ちぇりが市内で一番推してる、本格的なのに気を張らずに楽しめる素敵フレンチ。前フランス大統領もいらっしゃったという実力は、業界の中でも一目置かれる存在です。
が、お手軽なのよ。なんて素敵なフレンチレストラン!
※2023年版の記事を別に飼いていますのでご参考まで
ここのフレンチ最高!!
ここのフレンチ最高!!
と、いろんなお店について言っているのでそろそろ狼少年みたいに思われてるんじゃないかと自分でも思う。。。
素晴らしいお店に言ったら嬉しくなって旦那さんに勢い込んで「今日ねっ、すっごいお店に行ったの!」と話すのですが、
「…それ、毎日聞いてる気がするよ(・∀・)」
と言われる始末。でっ、でもほんとなんだもんっ(; ・`д・´)
Hai BaTrung 通りからちょっと入ったNguyen Sieuという通りにある店。決して派手な場所じゃありません。むしろ地味。外観こそシックにまとめてますが、知らなかったら通り過ぎそう。
私も、舌が合うお友達からオススメされての来店でした。それまでちっとも知らなかった(・∀・;
しかし中に入ってみるt…?
え?え…???
オッサレー!
しかしフォーマルには二階の方に通されるようで(1階はキッチンもあるので、よほどリクエストがない限りは2階の次に客を通すのかと)
2階に行くと更にすごい。
わお。。。素敵。
こう言っちゃなんですが、外観からは想像しがたい、カチッと焦点を絞った内装。いいね。
とりあえず、飲むw ワインの価格帯は気持ち高めでしたが、お手軽ラインもあるのでぼちぼち。
ランチセットはかなりお得。3コースのデザートはフルーツの盛り合わせということだったので、あまり興味そそられず、2コースのサラダと鶏胸肉をチョイス。
リゾットにもかなり心惹かれたのですが、セットランチは一つだけにして、もう一つはアラカルトを試してみたく、それがラヴィオリだったので、炭水化物は回避して鶏胸肉に。
ゆっくり眺めても各カテゴリーごとに割と絞り込んだメニューになっているようなので、めちゃくちゃ迷うことはないかもです。
その日の自分の胃袋と舌が求めるものの声を静かに聞けば、自ずとチョイスは絞り込まれて行くでしょう。
そしてトラップ。
フランス料理でパンがまず出てくるのは、ほとんどの人が食事前から飲み始めるのに、空腹ではあかんやろ?パンでも食べながら飲んだってや?という意味があるとかないとか聞いてます。
そのお心遣いは嬉しいし、何より美味しく、且つホーチミンのようにパン文化が高いと、店それぞれの個性が溢れていて、皿に乗った料理と並んでのお楽しみではあるのですが。。。
大抵の場合、美味しすぎて食べすぎる(-“-;) 料理が始まる前に腹が6分は満ちて来て、空腹スパイスが減ってしまうのがとても残念。
最近は大人の判断で食べ過ぎないようにしよう、と自分に必死に指令を出すのですが、気の置けない人と楽しく会話などしていると、無意識にハムハムしてしまい、腹を満たしてしまってから(あ…)となること数知れず…orz
またセットランチのサラダがゴージャスで美味しくてさぁ(笑)
オーバードレスト気味?と思える程しっかりとしたバルサミック・ドレッシング。でもそれは味の焦点がキュッと合っているからそんな風に感じるわけで、決して過剰ではなく、野菜の味を生かしてます。
フェタもゴロゴロ。
酸味の立つドレッシングに各野菜の力強い味。小さなひと口でも実に満足感があるので、チミッチミと食べつつワイン。しかも1つのサラダを2人で分けながら、パンをモグモグ。これで小一時間を過ごしてしまった(苦笑)
セットランチの、鳥の胸肉・紫芋のマッシュポテト添え。鶏胸肉、日本では虐げられてますよね。高タンパク低脂肪の食材としてアスリートなどには人気ですが、市場価格がモモ肉と格段に違う。旨味はむしろモモ肉より多いとされるのに、扱いが丁寧でない。
なぜか。
おそらくは、パサパサに調理されて、その食感が美味しくない、と認定されがちだからかと。某コンビニチェーンが鶏ハムを出してからかなり見直されたようですが、家庭での地位は未だ上がらず。(と認識してます)
ですが、ホーチミンの飲食店、特にフレンチ、イタリアン系で提供される鶏胸肉料理にはマイナス要素が見られない。スロークックがかなり浸透しているのか、パサついててまずい、というケースにはあまり遭遇しない気が。
まぁ鶏より魅力的な食材も多いので、そこまで数をこなしてるわけじゃありませんが、試したところで外したことはあんまりないかも。
そして紫芋のペーストをソースにするの、最近の流行りなんですかね。結構いろんなフレンチのお店で遭遇します。自然な甘さのぽってりとした甘さ。これがしっとりと旨味をたたえた胸肉スライスと良いマッチング。面白い。
先ほどの、二人で食べてもたっぷりあったサラダとこの鶏肉で180kドン、900円程。悪くないよね。あの環境の中でゆったりといただけるとなると、安いと言った方が良いかも知れない。
しかし。
様子見にこちらのセットランチを食べてみるのはもちろん良いと思うのですが、このお店の真価はアラカルトにあるような気がします。
ことり、と、テーブルに置かれた瞬間に立ち上る香り。ほんのりとしたトリュフに、ベースはポルチーニのエスプーマ。
エスプーマというのは別のところで話したかもですが、ペースト状にした食材をなんでも泡にしてしまうという調理器具。
思い返すと、ホーチミンでは私が来越した当初の5年前からエスプーマが多用されてました。日本でも一部のシェフの間ではぼちぼち活用されてましたが、まだそれを使っていると「珍しいもの扱い」されていた気がします。
まぁ、東京はもうちょっと早かったでしょうが、地方ではかなりレアだった気が。ホーチミン、こういう技法に敏感なんだ?!と大層感嘆したのを覚えています。
今ではもう一般的な調理技法の一つとして定着していて、その素材との組み合わせや濃度の加減で各店、オリジナル性を出してるイメージ。贅沢な話だ。
しっかし。。。
こんなエロティックな泡はワタクシ、初めていただいた。ベースがポルチーニです。そこにトリュフが香るんです。もうエッロエロ。これ18歳以下は食べたらあかんのちゃうか?というレベル。
さじの先にほんの少しすくって口に…入れる前の香りがまず劣情をそそる。ゾクッとします。
で、口に入れると。。。
泡ですよ。舌先に重みを感じることが一切ないほどの、ほんの少しの霞のような軽い泡。
しかし鼻腔に抜けるその香り、喉の奥で膨らむ風味。むせっけぇるような色香。こんな罪な霞があって良いものか。いやこれが霞であってくれるなら、ワタクシ、喜んで仙人になる。煩悩だらけの仙人だけど。
ところで。。。頼んだのは確かラヴィオリだったと思うが、間違いか?間違いでもいいわ、こんな艶っぽい皿であれば、当初のものと違っていても構うものか。
否。ちゃんとラヴィオリでした。写真、椎茸食ってるジャミラみたいになってますが、ラヴィオリです。
でもその生地は天女の衣かと思われるほど極薄く、そのくせつるりとした実に滑らかな舌触り、その滑らかさを出すためのコシがあって、何パスタ生地もこんな風に仕上げられるの?というのがまず驚き。
そして中には風味豊かなキノコ群。キノコをベースにしたソースと合わないわけがない。そしてメインは。。。
フォアグラなんですよ。
それがまた。。。
うーん、わかりにくいですよね。しっかりとした厚みがあって、その食感が。。。ぷ、ぷるっぷる???え??フォアグラよね?ねっとりとかトロリんちょとかじゃなく、ぷるっぷる???
プラス、口の中で優しく押しつぶしてみると、内から控えめに抗う弾力。なんだこいつ。かわいいな(*´ω`)
押されるに任せてトロトロと溶け、なすがままに、こちらに身を委ねるのもよろしいが、たまにはちょっと、嫌よ嫌よと抵抗されるとグッとくるよね?
