「ちぇりさんここ行ったことありますか?」と教えてもらったお店。そのとき、ちょうどこのお店からあ300mのとこにいたので、教えてもらった10分後には店にいた!
私的に忌避エリアにあるお店
1区のお店は、とか3区のお店は、などを主語を大きく構えすぎることほどナンセンスなことはありません。各所、数え切れないくらいのお店があって、良いお店もあればそうでないものもある。
ですが…個人の経験としてひたすらハズレばかりを引くと、(あのエリアはちょっとなー)と思ってしまうのは止むなしだと思うんですよ。
そんな自分的苦手エリアが、バックパッカー街。ビールを飲みに行くのはいいのですが、食べ物がことごとく外れる。人気があると聞いてるお店でもひどい。
理由の一つには、欧米人客が多いエリアで彼らの味覚と自分の味覚に乖離がある、ってのがあるかなーとは思ってます。
過去の2区にも同じことが言えた。最近はグッと良い店、増えましたけどね、2区エリア。そして欧米の方には日本人的に良しとするものがピンとこなかったりするのかも。
で、今回のお店はこちら。
Jefferyさんがやってるお店なのか。でも事前に見たメニューのラインナップからすると、欧米の方ではなく、台湾の方の英語名と見た。ってか…
すごいな。店前の敷地に別の麺屋が張り出してきてるなwww
そして店ー!!地味!!店の中が見えない状態の暗さ加減。それってこの界隈ではマイナスではないのかー!
ちなみにこの店、台湾牛肉麺が売りのようです。いいねいいね。
シンプル&こじんまり店内
で、お店に入るとこんな感じ。こじんまりです。時刻は11時くらいと、まだランチ前だったこともあって、ノーゲスト。
おかげでじっくり写真が撮れたわけですが…
牛肉麺だけじゃないな、ここ。台湾料理全般か?
というか、メニューがめっちゃ年季入ってるw
そんなに古くからあったんだ?!
もう、売りの牛肉麺の写真すら色あせて緑になってるwww
でもごはんメニューもあり、当然のように魯肉飯もあり。
炒め物、その他の麺、いいねいいねというラインナップ!!
はい、麻婆豆腐気になるー!!
いやでもホーチミンで初手に麻婆豆腐は鬼門。ここはひとつ、初志貫徹で牛肉麺(๑•̀‧̫•́๑)
ちなみにGoogleマップでの写真見た方がお店には魅力を感じると思いますwww
麻辣牛肉麺
というわけで、お待ちかねの牛肉麺!
注文してから英語の流暢なおねいさんが、「辛くする?」と聞いてきたので、お願いします、と伝えたら、一旦キッチンに行ったのちに再び戻ってきて…
「どのくらい辛くする?」と(笑)
どのくらいてなんやねん、と聞き返すと、スパイシーというからスパイシーにして出したら「なんでこんな辛いねん!」とクレームをもらうことがあるから念のために確認だという。
そんなに辛いんかいな(笑)
でも牛肉麺やろ?私は大丈夫。文句言わんからスパイシーで!とお願いしたら出てきたのがこれ。
うおー!!いい面構えだなあ!!
そしてレンゲに乗った刻み高菜。ゆで菜っ葉の具合も丁寧に湯通しして添えられたのが見て取れる。良い。
そして本来はスライスのお肉だけなんだけど、これもお姉さんが確認してくれて、「ホルモンもあるねんけどどうする?」と聞いてきた。そらいくやろー!
ってことで、このホルモンだ。大変に出来が良さそう。ホルモンってのは下ごしらえが大変な分、その表情が料理された後にもよくよく現れる。
ミノ、センマイ、心臓、アキレス腱などが、それぞれ美味しくなるように炊き分けられてるのが印象的。ハチノス、うまいー。
そして麺はこんな感じ。具材に紛れて控えめな存在感かと思いきや、これは乾麺なんかな。チュルッとしつつも適度な歯ごたえ、弾力がほんのりあって食べやすい!
