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ホーチミンで意外とアクセスがよろしくない「蟹」を家で楽しむ機運! ~ SAKU SAKU ~ 桜々 ~

日本料理

東南アジアはエビカニが安い、というイメージがあるのですが、ホーチミンは海からそんなに近くないので、外で食べると意外と高いこともしばしば。ましてや家で食べる機会は…?

カニの機会

偶然こんなツイートを見つけてしまいました。

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あ、桜々さんだ!

ボリューム満点で美味しいお弁当が魅力的なお店。社会隔離の間も、お店が大変であろう中「何かできることはないか」って、困ってる方にお食事とか配ってらっしゃいましたよね。

それはこちらのお店だけでなく、みなさんに知られてないだけで、いろんなお店が活動されてて、ほんとにすごいなーと思ってたところ。頭が下がります。

ところでそんなSaku Sakuさんが、カニ、ですと?

どちらの産地にするか問題は、ものすごく共感できるチョイスで、わっかるわー!となった次第。

そんなに食べまくってるわけじゃないんですが、自分的にCa Mauはブランドというか、ピンとくる土地ですが、カニの身が美味しいと感じることが多いのはベンチェ。すっげわかる。でもそんなのタイミングにもよるし、好みにもよるからなあ。

たまたま自分が食べる分が当たった時にはラッキーってことで済むけど、お店で供給するとなると、悩まれるだろうなあ😅

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で、結局ベンチェのカニになったようです!

早速オーダー、したらオマケが?!

というわけで、早速お願いしたのですが、

な、なんか包みが大きい?😅
と思ったら、こんなものが!

なんか1月いっぱいはカニをオーダーしたらクラッカー(カニ割り)がついてくるというのは聞いてたのですが、カニ2個頼んだらクラッカーも2個ついて来ただけでなく、そのほかにもオマケが?!

何かと思ったらジグゾーパズウル!
わはは、このくらいのピースならちぇりにもできる?!そしてこれ!

はい好きっ。
こういうの好きっ。

ヘアバンドですね。カニ食べるときは髪振り乱しがちだから、これで止めて食えってか?!(誰もそんなことは言ってない)

この日は甲殻類アレルギーの旦那さんがいないヒトリノ夜だったのですが、もう食べる前から上機嫌ですよ。なんですかこの楽しいおまけはっ(ってか、おまけ多すぎませんかw)

エンターテイナーやなーっ(笑)

肝心のカニ!

デリバリーでも楽しめるということで、家で思う存分しゃぶりつこうとオーダーしたのですが…

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わっは、これはなかなかのボリューム!
もうこれを主食、ってか、この日の食事にすべく2杯頼んだのですが、意外とでかい!というか、表面積が、ではなく、厚みが。もうずっしり。

いいねいいねー、美味しそう!
そして添付されていたのが…?

塩+ライムに、液体調味料。2種類もあるんか。
これは楽しみ!

ちぇり流家カニの食べ方!

お店だと殻剥いてもらえる?!

カニを食べる貝中の話になったとき、ポイントとなるのが「殻向きの面倒さ」。味より先にこれが結構くることが多い気がします。

私なんぞは、うまいもんを食べるなら労力は厭わないって感じですが「味は嫌いじゃないけど、から剥くのが面倒だからいいや」みたいな話は実によく聞く。

ちなみにSaku Sakuさんの場合、お店で食べる時にはお願いしたらスタッフさんに剥いてもらえるそうですよ!

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え、待って。
なにそれ、超羨ましいんですけどっ。そんなサービスしてくれたら、貯金箱に喜んでお気持ち入れちゃう!!

しかしまあ、自宅にいると自分でやらざるを得ない。
でも慣れると意外と簡単なんですよねー。

基本解体

まず足を全部外します。

腹側、下にあるベロベロ部分を下に下ろし、むしり取っちゃいます、ここは食べられません。

一旦腹を上にしたら、あまりひっくり返したりしないようにしましょう。中に美味しいスープが溜まってるので、ひっくり返すとこぼれちゃいます。

ので、甲羅の部分は卓上に置いて固定する形で、上の部分をメキッと上にあげて分けます。

はーい、外したらこんな感じー。ね?スープがいっぱい入ってるでしょ?これが美味しい!