ただまぁ若いだけだとおもんない。元気なだけだと疲れるもんね。そこであと口に大人の余韻。
ぶわっ。
と、フォアグラのあのコクと香りが広がります。なんぞねこれ。フォアグラは、食べた回数もワタクシそんなに多くないし、自分で調理した回数ともなると、過去に両手で足りるほどしかやったことない。
技術がそんなにあるわけでもなく、美味しく仕上げることはできても、バリエーションは極少です。そしてこんな食感、風味のディレイを聞かせるフォアグラは初めてだったので、調理法が皆目見当がつきません。
素材の質のなのかもですが、これは。。。一食の価値あり。単価は2千円ちょっと。安くないよね。でもこの料理の真価を考えたら、ありえない価格だと思います。東京でこんなんたべたら一体いくらするんだろうと気が遠くなる。
連れの我が友は、私と同じく、食べることが大好きなので、遠慮せずにずーっと言ってた。ひと口食べるごとに
「おいっしーねーっ」
「すっごいねー!これ!!」と。
これ、食のテンション合わん人だと、ただ五月蝿いだけですわな。。。このお店を勧めてくれた人に報告すると、
「言ってなかったけど、まずそのラヴィオリをたべて欲しかったのよー!!」
と。
そういうもんよね。流行ってるお店や人気の一品って、自ずと選ばれる何かを持っているというか。きっちり解析していけば、その理由はあるのでしょうが、明確な理由がなくとも惹きつけられる何かがあるの。このひと皿は、そういう一品だと思います。
ここまできたら、デザートも気になる。チョイスはどれも千円弱と、ホーチミンではかなりの金額。ちょっと怯みましたけど。。。
フォアグラの実績がある。
料理とデザートはまた違う技術を要することがあるので一概には延長線上に置けないけれども、期待するわなぁ、あんな料理食べさせられたら。。。
ということで、今回はミルフィーを選択。ちょっと時間がかかります。生地は仕込んであるのでしょうが、焼きは提供直前らしい。もしくは少なくともリヒートしてる。
こんなん。。。絶対美味しいやつやん。。人は見かけじゃわからない、なんてことをよく聞きますが、料理の外観が語るものは大きくて、それはもちろん食べてみるまで確実じゃないけど、かなり味の予測に寄与する。
これの例でいうと、側面にまで均一で美しい焼き色がついていることから、良いコンベクションオーブンをお持ちで、外に現れている層だけ見ても、その均一さが美しい。良い生地で、丁寧にバターが仕込まれている証拠。
ミルフィーユというからには中にかなりの空気をたたえているはずで、上層の生地もかなり薄いはずですが、比重の高い果物が乗ってもしっかりと張りがあることから、適切なクリスピー感を保っていると思われます。
間に挟まれてるカスタードソースが表面張力ギリギリな感じで盛られているのは、ソースの軽さを意味するのですが、あえてその軽さを選ぶからには、制作過程の濾す手間を惜しまずかけてるということですし、アイスの水分が邪魔をしないように、少しだけメインから離したところに配置してるのは作り手の愛。
どれを取ってもうまいだろうとしか思えない。
見立てが間違っていたとしたら、予想以上のフラジャイル感と、そこから漏れる香ばしさかな。すげい。美味しいわ、これ。。。
バターの香りも香ばしく、ただそれがハイエンドすぎず、どこか懐かしい風味を持っているのもこちらの驚きを揺さぶります。
なんだろう。連れと二人で同じ感想を持ち、なんの懐かしさなのかしばし探ってみましたが、どうにも思い至れずでした。なんだっけかなぁ。。。
なんにしても。。。お見それしました。そもそも存じ上げませんでしたし、店に入る瞬間まで、ふーん、こんなところにある店か、くらいにしか思ってなかった。大変失礼。
ここは一品一品、ゆっくりでも色々攻略していきたいな。なんか最近別のフレンチでもそんなことを言った気がするけど、どちらも本当に興味深い。
聞いてみると、日本人客はお店の中ではかなり少数派とのこと。欧米の方が多い様子。確かにもっと名の知られたお店はゴロゴロあって、こちら、超有名店かと言われたら、そこまででもないと思う。
それでもこのレベルって、どーなってんの、ホーチミン。
あ、そういえば半個室もありました。10人くらいがつけるテーブル。ここ借り切って、ディナー会したい。
美味しくてもちろん嬉しかったけど、なんか呆然としてしまいましたわ。この街どんだけ美味しい物に溢れてるのかと、軽く途方に暮れてしまいます。初めてのことじゃないけどね。
フレンチをお探しでしたら、こちらのお店、選択肢の一つとしてぜひリストに。ああ…胃袋カートリッジが欲しい。。。
2度めのLe Corte、セットランチとフォアグラのラビオリ
2度目行きました。
普段は日曜日はお店情報以外の情報だったり、レシピやアイテム紹介だったりするけど、我慢できない。この感動をお伝えしたい。
1階の席もライブラリーチックで素敵だけど、やっぱりある程度いっぱいになるまでは2階に通されるようですね。
で、セットランチのメニューは、定期的に変わるようです。リゾットは前もあった気がするけど(そしてその内容もちょっと違ってたけど)チキンがダックになっててちぇりさん狂喜乱舞。
このビジネスセットランチだけでも十分なのですが、こちらのアラカルトの魅力には抗えない。。。
しかし全部をアラカルトで頼んじゃうと、ランチにあるまじき価格になっちゃう。ので、セットランチ一つを頼みつつ、アラカルトをプラスするスタイルで。
今回のライ麦パンは、こと更に美味しかったなー。焼きたて(ではないと思うんだけど)のごとく、皮がパリッパリで香ばしく、それでいて中は適度な粘り気を持ちつつ軽いという神業的な仕上がり。
見てこのランダムな気泡。この手合いのパンのお手本みたいな様相ですやん。これと同じものを焼けと言われたら多分相当、頭抱えるw
で、この日は最初スパークリングワインで我慢してたんですが、メニューを決めた時にそのラインナップを見て、とても我慢できずにワインをカラフェで…(笑) まぁ無理よね、ここの料理でワイン頼まずにいるなんて…(。-_-。)
セットランチのサラダ、この日はこんな感じ。スモークサーモンを更に漬けにしてる感じ?
艶るサーモン、香る青菜。それがアクセント兼ソースになりそうなキュッとしたトマト。ってか相変わらず量、多い。セットランチ人数分頼んだら、これが一人1皿来るんだぜ?ちょっと多いw
そして、ダーック!これも多い!!ってか、なにこのオーラ。
こ、これがセットランチのメイン??(・∀・; デザートなくて、前菜とこのメインのセットだったら900円よ?こんな神々しいメインが来るの???なにこの店???
当然ながら美味しくて、なんかこう。。。すごくなめらかな食感。鶏やダックに当然ある繊維質みたいなのをほとんど感じない、食感的には内臓系?と思えるようなキメの細かさ。しっとりとして弾力があり、且つ旨味が濃い。。。
付け合わせも面白かった!フランス料理では珍しい黒にんにくと生のアーモンド!へーっ、生のアーモンドは初めて食べた!!!
こういう小さなサプライズもまた、食の演出。味わってもらうだけじゃなく、客に「体験」をさせるお店というのは本当に貴重。
そしてこれがデザート。今日はホワイトチョコとピーチのムースのシャルロット。こちらのお店、デザート単品だと千円クラスのものばかりなのでスイーツを味わう機会がなかったのだけど、セットランチのものならお手軽。
コストもそれなりっぽいけど、十分美味しい。どこか懐かしい感じがしたのは、ランチ向けにちょっとコンサバな範囲を狙ったからかも。
さて、セットランチのご紹介はここまで。こちらのお店の真髄はアラカルト。まずは今回のゲストが前回頼んだフォアグラのラヴィオリをご所望だったので頼んだつもりが…
を?
前と違うぞ?
