ホーチミン在住の日本人ならお馴染みの方も多いと思われる、Cocotteさん。メニューがちょっと変わったよ、と聞いたので行った先で素敵な話を聞きました♪
Cocotteさんとは
Cocotteさんは、ホーチミンのフレンチレストランです。
しかしその様相は市内の他のフレンチレストランとは異なり、ビストロ、という形を取った上で、実にリーズナブル、実にカジュアルにフレンチを楽しめるお店となっている。
元はベンタン市場の近くのヘムの奥にあり、
私は2017年からレポを始めました。
お店ができてそんなに経ってない頃だったから、おそらくその年にオープンされたんじゃなかったかな。
ホーチミンでフレンチを楽しむ、というのは昔からあった街の食の楽しみの一つでしたが、その頃までは、結構本格的なお店が多かった。ので、敷居がちょっと高くもあった。
お好きな方にはそれもまた楽しみの一つでも、金額もそれなりにしてたのでローカルの方にはあまり現実的な金額ではなく、料理の種類も馴染みのないものが多く。
なんだったら日本人でも、名のあるお店に行ったものの、あまりのヘヴィさ、あまりの複雑さ、そしてワインありきな内容に、ワインの知識がなかった場合など特に、
「よくわからない」
という結果になりがちだったのです。
実際ガイドブックが安易に伝えてるお店は、相当なワインの知識と食経験がないと楽しめないお店だったりして、しかし、その昔でもワインを飲めば2万円とかになっていたため、落胆だけが感想になっていたケースも少なくありませんでした。(あれは本当に悔しかった)
※↑これは2017年当時の料理の写真です
そんな中で、「フレンチをもっと気軽に」「フランスで日常的に食べてる家庭料理をベトナムに」をコンセプトに作られたのが、Cocotte。
その趣旨は明確にレシピに落とし込まれてて、メニューも写真付き。日本人にはこれ、当たり前のことのように思われますが、フランスでは、写真入りのキャッチーなメニューは、ファーストフードなどの廉価な店のイメージを想起するものとされてるらしい。
ので、プライドを持って料理を提供しているお店は、文字だけのメニューに拘りがちなのです。その傾向は今でも続いており、それなりの価格の良いお店のメニューに写真はあまりないと思われる。
しかしココットさんはそこも客側に譲ってくれて、当初よりメニューには写真を多く添えてくれてました。
ホーチミンにおける、フレンチへの味的・金銭的なハードルをグッと下げてくれた先陣。それがココットさん。
本拠地をSILAに移して
その後、オープン当初よりオーナーさんが変わり、しかしその新しいオーナーさんもCocotteさんには初期の頃から深く関わってきた方で、ココットを大事にされている方なので、オーナーが変わったことに気づかなかった方も多かったのではないでしょうか。
最近は本拠地を、SILAに移してご活躍。
https://cheritheglutton.com/cocotte-sila/
このSILAというのは、コンドミニアムでもあり、ホテルでもありという位置付けの建物なので、ココットさんは今、そのホテルに併設されてるレストラン、という位置付けでもあります。
ホテル併設のレストラン、ということは、朝から夜まで開いているということでもあり、早朝の朝食からランチタイム、ディナータイムはもちろん、ちょっとお茶しに寄る、みたいなカフェ使いも歓迎という懐の広さよ。
実は私も近くに行った際にこちらに寄り、PC開いて記事を書いたりしています(^・^)
そんなSILAさんがメニューをちょっと変えられたとのこと。
新メニュー
もちろんちょい飲みにも使えるのですが、まず最初のページに見えたこれで「え?」っと思った。
カマンベールのコロッケ、1個30kとかいう価格設定を出してる。流石に1個で頼む人はいないかな?とは思うが、人数分の微調整ができるのはありがたい。
でも数が増えたら割安になるので、結局多めに頼みそうよなw
サラダも、こちらにきたことがある皆さんご存知と思いますが、115kの物でもでっかいんですよね😅
ランチセットに出てきたらもうこのサラダだけでお腹いっぱいになりそうな勢い(苦笑)
でも行き届いてるのよ、こちらのサラダ。
本当に安定していて、いつも安心して食べられる。
メインも200k以内のものが多いのですが、非常にボリューミー。
そして種類も豊富。
パスタなんかもあるので、頼みやすい。
料理の内容がよくわからないし、組み合わせるのは難しそう、と思う方には、セットもあって、これがねー、また考えられてるのよ。
2〜3人用、という括りで2種類。
ちょっと軽めのものが669k。
しっかり目のものが765k。
きっちり3人で割ったとしても、一人221k〜255k。
そしてぶっちゃけ、ここの量は多いので、このセットを5人で食べてもある程度の満ち足り感はあると思う。あとは小さなポーションのものを足してもいいし。
4~6人用というのもあって、こちらは1095kと1345kで更にリーズナブル。
6人で割ったら一人当たり、183k〜225kとか。
は。
そんなので商売になるのか?