し、スープの持ち上げも大変程よい。そしてスパイシーにしたからか、かなりの油量。それも上手にいい具合に持ち上げてくれる。
で、そのスープですが、お姉さんにちょっと脅されたように、かなりの辛味ではありました(笑)。私割と強い方だと思いますが、それでも「おっほー!」となるくらいのシャープな辛さ。でも…
スープのですね、旨味がちゃんと感じられるの。感じられるというか、深いです。コクはあるけど変に甘くないスープの深みが、辛い中にもしっかりと。
イメージとしては、すみれの焦がし醤油的な感じの深み。こちらのはおそらく沙茶醤を使った味わいかなと思うのですが…
それにしたって、この辛さでこんな味わい出せる?と、思い聞いて見たら、こちら、辛さに合わせてスープを調整しているのだとか。そうよなぁ。この辛味で感じられる旨味を辛さなしで出したらクドかろうし。芸が細かい。
アキレス腱はトロットロに炊いてスライスしてくれてる。もう向こうが透けそうなほどのトロトロ加減。
んまい。とにかくこれに乗ってる具材がとっても美味しかったので、具材だけをお持ち帰り。
紙パックの中はこんな感じですが、盛り付け直すと…?
こんな感じ。
はい、立派な一品(๑•̀‧̫•́๑)
反対側からも撮っちゃう。
美味しい。ただやっぱりこれはスープがあったほうがいいかなー(^・^)
ともあれ、ポテンシャルを感じるお店。結構日本の方もいらっしゃるんですって。そして麻婆豆腐と餃子を頼んで行くらしい(笑)
それらも食べたいが、もうちょっと辛味を抑えての牛肉麺も気になるな。今度はちょっとだけスパイシーでお願いしてみよう。
このエリア、苦手意識があったけど、うん。ちゃんと美味しいお店もあるね。当たり前だけど。このお店のおかげで、このエリアの苦手意識、ちょっと回復。
ってか、こちらの他のも食べに行かねば(๑•̀ㅂ•́)و✧
台湾行けない分、美味しい台湾料理やさんで楽しむぞー!
すでに再訪、台湾のほんまもんの味が集結!⬅︎NEW!
初回の牛肉麺を食べた時にただならぬものを感じたこちらのお店。早速お友達の胃袋を借りて、早々の再訪!で、昼から宴会!(おい
水餃子
まずは水餃子ですよー。はいもう見るからに美味しそう!
厚い、手作り餃子的なものの皮は私あまり好きじゃないのですが、ここの、絶妙。あの手作りの風合いもモチっとした感触も持ちながら、重くない。。。
ちゅるんぱゴックン、ちゅるんぱゴックン。
餃子は飲み物ヽ(・∀・)ノ
たたききゅうり
これは家でもよくやるのですが、たたきキュウリにニンニクを絡めたやつ。
ものによっては唐辛子も入ってたりするのですが、ここのは限りなくプレーンな感じ。
これだけをビールのアテにするには、ちょっと物足りない感じがしますが、しかし、これがその後救い主になるとは予想だにしなかった。。。
焼き餃子
はい焼き餃子!見てこの良い焼き加減!
先ほどの水餃子が相当美味しかったので、勢いこちらにも期待がかかるわけですが…
美味しい。そして驚いた。これ、水餃子と全く同じやつを焼いてない?
水餃子・焼き餃子を置いてるところは、それぞれに作り分けてるところが多かったりします。しかし珍しく、ここのは多分ほとんど同じ?
なのに、アレがない。これは友達曰く、なのですが、あの本格的な中華や台湾料理屋さんにある、
「日本人が言うからしょうがねーなぁ、焼いてやるよ。ほんとは自分たち焼いたりなんかしないんだぜ?」
と言う焼いてやった感が、ない。こう言う料理としてスックと一本立ちしておられる。なにこれ美味しい。
豚足
5人で分けながら食べてるって言うのに、こんな分けにくいもの頼むんじゃないよw
でも…おいっすぃー!!!!
とってもとっても手入れされてるから、豚足特有に強い匂いはほとんどなく、といって、濃く見える煮汁も辛くはなく、台湾の香りが美味しそうにする一品。
プルプルー!!コラーゲンコラーゲン!!
これは美味しいわ!!