前はポルチーニのエスプーマソースがかかってるやつで。。と思ったら、間違えてフォアグラのラヴィオリを頼んで閉まってた…orz
こちらのオーダーミスなので文句を言う筋合いはないが、以前もメインメニューから頼んだのに、今回はメインメニューには、あの目当ての皿が載ってないと言う。なんかトリュフメニューという別枠ができてて、そちらにしか記載されていないとか。
っていうか、単品ですらないのね。。。なにこのトリュフのコース。。。5コースで1万円…orz でもここのだったら価値があるだろうなぁ。ってか、なんで前回あの素晴らしいフォアグラのお皿が出てきたんだろう?あの後にメニュー構成変わったのかな。。。
ちとがっかりしつつではあったけど、目の前に出されたコンソメスープのフォアグララヴィオリをいただくと。。。?
!!!!!!
すんごい綺麗で丁寧なコンソメ!化調の味が一切しないw
化学調味料に味覚が慣らされること、とても悪いことのように言われることありますよね。でもぶっちゃけ、最近の状況見てると100%避けるのはほぼ無理。自分がアディショナルで使ってなくても、調味料やら下ごしらえされた食材、冷凍食品にはほぼ使われてる。だから意図しなくても慣らされてるわけですが…
慣らされてるからこそ、化調を使っていないものに出会った時の感動もあるというもので。また化調に慣れてると使っていないものを美味しくない、と感じがち、とか言われますが、あれ、違うと思ってる。
化調使ってなくても本当に美味しいものは美味しいの。化調使ってないから美味しいと感じないんじゃなくて、その料理が美味しくないから、そう感じるものだと思ってる。ここのコンソメ飲んだらわかる。3人同時に絶句したもん。
クリアで濃厚。
複雑でシンプル。
相反する要素を持ち合わせるスープがコンソメ。家ではキューブとかしたやつしか食べれないけど(家であんな複雑なスープ作ったことないわ)これぞ、お外で食べる醍醐味。うっとり。。。
そして今回メインでご紹介したいのはこちら。(前振り長げーなおい)
す、smoke lamb rack、だと?
ラムは数々食べてきてるが、スモーク??どんなのだ?ってことで頼んで見たのですが…
なっ、なんだこのプレゼンテーション!!
!(((o(*゚▽゚*)o)))
ってか、これ夜のメニューだなw 昼間っからこれ食らってるやつ、なかなかいないと思われるwしかしなんとダイレクトなスモークなのか!
ほぼ冷燻。しかも短時間。だからきつくない。でもラムの香りと相まってエロいのなんのっ。ワインを頼んでおいてよかったとしみじみ(*´ω`)
もうこの肉質。ラムに見えます?食べても、ラムってこんなことになるのん?という疑問ばかりが頭に浮かぶうちに消えて無くなる口の中。。。絶句 again。
そして付け合わせのプチパイ。サーモンとレモンの仕込みだったんですが。。。ほんの直径2センチくらいの小さなパイでした。それを3人でわけてチョミっとずつ。本当にチョミっと。
…………………………(´⊙ω⊙`)
チョミッとなのにぶったまげました of the year、確定っ( ・`ω・´)b (他になかっただろそんなの)
すんごーーーーーい!!!!
こんな小さな、たった一口の、いや、一口の1/3しかなくてもこの衝撃!!!のけぞった!!w
なんなのっ。
一体なんなの、この店はっ。底が知れないっ。
愛するThe Mach House さんとはまた方向性が全く違うフレンチですが、ここも絶対化けます。
The Mach House さんと遭遇した時に近い興奮がある。すごいよこの店。圧倒的な何かを感じる。
まだシーフードを一度も試していないのでそっち方面が気がかりですが、技術の上にサプライズがある。エクストラな部分が期待できるフレンチ。しかも日本ではなかなか出会えないような。(いやあるかも知れんが、私の財布的に逢うのが難しいw)
ああ…本当にこの段階のホーチミンに住めて私ラッキーだわ。。。この価格帯でこんなハイレベルな料理を日常的に楽しめるんですよ?ありえない。世界中を回ってるわけじゃないから、世界で一番とは言わないけれども、料理に関していえば、コスパ的に相当なトップランクにある街じゃなかろうか。(超、依怙贔屓)
ランチだったら2コースで180k 、3コースで250k。これならちょっと良いご飯を食べたい時の予算には十分叶うかと。ちなみにアラカルトを、人数ー1皿数頼んで、前回も今回も支払いは一人800kドン位でした(良い酒も飲んでる)。
金額的には安い、とはいえないかもだけど、内容加味したらとんでもななくお得なお値段だと思います。
あ、サイドディッシュには、これオススメよ。
トリュフたっぷりのマッシュポテト。マッシュポテトもこんなことになるのね?という仕上がりですので、これは食べてのお楽しみ。
とにかく、細部にまですごい勢い感じます。今後絶対注目の店。イチオシ( ・`ω・´)b (あんたのイチオシ、どんだけあんねんw)
やっぱりここの個室で、シェフにお任せディナーやってほしいなー。予算1万円くらいだったらジョインしたい方っていらっしゃるかしら?もしいらっしゃるなら、お店と交渉して見ます。ワインペアリングも含んで、そのくらいでできるかどうかわかんないけど、トライしてみる。
ギャルソンのフレンチの方とも知り合いになったので、色々相談に乗ってもらえそうですよ(๑•̀‧̫•́๑)
Sunday Brunch !
サンデーブランチといえば、ホテルの十八番、のように思われるかもしれませんが、実は小さなレストランでも企画されてたりします。
我が愛する Le Cortoさんで開催されている毎週のサンデーブランチ、ついにトライ。
実はお店の人と話をしていて、その様子を耳にし、気になって気になって。LINE@でお誘いをしたら、嬉しいことに付き合ってくださる方がいて、女子4人で挑んで来ました♪(
(あ、ちゃっかり自分も女子に入れたな?)
ビュッフェらしい、小さなポーションでの提供。これ、手間かかるよねぇ。。。大掛かりなホテルのキッチンならいざ知らず、ここ、シンプルなプライベートレストランですぜ…
白いのはマッシュルーム?と思ったらモッツァレラでした。アヴォカドやチェリートマトもミックスしたマリネ。ゴージャス。これだけ延々食べたい気もしたけど、もちろんそんなことはしない。
イースターだったからか、卵のファルシ。ギザギザで可愛かった♪カリメロみたい(^・^)
生ハムは、こーんな豪華。この塊から切り出してくれます。しかも切り方が実に繊細だったため、しっかりと熟成されたものだったけれども、口当たりマイルドに楽しめました♪
最初の方、忙しくなってない時に切り出してくれたのは、シェフ自ら。なんて光栄な。そして結果が素晴らしい。厚みを誤った生ハムほど色気のないものはありませんものね。
スモークサーモンなんて3種類ある。一つはデフォ、一つはディルでマリネ、一つはビーツで色をつけたもの。味わいも舌触りもエロエロしい。
ボイルしたエビと生牡蠣。牡蠣、どこ産か聞くの忘れたーっ。小粒だけどものすごくクリーミー。
以前似たようなものを食べた時に、昔食べたカナダ産のに似てる!とか言ったら
「ニャチャンのです」
とか返されたことがあったので、安易な予測はやめておく(。-_-。) 確認するつもりでいたのに、うっかり忘れてしまったので、解明は次回(すでに次回があるのか。。。)
ところで、これらのコールドカッツやシーフード類は、序章に過ぎない。こちらのサンデーブランチは、これらの前菜類に加えて、ホットディッシュのオーダー制のバイキングがある!
日々のランチが日替わりあるということも驚異的だが、どうやらサンデーブランチはサンデーブランチで毎週違うっぽい。メニューに日付が入っている。
しかも、イェーーーー!!