もっと驚くワインの価格
最近ワタクシ、ダナンに行って、その物価の安さに驚き「ホーチミンも美味しいものはあるけど、物価が高いよなあ」と言ってたのですが、このお店に関しては違ったようです。
Cocotteさんのワインリスト…
グラスは65kからあるし、なんだったらボトルも500kからあるヽ(;▽;)ノ
もちろん良いものもあります。そして安いからと言っていい加減なものを置いてるわけじゃないです。
なぜなら、こちらの今のオーナーさんの元々のお仕事は、ワインの輸出入の業者さんだからヽ(・∀・)ノ
でもね、すっごくフランクな方なの。ワインの専門家だからといって、難しいことを押し付けたりしないし、むしろもっと間口を広く取ってくれようとする人。
だから私みたいな門外漢の話にも根気強く付き合ってくれるという話。ありがたい(-人-)
ってか、改めて見ると、すごくない?この価格(´⊙ω⊙`)
普通に自分でワインボトル買うより安いんですけどw
料理の価格といい、そんなに安くする必要ないと思うんだけど、Cocotteさんなら。実際これまでにもファンがたくさんついてるわけで…
単刀直入に聞いてみたんです。なんで?って。そしたら…
長いスパンで
「やっと最近、ローカルの方にもワインやフランス料理が少しずつ楽しまれ始めているけど、全体で見るとまだまだ。だからもっと気軽に楽しんでほしいんだ」
と。
だからと言ってボランティアをしているわけではない。そうやって、この地でのフレンチの地盤を地道に築いていくことで、先々、もっとフレンチが受け入れられるようになるだろうという目算のもと。
「でもうちのポーションって、フランスの人にも楽しんでもらえるようにって、ポーション大きくしてるじゃない?だからさ、1品を頼んで、たとえば4人5人で楽しむ、とかでもいいと思うんだ」
え、あ、いや、すでにかなりリーズナブルなので、そんな食べ方したら、お店、全然儲けがなくない?
