ホーチミン旅行、このホテルに泊まるのが動機、と言われる方が少なくないほど人気のホテル。そこに泊まらずとも、楽しむことはできるんですよ!
サイゴン川に臨むホテル
その創設は1925年。もうちょっとで100年経とうかとうい歴史あるホテル。日本人宿泊者も多いのか、公式HPには日本語バージョンもある。
何より、Dong Khoi通りという観光目抜きの、もっともサイゴン川寄りにあるという魅力的な立地。
宿泊以外で言うと、サイゴン川を見下ろしながら夕涼みやカクテルを楽しめる、ルーフトップにあるM Barと言うのがありますが…
ええ、まぁバーとしてはいいんですが、生バンドがかなり賑やかで、あれはホーチミンのバーが好きな演出なんだけど、しっとり飲みたい人にはちょっと。。。(苦笑)
(またあのバンドが上手だったらいいんですけどね、と言うのは内緒…)
そして宿泊も、この上なく「趣はある」のですが、どうしても水回りに年月が現れる。。。そこも含めての魅力なのですが、新しいホテルにある快適さを期待してくると…?うん(・∀・;
そこで、私のこのホテルの楽しみ方。これは手軽だし、旅行者の方にはきっと素敵な思い出になると思うので、今更ですが記してみます。
1階ロビーのフォトジェニックな趣
Dong Khoi通りがサイゴン川側で終わる場所にあり、その角がエントランス。そこを入ると右手にチェックインカウンター。
コロニアルスタイルの建物はホーチミン市内に数あれど、ここは特別。さらにクラシカルさと、実際の「時間」だけが醸せる「何か」があるスポット。
ともすればチャチになりがちなインテリアではありますが、そこはリアルな100年弱の時間の底支えがある場所ですから、純粋に「趣」として成立している気がします。
ステンドグラスなども豊富に取り入れ、待合席さえ優雅です。どう言う話かにもよりますが、初めての人との待ち合わせなどに使っても良いかと。
ビジネスの待ち合わせ、ついつい場所の利便性で選びがちですが、ゆとりのある演出を背景にした待ち合わせ、と言うのも素敵だと思いますよ。
座る価値のあるカフェ
さて、入口を入って左手にはカフェがあります。さらにその奥はバーになっているのですが、その昔は男性のためのシガーのお部屋だったのかしら、と言う風情。
椅子には、このカフェのアイコンとも言える黒のクッション。黄金にも見えるロゴ。堂々たるもんです。
道路側に面した席を取れば、サイゴン川と、その手間を慌ただしきバイクが行き来する、Ton Duc Thang 通りを眺めながら、ベトナムコーヒーはいかがでしょう?
ええ、コテコテですね(笑)
でもあまりにものド定番を真っ向から楽しむのも旅の醍醐味。
素人っぽい?初心者すぎる?いえいえ、それは本当になんどもその経験をしたことがある方のご意見として聞くなら理解もできますが…
意外にこれ、やったことのない在住者の方も多いのではないでしょうか。経験もしていないのに、人を素人っぽいとは言えませんし、旅行者さんはその土地において初心者でいることが最も大きなアドバンテージ。
もちろん、ホーチミンをリピートしてくださっている皆さんには感謝しかありませんし、ぜひどんどんベテランさんになってほしいと思いますが、そう言う方からは不思議と人を素人扱いするお声は聞こえないもの。
あまり取り沙汰されませんが、ここにもアフタヌーンティがあるそうです。一人様290k。私もこれはまだ試してませんが、おそらく1人分だけ頼んで飲み物だけをアラカルトで追加する程度で量はちょうど良さそう。
(ですがここのケーキはあまり期待できないことはコッソリお伝えしておきます)
コーヒー1杯が税サ込みで千円近く。決しては安くはありませんが、「かつての有事には各国のジャーナリストが情報交換をしていた」なんて話も聞いたことが。
そんな歴史的な趣を感じながら、サイゴン川を眺めながらのベトナムコーヒー。そんな体験を買う、と思えば、これは高いか安いか。
私、好きなんですよ。ゲストを連れて行くこともあれば、自分だけでのんびりしに行くことも。もしまだ未体験の方や、日本からのゲストを連れて行くカフェに困ったら、ぜひお試しくださいませね♪
ホテル遊び、手軽にできるんは東南アジアのアドバンテージ。ちゃっかり利用してしまいましょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ
こういうところのケーキってどうなの?