牛肉麺
前回も食べたこちらですが、今回はほとんど辛くせずにいただきました。そしたら追加でチリが運ばれてきたので、このデフォ頼んで絡みは好みで後から調整するのがいいかもですね。
そしてノンスパイシーだと、スープもかなり穏やかで、ゴイゴイ飲み干しても全く喉が乾かないどころか、薬膳っぽくて、体に良さそう(*´ω`)
そして麺がピロピロぷるぷる。やはり、美味しい。とても、美味しい。
麻婆豆腐とのたたかい
さあホーチミンでは鬼門の麻婆豆腐。どんなに「ここは美味しいよ!」と聞いても甘い。
そう言う麻婆豆腐もあろうから、それが本物ではない、とは思わないんだけど、ここのは、いいぞ?シャキッと辛い!スコーン!!とシャープに抜けて辛い!!
ベースもうまいが、そこを甘みに変換してない。シュッと辛い。辛くて美味しい!!!
ただし相当辛いので、白米の用意をお勧めします(笑)
えー!!これ嬉しい!!やっと、このタイプの麻婆豆腐に出会えた気がする!
美味しい、と思えるものもあったけど、これが最も私の好みに近いかも!ヒャッホーイ!
エビのガーリック炒め
定番んと言えば定番ですが、これ、気にしすぎいなければ、頭から尻尾まで全部いけます。バリバリ。
エビの大きさが程よいものを選んでてからがそもそも硬くないと言うのはあるかもですが、丁寧に調理してくれてる証拠だなぁ。
1皿に結構入ってます。ビールにつまみに大変良い(^・^)
鶏肉のナッツ炒め
もうね、これ鶏肉?ってくらいにぷりっぷり。小さく切られてから食べやすいし、オイスターソース系かと思ったらもっとスッキリしてる味。
散りばめられたピーナツがとても香ばしくて鶏肉にコクを与えてる感じ。これも白米案件だなあ。うまい。うまいよ。。。(ガツガツ)
牛肉炒め麺
こっ、これは!
小金ちゃんの焼きラーメンじゃねーか?!(((o(*゚▽゚*)o)))
※解説しよう。小金ちゃんとは博多で愛されてる屋台の一つで、ラーメンの麺を豚骨スープ多めで焼きそば的に調理したもので、柔らかめの麺、それに絡むスープ、ゆるい焼きそば、と言う感じの風情が人気の一品。
まあこれには豚骨スープも使われていなければ、麺もちゃんぽんん的なものなわけだが…
良〜〜い!!!(≧∇≦)
ぽってりと絡む出汁。麺からのデンプンで汁にとろみがつきそのとろみのついた汁が麺に絡み、ポテポテと柔らかい麺の食感はぷっくりと口中を満たし、ああ幸せ(*´ω`)
なんだよー、こんな美味しい麺があったのかよー(喜)
メンバー意見総括
と言うわけで、総じてハズレがなく、大大大満足の台湾料理だったわけですが、今回ご一緒した人の中には、台湾在住歴が長く、しかも食べるの大好きな御仁がおられまして。
もちろん、台湾料理といってもいろんなお店はあるし、人によって好みも違ってるわけですが、その彼女も大満足。且つ、彼女によると…
「どれも屋台の専門店の味」
確かに!
私は台湾に住んだことはないのですが、それぞれの料理、屋台にあった。そしてその屋台の味の多くの場合は、それメイン・または単品で売られていることが多かった記憶。
料理のレベルは高いところに安定してあって、でも卓上にあるのは、「それぞれの泉温店の味」。屋台飯を食べにいって、あちこち歩いて掻き集めた美味しい味の大集結が、こちらの卓上。
なんて、幸せなんだ。。。
実際、この日のランチの充実度は半端なかったですよ。
私にとっての鬼門エリアのこの界隈で希望の光を照らしたお店。Jeffery’s Kitchen。お店の方が、またいい感じに優しくてね♪エリアの傾向上、英語がスムーズに使えるのも私にとってはありがたい。
台湾飯、好きな人位は行こう。
餃子、好きな人は行こう。
辛〜い麻婆豆腐、好きな人は行こう。
豚足、好きな人は行こう。
小金ちゃんの焼きラーメン、好きな人は行こう(流石に味は違うけどw)。
あ、最後の二つ、福岡県人垂涎じゃん!
興味ある人はぜひ行ってみてねー!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Jeffery’s Kitchen
137 Cong Quynh Q1
Time : 11:30 – 22:30(日曜定休)
Spent : 300,000vnd / person(持ち帰り分込み)
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