ホーチミンに旅行に来る際、香港やシンガポールほどアテにされないアフタヌーンティー。実際、強くお勧めできるところは少ないのですが、この度、お勧めな一件が加わりました♪
あのホテル
ホーチミン界隈では、圧倒的にチャーミングなホテル。
お食事も美味しくて、ディナーにも朝食ビュッフェにもなんども通ってる。お泊まりすらしに行ったことがある。
ホーチミンの街中にはないリゾート感があってサービスも良く、大して遠くないのに非日常感ががるというのが、週末の現実逃避や特別な時の演出にぴったり。
きっと旅行の仕方も大きく変わるキッカケをくれるホテルになると思って楽しみにしているのですが、やっと本営業になった途端に社会隔離の憂き目にあってお気の毒。
ですが、ますます魅力を増しているようですので、お手軽なアフタヌーンティから初めて見るのはいかがでしょう(^・^)
「あの」ロビーラウンジでいただけるアフタヌーンティ
こちらのホテルは全てのチェックインがクラブラウンジ並みのカウンターで行われるゴージャス仕様。そのチェックインカウンターの後ろにあるのが…?
こちらのロビーラウンジ。広くはないのですが、だからこその高級感。
いくつかのテーブルとソファが用意されてるので、数組が居合わせることは前提ですが、どこの区画ごとも、なんだか居心地の良い「居間」がイメージされており、とてもゴージャス。
以前泊まりに来た時に、チェックインを待つ際にもこちらの通され、テンション上がったんだよなー。こちらのホテルのアフタヌーンティは、このロビーカフェでいただけるようです。
リーズナブルな値段設定
こんなゴージャスな場所ですが、ハイティ自体の価格はリーズナブル。
ハイティータワーと、数種類から選べるお茶の価格は360k(税金・サービス別)。
ちょっと気をつけて欲しいのは、スパークリングワインが一杯+ハイティータワーのセットは540k++ですが、こちらにはお茶はついていません。お茶は単品で別料金。
他のホテルによく見られるのは、お茶とハイティタワーがベースで、それにプラス料金でスパークリングワインがつく、というパターンなので誤解しやすいです。私も最初混乱しました。
が、考えて見たら元の価格が安いんですよね。540kといえば、他のホテルだと、そもそものお茶+ハイティータワーの価格です。それにお茶もワインもつけてもらおうというのは、こういう場所を楽しむのにはふさわしくない。
ので、その場にいる人の中でどのくらい「お茶だけでいい人」がいるのか、「飲みたい人」がいるのかでどちらをベースにするのかを決めるもよし。
長居するなら、とにかくお茶は後で必要になるから、お茶+ハイティタワーのセットを頼んでおいて飲みたい人がお酒を追加して飲むもよし。
一応シミュレーションして見たのですが、
お茶&ハイティタワーセット(360k)+ワイン(250±)=610k
ワイン&ハイティタワーセット(540k)+お茶(170±)=710k
みたいになるので(お茶やワインには価格設定に幅があるのであくまで基準価格で計算)お茶セットをベースにしてワインを頼んだ方が少しお得?
…とか、ケチくさいこと考えたらいけないんですかね(^^)ゞ
ともあれ、お酒を飲まなければ、このクラスのホテルでは格安と言って良い。下手したら小さなカフェが出すアフタヌーンティーがこの価格帯。これはお得と考えるべき(๑•̀‧̫•́๑)
トライングル・ハイティタワー
注文を受けてからセイヴォリー(Savoury・塩気のもの)を作るからか、ドリンクの提供のあたお、ちょっとだけ時間がかかります。
もし時間に限りがある方は、予約時に「何時には食べ物を出して欲しい」のようなリクエストをしておくのもいいかもしれませんね。どのくらい聞いてくれるかはわかりませんが。
しかし待つ甲斐あります、こちらのタワー。珍しいピラミッドタイプ。
上の段にはナッツクッキーにマカロン、シュー、チョコレート。
次位の段にはとシュー、クッキーは同じくですが、ちんまりとした可愛いフィナンシェ、そして別のフレーバーのマカロンとチョコレート。
そして最後の段にセイヴォリー。これが美味しかった。
甘いお菓子ももちろん好きなのですが、ハイティで意外と楽しみなのがセイヴォリー。
甘いものの間に食べるものなので、出てきてすぐに食べるわけじゃない→時間経過を経ても美味しさをキープできる作りにできているかは結構大きなポイント。
スコーンは表面に卵黄のツヤ出しが塗ってあって、中はきめ細やかなタイプ。
自分的には表面んのツヤ出しいらんし(食感があまり好みでない)生地ももっとホロホロであってほしかったのと、クロテッドとまでは言わなくても、なんのクリームもなかったのが残念。
ですが、美味しくないわけではなく、ソフトクッキー的に捉えれば十分美味しい。そしてまぁ5つもこんなのが揃えばなかなか壮観w
シェアして召し上がる方が多いのか、最初にオーダーを取った時は、アフタヌーンティセット一つを5人でシェアするみたいに受け取られて「いやいや、そんなん血を見るわ」ってことでオーダーし直すなど。
しかしあの勘違いからすると、例えば2〜3人で行ってセットは一つ、お茶は人数分に足りる分を追加で注文、みたいな楽しみ方もできるってことですね。
ま、飲んだけど(。-_-。)
マカロンのシェルがなかなか独特のバランスの食感で美味しかったのと、フィリングがジューシーコンフィチュールだったのは特典高し。
バタークリームももちろん良質のものは美味しいのですが、私この、コンフィチュールのマカロン、大好きなんですよね。
その時々によって変わるという塩味系のものがまた逸品で、これはチキンカレークリームのカナッペ。
ええ、思わずロゼを追加で頼んだ方、いらっしゃいましたよねw
スイーツに関しては、ほどほど美味しい、と行ったところですが、アフタヌーンティというのは、あまりに精鋭を集めすぎて、どれもこれもがとんがった味だと全く心が落ち着かないので、むしろ意図的にこの辺に収めているのかなという気もします。
十分以上には高い水準にはあると思うのですが、どこか素朴さもあって、家庭的な要素も感じられる雰囲気。アフタヌーンティに何を望むかによるのですが、スイーツに精鋭さを求めすぎると、ちょっとだけ、本当にちょとだけですが、肩透かしを食らうかも。
ただ…
マカロンに焦点当たってますが、手前のピンクの。これチョコレートで、まるでラッピングをされてるようなデザインですが、全てがチョコ。
で、かじってみて驚いた!