「言ってもドリンクは個々で頼まれるだろうし、ポーションが大きいことがネックで頼まないままでいられるよりも、味見くらいの感覚で、みんなでシェアしてでも知ってもらえた方が嬉しいし、それでフレンチ好きな人が増えてくれたら嬉しいじゃない?」
えーっと、ご尤もな言い分ではあるのですが、それ、誰もが言える言葉じゃないですよね。だってレストランが立ち行かなかったら。理想だけ掲げても続けられないわけで。
まあココットさんに関しては、すでにファンが多くいるので、立ち行かなくなるのでは?という心配は不要でしょうが…
「ちぇりもさ、ランチの量が多いって言ってたじゃない?」
うん、言った言ったw
ごめんやで、美味しいのはわかってるんだけど、ヘヴィなのがネックで足が向きにくくなるっていうかw
「あれ、セットランチを1つ頼んで2人で分けて食べてもらってもいいんだよ。実際のあのサラダが一人1つきたらびっくりするでしょw だったら、セット一つに、単品足すとか、デザートを人数分頼むとか、そんな感じで楽しみやすいようにしてもらったほうが嬉しいんだよ」
なんて、心の広い(-人-)
というか、そのほかにも小一時間ほどあれこれ話していたのですが、見てるところがかなり先。目の前のことではなく、未来を見てる。
心底感心しながら、ちょっと茶化しつつ、「えー、じゃあ今度友達と来てちょこちょこ食いしちゃおっかなー(笑)」と言ったら、至って真面目な顔で、
「大歓迎だよ!週末の夜に軽く飲みに来て、ランチくらいの金額で帰ってもらっても全然歓迎!」
と言われてしまった。
……inago会で、やるか?🤔
ランチがめちゃくちゃお得です
でね、ランチね、シェアするったってあんまり少なかったら物足りないし…とか思った人。あまりそこ心配しなくていいかも。
まずランチの設定ですが、メニューにあるメインコースの料理をどれでも頼むと、メニューにあるその金額(税抜)で、スターターとデザート、ソフトドリンクがついてくる。
えヽ(・∀・)ノ
ま、まあ小さなサラダをスターターとして一口サイズのデザートがつく、とかなら、ね。と思って、頼んでみると…?
スターターのサラダ(・∀・)
え、あ、いや量がしっかりすぎるやろ。。。(苦笑)
これは飲めるラヴィオリ(メイン選択肢の一つです)
とろけます。マヂで飲める。危険。
ローストビーフは、ザ・肉です。
結構厚めにゴリゴリ斬られてるのでステーキ感覚。肉補充をしたい方に🍖
驚いたのはこちらのカスレ!
シーフードメインなんだけど、日本人的には魚介がたっぷり入ったクリームシチュー!うんまい!!
素晴らしく濃厚な旨味にゴロゴロ入ったムール貝にえび、イカ、タラ、かな。なんか所狭しと具材が入ってて、もう具材の合間にソースがあるって感じ。
そしてこれ、具材一つひとつ、別の火入れをしてるわね。仕上がりが適宜になるように、各種魚介、そして野菜も、仕上がりがベストになるように別に調理されてあわされてる。アホほど手がかかっとるな(´Д` )
これはかなりたくさんの人が好きやろ。めっちゃ贅沢なクリームシチューって感じ!これはいいぞ!!!
そしてセットランチについてくるデザートは日替わりですが、この日はこんなデザート。ドライフルーツとナッツがふんだんに乗ったフレンチトーストみたいなやつ。
パンはブリオッシュでリッチな味わい。メイン一品につき、スターターデザート、ドリンクがついて、メイン代金だけでいいのかよ…コスパ良すぎるな。。。
単品
カルパッチョはメインのカテゴリーではないので、セットランチには使えないけど、私が食べたかったから頼んだw これで145k。
潤沢にパルメザンが振り掛けられており、これはもうお安いがすぎる。本当にお手軽になってるわ、ココットさん。
あと、よかったらぜひ試してほしいのがこれ。
自家製ブリオッシュを使った、ガーリックブレッド。あれですな。エスカルゴバターを使って、ガーリックブレッド、などというシンプルな言い方をされている。贅沢なっ(๑•̀‧̫•́๑)
しかもこれ、35k。
いや、フレンチレストランの価格じゃないやろ。これだけでもワイン飲めるで???
ってか、こちらのお店に行った人はこれ食べて。めっちゃ美味しかったから。
Dong Khoiさんに相談だ!
氏、曰く、
「ワインのつまみがこれでいいなら、もっと気軽に飲めるっしょ?」
ちなみにこちらのオーナーさん、Mr.Dong Khoiとおっしゃいます。そう、あのドンコイ通りの、ドンコイさん。ベトナムの通りの名前は史実の偉人の名前をつけていることが多いですが、本当に人の名前だったのね、と彼と知り合って改めて思ったわw
そしてそんなこと言う、Dong Khoiさん。本当に気軽な方なので、ワインのこと、ココットのことで何かあったらぜひ、気軽に聞いてみてほしい。
何よりも彼が率先しての、グレードアップ、というか、さらに初志を突き詰められてる感じのココットさん。
ますます好きだわ。
ワインのちょい飲みを、この素敵な空間でできたら、めちゃくちゃ良くないですか?