簡単に食べられる甲羅の至福

もちろん甲羅部分には身もありますし、卵もいっぱい。んふふふふ。

見てこれ。
卵は加熱後なのでほこほこホロホロしてる感じ。それだけだとちょっと硬く感じるかもですが、スープと一緒に召し上がれ。もう至福よ、至福。

こいつをちょっと口に含んだところにビールをグビリ。もうこれ、最高じゃね?

カニの後にビール、じゃなく、カニとビールが渾然一体。まるでコーヒーに砂糖やミルクを入れるように、ビールにカニ汁。こんな合うもん、ほかにあるかね?

あ、あるね。
日本酒とか焼酎も美味しそうだ。白ワインもいいな。うむ。

爪には添付のクラッカーを

さて、せっかくの添付のカニクラッカー、使わねば。
ってことで爪の部分に!

やりがちなのが、利き手にクラッカーを持って宙に浮かせた状態で、なんとか殻の部分をハサミこもうとするやつ。でもまあうまくいきません。

からのカーブがクラッカーで挟もうとするとスルスル滑ってなかなか挟めない。ので、一旦クラッカーはテーブルに置いて安定させた上で割りたいものが安定して挟まれてくれるところを模索。

この時、平たく置いて割ると身までグシャッと行くので、広い幅を上下に据えて写真のようにして割ると具合良いです。

もちろんクラッカーを渾身の力で握りしめると身までグシャグシャになってしまうのですが、まずは割れるとこまで加減しながら力を入れると、こんな感じに割れてくれます。

はい、美味しそうなカニ爪できたー♪

他の足の細い部分の殻は柔らかいので、出てもペキッと割ることができるし、歯でちょっと噛み噛みして身を押し出しても吉。あーうまい。

胴体部分の解体

さて、結構殻、というか不可食部分が入り組んでて、全てパクリ、とはできない胴体部分。ここが多分みなさん面倒と感じるところかなーと思うのですが…

便利なのは、フォーク。
この部分はカニクラッカー使えませんしね。

フォークを、胴体部分縦半分ラインに沿って直角に突き刺し、クイっとひねると簡単に割れます。

さらに半分にしたものの、今度は横半分方向に垂直にフォークを突き立て、クイっとひねって胴体1/4に。こうするとかなり身が取り出しやすく。

中の身をかき出すにもフォークがすごく便利なのです。カニスプーンもあるのですが、あれって1ストロークに有効な面積が狭い。でもカニだと、かなり細部に入り込んで、しかも有効幅が広い。効率的です。

ちなみに今回はケーキを食べる時に使う程度の小さめフォークです。

わしゃわしゃわしゃ、とかき出すと、思う以上に簡単に中の身をワサワサ取り出せます。

ほらこんなに!って…地、ちょっと角度悪かったね…もう1杯のカニが恨めしげに写ってしまった…😅

液体の調味料が良かった!

例えば日本のマツバガニとかだったら、私は生姜をたっぷり入れた甘酢につけて食べるのが好きなのですが、ベンチェのカニは味が濃い。生姜三杯酢ではちょっと負けてしまうんですが…

添付の酢のきいたタレは、よかった!
ちょっと酢がきつめなのでムセないようにして欲しいですが、濃い味のカニにすごく合う!美味しい!

小さな身をちまちまつけてると面倒なので、カニの身をスプーンで救って、スプーンごとタレにちょっとつけ、スプーンに少しタレを救って一緒に食べる、という方式をとったのですが…

これがまた!!ビールと!!よく合う!!!うんまい!
カニー!!!カニ食ってる、という実感!

我が家は旦那さんが甲殻類アレルギーってこともあって、あまり家でカニを食べる機会がなかったのですが、いいなたまに、カニだけでご飯!

日経のお店でベトナムのカニを買うという発想がなかったので、ちょっと楽しかったのでしたー♪これを機に、ローカルのカニ屋さんのものも色々試してみようかな(^・^)

何はともあれ、楽しいオマケも一緒にありがとうございましたー!

ちなみに

箱が大きなものだった上に、水分がしみないように、クッキングシート(パーチメントペーパー)を内側に敷いてくれていたので…

箱の4隅を切り開いて、そのままそその箱を皿代わりにして食べました。カニの写真の下部分に白い紙が写ってるのはそういう理由。

食べ終わったら殻ごと箱を折りたたんでぽいっと。あら簡単。まあ色気のある食べ方じゃないですが、効率的で良かったですよ♪

 


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