちゃうんけ?と思うのですが、シャッキシャッキ。まったり濃厚系の食感の中でお口の中をリフレッシュ。
ちょっと飽きが来る気がしたので、私はごま油を追加でもらってチョロリチョロリとかけながらいただきました。そし余ったソースで、「2人前でこれやって」とお願いしたのが…?
ソースまぜまぜ焼き付けご飯!
アンコウの旨みをコメに吸わせて香ばしくおこげも作った上に、韓国のりの風味香る食事の最後のお楽しみ!!ひゃー(≧∇≦)
ただ塩気や甘みが料理全般に抑えめだったので、キムチと一緒に食べるとか、これにもごま油かけるとか、手元で色々工夫をするといいと思います。それ、韓国料理のお店ではそんな失礼になることではないらしいので。ふーっ、満腹!
冷麺は別腹
というわけで、デザート(え?)
冷麺大好きなので、見つけたら確かめずにはいられないワタクシ。5人いたし、どうしても味が見たくて、もう満腹だったけど無理やり強行。
ん、これはちょっと甘めだった。そういえば、以前レポした2区の韓国冷麺専門店のも相当甘かったけど…
そいう味の傾向のものが本国でもあるのかな。でも平壌系だと記憶している、黒くて細いタイプの麺は嬉しかったな。
ちなみにここのはベーッタリという感じではなかったので、酢や、マスタードソースをたっぷり入れて調整すると美味しくいただけました。
頼みすぎには注意
お値段を気にしない人だと、ついついあれこれ頼んでしまいがちかもですが、ご覧の通り、すごい量です(笑)
人数を勘案することと、それなりの金額のものは量を物語っていると思ってもらって間違い無いと思います。このお店の場合。
もちろん余ったものは持ち帰るという手があるので無駄にするしか無いわけではありませんが…とりあえず少数メニューを頼んで見て様子を見てから追加されてくださいませ。
そして、決して傍若無人になって良いというわけではありませんが、より、美味しく楽しむために、辛い・辛さが足りない、なんか調味料が欲しい、などのリクエストはしてみるのが吉。提供可能かどうかはお店に委ねて、ひとまずリクエストはしてみる。
あと、ここのおかみさんが大変感じがよく、親切な方。LINEでデリバリーも受け付けてるようなので、もし行くのは大変だけど、食べて見たいよーという方は連絡してみるといいかも。多分文字なら、英語でなんとかかんとか。
メニューは上にある通りで、LINEの連絡先は、ワタクシめまでご連絡いただけたらおしらせしますー。
やや、良い経験をさせてもらいました。
今度はタラコのチゲ、食べてみたいなー。あの界隈、まだまだ開拓要素が満載だー!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Ogamjatan
38 Vu Tong Phan, Q2
※似た住所があるようで、違うところに連れて行かれた案件発生。Grabなどを使う場合は店名検索して目的地を入れたほうが無難そうです
Time: 10:00 – 22:00
Spent: 500,000vnd / person
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