ホイアンに、ヌクマム(魚醤)を使ったスイーツのお店ができたと聞いてずっと行きたかったのですが、やっと行けたー!
ホイアンに新しい風!
いや、死ぬほど暑かったこの日のホイアン。
旧市街は車が入れないエリアがあるから、歩かなきゃ行けないエリアがあるんですよね。
ペンギン、瀕死。
暑い。
そんなところに、同行者も巻き込んで行ってしまったw
お連れしたいというよりは、自分が行きたいばっかりのところに、皆さんが賛同してくれたという感じ。ややっ、ありがたい。
お店はこんな感じで小さなオープンスペースを構えてますが、タイミングが良かったら奥の方にカウンター席の小さな屋内席があり、ちょっとだけエアコン、効いてます。
助かった。。。
メニュー
あ、なるほど。
ちょっとした逸品もあるけど、基本は、Banh Miをくり抜いてトーストしたものの中にあれこれ詰めたものらしい。
このスタイル、ありそうでなかったな。
セイヴォリー的なものは、お食事系としても楽しめそうだな。まあれにMam(フィッシュソース)が使われてるというのは、ごく自然だ。
マッシュルームバージョンとかもおいしそうだな。
シュリンプロールってのも、ベトナムの方のニーズを捉えてて良き。
で、問題はこれっちだ!スイーツ!
でも流石に、ヌクマムを使ってるのは、Ric Crispy ってやつのようで、マンゴーパッションや、バナナチョコ、ティラミスには使われていないらしいw
そこまで冒険してなかったかw
元々話を聞いた時から、一発狙いという感じではなく、かなりギミックに満ちてる感じだな?とは思ってたけど、メニューを見ても洗練さが垣間見られる。
決してネタとして作ったもののわけではないのは食べる前からわかりますな。
どれどれ。
4人いたので4種類!
Banh Mi Pho Beef
とりあえず、みんな食いしん坊の4人だったので、齧りあおうぜー、ってことで頼んだんですが、これうんま!!
Banh Miのパンですから、軽いです。おそらくエアフライヤーなどでトーストされてクリスピーなのでえ、さらに軽い。
そこにたっぷりのPhoの風味を讃えたビーフやフォーには定番のハーブがいっぱい。
もちろん麺は入っていないのだけど、具材にたっぷりスープが染み込んでいることもあり、ジューシーで食べやすい。
Banh Miのパンって、中身はへのへののふわふわだから、水分なんかが染みたらベチャッとなりそうなのに、不思議と受け止めるんだよねえ。
普通のBanh Miでも液体のヌクマムやら醤油やら、ビヤー!!っとかけるもんなw
Shrimp Roll
こちらはエビモチーフ!
チーズベースのクリーム?がたっぷりで、これまた美味しい!でも軽い!!
これは食事というよりおやつのボリューム。
しかしそのお味の構成は、洗練された「料理」だわ。
Mango Passion
これはまあ間違いなく美味しいやろー、と思ったら、想像以上にクリーム美味しい!サクサクのパンとの相性も最高!
そうだな、Banh Miと生クリーム系の組み合わせって、すくないよな?!
うんまっ、うんまっ、と食べてたら、うおおおおお!
中にもマンゴーソースがたっぷりとおおおお!贅沢ううううう!!
でもこれ、60kやねん。。。
まぢか。。。
見てもう、最後の最後までみっしり。
贅沢すぎるううう。
Choco Banana
で、なんかジャイアントコーンみたいな見た目になってますが、チョコバナナ。ナッツも散りばめられててえ、これも美味しい!
おいしすぎて中身取ってない!
え、どれも美味しい!!
でも…?
Mamを使ったソースは、Rrice Crispにだけ
で、ここでで気づいた。
あれ?Mamって使われてた?
そしたらさっき言ったように、スイーツ系でMamを使ってるのは、Rice Crispだけ、とのこと。
間違えないようにメニューのところで書いたけど、実際には、4種類を食べたところで気がついた。あ、セイヴォリーはどれにも使われてるんじゃないかと思うけど、ごく自然な感じで癒合してたので、取り立てて目立つことはなかったかな?
で、しまったー!
スイーツ系でMam使ってるの食べなかったかー、とかワイワイやってたら、
ソース舐めてみる?と言ってくれたので、全員速攻頷いて、味見させてもらうなど。
旨みのあるフィッシュソースに自然な甘味。
なんだろう、パームシュガーかな。かなりMamに寄り添う感じの甘さで、全体がみたらし団子のような風合いに纏まってる♪
で、シロップの味わいタイムが終わるか追わないかのうちに、追加。Rice Crispのやつw
Rice Crispは、ベトナムのおやつ的なものとしてよくある、赤米に圧力をかけて、ポン菓子みたいにしてるやつ。味は特につけてない。
お米の香ばしさとふんわりとした淡い甘さがあるのみ。
ですが、あのソースがアクセントになってて、実にしっくりと味わえる。
すごいなー、完成度、高い。
このレシピ作った人、相当お料理のご経験がある方ではなかろうか。
新しい名物になりそう♪
とても、戦略的だと思うんです。
ベトナムの象徴的な食材の一つでもある、Mamを活用しているのが、まず一点。
そしてBanh Mi。これも実にティピカルな食材。
さらには、お米、フォー、南国のフルーツなど、ベトなだけのものではないけど、あらゆるレシピに、ベトナムへの敬意が見て取れます。
加えてこれ、軽い!
お値段もお手軽。
ということは、旅の合間にちょっとつまめる。そして前後の食事を邪魔しない。なんなら食べ歩きもできちゃいそう。
デザートとして食べるもよし、もちろんセイヴォリーを軽食にするもよし。ベトナムへの敬意を湛えつつ、高い質でゲストを楽しませる。そしてありそうで今までにはなかったスタイル。
なんかこう、あらゆるポイントが「ええやえん!」って感じ。
これ、ホイアンの名物になってくれるといいな!
なんか類似のものが出てきそうな気もするけど、この店の味はちょっとやそっとじゃ真似できそうにないし、ホイアンに行ったらぜひ試してみてほしいお店です♪
あ、朝食にも良さそうって思ったけど、お店、12時からなのでご注意くだされーw
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Mam House
16 Phan Chu Trinh, Old Town, Hoi An
Time: 12:00 – 21:00 (月曜定休)
Spent:120,000vnd / pereson(ドリンクも飲んだので)
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