一瞬 Kashew Cheese. さん関連かと思ったけど綴りが違いますね。
外観は見て何度も通り過ぎてたこちらのお店、美味しいのか確認!
Trang Ngoc Dien
今は無くなってしまった大好きなカフェ、ZUZUさんがあった頃、そのカフェに至るまでにはほんの数軒しかなかった Tran Ngoc Dien と言う通り。
今ではもうThao Dien銀座みたいになってて、えらい騒ぎ😅
そんな喧騒の中に、なんだかかわいいパン屋さんが。
音の響きから最初、Kashew Chees さんの分家かな?と思ったのですが、綴りが違いますね。こちらは順当な、カシューの綴り、Cashew。
そもそもKashew Cheese さんがサンドイッチなんかに使ってたパンは外注だったはず。私の好きなパン屋さんだったし。
今はどうか分からんけれども(しばらく行けてない)変わってなければ外注だ。そこには初期にチーズ作りに専念すると言う職人魂と、同じホーチミンにある企業同士でやっていきましょうねという協業の精神があったから、と受け取っていた。
だからと言って、新事業としてパン屋さんを出すことを否定するつもりはなかったけど、まあ今回は違ったようだ。ちょっとどこかで安心する気持ちもあり、全く素性がわからないパン屋の一等地への出現に一抹の不安もあり。
うん、前置き長いね。
ここで察せられた人、読者歴が長いと見たw
かわいいかわいいパン屋さん
このパン屋さん、Tran Ngoc Dienの通り沿いに入り口がない。どこに入り口があるのかというと、その左側。
奥の、別宅に続くような小道を入ると、リスさんの絵がお出迎え。
ちょっと入って右手を見ると、こんな空間。あらかわいい。
その空間をさらに入っていくと奥右手に、お店の入り口。
面白い作りだなあ。
こう言うエントランスの演出は、自分の店への世界へ客を引き込むのに有効ですね。ドラマとしては、美しい流れ。
小さな店内、イートインも可能
入ってみると、外観からの様子がすっきりしてて広く見えたのですが、割とこじんまり。
アイランド式で中央部にパンが陳列されており、窓際に腰掛ける感じでイートインも可能。
パンの種類はあまり多くなかったのですが。。。
パンドミをカットしてカバーなく陳列する、だと…?
しかも割に加水率が高そうな生地。これ、やばいだろ。。。
この時点で踵を返したかったのですが、せっかく来たし、食べてみるまでは確定はできないので、何かしらを買っていくことに。
下のちぎりパン的練乳パンは、ケースに対して生地の質と量が適切でなさそうだったのでパス。
バターカシューパン。
惹かれず。
ファッジがかかってるっぽいのはちょっと甘そう。
スコーン。
この記事の割れ方だったら自分でも作れるからスルーしよう。並んでる中では美味しそうだったのだけど、1個250円は自分には高すぎる。
食べてない段階なので、この日のラインナップに単に共鳴しなかっただけなのだと思いますが、どうしても、パンドミを裸で空気にさらしてるのが気になる。あれは愛が、ない。
ベリーチーズクリームパン
と言うわけで、絞り込んで二つ、
一つは、ベリーチーズのクリームが入ったパン、一つは塩パン。
ベリーチーズパンは。。。
多分クッキー生地を被せて食感のコントラストを作りたかったのでしょうが、これはタイミングによるっぽい。
自分が買った時はすっかりシケってベタベタになってた😅
ベースの生地も重ため。
ごく普通に美味しくはあるけど、これいくらだったっけな。。。割に金額した気がする。その金額が見合うと感じるかどうかは人次第って感じでしょうか。
塩パン
期待したのは塩パン。
私好きなんですよ。愛媛の八幡浜にある「パン・メゾン」さんってとこで知って、たまに釣りで近くに行くと、焼き上がりのものが並べられたバスケットごと買って持ち帰って冷凍して食べてたw
もうずいぶん昔のことで、そのお店を知って以降、あっちこっちのお店で塩パンを出すようになり、多分今では割に定番系の一つになってるんではなかろうかと思われる。
シンプルで使いやすく、価格も抑えめに提供できるから、お客さんへの敷居を下げたり、ちょい足し買いにも役立ってくれるやつ。
でもシンプルなだけに難しい。
持って最初に感じたのは、底が…違和感のある感触???
ま、ええわと思ってたべてみたら。。。
底、ガリッガリw
や、悪い意味じゃなくて、多分あえて下にバターを敷いてやいいてるのか、表面に塗ったやつが溶け落ちてそこに溜まったま揚げ焼きみたいになったのか。
残念ながらボディ生地はご覧の通り加水が低めなところに打ち粉を使いすぎてるのか、ロールしたところが2次発酵で融合することなく、分かれてしまってる。
噛むと重たく、髪切れる前に生地が潰れて歯と歯の間に圧縮された生地が団子になる。と言うわけで、生地自体はあまり好みではなかったのですが…
そこの部分にバターがたっぷり染み込んで揚げ状態になってるから、シャグシャグ!っとしたフラジャイルな感覚と、そこに染みたバターがジョワーっと滲み出てくる。
これは意図したものかどうかわからないのですが、ボディの噛みきれない食感と底のシャグシャグのコントラストが楽しく、またボディだけだと団子になるところをそこに染み込んだバターの水分が緩和してくれると言う構造に。
生地部分だけだと、私、食べきれませんでした。
でも底のシャグシャグと一緒だと、主に「バターと塩」の味わいとバターの水分に誘われ、なんだかんだで完食。
これを美味しい、と言って良いのかどうか微妙なところですが、興味深さに引っ張られて全部食べたのだから、ある種のおいしさはあったのかと。
これが意図的なレシピなら、まんまとハマってしまったってことですね。偶然ならこの店はラッキーを手にしてる。
結論
おそらくはあまりベーカリー経験のない方達が頑張ってやっていると言う感じでしょうか。
コンセプトやストーリー作りはチャーミングなので、お店のストラクチャ作りには長けていらっしゃる方がてがられているとお見受けしました。
まだ、これからのベーカリーかと思います。
彼らの成長に値付けがついていくかは分かりませんが(Thao Dien、今なんでもめちゃくちゃ高くなってますね…)また半年くらいしたら覗きに行ってみようかなー。
ポテンシャルは感じるけれど、今はもうちょっと静観時期かな?と思いました。
結論。
店のあちこちにいる、リスがかわいい( ・`ω・´)b
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Cashew House
23 Tran Ngoc Dien Q2
Time:08:00 – 19:00
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コメント
Honestly, my guess for why the bread texture was weird is because of your concern of it being uncovered. How you take care of your bread after it is baked is very important for keeping it fresh and not going stale. The heat and humidity in HCMC can have a big impact on all aspects of breadmaking, so I, too, am confused by why they present it this way. Unless you think the inside climate was well controlled by air conditioning? Even still, you should never leave cut bread open like that milk bread. That cut side is guaranteed to go dry. I gasped when I saw it! Thanks for sharing. I’ve seen this place on social media.