さあさあ、先日ご紹介したこちらのお店。
肉肉しいバインミーを買いに行ったら、こちらのお店にも注目ですよ!
肉肉バインミーのお隣さんの幸せ
絶対食べて見て欲しい肉肉バインミー(勝手に命名するな)。そこの看板を写真に撮った際、(ん?)と思ってしまいました。
肉肉(さらに略すな)は右の黄色い看板。その左側。
Banh Su Kem!!!
Banh ってのは「生地」的な意味があるのかな。例えば麺料理のBanh Canhとかにも使うし、サンドイッチにのBanh Miにも使われる。ケーキって意味のBanh Ngotってのにもついている。
そして、Su Kem.
スーケム。最後に母音はないから、スーケン(唇を閉じる形で)。何かに、音が似てないだろうか。
ちなみにKemと言うのには、クリームと言う意味がある。su kem = su cream = スークリーム。。。。
シュークリームーーーーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
うん、実は今までベトナムのシュークリームは敬遠がちでした。シュー皮のレシピがイマイチ合わなくて生地の練り方も硬いし焼成温度も時間も好みでなかった。
なので某髭面親父のシュークリームに望みを託しつつ数年を過ごしてきたのですが、先日、久しぶりに食べて見たら。。。
ベトナム式になっていた(–)
ローカライズされたんだろうかね。唯一、日本のシュークリーム的で気に入ってたのですが、全く合わなくなっていた。
ので、今まで諦めていたローカルのシュークリームに再度手を出す気になったのです。いや、それ以前に。。。予感が、した( ・`ω・´)b (←この汎用性のない店選び、なんとかなりませんかね)
シュークリームだけじゃなかった!
お店では、ショーケース越しにしか写真を撮れなかったので諦めて、買って帰ったっものを。
実はまだ、バリエーションがありました。例えばシュークリームにはクリームの味にバリエーションがあったし、ゼラチン菓子にも、抹茶的な何かがあった。緑色だったってだけだけど。
ひとまずは、ベーシックなものらしきもんだけをピックアップ。
しろ系のは左からプリン、ヨーグルト、レアチーズ的な?
そしてこの日は夜が一人だったので、シュークリーム、ケース単位じゃ多すぎるなーと思ったのですが、まぁそんなに高いものじゃなし。余っても冷蔵庫で翌日くらいまではもつやろ、と言う英断をしたら。。。
他にも色々買ったからか、もうお店が終わる時間に近かったからか、おばちゃんが2ケ、おまけしてくれてました( ̄ー ̄)
さて。お味は。
シュークリーム、ばんざーい!
1パックに10個入り。
そう、ホーチミンのシュークリームは細長いのです。小さなエクレアのチョコがかかってない感じ。
星金的な絞り出し袋で成形、生地の筋がほんのり残っていることから、水分量や練り方が程よかったことが伺えます。
逆に水分量が低く練りが足りないと、もっと筋はくっきりとなり、変なヒビが入ったりする(焼成条件にもよる)。ええ、何度自分でやらかしたことか。
だからよくわかるんですよ、どう言う失敗をしたらどんな風に仕上がるか。シュークリームは、鬼門(。-_-。)
で、食べてみると…?
おーーーーーー!!これは!!!!
いや、誤解しないでっ。フランス語の高貴なパティシエールのもののような美味しさではない。
がっ。がっっっっ!!!!
これ、日本のスーパーのパンコーナーに置いてある産業パン屋が出す安シュークリームの美味しいやつやんけー!!!(褒めてるんです、褒めてるんですよっ)
あえて「美味しいやつ」とつけたのは、クリームが程よい。ぽってりとしたカスタードですが、あの日本の廉価版シューに使われてる、黄色っぽく卵を想像させはするものの、その実、甘い糊でしかないものとは違う。
と言って、素人が「手作りしました!」と言う卵臭い、言葉を選べば素朴、選ばなかったら野暮ったいカスタードとも違う。もうちょっとええ子。バニラの香りを上手に使っとる。
そして皮が、しんなり、なんである。
巷には「注文されてからクリームをお入れします!」と言う、皮の乾燥度合いを旨さの要因に加えるタイプのものがあったり、あえてバキッバキのクッキー生地をかぶせたものなどがありますが。。。
シュー皮は、クリームの水分をほんの少し借りてシンナリしたのが好きなんですっ( ・`ω・´)b
そう、私はおにぎりの海苔は巻いてしばらくおいてヘノヘノさせたのが好きなタイプ。
そんな要望にここのはドンピシャ。
なんてこった。これは、食うわ。食い尽くすわ。1パックあってよかった(あんた何個一度に食べた???)
チーズケーキも悪くない
ダークホースはこのチーズケーキ。
Copy Rights。。。。あ、いえ。何も見なかったことにしよう。。。
恭しく、潰さないように高さのあるケースに入っています。そんなに大きくない。頑張れば1人でも食べれてしまう量(頑張らんで良い)。二人で分けてちょうど良い?
割ってみるとこんな感じ。
うん、ベイクドチーズって感じでもない。見た感じは粗めのスポンジ。そんなにそそられる感じじゃない。
がっ。
ちゃんと、チーズケーキ。全体にくまなく渡るしっとり感。ただしバターをたっぷり使ったパウンドケーキほど重いシットリじゃなく…
モロモロとすら感じる、ともすれば「焼いた後に冷ます時、アルミで包まず放置したやろ、このパウンドケーキ」と言う食感かと思いきや…(やったことがあんねんな?)
口に入れた瞬間はそれに近いんですが、上あごと舌で潰しますと、「あ、チーズ」とちゃんと認識できるくらいにはチーズを生かしてます。クリームチーズ。
ウェッジウッドでお茶を出してくれるようなおうちに持って行くもんじゃないけど、「麦茶でいい?」と言ってくれる気の置けない友達のおうちに持って行くには、さっきのシュークリームと同格くらい。良い。
冷や菓子系は?
チーズムースみたいなのは、かなりしっかりのアガー系。なのでしょっかに色気はないけど、非常に素直な味ではあった。リピありか?と聞かれたら微妙だけど、悪くはない。
ヨールグルトはな、これチチヤスや!(またそんな地域性のある例えを。。。)美味しい!!でもチチヤスや!!!(笑)
でーっ、よかったのは、プリン!結構しっかり量で12kしたかな。でもものすごく素直なカスタード。はい、Su Keのクリームの感想と一緒。
ここ、色々とおやつ置いてるけど、カスタードの名手なんかもしれんな。カスタード、シンプルなレシピだけにお人柄が出ると言うか、作る人の癖が出やすい。
そこをよくよく制御して、コストも合わせ考えた上の「良いバランス」に収めていらっしゃる。もしくは、天性重のかもしれませんが…
プリーンヽ(・∀・)ノ
正直、ガイドブックで名店とされてる某プリン店、目じゃないです。まぁあれは立地の良さ(観光客が行きやすい)で掲載されとるんだろうな。
飛びぬ受けてうまい!!ではないのですが、プリーンヽ(・∀・)ノ(文章になってへん。。。)
何はともあれ、「日常のおやつ」に大変良いお店でした。どうぞ、
⬆︎で、肉肉バインミーを買って持って帰る際には、ちょっと左にスライドして、ここのシュークリームとプリンを買っていらっしゃってください。幸せな気分になれますよヽ(・∀・)ノ
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お店情報
Bah Su Kem Ngoc Dung
60 Nguyen Huy Q1
Time : 08:00 – 18:00
Spent : 100,000vnd 前後???すいません、記憶あやふや
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