さて、東南アジアというと、あまりケーキ類に期待できないってイメージの方も多いと思います。
近年はそんなこともないのですが、昔からのイメージが、ね。
実際、私がホーチミンに来た頃、8~9年前は、正直かなり残念だったケーキ類。Maison MAROUさんができてから、流石にやばい!と思ったのか、街中ホテルのパティスリーレベルがかなり上がった気がしますが…
まだまだお店によりけりって感じですよね。で、お茶を飲むにはとても素敵な環境だけども、そこでケーキを食べるか食べないかって結構迷ったりしません?
で、ここは前回の記事でアフタヌーンティーに関する調査もしたいと書いたとこだし、と思って、まずはケーキを食べてみました。
デニッシュ系のペストリーもあって、全てホテル内のパティスリーで作っているとのことだったので、見た目では、それなりなのかなという印象ではありますね。
で、ご覧の通り、ケーキはワンポーションが、でかい。。。2人でシェアしていい感じ。いえ、むしろそうしないと「おやつ」の量ではなくなるような(・ω・)ノ
チーズケーキもこのポーション。ご飯になるレベルです。カロリーはきっとそれ以上(。-_-。)
ですが。。。あれ。悪くない。随分以前にここのケーキをひと口食べた時は静かにフォークを置き、速やかにお勘定をお願いしたものですが。。。
そして今も、極上に美味しいってわけじゃないけど。。。教科書通りにはできてるかなと。例えばレシピの工夫とか、風味の部分のふくよかさってのは特にないけど。。。
普通にいただけます。
チョコレートケーキの印象も同じ。悪くはないけど、特徴言って?と言われたら、うーん…ってなっちゃう。でも食べられる。
甘いものを食べたいなって時に、スーパーで売ってるお菓子的なものがあれば十分、っていうレベルの「甘いもの欲」なら十分満たせる。
いや、あるんですよ、「好み云々をぶっちぎっても、ここのは頼まないほうがええわ。。。」というケーキも。でもここのは、あり。
ただし、これを食べるためにこのカフェに入るほどのもんじゃないです。でもふと気が向いて甘いもの欲しいなーと思った時、シンプルな味を求める時には、アリ。
久しぶりの夜のロビー⬅︎NEW!
お久しぶりのマジェスティック。
ちょっと人様をお送りしたときロビーで少し時間を過ごす機会があったのでお写真。
なんか。。。見るだけで金運上がりそうな木が飾られてたw
お正月でもないのにどう言う意図があるのかはわかりませんが、なんか、めでたい!w
そしてやっぱりこのシャンデリとステンドグラスのようなものとのコンビネーションは美しい。
ここの、特に夜の外観と、このロビーの様子は本当に素敵だと思います。
観光資源が少ない少ないと言われるホーチミンですが、こう言うホテルのロビーなんて入るのは無料ですし、上でご紹介したように、ロビーカフェでベトナムコーヒーを楽しむのなんて十分観光スポットの役割果たすと思うんですよねー。
泊まらないホテルに行くのは気が引ける、と言う方もおられると思います。もちろん、ようもなくカフェを使うでもなく、ただただロビーに居座って騒ぐ、などは論外ですが。。。
ちょっとお伺いして写真を撮らせてもらうとか、カフェで一服していくなどに対してはホーチミンはとても寛容。
是非とも待ちある域の際のお立ち寄り書としてリストに入れていただきたい、100年の歴史を持つホテル、加えて欲しいなあ、と思うのでした♪
お店情報
Catinat Lounge at Hotel Majestic
1 Dong Khoi Q1
Time : 07:00 – 23:00
Spent : 200,000 vnd / person
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