ってことで、ぜひぜひ気軽に使ってあげてくださいねー♪
このお店はほんと、ホーチミンのビストロ界の良心なので😊
朝食ビュッフェ270k++!
ビュッフェでも単品でも
さて、こちらのCocotteさんが入ってるのは、SILAというビルの1階。
この SILAってのは、レジデンスでもあるのですがショートステイとしてのホテルとしても活用できます。なので…?
朝食会場が必要( ・`ω・´)b
ってことで、こちらのCocotteさんが、その役割も担っておられるという話。
え、 SILAに泊まった人、めっちゃラッキーじゃん(*´꒳`*)
ってことで、朝食食べに行ってみたんですよ。
ホテルの朝食サービス、にカテゴライズされるとはいえ、270kでビュッフェ、ってのは魅力。
ちなみにビュッフェまでは必要ないわー、という方は、例えばクロワッサンとベトナムコーヒーで80kとか、そういう組み合わせも可能。
でも卵料理とか食べるんだったら、ビュッフェにした方が断然お得だわね。
こじんまりだけど充実のビュッフェアイテム
5つ星並の豪華絢爛ってほどじゃないけど、これにスープやちょっとした点心があり、卵料理や麺料理はオーダー制。それら、もちろん幾つでも何度でもオーダー可能。
コーヒーや紅茶、その他のドリンク飲み放題。私みたいに多少食べた後でコーヒー飲みながらゆっくり作業したい人、またはお友達とゆっくり会話を楽しみたい人とかには、めちゃくちゃお得。
ましてやCocotteさんだ。
パンはあそこ、自家製だもんね。そして美味しいんだもんねーっ(^・^)
バゲットも美味しいんだけど、上の写真の手前にある四角い食パンみたいなの、Cocotteさんのお手製のブリオッシュ。これが美味しいのよ♪
フワフワすぎない甘すぎない。
でもちゃんとリッチなブリオッシュ。そのままでもトーストしても。
そしてちょっと離れたところにジャム類が。
で、これがまた自家製らしいのですが、イチゴはともかく、ココナツとパンダンとか攻めたのもあるw
サクッと軽く取ってこんな感じ。
ヨーグルトやシリアルもあります。
うふふ。クロワッサンも順当に美味しいわよ。これとラテでフレンチスタイル的な朝ごはんもいいわね。
問題のジャム類は…クムクワットのやつは塩レモン的なものでちょっとびっくりしたよ!塩けめっちゃ強い!😂
でもマーマイト的に、この味わいが好きな人も結構いらっしゃるのよね。私はマーマレードだけに逃げましたがw
あと、パンダンとココナツもなかなか個性的。でも私はそこそこ好きだったかな。南国の味慣れしてない人には、「ナンジャコリャー!」ってなるかもだけど、それも経験。
パンダンリーフもココナツも、南国ではとてもポピュラーな食材なので。
あと、特筆すべきはコールドカッツ類が、ガチなやつだwww
普通に、Cocotteさんのコールドカッツプレートとかで出してるめっちゃ質のいいやつ。これ、朝のビュッフェで出すのかよ。
マンゴーもあったから、朝から生ハムマンゴーしちゃった。
いつも同じものがあるわけじゃないかもだけど、ここの生ハム、めっちゃ美味しい!!
朝からワインを飲みたくなるのだけが難点だわね!
卵料理
卵料理はスタッフさんにオーダーして持ってきてもらいます。
いやオムレツ頼んだだけなのに、なんだこのモリモリ状態w
ハムやトマト、玉ねぎチーズなどを好きに組み合わせて作ってもらえます。こちらではよくあるのですが、卵自体には味をほとんどつけてないので、塩胡椒を足すなどして。
ポテトはちょっと脂っぽかったので今度からは要らないって言おう。でもソーセージは美味しかった!