トップのメニューは、フォアグララヴィオリ!普段はトリュフコースにしか出てこないやつ!なんかの間違いでアラカルト頼んだ時に出て来た最初は本当にラッキーだった。。。これ、ほんまに美味しいの。。。
さすがにトリュフは控えめなものの、ポルチーニの豊かな香り。4人もいたらあれこれ頼んでシェアすれば良いのですが、こればっかりは一人1皿食べて欲しかったし、まぁビュッフェだから多少量も加減されているはずなので、4つオーダー。で、結果正解。
ラビオリの中に潜むさりげないフォアグラが全体のコク上げをするが、エスプーまで空気を含ませられたマッシュルームソースは、軽やかで、風味だけが食べたこちらの体に満ち、重たさを感じさせない魔法のような逸品なんですよ。
日頃なら小一万のコースに含まれるべきこの皿を、ビュッフェで、しかもなんだったらお代わりしてもええよ言ってくる太っ腹さ。食べ過ぎてこっちの腹が(物理的に)太くなるのさえ気にしなければ、天国のようである。
ホットアラカルトの中で、唯一、一人1つだけ、とされているのがロブスター。
ロブスターというのはまぁ「でっかいエビ」くらいの意味合いで、その中には伊勢海老系のものもあれば、こちらで扱っているザリガニ色が強いものもあって、以前にお話しましたが、私は伊勢海老系も好きだけれども、どっちかというとザリガニ系の方が味が好き。
カニとエビの中間みたいで、ガツンと「自分、甲殻類っす!!」という主張がある。ので、アタックが強く、あまり色気を感じないことが多いのですが、まぁ、こちらのは実に頃合いの熱の入れ方で、ガツンと言えなくもない味の強さを持っていながら、しっとりと色っぽい。
口に含んだら、思わずニヤリとしてしまう。たぶんあの時の自分、えげつないヤラシイ顔してたのではないかと思われ(。-_-。)
ロブスターもフォアグラのラヴィオリも1人前ずつを食べたので(と言ってもビュッフェ用のスモールポーション)他のお皿は分け分けで。
上の写真はチキンのスロークック。今まで食べた中で一番しっとりとした胸肉だ。そしてしっとりだけじゃなく、ふわふわしている。プワプワですらなかった記憶。ふわふわ。ありえるのか、鳥の胸肉で、あんな食感が。
こちらは牛の煮込み。かなりガッツリ。
ソースが美味しい(^・^)
シーフードリゾット。
ありえませんな。これがビュッフェの中の1品でしかないとか。しかも生米から作ってるんで、そんな大量に作り置きはできない気が。置いとくとふやけてく一方だものね。
やはりこれもくどくなく、一方で旨味はたっぷり、そして各種シーフードの風味とソースの軽やかなコクがしっかりとあるというアンバランスのバランス加減に思わずため息。
この芸術的なお皿は、カエル(笑)
こんなおしゃれなカエルの料理、みたことないw そして美味しかったし。ハーブのよく効いたソースはタンパクでぷりぷりとしたカエルのモモ肉を滑ることなく演出してて、次回もあれ、あったらいいなぁと思った次第。白でも赤でも合いそうな味。
デザートがまた秀逸でねーっ。この週末はイースターだったので、卵モチーフのお菓子が多かった。大量の卵の殻が器として使われてるのをみて、これ、殻カットするだけでも大変やん。。。と(・∀・;
そして料理で結構お腹がいっぱいになってたはずなのに、別腹、オープーン!いやぁ、美味しい!フレンチのお店なので、もっとヘヴィなものが出てくるかと思いきや、どれも素材の味がヴィヴィッドに出てるのに、後口が穏やかでぺろぺろりん。
まさかのセカウンドラウンド、サードラウンドですよ、全く。美味しいものってのは、本当に胃袋を広げますな(やぶゎい。。。)
確か一人650kと聞いていたのが、750kだったのは、イースターだったからか、私が聞き違えていたからか。ごめんなさい、そこちょっと再確認しておきますが、ワインに何を飲むかによりますが、スパークリングが 970kで出されてるので、それを基準に人数で割って考えれば大体の予測がつくと思います。
この日は一人、1,000kドンチョイ。5つ星ホテルのサンデーブランチは、シャンパン飲み放題ですが、最近、1,800kとかするところも珍しくないので、さほど飲まない人には、これ、なんとも嬉しいサンデーブランチじゃありませんこと?飲む人にはシャンパンブランチの方がずっとお得かもしれないけど。
会場の広さもホテルほどじゃない。
でもホテルのビュッフェの品数は、目には楽しくあるけれど、全部を食べられるわけじゃないので、こちらのように少数(でもないけれど)精鋭で揃えられた料理を、くまなく味わうという楽しみ方もいいかもですよ。
あまり飲まない人にアドバンテージがある料金体系は、「家族づれ」などに利用し易さを与えるのか、この日は満席。それこそ家族を連れた、主にフランス系の方が多いように思いましたが、チャーミングな紳士が多くて、その場も魅力的でした。イースターってのもあったかもしれないけどね。
ともあれ、行く場合には予約をした方が良いと思います。満席も納得のコスパの良さ。いや、そんなレベルで語っては失礼かも。もはや、あの金額であの料理群を楽しめるとか、楽しまない、という選択をする人がいるだろうか?いやいない、と、反語が飛び出す確信ぶり。
ホテルのビュッフェも、その価値はあります。が、予算とか、規模の大きさとか、雰囲気とか、そういうのがこちらのお店に兼ねあう人も多いんじゃないかなぁと思われます。
行くべきよ。
ほんと、ここ。本当は解説すべきことがまだまだあるのだけど、とにかく今週末までに情報を間に合わせようと
バタバタ。
VIVA! ホーチミン!
幸せな日曜日を過ごしたいなら、ここに行くと良いと思いますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
Le Cortoで新年トリュフコース!
すごい勢いで更新し続けてるこちらですが、新年早々お年玉的に、ずっと憧れていたこちらのトリュフコースをいただけることになりまして!!
もうこの感動を早く皆様にお伝えしたい!!素晴らしいからっ。こちらのお料理やっぱり素晴らしいからっ!!もうとっとと行くわよ。前振りなんてもうやってらんない!!
まずはアミューズ!