中には…?
トロピカルなフレーバーのクリームが!!これが美味しかったのもあるのですが、コーティングしてある、これはクーベルチュールか?チョコ部分の口どけと、こんなに薄いのにアタックのある濃厚な風味が素晴らしい!
そのビターな風味と、それで封じ込めてあるフルーティなフィリングとのコントラスト。なーんだこれは!!ここ、もうちょっとショコラティエさんの出番を増やしてフィーチャーしたほうがいいんじゃね?
私の愛する、ショコラアフタヌーンティの、
よりも、繊細なラインをディープに攻め込んでる感。こりゃすごいわ!
こうなってくると焼き菓子の素朴さとのコントラストが演出となって効果的な全体構成になっている、とも言えますな。うーん、奥が深い、アフタヌーンティ。
ホーチミン市内ではお勧めできるところのチョイスが少ないながらに、色々考察の余地がある。特にこちらは非日常感あふれる空間ですし、レストランを使うよりもずっとお手軽に楽しめるので、是非ともお試しくださいませ♪
2千円程度でこんな優雅な空間が楽しめるのは、ホーチミン・アドバンテージだと思いますよ(^・^)
カフェがわりに素敵空間のホテルを使う ⬅︎NEW!
久しぶりに訪問。すでにプールサイドのレストランもオープンして久しく、また泊まりに行かないとなぁなんて思ってたところ。
食事の後だったので、アフタヌーンティは重すぎるからお茶だけでも…と思って行ったら、快く通してもらえたのですが、相変わらず客層がハイソというか…
ベトナムの方の中でも相当アッパーな方であろうことが、立ち居振る舞いから溢れるような方がたくさんいて、ど、どーもこんな格好で失礼します(・・)ゞ みたいになってたw
それでもとてもナチュラルに受け入れてもらえるのが、ホーチミンのいいところ。
そしてノンアルコールでも、こんなに素敵ルックスのドリンクが揃うのも、ホーチミンの楽しいところ。
真ん中のバタフライピーティとグレープフルーツだったかな?のやつは、このルックスを予想して頼みましたが、その他のはとりあえず材料を見て飲みたかったものを頼んだだけでしたが…
それでもこの可憐さよ。
私が頼んだジンジャー系のドリンクには、シナモンスティック。
これ一度で使い終わってしまうのか、と思うともったいない気がする貧乏性(。-_-。)
でも、シナモンってベトナムの特産品の一つでもあるんですよね。そういうものをさり気なく取り入れてるの、いいなぁ。
それにしても、やはりここでの時間は優雅だ。
もちろん、巷のカフェよりは少し高めの金額ではあるけど、この空間ですよ。これを気軽に使えるという贅沢。
ゆったりとした時間に、素敵なソファに身を沈めて美味しいドリンクを楽しむ。こんなことしてるからカフェ贅沢になっちゃうんだよな。。。
その贅沢ができることに感謝しつつ、ここがもっと広まって、気軽に使ってもらえるようになるといいなーと思ったり。
2区にいらしたときに「どこのカフェにしよっか?」となった時には、ぜひ、こちらも候補にに入れてくださいね(^・^)
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アフタヌーンティ情報
Mia Saigon – Lobby Lounge Cafe
2-4 Duong so 10, An Phu Q2
Afternoon Tea Tine : 14:00 – 17:00
Spent: 400,000vnd /person ~ (追加するものにより変わる)
ご予約はこちらから:
※ただし、オートリプライはあったもののその後の確認が24時間以内に届かなかったので、必要であればチャット(FBメッセンジャー連動)でお尋ねになることをおすすめします
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