こちらの名店、移転に移転が重なってましたが、またもや、移転されたとの情報が!最新の住所は一番下部をご覧ください!(2021年1月27日)
※どういうわけだか、過去記事の構成があまりにひどかったのでそれを消して書き直してます。写真は一部、以前のものあり。
ベンタン市場からほどない場所に
おそらくは私がホーチミンにくるずーっと前からあるお店。ただ私が来た頃、7年前くらいの頃には、今よりもっとショボ…あ、いえ、簡素な様相のお店でした。
が、その後人気の手伝ってか、看板は立派になるわ、テーブルや椅子はいいもんになるわ、働いてる人にはユニフォームができるわと、着々拡大している様子。
※移転後外観が変わっています(2021年1月)
いやー、久しぶりに行ってみたら、えらいこと賑やかな店構えになっとるw
入り口付近にある調理場は、昔と何ら変わってないのですが、以前はこういう光景が見れたんですよねー。
※移転後、この地鶏スープはなくなった又は様子が変わっている可能性があります(2021年1月)
めっちゃ鶏の出汁とってるw この光景がすごく印象的でフラリとお店に入ったんだよな。時間帯にもよるのかもだけど、最近はあまりこの寸胴の様子が見れなくなって来ているような。
わかりやすいメニュー
こちらのお店をお勧めする理由の一つが、シンプルなメニュー構成と、メニューに写真が載ってるところ。全部じゃないけど、わかりやすい。英語も添えられてるし。
あと、こちらのお店はフォーをメインにしながらも、Bun ChaやMien、おかゆなどもあり、麺料理がメインながら、何品かのお品を同時に楽しめるんですよね。
フォー専門店だと、友達と一緒でもほとんど同じフォーしか頼めない、ってことあるじゃないですか。でもここなら数品、お試しできる。旅行者さんなんかはあれこれ食べて見たいでしょうから、絶対便利。
ただし、何となく朝ごはんのイメージがあるおかゆが午後からなんですよね。今回、遊びに来てくれた友人と麺2品、おかゆを頼もうと思ったら午前中だったので食べられなかった(。-_-。)
汁麺食べ比べ2種
麺の種類は変えても、基本スープが同じなのでどんだけ違うの?と言われそうですが…
今回はフォーとMien、という春雨的なもの、そしてBun Chaです。まずはフォーから行きましょうか♪
美しい。フォーなんてどこもそんなに麺の質は変わらないんじゃないかって方もおられますが、結構違う。ここのは気持ち細めのなめらか麺。すこーし透ける感じが綺麗です(^・^)
対して、スープがかなり濃厚で、鶏とは言えど、がっつり焚きあげてるので、豚骨を思わせるような香りや濃厚さがあります。
それがずっと食べてると飽きる、という方は、添えられているライムをちょっと絞るとか、チリを加えるとか。
ちなみにこの輪切りにされてる唐辛子はかなり辛いので、お箸でつまんだらスープの中でシャブッシャブッとする程度から様子を見ましょう。入れっぱなしにしておくと、すんごい辛くなっちゃいますw ←食べられないくらい辛くしたことがあるw
鶏だけのフォーもありますが、牛肉フォーもあるし、牛肉と鶏肉、どちらも乗せたものもあります。
Mien というのは緑豆などのでんぷん質を使った麺で、春雨、と断言して良いのかはわかりませんが、そのようなもの。これがまた独特の食感で美味しいんですよねー♪
Mien にしてもフォーにしてもグルテン質がないので胃に楽、ということもあり、タンパク質はチキンで取れるし、油分は鶏皮からいただける。もうこれ、理想の朝食じゃないかと思いますねえ、暖かいフォーやmienって。
炭水化物とタンパク質、少量の油脂分を摂取できて朝の代謝スイッチが入るそうですからね。体を起こすにもバランスの良いご飯かなーって。
ちなみに、麺の具材にはホルモン類を色々入れたものがあり、これまた楽しい。上の写真の「たまひも」を食べることは、
こちらの記事でも書いた通り。日本では地域性もあるのか、好む人口が少ないこともあるのか、食べたことがないという人もいらっしゃるようなので、これ、ホーチミンにいる方が食べる機会があるかもですねw
ベトナム つけ麺 Bun Cha(2022時点ではメニューから無くなっている様子)
フォーと同じくらい、とまでは行かないまでも、かなり日本でも知られて来た Bun Cha。ベトナム式のつけ麺です。私は10年くらい前に日本のテレビで紹介されてるのを見て知ったかなぁ。
Bun と呼ばれる、ひやむぎくらいの細さの米麺と多種類のハーブ、そして炭火焼のつみれのようなものと豚肉が入った、ヌクマムベースの甘辛ダレがセットで出て来ます。
フォーもこちらの Bun Cha もハノイで盛んな食べ物で、Bun Chaは、前回、オバマ元大統領が来越した際に食べたことでも話題になったメニューですね。
以前私がハノイで食べたお店のものは、このつけダレがうどんの丼くらいの大きさのものに大盤振る舞いで出て来てびっくりしちゃったなぁ。ホーチミンは、小さい小さい小椀で出てくることがほとんどです。
そのクセつくねは同サイズ( ̄ー ̄)
なので、お椀からあふれんばかりになってることが多く、ここに麺をつけて食べるの、食べにくいw
ので、別の小椀をもらってそこに麺や野菜を入れて、タレを「かけて」食べるというやり方もあります、まぁ好き好きなので、そこはあまりこだわらず(^・^)
にしても、このタレが本当に美味しい。肉類を炭火で焼いているのがポイントで、その香ばしさがこの料理の味の大きな構成要素になってるんですね。炭火焼料理は日本でも珍しくないけれど、炭火焼の香りを調味料として生かした料理は少ないかも?