小さな小さな一片に見えるんですが、これフォアグラのパテ。それに香ばしいフレークスとトリュフのソース。この小さな一片をさらに小さく切ってお口に運ぶわけですが。。。
ふーっくら。
小さな一片がびっくりするくらいお口の中で、ふーっくら。このお店の美味しいパンと一緒に食べたりするともう超幸せ!!語彙無さすぎるが、それしか出てこない贅沢な幸せ(≧∀≦)
次はホットスターター。
頃合いにしゃくしゃくと茹でられたアスパラガスにマッシュルームベースのエスプーマ、超半熟の黄身を絡ませたべるが。もちろんトリュフの含み付き。
そう、含みなんです。ここまでの2品。ちっともドヤ感がない。確かにそこに香りはあるけど、ご覧の通りフレッシュなものを使われてるので香りが控えめ。
先日バンコクでいただいたやつの殆どはオイルでの香りづけがされていたので、むセっけぇるようなムンムンのトリュフ。それはそれだと思ってましたが、5コースともなると、あんなの続いちゃとてもかなわん。実際3品が食えなかった。
しかしここのは実に品が良い。トリュフに関しては、ちょっと物足りなさを感じるほどに。味に関しては素晴らしいんだけど。
しかし次で自分の浅はかさを知るわけです。
フォアグラのラヴィオリ、トリュフのエスプーマ。このお店初期のオーダーでトリュフの香りのスープを頼んだ時に間違えてこれが出てきちゃったという幸運に恵まれたのですが、それ以降はお目にかかれないまま。
そりゃそうだ。これ、コースの中の一品でアラカルトの中にはないもの。すっごいから。これ。でも。。。
1枚目の写真のように、トリュフオイルはその間違えた時には垂らさなかった。他の料理と間違えて出てきたのだったら当たり前なんだけども。
オイルがある分、ここでククっと味の傾向が休息展開。これまでお上品お上品できているかと思ったら、フッと輪郭がはっきりしてくる塩梅に切り替わり、その塩加減に合わせて、トリュフの強さも色を増す。
円盤型のラヴィオリの中にはフォアグラがプリッと。まずエスプーマの部分だけでも味わい深く、エロ展開した変化の明確さにドキッとさせられるのですが、このラビオリをほんの少し、スプーンの先に取って食べてみるといい。
そもそもが旨味のあるソースに加わり、グングングン!と味の深さが自動展開とさせられるのですが、このラビオリをほんの少し、スプーンの先に取ってされていって、それに舌がついていかずに、ちょとおオロオロするw
浅はかだった。アミューズとホットスターターがちょっと大人しめな顔をしてたからといって、侮った。
これ、意図的だ。
シェフがここでの展開を、より劇的に魅せるための計算づくの上品さだった。上品、という表現の裏に、ちょっとだけ(こんなもんか)という侮りをあえてこちらにもたせた上で、クイックに方向転換する。ものすごい「やられた感」。
しかしメインはここからだ。
やられた感を感じながら、でもそれが心地よくもあり、じゃあ次はどうなるのだろう?とワクワクしながら待っていると、登場したのがこちらのお肉。
ごっつい( ̄▽ ̄)
素敵にフォアグラ、その上に(ちょっとだけ厚めにスライスしときましたねっ!)とギャルソンが耳打ちしてくれたトリュフのスライス。
通常ステーキを目当てに食べにいった時はレアを頼むワタクシですが、シェフがミディアムレアをお勧めするというのでもちろんのこと従ったけれども、これがまた。。。
赤身ですが、シルキーと言って良い食感。そしてお前プリンか?と言いたくなるようなフォアの存在感。でも優しいのです。全体のテクスチャーは。でもその味わいは、凶悪なのです。
さっきの強気への展開からさらにググッとこちらを引き上げる味の強さを持ちながら、決して塩みや、ソースの濃度では勝負しない。全体一緒に味わった時の複雑さと快感とでこちらを思う存分混乱させる奔放さ。美味しい、とか、すごい、じゃなくて、
「どーすんのこれ」
と狼狽えさせられる未体験の味。
その味はそのものだけのものじゃなくて、そこに至るまでの流れがあってこその味で最初から自分は相手のおもツボ、いいように乗せられてきてたのかよ、という、メンタルなダメージと、そのダメージの心地よさに逆らえない諦めと、そのまた諦めが嬉しかったりするマゾヒズム的感覚が。凶悪(๑•̀‧̫•́๑)
で、この日は二人だったので、メインを2種類頼んだんですよ。で、シェア前提でご理解下さるお店だったので、それぞれの皿を半分食べたところで交換したんです。ちなみに私が最初に食べたのは魚。で、お皿を交換した所で。。。
待ち構えていたかのように、それまでの魚介類用の魚を引いて、すっと出してくれたのがラギオール。なにこのサービス。
お皿を交換して食べるとかさ、きちんとしたフレンチなら、下手をしたら許されないし、やったとしても行儀悪いことに変わりはないのに、「アジアの人たちはこんなに沢山食べませんものね」というベトナム的な理解の下に許してくださってるだけでもありがたいのに、さらにはそれを「快適に」というお心遣い。
いやお心遣いだけじゃないかもな。あんなにがっつりな赤身なのに、ふわりと柔らかくシルキーに感じられたのは、肉質や調理の腕だけじゃなく、ナイフでの切り口の様子にもよるもの。
そういえば、こちらのお店でも使われてましたね。お肉にこだわるところでは、極、自然な選択なのかも。
で、もう一品のメインでスガ、Cod Fish。タラですな。こちらのフレンチの定番の食材。タラと肉、ましてやフォアグラ付きなら、私はこれまで迷わず肉を選んできたけど、こーのタラが。。。
すんごいのっ。
タラですよ。肉の後とかに食べたら絶対物足りなくなるやつ。それが全く物足りなくないどころか、すんごいアタック力を持ってるの!もう最初の一口で撃沈しちゃって、その後の写真を取るの忘れちゃったわよ。。。
ともすれば、匂いがきになる食材に完璧な手入れを施し、スロークックの手腕を生かしたプリプリの食感、ぽってりとした濃厚な白いソースと相まった時の力強さといったら、とても魚のそれとは思えないお味。もちろんトリュフの風味が存分に生きてる。
次回このコースを食べることがあったら、私、メインはタラを選ぶかも。
こんなことはこれまでに思ったことがありませんでした。タラを嫌いではないけれど、メインとぢて選ぶことはまずなかった。対比がフォア乗せのステーキであればなおのこと。
もう、その場にいた二人とも、頭抱えてましたもん。ナンジャコリャ、と。ほぼ、呆然としたままデザートを迎えてデザートが美味しいながらも、目を合わせては、敗北に近い感服の念を交わしつつ、いやー、ええもんいただいたなぁ、
と。
このコース、実は今回ご紹介したコースと、これにチーズプレートをプラスするコースがあります。価格は2段階で、1万円弱と1万円越え、ってところでしょうか。
いいお値段よね。1回のお食事としては。でもこんな料理、この値段で食べられるところはなかなかないよ。ましてやこちらのシェフ、私が直接確認したわけじゃありませんが、元、ソフィテルにお勤めだった方であろうという情報も入ってまいりました。なるほど納得。
コースのね、最初から最後までを完食した時に初めてわかる「味わい」ってのがあって、その一つ一つだけを評価することに意味がないというお料理の種類があるわけですが、こちらのコースはまさにそれ。
見事な流れ。
時に料理は音楽に例えられることがありますが、穏やかな序章から安定のメロディへ、そして鮮やかな店長からクレッシェンドでメインに向かう様子を味わうに連れ、なるほど、そのように例えたくなる料理がこの世にはあるのだなと思い至った次第。
トリュフ、またフォアグラ好きな方、特別な席をお探しの方。いいですよ、とかいう勧め方じゃ到底足りない。すごいですよ、こちらのコース。
見事でした。
これ書きながらもまだ「やられた」感から立ち直れてない。本当に良いものを年始にいただくことができました。素晴らしい。何かの折にはぜひ思い出していただきたい。
というか、こちらの個室借り切って、10人くらいでこのコース、ガーンと行きたいもんですな。LINE@でお誘いしてみよ。まぁぢで夢心地のお料理でしたよ(*´ω`)
セットランチに昼から感嘆の牡蠣♪
相変わらず、興味が尽きないこちらのお店。週替りなのかな。ランチのセットも、人から聞くたびに魅力的な内容で、ほんと、できることなら毎週通いたい。
が、なんだかんだで忙しく、この1ヶ月ほど行けてなくてしばらくぶりの訪問です。この日は3人だったので、セットランチを2つ頼んでシェアしました。2人だったらセット1つにアラカルト1品ってところでしょうか。
そういう変則的なことをしても嫌な顔一つせず、むしろ「我々アジア人はこんなに量、食べれないもんね(・∀・;」くらいの共感をしてくれるのがベトナムフレンチの懐の深さ。
前菜は一種類だったのでチキンのサラダが2セット分。そしてメインは、イベリコ豚のソテーとパスタ。
そういやここでパスタって初めて食べたけど、これがまたなかなか。セットランチは、内容がその時の運になるので、お好みのものがあるか保証できないのがネックですが、まぁ何度か行かれてる方なら、お店に入ってからすぐ、ランチの内容を聞いて見ても良いかもですね。
今回とかチョイス2つのメイン素材がどっちも豚だったりしましたから、苦手な方だと食べられないケースもあるかもだし。
で、今回お伝えしたいのがこちら。牡蠣ー!!!
生牡蠣もあるのですが、この日は通常置いてるニャチャンの牡蠣がなく、生食用はフランスからのものしかないと。それはかなりの予算オーバーだったので、焼きガキにしたんですけどね。これがすんごい美味しかった!
