田舎の方ではよく見かける「なんかの丸焼き」。
なんか、の部分には豚さんであったり鶏さん
さんであったり、はたまた犬さんであったり
するわけですが、鶏はともかく、国際的な一般
基準からは外れていると思われるものは、
なるべく人目につかないように街中では控え
られるのがどのこの地方でも常ですよね。
特に犬食に関しては、それを目につくところ
に掲げると苦情がくること必至なので、別の
名前に言い換えたり、見えにくい場所のお店
で出したりということが暗黙の了解的になっ
ているんじゃないかと思われ。
うん、思われる…わけですが…?
ウォウ、丸釣り。。。(・∀・;
い、いやお肌すべすべすぎるし、さすがに
これプラスチックの模型かしら?と近づいて
みると…?
リ、リアルである(・∀・;
でもそうだとしたら逆にすごいな。
お肌もすべっすべ(毛の処理完璧)。
血抜きもきっちりできているのか、この状態で
滴ってるところがないし、裂かれた皮の間から
見える肉の様子が、実に綺麗。見とれちゃった。
結構部位によっては代替動物の肉を出す
ところも多い中、「うちは100%山羊やで」
と掲げてることもあり、こちらかなり自信
があるのね。
店内は半オープンな感じになっててかなり
広い。広すぎるのと昼間は客が入ってなくて、
またもや自分一人だけだったのでガランと
しちゃってましたけど、ローカル店ながら
壁に最近はやりのペインテイングが施されて
たりとかして、若い人狙いもあるのかなー
なんて。
カフェとかに施してあるのは見たことある
けど、そうかー、山羊料理やさんにもあの
壁ペイントやるかー(笑) ま、雑踏の中の
路上のお店、っていう雰囲気はホーチミン
でも名物なんで、しっくりくるっちゃしっ
くりくるけど。
メニューは焼肉、鍋などもちろんあるけど、
すでに調理してくれてる一品も数多く、
どれにも英語で調理法を示してくれてる
からなんとか想像がつく感じ。山羊料理
自体、自分の頭の中のバリエーションが
少ないので想像力フル回転だけどw、薄く
スライスしたののレモンジュース蒸しみたい
なのとか美味しそうだな(^・^)
面白いなって思ったのは、上の写真の右ページ。
山羊のモモ肉んとこ、3種類の料理にしまっ
せーというやつ。55k/gの計算で蒸す・焼く・
お鍋の三種類。こういうオーダーの仕方が
できるの、ちょっと楽しい(^・^)
あと、昼間はないようですが、夜になんぞ料理か鍋を頼むと、野菜のビュッフェがついてくるみたい。
お姉さんパネルが持ってるのに Mien Phi っ
て書いてある。あの単語「免費」で音を覚え
てるんだけど、確か無料って単語だったかと。
実際には鍋とか、あのビュッフェがつく
料理の中に費用は含まれてるわけですが、
お野菜ビュッフェがついてくるよと言われると、
ちょっと得した気になりますわなw
さて、この日はお一人様だったので、一人で
食べきれるものを頼まなければなりません、
というか、以前からこの店の前を通った
時に目をつけていたカレー、一択( ・`ω・´)b
山羊カレーといえば、こちらのお店の味が
未だに忘れられないわけですが…
山羊肉料理屋さんには結構定番メニューとして
あるんですよね、山羊カレー。やっぱりカレー
を売りにしている上記のお店にはなかなか叶わ
ないのですが、気軽に食べれる一品としては
重宝するんで、もしも一人で山羊肉屋、という
シチュエーションになり、鍋はさすがにちょっ
となーって時は聞いてみるといいかも。
Cariで通じるし。
も、もう調理したものが出てくるには違い
ないんだけど、冷めないようにか、アチアチ
で食べさせたいのか、卓上コンロにかけられ
ましたよ。これ、一人で鍋食べるのと大して
変わらんのではないだろうか(・∀・;
この塊の半分くらいはお芋類。類、という
のは、一種類のお芋じゃなくて、何種類か
ガザってることが多いから。今回はサツマ
イモと海老芋さんかな?一旦揚げたものを
ソースに絡める感じで入ってるんですが、
揚げすぎてたのがちょっと残念。
ソースはベトナムに有り勝ちな甘めのカレー
さんで、自分的にはちょっと物足りないけど、
そんな時も慌てず騒がず。これに塩とライム
をもらって調味しても良いけど、今回は卓上
に美味しそうなチリがあったのでこれを投入。
うん、狙い通りこれ一発で味が決まった!
こういうことをやっても失礼に当たらないのが
ベトナムのご飯やさんの懐の深さ。みんな自由
にあれこれ味付け変えてるもんねw
デフォルトでついてくるバインミーは、
ちぎってカレーソースに浸しながら食べる
のが吉。ヘヴィすぎるパンだと食べ終わりの
胃がきつい。ので、バインミーという
チョイスは正義。パンの香ばしい風味は十分
すぎるほどにあるけれど、重たくないので
最後までしっかり楽しめる。
肝心のヤギ肉は、若干野趣が強いかな?
苦手な人には食べられないくらいの匂いが
あるけど、お好きな方にはたまりません状態。
ちなみに私はこの匂いが好きとかではなく、
ヤギ肉全体が醸すものが好きなので、
香りは認識しても特に意識せず食べるタイプ。
弾力のある皮の部分からそこに付随する
ねっとりとした脂身。ゴリュゴリュとした
噛み応えのある肉。脂部分が口中にまとわり
つくように跳ねながら噛みしだく肉から
滲み出る旨味。んまいっ。
でもカレーはちょっと特殊だからなー。
ここの鍋とか焼肉さんを食べてみたい。
ここ、街中じゃないけど、1区なんですよ。
教会とかあるあたりからも歩いて行けなくも
ない距離で、でも気持ちローカル感のある
エリア。
朝から夜まで通しで空いてるから、旅行者
さんでも思い立った時に行けるし、お店も
綺麗なので割に山羊を楽しみやすい雰囲気
ではないかなーと思います。もちょっと色々
食べてみないと味の真価はわかりませんが、
気軽さの点ではオススメです♪
|
Lau De Dong Huong
33 Nguyen Dinh Chieu Q1
Time: 09:00 – 22:00
Spent: 200,000 vnd / person
http://diadiemanuong.com/tp-ho-chi-minh/lau-de-dong-huong-10
※ここでもっといろんなお料理の写真が
見れます。オーダー時にお役立てください
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑ イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
<Vol.059【良い旅のすすめ】>更新!
コメント