1皿に盛られてる麺はとってもとりわけにくいので、卓上の」スプーンなどで「切り分け」ておくと良いかもです♪ お好み焼きを切り分けるような感覚かしらw
このお店を推す理由
というわけで、これに午後になればおかゆも加わる。一貫した同じ出汁を使ってる料理だけれども、バリエーションがある、というので、複数人で麺料理、特にフォーを食べたい、という時には、ここおすすめ。
もちろん、美味しいから、というのもある。ただ正統派、もしくは発祥のハノイで主流の味か?と言われたら、ちょっと違う気もするので、代表格として勧めることはできないのですが、私、割に好きなのです。わかりやすい、というのもある。
あと、場所もそこそこ便利。ベンタン市場が近くなので、観光ついでに寄ることも可能。在住者の方でも、ちょいちょい行かれている方の話を聞いたりもします。
今更なお店情報ですが、私みたいに久しく行ってないなーって方もおられるかもだし、まだ行かれたことのない方は、よろしかったら是非一度♪
移転したそうです!!
移転したかも疑惑情報
昨日読者さんから、こちらのお店が移転したらしいと聞いた、との情報をいただきました。ナニー!!!
最近行けてなかったものなぁ。。。ちょっとチェックを怠ってました。が、今はワタクシ日本にいます。調査に走ることができません。ので、調べて見たところ???
FOODY(日本で言うところの食べログさんみたいなサイト)での住所、変わってる。正直、Cat Tuongと言う名前が特殊なわけではないので、他のてお店にも使われてることはあるのですが…
器が一緒(๑•̀‧̫•́๑)
全部同じデザインではないのですが、フチの部分がナミナミしていて、ほんのり優しい昭和なお花柄があしらわれてるの。これ、あのお店のや。(特定)
Google の写真を見てもほぼ同一と感じるのですが、何せ現地に行けてないので真偽は不明。帰国したら(あんたどっちの国に帰国、言う言葉使こてんねん)ぜひ確認したいと思います。
が、もし御旅行者さんで、こちらのお店に行きたかったのに、行ってみたらお店がなかったー!!なんてことになられましたら、こちら、トライして見てください。
味の変化など詳しいことまで今日レポできないのは残念ですが、こちらのお店の移転先である可能性が高いです。いやー、知らなかったわー(´Д` )
その後の特派員情報で確定!!
もう、読者の皆さん、すごすぎる。
私が全然チェック仕切れないうちに「なんだか移転したという情報が…」と教えてもらえたと思ったら、実地チェックを済ませていらっしゃる方からも情報が来て、
「Cat Tuongは移転しました。先月25日にベンタン市場近くに行きましたらお店は閉じていて横断幕にて移転のお知らせがございました」
とのことt。なんとっ。
そして新店舗のお写真までご提供いただけたのです!
※こちらのお写真は読者さんからのご提供です
住所は、先にご案内した通りで間違いないようでした。が、ご報告くださった方によると、
「まだフォーはできなくて4月後半頃からで(ここは明確には決まっていないそうなのでご注意を)、(3月)25日はブンチャーと揚げ春巻きの二品だけでしたが、美味しいブンチャーをたべれてひと安心でした」
※()内はちぇり加筆
とのこと。なるほど、それで「鶏のフォーがなくなったかもしれない」情報もあったのか。Googleや食べ物サイトの写真はおそらく前の店のを継続流用してるんでしょうね。
でもあそこ、ブンチャーも美味しいから、お店の価値がなくなった、というわけじゃなさそうですし、どうやら鶏フォーも復活する前提のようではあるので一安心。
ただ、まだいつから鶏フォーが復活するかは定かじゃないので、近々に行かれるご予定の方はお気をつけください!(2019年4月4日現在)
しかしそれにしてもありがたい。移転疑惑を察知された方も、移転確定情報をくださった方も読者さんです。たまたまとは言え、おかげさまでワタクシ、日本にいながらにしてホーチミンの最新情報を更新することができております。
あたかも、特派員を抱えているが如し。
有難や。
ご協力くださったみなさん、ありがとうございました!!