そもそも生牡蠣を警戒される方もいますし、焼いてても屋外のお店はちょっと。。。という方もおられるので、屋内の調理スペースが確保されてるお店で調理した牡蠣を食べれる所を押さえておくのって、ご案内することが多い人には結構大事かと。
私自身は生派なんですがそれでも感嘆のこちらの牡蠣の美味しさったら。元々の牡蠣の味の綺麗さもあるんだろうなぁ。これはベトナム産でしたが、焼いた時に出てくるアクのようなものもほとんどなくて、ペロリペロリと平らげました。これ、一人で来てても、1ダース、平らげてたんじゃなかろうか。
さっき2人で行った時は、セットランチ1つにアラカルト1品がちょうど良い量、って言いましたけど、フレンチのお店の場合、そのアラカルトを選ぶのが大変だったりしますよね。素材と調理法で構成されてるメニュー名。料理のことをある程度知らないとチンプンカンプン。
というわけで、アラカルトもぼちぼち紹介していこうと思います。ちなみにこの牡蠣、12個で400Kドン。6個で300Kドンだったかな?その価格差があったら、そりゃ12個頼むでしょうってお話でね。
昼から牡蠣って、ちょっと贅沢な感じですが、たまには、ね(^皿^) これ、もちろん夜にも頼めるメニューなので、牡蠣好きな方はお試しくだされ♪
日替わりランチ
いやー、なんかことあるごとに行っちゃいますね、こちらのランチ。内容を鑑みたらありえないお安さだということと、やっぱりこちらに行って見たいとリクエストもらう率ナンバーワンです、今のとこ。この日も素晴らしかったわー。
まずは前菜のサラダです。ここのサラダ、ほんまに都度、趣向が凝らされてるんよな。今日はトマトメインのサラダ。
それに合わせるのは、二十日大根のスライスと、ルッコラ・セルヴァティカ!ぎざぎざ葉っぱのルッコラさん!
この香りの強いルッコラに関しては、下手なぶつけ方すると他の野菜全部が負けてしまうのだけど、トマトがねー、この日のトマトがっ。キューっと焦点合ってるやつで、ドレッシングなんてなーんもなくても、野菜の味だけでお口の中でご馳走になっとるw
日本でよく使われてる丸っこいイメージのルッコラ・コルティヴァータだと、ここまでのヴィヴィッドさはないんよなぁ。それを繊細、とも表現できるけど、好きやー、この「オラー!ルッコラやぞー!!どやー!」みたいな感じ。
それにほんのりチーズのホイップが乗ってて、酸味やらハーブの香りやらが戦ってるお口の中で、「まぁまぁまぁ」と全体をいなしてまとめてくれてる感じ。更に。。。
すいません、あんまり食べるの楽しくて写真、上の一枚しか撮れてないんですがw、イチゴ!イチゴが隠れてたの!スライスされたイチゴがね?トマトとルッコラの間に隠れてて、チキっとした甘味が、またいーお仕事を。。。
私、サラダ一品でここまで文章引っ張れるって、どんな変態よ。。。でも美味しかったの。すごく。
この日のメインの一つはお肉。相変わらずの、セットランチメニューとは思えない内容で、このトロットロにソテーされてるほうれん草がソースの一部を担ってるというオツなステーキ。
そしてもう一品は魚。
アーーーー美しいっ。
シーバス。カリーっと皮目を焼いたシーバスに、エスプーマのクリーミーソース。綺麗。本当に美しい。
私、ここのお店に来るようになって、メインのチョイスに魚があったら選ぶようになったのよね。この日はお肉を食べたけど、あとでやっぱり後悔したもん。やっぱり魚食べとけばよかったなーって。それくらい、ここのお魚美味しいねん。
以前は肉チョイス一辺倒だったのに、このお店だと、相当迷う。迷って迷って迷った挙句に魚に行くとか、これまでの自分では考えられなかったこと。別にお肉がダメになったわけじゃなく、相変わらず他ではガッツリ肉食なのに、何ですよねー。美味しいものの力ってすごい。
で、いつもここまでの2コースでお腹いっぱいになるので、この日もそのつもりだったのですが、話が弾んで楽しかったので、つい出来心でデザートも頼んでみることに。
そしたらこれが大当たりさ。イチゴのソルベに、イチゴのワインコンポート!!ギャーーーーー(≧∇≦)
すんごいの、これ、すんごいのっ。自分も好きでイチヂクやナシ、イチゴのワインコンポート作るんだけども、こっちのイチゴって酸っぱいし固めだから、すんごい向いてるんだよね。生で食べるには美味しくない、とされてるけれども、コンポートにするときは、俄然力を発揮する。
うわーうわーうわーっ、幸せや。超美味しい。
そんな表現じゃダメじゃん、フードアナリスト、ってくらいに単純な言葉しか出てこないくらいに美味しい。
驚くなかれ、ここ、ランチが「日替わり」なんよね。だからここで書いて美味しかったものが、みなさんが行かれた時に出て来るとは限らない。何回に一回は同じものを出してるんでしょうけれど、なんと日替わり。
こんだけのお店で。
こんだけのもんを出して。
あんだけのお代しかとらなくって。
でも日替わり。
あの美味しさ。
良きサービス。
ほんまにここは何度来ても感心するし感激するな。ホーチミン市は、このお店、ガッツリ褒めたっていいと思う。街の宝やで。
ごちそうさまでした。今回も本当に美味しかったです。一体この店のレポ、どんだけの長さになってるんでしょうね。もう怖くて下まで見てられないw
お店情報まで行くのが大変なときは、文章始まる前にある目次で「お店情報」までポーンと飛んだってくださいね。ランチ、結構混んでることが多いようなので、予約した方がベターです( ・`ω・´)b
Paul Jaboulet Aine ポール・ジャブレ・エネとのペアリングディナー
急な話ですが、今週木曜日、20日に、日本でも人気、あのパーカー5つ星のワイナリーと、我が愛するLe Cortoさんとのコラボですってよ!
通常こんなディナーは数日がかりでやったりするものですが、今回はこの1日だけなんですってー。
正直、フレンチレストランのディナーは自分でコースを組み立てるのが大変だったりしますよね。コース料理もあるにはあるけど、なかなか日頃のディナーでそれは使いづらい。
でも実力を知っておいて損はないですよ。例えば社用でのおもてなし。例えば知人のおもてなし。あんまりかしこまりすぎないけど、きちんとしたものを出してくれる信頼の置けるお店。知っておくのは財産です。
こちらのお店の良さを知るのに、今回のような、ワインのベストペアリングだと、さらにお料理が引き立ちますし、こういうことができるお店だというのを知っていれば、普段来た時も、安心してお店にセレクトを任せられるんじゃないかと思います。
ちょっと急なお知らせでしたが(この手の素晴らしいディナー、お店側でも結構ギリギリで決まるので、ホーチミンではいつも直前に連絡が来る)ぜひこの機会に、お試しください♪
予約代行いたしますんで、ご連絡いただけたらいつでもお手伝いしますよー(^・^)
いつでも楽しめる!Degustation Course !
トリュフのコースだったり、キャビアのコースだたり、スペシャルゲストシェフを迎えてのゲストだったり、限定ディナーはよく楽しんでいたのですが、考えてみたら、このお店のベーシックなコースのご紹介をしていなかった。
Degstation コースと言います。これを最近いただく機会があったので改めてのご紹介。素晴らしいのよ、これ。
まずはチキンのアミューズ。これがチキンだと言うことがわからないくらいに滑らかで柔らかで、周りのソースと一体化してる様が素晴らしい。そしてそのテクスチャーと同じく、味も柔らかで、実に優しいコースの始まり。
2皿目が一番の驚きだった一品。
ケーキ見たいなこの一品は、サーモンマリネにアヴォカドペースト、りんごにクラスト、フォアグラ、ホタテの貝柱のスライスに醤油ベースのソースをミルフィーユみたいに層にした一品。
これを盾にザックリ切って、上から下まで+手前にあるわさびのエスプーマを添えて食べると…?