ベーコンはジャーキー寄りの食感になるまで焼かれてたので、好みの人にはたまりません状態。サラダはドレッシングを揉み込まれてるタイプで美味しかった。
しかし全体的なボリュームがすごい。
他に、スクランブルエッグや目玉焼きなどもあったけど、それらもおそらく、こういう感じの構成で盛られてくるのだと思う。
お残しするのが勿体無いなーと思われるっかたは、最初から、「卵だけ!」とか「ポテトなしで!」など伝えておくといいかも。
本日の麺
そして麺もチェック。
侮れないのよ、屋内店だったり、ビュッフェの中の逸品のフォー。どこもが美味しいわけじゃないけど、たまにめっちゃ美味しいのあるからチェックチェック。
そしてなんだ、この麺の量w
しっかり普通の1人分くらいあるので、できれば一緒に行った人と分け分けできるといいですねえ。
スープはあっさり系だったので、ちょっと胡椒など足すといいかも。絶品って感じじゃないけど「ちゃんと作った」お出汁のフォー。
つい先日、最近は道端の店でもこんなの出さんだろう、というくらいのインスタント感満載、というか、うま味調味料大量投下した5つ星のフォーに遭遇したばかりだったので、そうだよな、Cocotteさんはそんなことしないよな、と頷きながらいただきましたよw
印象的だったのは、上に載ってるチキン。
仕込んだのちにロールした状態で蒸すなりなんなり火を入れており、この形状の何がいいって、鶏の成分や水分が調理中に逃げ出しにくいこと。
結果、とてもしっとり、プルプルりん。なるほどな!この形状のチキンを乗せてるフォーには出会ったことがないけど、あれだ。ラーメンでいうところのチャーシュー的なポジショニング。
あっさり目ではあったけど、ベースの旨みはしっかりと閉じ込められていたので、Tuong Denという甘味噌にて味を補強。
途中ライムで味変もいいですね。スープによってはこれ、ほんとガラッと味わいが変わるのですが、こちらのスープはまさにそのタイプ。私はライム入れた方が好きだったな。
日替わりのようなので、いつもフォーに出会えるとは限りませんが、何かしらのローカルヌードルに出会えるものと思われます。
ドリンク
ジュース類やミルクは、ビュッフェカウンターにあり、コーヒー、紅茶などはオーダー制。最初にミントティとリンゴジュースを飲んでましたが、食事が大体終わる頃に、Americanoを。
コーヒーが美味しいってのもポイント高し。
ちなみにここのAmericanoは飲み疲れない感じの美味しさ。
ってことで、3杯お代わりしたわね。それだけでもうビュッフェ金額の半分行くわね。その後ゆっくり作業させてもらいましたよ。
ねえこのビュッフェ、お値段以上。
置いてるものの質も良いし、少数精鋭って感じで、穏やかに楽しめる、素敵なビュッフェなんじゃないかと思うんですよ。
よかったら週末の朝に。
またはお友達との朝会に。
ここの朝食は、はぜひ知っときたいですね!
ファミリーシェアリングにもピッタリ
さて、先日ご紹介した朝食ビュッフェもとても魅力的なのですが、先日お子様が居るご一行をお連れして、やっぱりここは使いやすいフレンチだなーと。
フレンチトいっても、絵面が、これ。
ビストロですから、こんな感じでとても家庭的。日本人にも馴染みやすくないですか?
そして上の写真のシーフードシチューみたいなの、まぁぢで美味しいから。魚介の旨み満載で、日本人にも抵抗のない巧みなハーブ使いで風味を豊かにし、それぞれの素材を適宜な火入れにした上で、クリームソースを馴染ませてる。
クリームシチューと海鮮が苦手じゃない方は、ほんっとこれ食べてみてほしい。
ニース風のサラダは野菜たっぷり。これは一つをご家族でシェアで十分。
自家製ブリオッシュにエスカルゴバターを使ったガーリックトーストは、 35kというお手軽さ。
ちょっとガーリックきついので、お腹の弱い方とかお子様には向かないかもしれませんが、酒呑さんには超ウェルカム( ・`ω・´)b
そしてチーズボール!