2019年8月に追加の情報提供、いただきました
ごめんなさい、結局私、行けてない。。。
ですが、つい先日、こちらの移転先に行かれた方がいらしゃったようです。
で、
2019年8月14日AM訪問。
食事メニューはBun Cha Thit NuongとBun Cha Nemの2択。
共に50,000d
だったそうです。やっぱり。。。鶏のフォーは無くなってるのですね。
思えばホーチミンに来た当初、まだヨチヨチ歩きくらいの頃から知ってて、着々お店が綺麗になっていくのも見てたと言うのに、とても残念。
いえ、ここのブンチャーも美味しいからそれはそれ、なんですが、あな寂しや。ま、ここのブンチャーも美味しかったから、それが残ってくれてるだけでもありがたいことですけどね。
情報提供、ありがとうございました。
さらに移転したそうです(笑)
移転に移転を重ねているこちらですが、またもや移転されたそうです(笑)
そしてまたもや読者さんから情報をお寄せいただきました!助かるー!!!
外観の印象はそんなに大きく変わらないのでしょうが、場所が違いますねっ。
ここのブンチャーは相変わらず美味しいようで、日頃からよくご感想もいただくのですが、こうやって、移転情報をもらえるのも、このお店がどれだけ人気があるかの証拠ですよね。ありがたい。
※ブンチャーはその後無くなったと聞いています
もういい加減私も行かなくては。
ここのブンチャー美味しいので、久しぶりに食べにいくかー!
未だ健在!!鶏のコクまろフォー!
懐かしの店内
なんだかんだで、最初にあった場所の近くに戻ってきてるこちらのお店w
久しぶりに人に紹介したいなーと思って味の確認に。
なんかとても威勢の良いおいちゃんがいて、「オイシイヨ!!」みたいに大きな声を張り上げて呼び込みしてたw
まあピークオフの時間帯だったから他にあまりお客さんもいなかったんで、一層呼び込みに力が入ったんだろうけどw
いやー、それにしてもストラクチャ、変わってないなー。
メニュー
メニューブックも中にあったようですが、表に出てたこちらのメニュー見て決めちゃったので、メニューブックは見れず。
でもま、お値段的にそんなに高くなってるわけでもなく、ラインナップも揃ってて安心。一時期無くなったと聞いてたBun Chaも復活してるようで安心。
「あの」スープ
さて。
あのスープです。昔の写真のように鶏さん整列してなかったけど(笑)、丸ごと突っ込んでるのは相変わらず。
トサカ、見えてるやつおるなw
で、これ。
Pho Ga。はーい、佇まいが昔のままだー!!
そしてここは、ライムとチリがワッサリ出てくるんだよね。そうそう、この感じ。
何度も言うけど、くれぐれもチリはスープに入れっぱなしにしないように。1かけらをシャブシャブシャ…くらいで引き上げて様子を見るのが良いです。まぢ辛いからw
しかしそのシャブシャブシャ…で、醸す青唐辛子の風味がとても良いし味が締まるので、ちょっとだけ使うのはお勧め。
そして鶏を丸ごと入れちゃってるんで、皮の脂とかも一緒に炊き上がってるんですよね。なのでスープがちょっとまろっとしてる。
ギトギトにはなってない、浮いただけの脂はそれなりに取り除かれてるのだけど、そして乳化、までは行ってないけど、気持ち、とろりとした食感がある。
ああ、美味しい。
でも。。。もしかしたら、だけど、以前よりうま味調味料的なものは使わなくなってる???