知ってる味もあるのだけれども、その他のさまざな味。でもその一つ一つを味わおうと試みるより前に、全体がまるっと一つにまとまり渾然一体。
ねっとりとした濃厚さが重たくなる前に、わさびのエスプーマがさわやかを添え、こんなにもたくさんの食材がこんなにも一つになれることがあるのかと、家庭料理では味わえない美味しさを楽しめます。
いやほんとにこれ、初めて食べた時は一口ごとにカトラリーを起き、感嘆しながら食べたものでした。本当に素晴らしい一品。フランス前大統領がこの店にこられた時も、この料理に大変感嘆されておられたとか。さもありなん。
そしてこのミルフィーユに入っていたフォアグラが、さらに次のお皿に続きます。
わーお。フォアグラのソテーって、りんごの甘煮なんかと合わせられることが多いけど、ここはベトナム。南国です。だからマンゴーが山ほど採れる。で、奄美の部分はとろとろのマンゴー。これが素晴らしく合うんです。
そしてコクのあるポルトワインのソースに浮かぶ土台はポレンタ。トウモロコシの粉から作るこれは普通沸騰したお湯やスープを混ぜて練って炊き上げたものですが、このお皿のものは、さらにそれの表面がカリと焼かれてる!
ポレンタを、焼く!!そうか、この手があったか!決して難しい手法じゃないけど、私はこれまで食べたことがなかったわ。。。そうか。。。
そしてメインの一つはステーキ。ですが、そんなのセットランチのメニューにも時々出てくるじゃん?って思った?
これ、全然違う。調理法が全然違う。もちろんランチのも十分美味しいけど、グリルされたポレンタがこんなに効果的とは思わなかった。驚きだわ。それがもうとってもフワフワに仕上げられたお肉ととても好相性。だからシェフはこれを出してるんだろうけど、改めて唸る。
そしてもう一つのチョイスのメインは、魚介類の一品。
ゴッツいロブスターの爪部分、そして胴体部分の身がメインではあるけど、この皿のメインは私、ソースだと思う。素晴らしいのひと言。スプーンの先でほんのちょっと掬っただけのソースがとても幸せな味。
で、大きなリング状のパスタにもシーフードが詰められていて、これまた幸せ。この一つのお皿の中に、いくつもメインがあるかのようだ。。。
前にも書いたけど、以前はコースのチョイスはお肉一択だったけど、ほんと、この店でシーフードを選ぶか迷う悩みができてしまった。ほんっと美味しい、これ。
そしてデザートはパブロヴァー!!(((o(*゚▽゚*)o)))
サクサクメレンゲにポックリとした豊かなクリームや酸味がキュッと利いたフルーツのコンビ。
こう言うデザートを食べるとき、どれもをバラバラに食べる方もいらっしゃいますが、ぜひ、メインのパブロバを少しスプーンで分けたらそこにソルベも添えて、全部一緒に食べてみてほしい。
なんなら少しグシャグシャッとスプーンで混ぜてから食べてもいい。別々に食べた時との違いが面白いから。レシピって、皿の上にあるものすべてが渾然一体になった時のことも考えられてる。もちろん、一つ一つを別に食べて、その後味を次の食材が追ってくるのを楽しむってのもありだけど…
このコースの一つ一つのお皿は、お皿の上のものすべてを一緒に食べた時に、一言では言い表せない複雑で、でも穏やかで心地よい調和と、スーッとこちらの体に馴染む素晴らしいレシピのものばかり。
1.500,000 vnd。約7,500円。チョチョイ食べる値段じゃないですよね。でもこの内容。日本でいただいたらいくらかかるかわかりません。それくらいに素晴らしい内容だし、おそらくは日本人にはかなり受け入れやすい味。
原流を汲んだフレンチは、量的にも味的にも、日本人が覚悟する数倍はヘヴィ。フルコースなんて、メインが出てくる頃にはお腹がパンパンだし、味も濃いしで、正確なチョイスのワインがなかったら中々辛い。でもここのコースは、とても優しい。
お店も、素敵だけど堅苦しくないので、ちょっと特別な日のディナーにはもってこいかと思われます。特にこのコース。こちらのお店が用意されてるいろんなコースの中でも出色。オススメですよ!
2019年元日はこちらのお店で
ホーチミンにいて初めてお正月をこちらで過ごしたと思われるのですが(いつも旅行に出かけてた)、今年のお正月はこちらのお店のランチビュッフェで始まりました!!
はーい、いつものサンデーブランチにある、ホットディッシュの一品、伊勢海老ー♪ このメニューだけ一人1品となってますが、まぁ何匹も食べるものじゃないわな。
特に甲殻類は消化しにくいので、あまり食べると他のものが食べられなくなるし(←食い意地が。。。)
その他のホットディッシュは何を何回頼んでもいいのですが、こちらはお肉もお魚も美味しいので本当に困ってしまいます。まぁどっちも食べればいいんですが、その他のコールドカッツ類もとても充実してるので。。。
特に今回はお正月特別メニューってことで、パテをパイ包みにした一品がすごくすごく美味しかったですね。煮こごりができてるってことは、焼いてる途中はかなり水分があったはずだと思われるのに、パイ生地がべちゃべちゃしていない。。。
美味しかった。。。なんだったらこれ一品でワイン何杯も飲めるほど。これ、普段のメニューにも入れて欲しい。。。保存きくし、なんだったら持ち帰りで売って欲しい。。。
ビュッフェとはいえ、デザート類も充実でした♪ いつも美味しいプチフールが並ぶんだけども、この日はことさらに可愛かったな。
こちらのビュッフェでデザートのためのお腹をキープしておくことはとてもとても精神力がいることですが、やっぱり、ここのデザートを食べると、我慢してよかった、と思えるのです。我慢したのかあれで、って量をいつも食べちゃってますけれど(・ω・)ノ
新年だったので、ガレット・デ・ロワが美しかったですね。
美味しいビュッフェでの年明け。今年も美味しいものに出会う予感しかしないっ(๑•̀‧̫•́๑)
そしてたくさんみなさんとシェアさせてもらえたら嬉しいですーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
最近のサンデーブランチ
すっかり記事の更新はご無沙汰してますが(だって長いもんね…)状況が刻々と変わるホーチミンにあって、確固たるクオリティを保ち続けてるこちらのお店。素晴らしい。
特にサンデーブランチはピカイチでお得ですよね。その内容は毎週様子が変わるので、飽きることもなく、私も月1ペースで伺っております。平日ランチに至っては、ちょっと数えてみたら、月平均5〜7回。おーい(・∀・;
基本はビュッフェ+オーダーのホットディッシュ。これは何度頼んでもいいし、同じものをいくつも食べても良いし。あ、ロブスターだけ、お一人様1会のみのオーダーとなっておりますのでご了承くださいw
ま、あんな消化に胃の労力が必要なもの、ビュッフェでたっぷり食べてしまったあ、あっという間に他のもんが食べられなくなるので、制限があった方が親切だと思いますけどねw
エビ・カニ・イカ・タコ、この辺のタンパク質は消化しにくかったりするので、序盤で食べると、すぐ頭打ちが来てしまいます。血糖値が上がりやすい糖質食材(パンやパスタ、芋類など)と共に、ビュッフェでは後半に持っていきたい食材だったり( ・`ω・´)b
コールドカッツ類は相変わらずの充実ぶり。品数ではホテルに負けるかもしれませんが、とにかく質が良い。
チーズも充実色々。シェーブルまで揃えた精鋭。
アペタイザーコーナーも、いつものように美しく。。。
牡蠣やエビも安定してありますね。牡蠣は時期によっていろいろですが、どうか牡蠣の近くに置かれてある、塩胡椒と生ライム。これを小皿に絞ってつけて召し上がって見てください。
日本もこれやればいいのにという美味しさ。ベトナムでエビカニや、なんなら味付けされたお料理にも使われるライム塩、お試しあれですよ!
