魚はさばくのが面倒?もしくはさばけない?だったらさばかなくても美味しく食べられるお魚を選びましょう♪
市場で売られてる小さなお魚
季節のあるお魚も多くありますが、こいつは結構いつ市場に行っても見かけるイメージ。
イリコくらいの小さなお魚。でも生です。そして頭と腹が取られてます。
聞けば名前は、Ca Com と言うのだそう。
Ca = お魚、Com = お米。お米のように小さなお魚ってことかしら。
とかいう話をしてたら、木村屋さんの木村さんが教えてくれた。
なるほど!Ca Com というのは一種のカテゴリー名的なもので、その下に色々種類を判別する名前がある、と。
食材を細か分けて名前をつけるというのは、それだけ食材を使い分けているということでもあり、強いこだわりを持ってるってことですよね。
その昔、東南アジアの某国で食べた魚がおいしかったから「これなんて魚?」って聞いたあら「赤いお魚」って返ってきたの思い出したわ。そーじゃなくてもっと詳しく…って言ったら「赤くて大きなお魚」って返ってきましたよwww
塩水で洗います
鱗のついている大きなお魚なら、真水をザンザン流しながらまずは洗うのがセオリーですが…(腸炎ビブリオ対策も兼ねています)
小さいお魚の場合、しかもこのように頭とはらわたを取っている=傷がある場合は、水がその身に侵入し、水っぽくなってしまい兼ねません。
なので、塩水で洗います。
ボウルに貯めたお水に適当に塩を振り入れとかし、その中にお魚を入れて、指を広げた手のひらをボウルの底に入れてゆっくりと煽るように持ち上げる。
お魚は当然指の間から滑り落ちて水に戻っていくのですが、そうやってゆるい対流を作って、優しく洗ってあげてください。
4〜5回も水を替えて繰り返せば、お水は濁らなくなるでしょう。
衣をつけて揚げる
よく水気を切って、素揚げにすると言うてもあるのですが(これはこれで美味しい)、私日は衣をつけるのも好き。
唐揚げ粉でも良いですが、
タピオカ粉(大さじ山盛り5+ライム塩(大さじ軽く1)=でも美味しいです。
一つ一つまぶすのは大変なので、大きめのポリ袋に魚と衣となる粉を入れて、空気を入れて口をねじりこぼれないようにしてフリフリフリフリ、でも大丈夫。
口はちゃんと閉じていないと、ご想像の通り大惨事になるのでお気をつけて。あとは、180度で程よい色づき位になり、カリッとしたら出来上がり。
この時、ちょっと時間が経つと衣の水分が魚の水分を誘発して衣がドロドロとなり、くっついて団子になったりしますが、無問題。
そのまま団子でかき揚げ的にしてもいいし、一本ずつを剥がして揚げても、どちらでも。
粉をつけた段階で冷凍も可能。ただ冷凍した場合にくっつくと剥がすのが大変なあので、なるべく一つ一つを離して凍らせるのが吉。
これを作っておけば、いつでもチャチャっと揚げるだけで極上つまみ(^・^)
冷めてもカリカリガリガリのスナック感覚
と言うわけで、こんな感じです。
味に突飛なところはありませんから特に面白いレシピではないかもしれませんが、まー旨味が素晴らしい!
小さな一尾をサクッと口に入れるだけでも、グビグビとビールが飲みたくなります。
またタピオカ粉は小麦粉などのに置き換えてもいいのですが、タピオカの方が薄いのにガリッと小気味好い食感に仕上がるのと、時間が経ってもそのクリスピー感が長持ちすることが利点で私はタピオカ粉推し。
頭やはらわたも、ついてたらついてたでこのサイズだったら問題ないと思うんですよ。キビナゴとかそのまま唐揚げにしますもんね。
ですが、取り除いた方がもちろん雑味は少ないです。その面倒な作業を既にしてくれてるのですから、ありがたいですよねー。
100g、10kちょっとだったと思います。市場により、タイミングにより価格は変わると思いますが、どちらにしてもったいして高いものじゃないってことですよね。
それでこんな美味しいお魚を楽しめるなんて、絶対お勧めですーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
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