これ、3個とか5個のセットがあるんですが(なんなら1個単位もある)この日はあまりに美味しかったのか、人数分、2回目お代わり頼んでましたw
なんてったってCocotteさんなので、こういうのにチャチなチーズは使わないのですよ、ちゃんと美味しいチーズ。それが薄くカリッとした衣の中でトロトロりん。
や、いうなら私、これ3〜4個は欲しい気がするw
チーズフォンデュをボールに閉じ込めてるって感じよ。おすすめ!
こちらがローストビーフ。日本人が思うそれよりかなりゴツいので、もし薄めスライスが良い人がいたら、注文時にお願いするといいかも。
でもこれはこれでステーキ然として私は好きだ。がっつり。
そして、カルボナーラー!!!
しかもこの量!!(笑)
逆に一人でこの量出てきたらパスタだけでお腹いっぱいになるなwww
例えば名店のそれのように尖った味わいじゃないけれど、日本人が「あーカルボナーラ食べたーい!」と思った時に口にすると「あーーーーこれコレコレ!」となるやつ。
そして、トマトソースのラヴィオリ。
ちゅるんベロンごっくんですよ(ちゃんと味を表現しろや)
チーズやクリーム系が続いたら、こうしてちょっと方向性の違うソースの料理を挟むのもヴァリエーションを楽しむコツ。
フレンチって聞くと、なんかややこしくない?!と構えてしまう方もおられるかもしれませんが、ここのフレンチはこんな感じ。
実際、Cocotteさん以前のホーチミンのフレンチには、一部のグルマンを除いて日本人男性、少なかったかと思うんですが(印象で言ってますw)、Cocotteさんができてから、こういうビストロをお一人でも楽しまれてる姿をよく拝見するようになりました。
もしくは数人のグループ、大人数でも、男性だけで仕事帰りに、手軽でちゃんと美味しいお身を楽しまれてるご様子は、素敵やな、と思うのですよ。
お子さん連れにも寛容というのがまた嬉しく、ファミリーでも楽しめるのがいいですね。
レシピや調理など、キッチンのレベルは高いのに、気軽に楽しませてくれるお店。ローカルの方達のフレンチへの距離を縮めて、もっと親しんで欲しいというお店の姿勢が、あらゆるところに具現化されてる、やっぱりここはいいお店だと思います😊
ささ、週末にでもよろしかったらぜひ♪
テト前までのスペシャルセットも!
なんかね、2024年2月7日まで、3人用のこんなセットもあるようですよ。
3人用っていうけどね、多分、結構量あるセットだと見た😅
まずこれ頼んで、プラスアルファで単品の何かを頼んでもいいね。
食べて欲しいものがギュッと詰まってるこちらのセット、めちゃくちゃお得やんw
単品でもコンボでも、ぜひぜひお試しあれなのですよ!
4~6人用の1095kセット食べてみた!
クリスマスに、とあるご家族とご一緒することになり、お子さんもいらっしゃるからということで、子こちらに。
大人が4人いたので、1095kのセットにしてみたのですが…
まずは乾杯。
まずアミューズが出てきて…
あ、このチーズボールは別注文です( ・`ω・´)b
でも外せないので頼んじゃうw
質の良いアンチョビをドレッシングがわりに食べるサラダは、とにかく大量w
野菜をわっしわっしと食べたい方には、これ以上ないおご馳走。そして野菜のセレクトもブラックオリーブもアンチョビも、サラダなのにワインが進む美味しさ。
なぜか写真が撮れてなかったのですが、エスカルゴもありまして。
さらにメインがこのボリューム!
ローストビーフに、
チキンコルドンブルー。
低温調理をしたものをカツにしてるので、中身しっとり。
そして、これ!!