や、もう随分前の味の記憶なので昔からそんなもん使っとらんわい!ということだったらお店に大変失礼なのですが、もうちょっとキャッチーな感じだった気もする。
つまり自分的には、「良い味になった」と感じます。
ただパンチは若干穏やかなので、にんにくチリ調味料を途中追加。これでまたぐっと深みが増します。
また鶏でベースがしっかりと確保されてるので、ニンニクやチリといった強い風味を含む旨味でも、よくよくバランスしてくれるのよね。
あとね、胡椒も有効。
チリか胡椒、どっちかだけでもいいとは思うのだけど、なかなかマロっとしたアールのある味なので、サリっとした辛さの胡椒でシャープに角を立てて食べるのもまた一興。
まあ、最初から入れなければ途中で味変して楽しめるのでタイミングを見ながらどうぞ。
それにしてもここのフォーは柔らかくて、とぅろとぅろしてる。あまり腹に溜まるタイプじゃないと思います。
スープのマロみとあいまって、実に優しい。見目清廉な感じなのに、これがなかなか艶っぽい。かといってしつこかったり重たくはなく、滑るような口当たりに、スープに紛れて姿を消してゆく引き際の良さよ。
ああ、それにしても、よくぞこの場所に戻ってきてくれた。
微妙にお隣くらいの位置ではあるようなのだけど、ほぼ同じ位置に戻ってきて、ほぼ同じ造りを再現されてる。
その頃の自宅から、大して離れてなかったのだけど、ホーチミン初心者の自分には、なかなか大冒険だったこちら。色々思い出すなあ。
ちなみにこちら、Bun Chaも以前は大人気だったので、今も変わらず美味しいことを願います。どちらも食べられるお店で、フォーはMien(春雨)に変更することも可能だったりするので、スープがお口に合えば、使い勝手の良いお店だと思いますよ!
相変わらず Bun Cha も美味しかった!⬅︎NEW!
こちらの店、チキンのフォーのお店、と言う定義なのですが、Bun Chaも美味しく、実際多くの方にも大人気なのは上記の記事にもある通り。
で、最近また行き始めて気になってたので、早速Bun Cha、食べてみました♪
相変わらずのボリュームw
麺が多いってばw
そしてお肉類は小さなお椀に入ってますが、みっしり入ってて、こちらも結構なボリューム。
ブンチャーってのは、ブンと言う米麺をヌクマムベースの甘じょっぱタレにつけて食べる料理なんですが、ポイントは炭火で香ばしく焼いた豚バラ肉やミニハンバーグみたいなつくねも一緒に食べること。
これ、肉を食べるという要素だけじゃなく、炭火の香りがタレ移って調味料になる。まずここが一つ。
あと、この肉のつくねみたいなのをカプリと噛んで口に中に留め、タレに潜らせた麺や葉っぱ類を同時に口に含むと。。。?
今度は肉汁が、調味料。
口内調味の妙を堪能できる料理、それがBun Cha。
Bun Chaは、フォーと同じく北の方で盛んな料理で、ホーチミンは本場とは言えないながらも、専門店などもあり、それなりにポピュラーなのですが、こちらのブンチャーは、自分の経験から言うと北寄りの味付けで、専門店にも劣らない。
というか、書けていない、専門店を名乗りながらとても書けないお店が多数あることを思うと、大変優秀じゃないかと思う。
困るけど。
フォーとBun Cha、どっち食べたらいいか、すっごい迷うけどヽ(;▽;)ノ
こちらのBun Cha、まだ食べたことがないと言う方がいたら、お試しあれなのです♪
お店情報
Cat Tuong
65 Thu Khoa Huan Q1
Time : 05:30 – 00:00
Spent : 60,000 vnd / person
↓↓↓ 下記の住所に移転したそうです ↓↓↓
Cat Tutong
193 Ly Chinh Thang Q3
↓↓↓ 更に下記の住所に移転したそうです ↓↓↓
(2021年1月)
Cat Tutong
69 Thu Khoa Huan Q1
Time:0700 – 22:00
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑ イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
コメント
ちぇりさんこんにちは
さっそく記事にしてくださって、ありがとうございます!
移転はされたけれど、同じ形態で営業されるということでひとまず安心しました。
鶏出汁の麺の提供が私が旅行でいくまでに開始されると嬉しいのですが・・もしまだ始まってなくてもブンチャーを食べにいきたいと思います。
情報をくださった読者の方にもこの場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
>りりさん
私からの直接情報じゃなくて恐縮なのですが、読者さんたちに助けられての追加情報でした。私も大好きなお店なので、早く鶏出汁のフォーも復活してくれるといいなぁと思ってます。またこちらに来られたら、美味しい旅を過ごされますように♪
ちぇりさん、はじめまして。ブログ、いつも楽しく読んでいます。今日(4/28)ランチに移転後のお店に行ってきました。移転前のお店で食べたフォーガーを気に入った夫の希望で行ったのですがまだメニューはブンのみでした。夫は仕方なくブンチャーを注文しましたが、最終的にはブンのおかわりを貰うほど気に入っていました。(私は元々ブンチャーが食べたかったので最初から問題はなかったです。)
2019年8月14日AM訪問。食事メニューはBun Cha Thit NuongとBun Cha Nemの2択。共に50,000dでした。