ホットディッシュの内容は毎週微妙に変わるのですが、もしチキンのマッシュルームソースと、ダックブレスの料理があったら食べて見てほしい。
これらは平日ランチにも登場するメニューですが、ダックや鶏の胸肉、と聞くと、あのパサパサを想像して敬遠する方がおられるんですよね。
ないから。この店でそんな料理出さないから。こちらのお店、お肉もお魚も、低温調理が実に得意なんですよね。えっ、鶏胸肉ってこんなに美味しいの?こんな食感になるの?って驚きがあるから、ぜひ食べて見てほしい。
なお、鶏胸肉の鶏ハム的なものが、ビュッフェのサラダコーナーに置かれていることが多いので、これもチェック( ・`ω・´)b
あとこのラヴィオリな。確実に毎回あるとは約束できませんが、本来なら、夜のコースに組み込まれてるもので、もちろんそれよりは若干軽めになってますが…
ラヴィオリの中にはフォアグラ、そしてマッシュルームソース(これがコースになると、季節により、ポルチーニとかになったりする)。幸せだから。他のはポーション小さくてもシェアしたくなるけど、これだけは私、人数分頼む。なんなら一人で2回頼む(笑)
ところでコールドカッツにはローストポークやローストビーフなんかが塊で置いてあって、それをカットしていただけるのですが。。。
もうこの日のローストビーフ、最高でしたわ。。。ソースも美味しいのだけど、塩胡椒でいただきたい。良い。
大抵の場合デザートもビュッフェスタイルなのですが。。。
この日はそれに加えて、オーダー制の一品も!なんと、南国フルーツをふんだんに使った、パブロヴァ!!きゃーっ、私の大好きなお菓子!!(≧∇≦)
オーストラリアの家庭のお菓子だったかな。一番下の真っ白な部分がメレンゲなんです。作り方はいろいろですが、これは手間がかかるパウダーシュガーを使っての軽い軽いサクサクメレンゲ。砂糖の種類や砂糖の使い方で食感がかなり変わるんですよね。
それにポッタリしたカスタードに赤いドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、そしてその二つを合わせたソルベ!!クッソ手間かけてる!!(ちぇりさん、お口が。。。(。-_-。))
生のパッションフルーツって、甘いのに滅多に出会えなくて(自分の中では宝くじ当選並みの確率)かなーり酸っぱいことが多いのですが、メレンゲとソルベの部分がうまーく甘さ→酸っぱさまでの距離をつないでて一体化してる。。。見事。
ええ、もちろんビュッフェスタイルの中からもいただきましたとも!!ああ、やっぱり幸せですよ!
人数は予約段階でだいたいコントロールしているし(っていうか、当日予約なしで来て入れないケース多々)頃合いのスペースなので料理が途切れる様な貧乏くさいことがないし、ビュッフェッとは思えない質だし。やっぱりいいですね、こちら!
ご旅行者の方、日曜日がかかっているなら、こちらのサンデーブランチ、オススメですよ!
【営業再開🎉】サンデーブランチも再開!⬅︎NEW!
やー、この記事、長いですね(。-_-。)
もちろん書いていない方が多くて、ぐっと抑えても抑えきれなかった自分のファンぶりが垣間見られる。。。
で、日中のランチ営業などはもうされていると聞いてたのですが、サンデーブランチも復活!
ただし、ビュッフェスタイルはまだ控えられてるようで、オーダー制のブランチらしい♪でも、ビュッフェスタイルではないためか、料金が570k++と以前よりちょっとお得。
プロの料理人さんたちが「勘弁してくれ…」と嘆くくらいのお得な価格だし、何よりもその質が高くて、コストパフォーマンスが驚異的なんですよね。。。なのにリーズナブルな理由の一つはドリンクもあるかな。
多くのホテルのサンデーブランチはシャンパンが込みだったりするので、1万円ほどしてしまうのですが、こちらのサンデーブランチはドリンクが別なのでリーズナブルに抑えられてるんですよね。
それにしてもお得すぎるけど(苦笑)
飲めない方、お子さんがたも一緒に楽しめるのがいいところ♪
ただし、そもそもそんなに広くないお店ですし人数制限もされてる可能性がありますから、ご予約は必須。
もし英語はちょっと…という方がいたらお手伝いしますので私にご連絡ください♪代わりにお伝えしますので!
ちなみに
※2023年版の記事を別に書いていますのでご参考まで
お店情報
Le Corto
5D Nguyen Sieu Q1
Time: 09:00 – 23:00
Spent: 850,000 vnd / person
(ワインをボトルで入れた額が半分くらい
あるので料理は実質これの半分くらい)
↑ ↑ ↑ ↑
イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
コメント
ちぇりさん、初めまして。
ブログを拝見させていただき、大変参考になりました。
今度、社員旅行にてこちらのLE CORTOに行こうと考えています。
その際に、ディナーのコースをと考えていますが、どのくらいの予算が必要かが調べてもわかりませんでした。
もしよろしければ教えていただく事は可能でしょうか?
また、前日に5人の予約を取りにいっても取れるものでしょうか?
突然で大変申し訳ございませんが、お教えいただけると幸いです。
日本からホーチミンへ旅行予定でぜひLecorteさんへ行きたいのですが、予約は電話しか方法はないでしょうか。メールアドレス等ご存知でしたら教えていただけると助かりますすみません。。。
>池野さま
Le Cortoさんにご興味持ってくれてありがとうございます!このお店はこちらから予約できるようです。
http://lecortovietnam.com/home-reservation/
が、私、ここのお店とはホットラインを持っているので(予約件数が多すぎるので直接お店に連絡してるんですw)もしよろしければ代行も致します。LINE@ご登録の上、そちらにメッセージをいただくか、このブログ右肩にある「一般的な問い合わせ」よりご連絡ください。どうぞご遠慮なくー(^・^)
[…] 引用:フードアナリストちぇりのホーチミンの美味いもん […]
ちぇりさんはじめまして
ちゃいと申します。
今週末からアンコールワットを経て、10日夜よりホーチミンに滞在します。
初滞在のためちぇりさんの情報が大変役立っており、感謝しております。
そしてLecortoのディナー、予約を入れました!!
今から食事が楽しみなのですが、ディナーの服装って気を付ける点ありますでしょうか
店内の写真を拝見するととてもluxuryなので、ドレスコードなどあるのかと思いまして・・
突然かつお忙しいところ恐縮ですが、可能であればご教示くださいますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
>ちゃいさん
わあっ、カンボジアからホーチミンにいらっしゃるのですね!そしてLe Cortoさんのディナーを楽しまれるとのこと。私も大好きなお店なので嬉しいです!
確かにお店の内装は素敵なのですが、実は5つ星のホテルでもさほどドレスコードが厳しくないのがホーチミンの気楽なところ。なのでこちらも特にドレスコードというのはなく、旅行者さんで、割にカジュアルな格好(男性だったらTシャツに短パン、女性だったらリゾートドレス的なものや、極シンプルなパンツルックなど)でも全く問題ございません。気分として、お気に入りのお洋服なりを着ていかれると楽しさが増すかな?という気はしますが、お店からどうこう言われることはないと思います。
実際にはお店の中には、カジュアルな人もいれば、とびっきりのおしゃれをしてこられる方もどちらもいることが多いので「ご自身が楽しみたいスタイルで」が一番♪ホーチミンの人も、海外から来たホーチミンに滞在されている方も、おおらかに過ごされる方が多い気がします。なので、ホーチミンでは人目基準・一般基準ではなく、ご自身の楽しみたいように楽しまれるのがよろししいかと思いますよー(^・^)
ちぇりさん
お忙しい中早々のメッセージありがとうございました。
とても詳しく書いてくださってたいへん参考になり、気構えが軽くなりました(笑)
折角のお料理なので、すこし綺麗目のスタイルで行こうと思います♪
ベトナムは長年行きたくて今回ようやくホーチミンだけですが旅行することになりとても楽しみにしています。
ちぇりさんのこちらの情報がとても詳しくわかりやすくありがたいです。
本当にありがとうございます。心よりお礼申し上げます
>ちゃいさん
ディナーへのお心持ち、ご心配が減ってくれたようで何よりです♪ コメント欄でも良いですが、ちょっと遅れることもあります。もしご旅行に来られた際にお尋ねいただくようなことがあれば、LINE@もご用意しておりますので、そちらからご質問いただけたら早めに反応できるかと。
https://line.me/R/ti/p/%40rer3612k
楽しい旅のお手伝いができることがあれば、何なりとおっしゃってくださいね♪
>ちぇりさん
うわーっ!ご親切ありがとうございます!
はい、ではお言葉に甘えて何かありましたら、LINEでご連絡差し上げます♪
ほんとにほんとにありがとうございます!!