これはなんなら、他のセットの中に入ってないなら、オプションでも食べてみてほしい、ダックコンフィ。
素晴らしい。
元々好きな料理ではあったけど、ここのダックコンフィ、市内で最上級レベルに好きだ。素晴らしい。皮パリッパリで、骨離れが良く、身はプルップル。カットするとフワア!っと香が上がります。
素晴らしい。
ものすごく素晴らしい。ここのコンフィ、一度は食べるべき。
そして普段から大好きなカスレ。
やっぱり美味しいわぁ。この旨みよ。。。
そしてこのセットにはデザートもついてる。
ぶっちゃけ一人で、この1ポーション食べちゃえる量ではあるけど、みんなでちょっとずつ突いて、気に入ったらプラスオーダーしてもいいしね。
や、ほんっとにお得。
お楽しみがすぎるわね。
これ別にクリスマス限定ってわけじゃなくて、普段からあるセットなので、ちょっとしたお友達との集まりにはほんっとーにおすすめよ。
またもや朝食!⬅︎NEW!
またもやこちらの朝食に。
相変わらずハムとかチーズの質は良かったし、補充もこまめで、食事をとりに行くのに全く焦る必要がないこちら。
というか、ビュッフェの料理をとるのに焦って群がったり列を作ると言うことがないよね、ホーチミンでは。
あの焦る感じを朝から味わいたくないので、ホーチミンでビュッフェを楽しむ最も大きな理由が、「ゆったりと楽しめる」ではなかろうかと思われる。
以前にも話したけど、ここの朝食はシンプルです。
サラダにはむ、チーズ、そして何種類かのウォーマーの中の料理。煮物やお粥やフライドライス。
絢爛たる5つ星のホテルビュッフェとは比べられない。でも身近な人とゆっくりと美味しいものを楽しめる朝食。
今回はマンゴーが美味しかったなあ。もうジャム代わりにパンに乗せて食べてました。
また、生ハムのせて、生ハムメロン的にマンゴーで楽しむとか。(贅沢)
卵は、卵2個を好きなスタイルでオーダーし、卵だけだったり、サイドにベーコンやソーセージ、ポテトなど好みのものだけ添えてもらったり。
パズー食いしましたよね。
麺料理も、その時々で違いますが、提供されます。
しっかり1人分あるので、他にあれこれ食べたい人はシェアするつもりで頼むのが良いかも。
ところで、この卵料理のサイドにつけてもらったジャガイモが、美味しい!!
ので…
他の人が卵料理を頼むときに追加してもらったら、ぎょーさん来た(・∀・)
や、これは今回4人もおったし、こいつらチマチマ出しててもまた頼みよるから面倒くさいだけや、との判断からのことで、レギュラーボリュームではないのでご留意を。
でもリクエストしたら増やしてもらえるかも?
美味しかったです。ただの揚げ芋と思うこと勿れ。まーぢーで、美味しい。揚げた後に、エスカルゴバターを塗してる感じですね。たまらん。
自家製のヨーグルトもやさしくてとても美味しい。
ミルキーで、酸味が少ない。パンにつけるためのマンゴージャムを添えて食べるととっても幸せ。
最近週末は宿泊客が多いのか、8時台はかなり混雑してました。
食べに行くなら平日か、週末ならちょっと早めの時間の7時くらいなら空いてるかも。
ただ宿泊客が多いとお外の席になる可能性もあるので、どうしても屋内が良いなら予約推奨。税・サービス込みで、290kちょいでした。300k以内。
贅沢。
内容を考えたらやっぱりめっちゃお得でした(^・^)
ちなみに
こちらの店舗のこれまでの軌跡は、こちら。
別店舗も同じメニューで営業中!↓↓
最初に出来た店舗はこちら。
Nguyen Thi Minh Khai 店はこちら!
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Cocotte SILA
21 No Thoi Nhiem, Q3
Time: 07:00 – 22:00
Spent: 255,000 vnd / person (for Lunch)
Wi-Fi ID: Cocotte / Pass lovecocotte
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
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